新たに仲間に加わった孤独の少女、氷所冷織の保護に尽くすことを決意した銀子はつかの間の癒しと新たな仲間が増えたことの幸せを感じていた。
それは、その直後の話である。
「銀子さん、お風呂貸してくださってありがとうございます、さらに着替えまで用意して貰えて…………」
お風呂から出た冷織ちゃんが青い浴衣を着て居間に上がって来た。
「あー、いいのいいの。というか、来客用の浴衣しかなくてごめんね」
「あ、いいえ!お気になさらず…………」
「何よりもごめんね。ここ変なやつしかいないからさ」
床には粗大ごみ三つ。
「あー………疲れた…………もう次はライダー行けよ…………」
「僕お腹いっぱいなんだけど…………」
「ふにゃふにゃ…………あー、アンザスのおっぱい…………」
すんげぇ、さっさと片付けてぇ。
「た、大変なんですね…………」
「まぁね。まぁ、赤いのと青いのには帰って貰うけど三度笠は同居人だからね………しばらく一緒にいて貰うことになるんだけどいいかな?」
「しばらく…………?」
「うん。ほら、帰る場所ないんでしょ?理由は聞かないから、帰れるようになるまで泊まっていいよ。まぁ、私だってバイトして食いつないでいる身だから当然こんな贅沢は毎日できるわけじゃないけど、最低限の生存は保証するよ」
「いいんですか!?」
分かりやすく驚く冷織ちゃんかわいい。
「ありがとうございます!なんとお礼を言えばいいか…………!」
「あぁ、別になんでもいいよ。ちょうどそこの三度笠はイヤだったところだから。私もなにか癒しがほしかったのも事実だし」
こんな素直な理由で泊めてしまうほど自分はお人好しではなかったのだが。
ただ…………こんな危なっかしい娘を置いておくわけにはいかない。一回拾ったからには最後まで責任とって引き取ってあげないと。
─────まぁ、家庭の事情はそれぞれだし。
親子喧嘩とか、それくらいのショボい理由であってほしいんだけど…………
《氷所邸》
氷所邸の一室では、一人の隻腕の青年が座り続けていた。
いや、隻腕ではない。両腕は肩から生えているが、その左腕には黒い包帯が巻き付けられていた。
彼は動かぬ左腕をだらんと垂らしたまま、動く右手で遊んでいる。
「─────────」
右手に持っているのは…………ネックレス。
だが、それにしては質素なつくりである。まるで、子供の工作のようで────
脆く、薄汚れている、小さいものだった。
それでも子供なりの工夫でビーズや小石で綺麗に彩られていた。
しかし、その鮮やかな首飾りはちぎれていた。
言うまでもないが、ネックレスは首に輪っかを掛けるように掛けるものだ。
だから、それは輪の形状をしていなければならないのだが、使い古したのか、あるいは何かの反動か。その紐はちぎれて使い物にならなくなっていた。
そんなごみも同然のものを、彼は大切に、唯一動く右手に持っている。
机の上には黒塗りの箱が置いてあった。さぞ大切に保管しているのだろう。
青年────響也は無口に、無感動に、その首飾りを見つめている。
部屋の隅では従者がその様子に一切口出しすることもなく立っていた。
────カタン、と扉が開く音がして誰かが部屋に入ってきた。
響也はその人物の顔を見ると、首飾りを箱にしまって、慣れた手つきで机の中に入れた。
「響也、調子はどうだ」
「─────父さん」
背丈の高い中年の紳士は、響也の父だった。疲れか、目には深い隈ができていて、暗い表情と、重く低い声は響也とよく似ていた。
「─────俺に関わるなって言ったろ?なんの用だよ今さらながら。アンタはもう俺とは関係ない。またお節介かお説教か、どっちかは知らないが、出ていってくれないかな」
響也はあくまで冷静に、皮肉をふっかけるように父を払った。
どうやら、あまり親子関係は良好ではないようだ。
「何度も言わせるな、お前では無理だ。だからこうして私もただでさえ少ない時間を削って来てやったと言うのに、歓迎の言葉もないのか」
「誰が頼んでもない侵入に歓迎をするっていうんだよ。俺にはバーサーカーがいる。勝ちの確信こそしてないが、別にどうだっていいだろ。俺は一生掛けてこの左腕を治す。それだけだ、こんな腕での生活するぐらいなら死んだほうがマシだよ。腕が治らずに死ぬのと、聖杯で腕を治そうとしてミスって死ぬのじゃ、そう大差はないだろ」
「自分の都合を持ち込むな。お前は氷所を継ぐ責務がある。それが、魔術師の家に産まれた上での、当然のことだ」
「俺の聖杯戦争だ。俺が好きにやる。報告は以上」
だんだん、空気が険しくなってきたのか、黙っていた従者の脚が震えだす。
関係のない者はわかるはずもないが、彼にはわかるのだろうか。
この空気が、どれほど重いものなのか。あるいは、一体過去にどれほどのことが起きたのか。
「話にならん。やはりお前に氷所の名は相応しくなかった。まったく、こんなことになるのは────冷織が出ていくからだろう。あれだけ優秀であったのに、これもお前が氷所に馴染まないからだ。兄が出来損ないであれば、妹もそれに連なる────」
父の一言で、部屋が南極に埋めたバナナのように、急激に凍結した。
いや、そんなのは些末な変化であった。
「────うるさい黙れ、クソ親父!!」
これまでにないほどに低い声で青年が激昂し、「考える人」のように座ったままだったその姿勢から立ち上がったのだ。
だが、低くて聞き取りにくいはずの声は、とんでもない振幅を伴ったからか、今回は場にいた全員に一言一句違わず届いた。
「な─────」
予想外の激昂に驚いたのか、父は凍りついてしまっている。
従者は頭を抱えてうずくまっている。
「─────今…………貴様、どのツラ下げて冷織を語った…………!!」
青年の左目は真っ赤に充血し、血が垂れている。さらに、禍々しい黒い煙を伴って燃えるように蠢いている。
そして、動かないはずの左腕が、真っ黒なオーラを放ちながら、付近の空気を狂わせている。
「正気か、貴様?…………冷織が出ていったのが、何故かわからないのか?あんな、あんなことになって、どうして出ていかない理由があるか!!」
「────貴様、何をどこで見た」
「見てもねぇ、聞いてもねぇ。だが、
「ならば、何故───」
「嘘なんだよ、あの幻覚はよ…………だが、嘘にしたって、あれは【救いがなさすぎる】!!あれが嘘なわけがない…………どうせ嘘を見せてくるんならよ、なにかしら、まだ救いがある嘘をついてくるに決まってるだろうが!!!」
響也の背中から黒い翼が左側にだけ生えてくる。
身体の左半分は、もう響也青年のものではなくなっていた。
例えるなら、それは悪魔も同然、まったくヒトのカタチをしていなかった。
「貴様は本気で、冷織がなにもなく出ていったと思っているのか?彼女がどんな気分だったのかわかっているのか?彼女が、どれだけ辛かったのかが!俺にはわかる!!この腕が、俺に一言も濁さずにありのままの事実だけを教えてきた!!すげぇよな、俺は現場にいなかったのに、知っただけで吐いたんだよ!!なのに、貴様は何も思わないのか!!いい加減にしろよ…………誰のせいで冷織が消えたと思っていやがる!!このボンクラが────!!」
ひととおり叫び終わって、響也は椅子に座りなおす。
「最後通帳だ、これは俺の聖杯戦争だ。俺はこの腕を治し、冷織を見つける。冷織の行方は知らないさ。拐われたのなら、そいつら全員を車に繋いで引き摺り殺す。保護されたのなら、その者に一生の感謝をする。行方知らずにのたれ死んだのなら一生神を怨む。そして、何よりもいずれの結果であろうと俺は貴様を恨む。3つ数える前にここを出ていけ、さもなくば、如何なるマスターよりも貴様のほうを先に死なせる」
右手の令呪を見せびらかしながら響也は実の父に圧を掛ける。
「─────ひとつ」
「くっ────響也…………!!」
「─────ふたつ」
「──────っ」
父は響也を睨みつけながら部屋を出ていった。
「────────」
部屋は静寂に還る。
「響也様……………」
「いいんだ、鍵山。あのクソ野郎だけは、絶対に野放しにしてはいけない。────この腕に言わせれば、あの男は人間のクズだ。当然のことだよ」
響也は従者に背を向けて窓の外を眺める。
「皮肉だよな、悪魔の腕を持つ俺の父が、まさか────ただの悪魔だなんてよ」
いったい何故だろう。彼が窓枠に掛けていた手は、誰がどう見ても────漆黒の左腕だった。
《円堂家》
「へぇ、まさか銀子ちゃんが中学生の時に大会の決勝であたった相手が冷織ちゃんだったなんて…………」
「これは、驚きだね…………」
「縁は巡る、ってな…………」
三人とも酔っているはずなのにあまりの驚きでマトモな思考になってしまっている。
そう、実は「氷所」という苗字を聞いたとき、私は中学の頃に薙刀の全国大会で闘った氷所さんの名前を思い浮かべたのだ。
────氷所というのはまぁ、そもそも珍しい苗字だったからよく覚えていたのと、あの娘の髪はやっぱり水色だったのと、そしてとにかく強い相手だったからよく記憶に残っていた。
闘いは紙一重で私の勝ちだったのだが、あの後、帰りの電車が同じだったから少しだけ話していたのはいい記憶だ。
まぁ、つまり。かつて薙刀で中学生全国2位だったのがこの冷織ちゃんなのだ。
どうも、私が薙刀を始めるまではトップ3の常連だったようで、私もまさか始めた年に全国大会に出ることになるとは思わなかったから、あのときはベテラン武道少女相手にひよってしまったが、いざ闘いが始まれば緊張を通り越して快楽になっていた。
薙刀は厳密には運動部というより文化部なのだが、あの時流した汗はいいものだった記憶がある。
ガチガチの筋肉質で、自分よりもはるかに背の高い女性がくるかとも思ったが、蓋を開ければあたかも武道に縁がないぐらいの細身の少女、なんなら当時は私よりも小さかった記憶まである。だから緊張はほどけて、寧ろ一回り小さい相手だからつい気を遣ってしまうぐらいに本気を出せた。
「当時はギンコの勝ちだったようだが、今やったらどうなるんだろうなァ?」
「やめてやめて。秒殺されるから」
「んなこたねぇだろうがよぉ。ギンコの運動能力は俺はバッチリ把握してるぜ」
「違う違う。ルールの上での話よ」
当たり前だろ。ルール無し時間無制限デスマッチだったらこちらが一発で殺してしまうに決まってる。
しばらく武道としての薙刀には触ってないから負ける気しかしない。
「まぁ…………私もしばらく薙刀は手放していましたね」
「そうなんだ?」
「はい。兄さまの腕の治療にお金がかかるってことだったので」
はぁはぁ。家庭の事情ね…………
「お兄さん、腕怪我しているの?」
「いいえ。兄さまはなんだか、昔から腕が動かないんです」
「あん?どういうこった?」
「産まれたときから黒い包帯を左腕にぐるぐる巻きにしていて、兄さまの左腕を見たことは今まで一回もないんです。骨折しているから固定しているってわけでもないのに。いつもご飯を食べるときも、小さい頃に本を読んでくださったときも、全部右腕だけでされていました」
「─────ほう………?」
エインスさんから普段とは違う気配を感知した。
……………どういうこと、エインスさん?
「すごいね…………好きだった薙刀をやめてまでのお金で、結局治療は成功したの?」
冷織ちゃんは黙って首を横に振るだけだった。
ライダーさんは「ごめんね」と謝って頭を下げた。
「いいえ、いいんです。きっと治らないとわかっていたから。兄さまも残念そうにしていたけれど、怒ったり嘆いたりしませんでした」
「治らない?お兄さんの腕はそんなに厳しい怪我…………いや、病気だったの?」
「昔、腕が痛いと一日中苦しんでいた兄さまに就いた主治医さんも原因が何一つわからなかったそうで、そこでお父様が包帯を巻き付けたら、痛みは引いたそうです。おかげで腕は動かなくなっちゃいましたけど」
─────その言い方、待って。
包帯を付ける前は動いていた…………?
「ふぅん、なるほどね」
エインスさんがお酒に手を付ける。
「要するに、お兄さんは悪魔憑きってことかしらね」
「へ?」
「ん?」
「あ?」
「え?」
エインスさんの意味のわからない発言に全員が凍りつく。
「ちょ、エインスさん、悪魔ってのはちょっと」
いくらなんでも、縁起でもない。
失礼とかそういうの思わないのかこの人は。
「特に具体的な根拠はないけれど、悪魔憑きの特徴をだいたい持っているわその人。───そもそも、悪魔がどうとか以前に、身体の機能を麻痺させる代わりに正体不明の痛みを和らげる布を持っているお父さんが一番ナゾよ」
言われてみればそうだ。さらっと出てきたチート級の性能を持つ包帯、アレなに?
通常、内部の痛みは直接圧迫法では止められないはずだ。
骨折しているから固定しているのならまだしも、固定すらしていないのだ。
それはおかしい。
「また、魔術がどうとかの類い…………?」
「そうなるわね。少なくとも氷所はただの武道名門ってわけではないみたいよ」
「ほうほう、マスター候補追加ってところかな」
「ようし、面白くなってきたぜぇ!まさか魔術師に関わりがあるって線が出るたぁなぁ」
四人で議論していた次の瞬間。
「─────うっ……………」
冷織ちゃんががたん、と台に倒れ伏した。
「冷織ちゃん!?」
「どうしたんだ!?」
セイバーと二人で支える。
肩を取ってあげれたからなんとかぶつけたりはしていないようだ。
ひとまずよかっ────
「痛い…………痛い痛い!!おなか………おなかが…………痛い、です…………!!」
不安定な状態で支えられているにも関わらず、冷織ちゃんは苦痛に踠き始めた。
この体勢で暴れているなんて、まるで警察に取り押さえられた凶悪犯のようだ。
彼女が受けている苦痛は想像を絶するものなのだろう。
「あ─────あぁぁぁぁぁ…………!!」
その苦痛が空気を介してこっちにも伝わってくるから、私からも震える声が出てくる。
「耐えろ、ギンコ!手前が怯えてどうしやが────えぇぇぇぇ!?」
冷織ちゃんへの異変はさらに続く。
急に、なんの前触れもなく首に黒色の痣が現れてきたのだ。
首だけだった痣は徐々に広がっていき、服の上から胸のかたちをなぞり、あっという間に足の先にまで到達した。
「は!?どういうこった!?」
「なに、なんなのこの痣…………!?」
「あ────ぁぁぁぁぁぁぁ痛い!!!」
冷織ちゃんは相変わらず苦痛に苦しんでいる。
「ライダーくん、救急車呼んで!!」
エインスさんはこんな時に限って冷静だから本当に便りになる。
「わ、わかったよ。えーと、えーと、この国では110番だっけ?」
対してライダーさんは意外とこういうときに弱いらしい。
「119よ!あんたバカぁ!?」
ちょ、エインスさん、ここでその台詞は…………
「あ、えーと、救急車ですか?」
いやいや救急車に繋がるわけないでしょ。
「使えないわね!?」
エイライの立場逆転しとるがな。
「───救急車お願いします!お腹に激痛を抱えた娘がいるんです!えーと、場所は…………ここどこ!?」
「確かにここ住所なんだろう!?」
「あぁぁぁぇぇぇ…………ギンコぉ!?」
セイバーが受話器をエインスさんから奪い取って私に渡してきた。
「えーと、蝦碑市桑葉4丁目の二十です…………!」
とりあえず救急車は来てくれるようだ。
だが…………こんな山中で…………
「悪魔憑きってこういうことか………?」
「────これは、ひどい……………!!」
エインスさんがいつも閉じている細目を見開いて、汗を流しながら何かに驚いている。
瞳が揺れている。相当衝撃的なものを見てしまったのだろうか。
「──────なんて、こと…………」
エインスさんが力を失って床に座り込む。
「エインス!!」
今度はエインスさんをライダーが支えることになる。
「どういうこった、何がどうなって────な!?」
あのセイバーですら口を塞いでしまった。
一体、何を視たのか?
「なんなの、これ─────」
────この日、円堂家は地獄と化していた。
「────な、なんじゃこりゃぁぁぁぁぁ!!」
いつも読んでくださったいる方、ありがとうございます。マジカル赤褐色です。
今回はちょっとテイストを変えてみたんですが如何だったでしょうか。ランサーの件とキャスターの件の片付けもしたいんですが、今回から同時進行で冷織ちゃん事件も書いていきたいと思います。
正直大規模なミスをやらかしてシナリオの味が大幅に低下しました。冷織ちゃんが発狂するのは拾った3日後ぐらいにして、普通の少女らしい描写をいっぱい与えて皆さんを癒してからここからの絶望の展開に落としてやりたかったんですが、私の悪い癖が出てしまってすぐに書いてしまいました。今のところ、冷織ちゃんはただのヤバいやつですね笑
まぁ、発狂の理由はまた後で明らかになるのでご安心ください。
今回の聖杯戦争数少ない一般人である冷織ちゃんのメンツのために保険として言っておきましょう、ヤバいのは冷織ちゃんじゃなくて響也くんのほうです。
今ここに断言しましょう。冷織ちゃんはなんの変哲もない、ただの普通の、家出しただけの女の子です。
響也の描写増やすために後付けしただけのいらない妹です。
やっぱ響也の妹である以上、冷織ちゃんにもある程度、狂気を持たせないといけなかったんです。こんな可愛い女の子に絶望展開のキーを持たせるほど私鬼じゃないですよ。というか、そういう絶望展開を書くの苦手です。精神的も、技術的にも(後者の理由のほうが大きい)。
────まぁ、今後の展開に期待ってことですよ。
基本的に強かったり人間やめてたりしている中で、冷織ちゃんや梅原姉妹の癒し枠があると私も癒されるので、私も冷織ちゃんは好きなキャラです~
今後も癒し枠としてもっと活躍して欲しいですねぇ。
それでは次回もお楽しみに~♪
完全版 好きなサーヴァントは?
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非正式セイバー(三度笠セイバー)
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非正式アーチャー(紬アーチャー)
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非正式ランサー(ランサーお爺)
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非正式ライダー(アンザスライダー)
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非正式キャスター・オベロン(妖精王)
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非正式キャスター・リアン(妖精妃)
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非正式アサシン(遠野志貴)
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非正式バーサーカー(アルクェイド)
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正式セイバー(姫セイバー)
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正式アーチャー(モンゴルアーチャー)
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正式ランサー(ケイアスランサー)
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正式ライダー(エインスライダー)
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正式キャスター(リィンキャスター)
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正式アサシン(見えないアサシン)
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正式バーサーカー(メイドのバーサーカー)