かつて自作した聖杯戦争   作:マジカル赤褐色

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第六十二章 大運命

 

「てぇぇぇやっ!!!!」

 

「グァァゥゥフ………ッ!!!!」

 

 

私、円堂銀子と晴燕寺新嵐の戦闘は私の一方有利で終わった。

銃撃を回避しながらそのムカつく頬骨に拳を勢いよく叩きつけ、一気に30メートルほどぶっ飛ばしてやった。

 

 

「ぐぅ……………オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙ッ…………!!!」

 

「くたばれ外道…………お前に聖杯なんか渡さない………!ここで二度と立ち上がれないように、徹底的に叩き潰す。学校を巻き込み、生徒に危害を与えて、私の友人に怪我を負わせた…………絶対に許さない、」

 

 

「…………るッせぇ………僕は………俺は………オレは………!まだ、負けてねぇんだよ………」

 

「………………フンッ!!!」

 

 

立ち上がろうとした所、脇腹を蹴っ飛ばす。

 

 

「ぐっぅ…………!」

 

「………………一度やって分かったはずでしょう、あんたでは私には勝てない。前と同じことしかしないのなら、結果は何一つ変わらない────なんでこんな事をしたんですか、先輩」

 

「…………もううんざりなんだよ、俺が上手くいかねぇ世界なんてさ………だってそうじゃないか。俺がどれだけ頑張っても、どれだけ恵まれた才能を持って生まれても………俺は努力が報われることも、自分の力を活かす機会も何一つ無かった。持っているものだけ腐っていって、俺は人より特別で生まれたって言うのに人の上に立てない………そんなの全く、面白くないだろうが………!」

 

「………………………」

 

 

黙っている隙に晴燕寺は転がりながら銃を構え、私の顔面に向けてきた。

数歩踏み込めば殴れる中距離だが、この距離から手は届かない。いちおう、リーチでは向こうのほうが有利………か。

 

 

「俺はな、普通の人間とは違うんだよ…………今回俺が『使ってやった』生徒たちや教師たちなんかよりもな…………円堂、お前だってそうだろ。その卓越した運動神経…………それはお前が持って生まれた才能だ。俺と同じぐらい………いや、それ以上に素晴らしい才能じゃないか………俺ほどの魔術師としての才能はないが、武人としての才能で言えば人並み外れている、認めるよ。お前は強い。お前は凄い。分からないか?自分の力を持て余すことの勿体なさを………俺はな、この特別な力を持っていることが、もっと特別であるべきだと思っている」

 

「特別であるべき?」

 

「あぁ………この世の中にはどれだけ特別な力を持っていても、それを使えない人間たちがいる。その一人が真っ先に俺だった。力ある者が、なぜ力なき者と一緒にされなくちゃならないんだ………ってな。俺は特別なのに、平凡と同じ扱いを受けている。凡人と同じ学校に通わされ、凡人と同じ空気を吸わされ、凡人と同じ街や国に閉じ込められて、オマケに凡人と同じ人間という種族…………天才と凡人は大きく区別すべきだ。俺はそういう世界を望む。俺たちみたいな、【特別】な選ばれし者が力を自由に発揮して、何もかもを思い通りに動かせる、【誰もが内に秘めた特別な力を無駄なく活かすことのできる】世界…………俺と同じ超人のお前にならわかるだろ…………お前だって、自分の才能を使って、自由に人を支配して、他人の上に立ちたいと思うだろ?」

 

「あんたなんかと一緒にしないで。むしろ私は…………自分の生まれにこれ以上ってないほどにウンザリしているんだから」

 

 

そうだ─────私は、愛する家族にも、大切な親友にも、嘘をついて生きるしかない身体で生まれてしまった。

本当は男なのに。それでも自分のあるべき自分を信じ貫いてこの17年間を生きてきた。

 

そのせいで、一部の人からは蔑まれるような目で見られ、おかしいと指差され、最後には家族を奪われる始末になった。

だから私は、自分の生まれ持った力をこの世で最も激しく憎んでいる。

自分が生まれてきたから………こんな身体で生まれてきたから、いや逆か。こんなココロで生まれてきたから全てがこうなった。

 

ならせめて………無駄に捨てる命が、ヒトの迷惑にならないように………むしろ、ヒトに何かしらの利益を残す形で消える。それが自分の願い。

失うものはなにもない。そもそもの持ち物が何もない。

この長い間、自分の生きる勝ちを見出すために努力をしてきた。しかし、何も生まれなかった。

それももう終わりだ。

 

自分は、私は………俺は………

 

自分がこれまで嘘をついてきた全ての人間への償いとして、

 

自分のすべきことをするまで死にたくない………!

 

死ぬのは、その後で良い。

 

何もなし得ぬまま、聖杯戦争とかいう訳の分からない儀式に巻き込まれて死ぬなんて………そんなの嫌だ。

だから私は死にたくないと願い、生き残るために戦い続けた。

 

これは、私が死ぬための戦い。

人として相応しい意味のある死を迎えるための戦い。

こっちはそんだけ必死でやっているのに………そっちは生まれ持った力で人を支配するとか、舐めたことを口走って現に人々を傷つけている。

こんなやつ、絶対に生かしてたまるか。

 

 

「無駄話はもうたくさんだ、とりあえずこの箱に詰められている有り余る魔力リソースを、使い切ってやる!」

 

 

そう言って晴燕寺は左手の令呪を構える。

アーチャーに何か指示を出すつもりか。

 

 

「令呪を以て我が傀儡に命ずる……………!!!」

 

 

令呪が赤黒く光を放つ。

 

 

「お前の持つ限りで最高の宝具を解放しろ、アーチャー。発動に使う魔力は俺とお前とここのゴミ共の魔力だけでは賄いきれん。代わりに生命力を持っていけ!」

 

「まさか─────!!!」

 

 

私が駆け出した時にはもう遅かった。

 

 

「残り二画を重複発動!宝具の即刻発動を命ずる、アーチャー!宝具を発動しろ!」

 

 

銃器に警戒していた私は咄嗟の命令を止めることができず───────

 

 

「っと、俺まで燃えませんように………ってな!」

 

 

晴燕寺がバックに退いた瞬間、廊下が業炎と共に燃え上がったのだ。

 

 

「ば─────か………………!?」

 

 

廊下の壁は一瞬にして融解し、余った床の一本橋も、螺旋を描く炎の円環に包まれ、私もろとも焼き尽くそうとしてくる。

火の輪をくぐるライオンにでもなった気持ちだ。

 

瞬間的に黄昏へと染まる空。

先程までのため息が出るような蒼い晴天は見る翳もなく、そこに広がるのは暖かい焔のような空。

そして、焼き尽くされた廊下から落下していく私が見たのはあっという間に半分が焼け落ちた我が学び舎。

天井も壁も床も全てが焔に飲み込まれ、金の粒子となって消えていくその中に、私とアイツ以外の人影はない。

かろうじて形を留めていた教室が複数見えたが、その中に人影は見えない。

あるのは、無数の金の粒子だけ。

 

そしてその全ては一方向へと集まっていく。

あの黄昏の大空の奥に、太陽のような光を見た。

 

そこに映る羽根を携えた荘厳な姿。

アレは見たことがある………絵本で………歴史の勉強で見た絵巻物で………いや………宇治観光で………

 

その絶対の力を持つ御姿に圧倒されながら私は空を墜ちる。

あの巨大な太陽から引き離されるように、地へ落ちていく。

 

他の生徒たちは………あの太陽となった。

あの光を見よ。

あれこそ、数百人分の魔力と生命力を吸収し、一つの星となった焔の光だ。

 

 

 

絶望の淵に立たされる中で、それは不気味に綺麗でもあった。

たしかに現実には見られない、あってはならない存在だ。

だからこそそれは幻想であり、幻影であり、泡沫の夢のように輝きを放つ。

私の落ちる速度は普通のはずなのに、この一瞬の一つ一つ、その須臾の一粒一粒が遅く感じられるほどに幽玄を視た時間だった。

 

そして次に感じた絶対の敗北感。

アレには絶対に敵わないだろうという本能的な直感。アレは、近づいただけで死ぬ。

それがわかっていながら、私は口元を緩ませる。

 

 

「は、はは…………は、」

 

 

これは、すごいや。

こんなものが、まだこの世に残っていたなんて。

こんなの、世界を滅ぼしてしまうに違いない。

 

 

「──────────無理か、」

 

 

スケールといい、熱量といい、存在する高度といい、どうやってもこの拳が届きそうに見えない。

故に、私がこれに勝つ術はない。

おそらくスパイアーでも、アレに立ち向かうことはできても…………

 

「不老不死の怪物に勝る」という………そんな逸話は谷三十郎には存在しない。

現在この場所にある駒では何もできない。

 

もう無理か。ここまでといったところだ。

 

俺は結局………お母さんとお父さんから貰った命を………仇で返し、そして何の償いも残すことができなかった。

 

何のために生まれて、何のために生きてきたのか。

この命に、果たして価値はあったのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

──────────終だ………何もかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──────。

 

 

 

 

 

───────────。

 

 

 

 

 

──────────────────。

 

 

 

 

 

───────君はまだ、死ぬべきではない、

 

 

 

「…………………誰………?」

 

 

 

───────君は、この世界の、未来を…………

 

 

 

 

 

───────君と、君がいなければ…………

 

 

 

 

 

───────円堂君、君の命は特別なものだ。

 

 

 

「────────────」

 

 

存在しない記憶が、あたまの中に流れてくる。

 

 

 

───────君は、このために生まれてきた。

 

 

 

 

 

───────円堂夫妻、あなたの【娘さんは】、

 

 

 

 

───────えぇ。私たちは、そのために彼女を産み、愛してきたのですから。

 

 

 

お父さん…………お母さん…………

 

 

 

【いいかい、君は若造の僕よりもさらに幼い。ならば、未熟である故に進化の可能性は無限大だ。君の人生がどう変わるか、それは君の選択で決まることだということを知っていてくれ。ただ一つだけ、迷うなよ。今はただ、時間がない。決断は、今すぐするんだ】

 

 

 

ダルタニアン…………

 

 

 

【白黒つけろよ。オマエはどうしたいんだ?【殺したくない】のか?それとも、【生き残りたい】のか?】

 

 

 

ライダー…………

 

 

 

 

【───────生きろ】

 

 

 

【───────生きろ、銀子】

 

 

 

【───────生きろ、■■■■■】

 

 

 

その言葉………前もどこかで…………

 

 

 

【───────生きろ、『ヤクモガミ』】

 

 

 

 

 

「────────────────」

 

 

 

ヤ…………ク…………モ…………

 

 

 

 

 

【俺は手前の剣を造んのが今の俺の生きる目的だ。俺の剣が手前の役に立つんなら、俺はもう一度人をぶった斬る剣を造るぜ。それが、ギンコに任された使命だかんな。俺ぁ、最後まで、手前の剣になってやらぁ】

 

 

 

【そう。ありがとう、私も岡崎正宗の(マスター)に恥じないように、頑張るよ。…………だからセイバー、私と戦って。聖杯戦争とは何の関係もない私を巻き込んだんだから、最後まで安全に送り返して貰うからね】

 

 

 

【おうよ、任しときなァ!!】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「───────────────────」

 

 

 

 

 

 

 

 

ねぇ─────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さぁ、どうだ円堂…………俺のサーヴァントは、琴女高校の全生徒の魔力と生命力を糧に、火の鳥と化した…………俺のサーヴァントはチンギス・ハーン生誕の予言と共に、遮那王流離譚を大陸へと渡らせた伝説を運ぶ鳥………すなわち【五色の瑞鳥】。鳳凰とも呼ばれればフェニックスとも言われる。お前とそのサーヴァントで、立ち打ちする手段はない!」

 

 

 

それは…………そうか。確かにそうかな。

今この場にある駒では何も…………だが、

 

 

 

 

 

この手には…………まだ………もう一本の剣がある。

 

 

 

 

 

「お願い……………届いて頂戴……………」

 

 

 

この代償が、どれほど重くても構わない。

 

ただ、私は…………一瞬で堂々と数百の命を葬ったこの連中が許せないだけだ。

 

諦めてる場合ではない。

まだ………手はある…………!!!!!

 

 

ヤクモガミがなんなのか、よくわからない。

 

 

でも、

 

 

うろ覚えの記憶だけど……………

 

 

私には、まだ為さねばならない事がある。

 

 

そしてそれは─────果てしなく巨大な目標なのだ。

 

 

だから、とりあえず…………

 

 

 

 

 

【行けるところまで、行ってみる】だけだ!

 

 

 

 

 

まだ終わりじゃない。

 

これが、私の本当の力なのだろう。

 

今なら確信できる。

 

この手にある、もう一つの切り札の存在を。

 

ヤクモガミの特権…………というのか。

 

 

 

どうやら私が聖杯戦争に巻き込まれたのは偶然ではないようだ。

 

そう…………全ての運命は決まっていた。

 

私はやはり、この時のために生きていた。

 

どうりで何も見つからないわけだ。

 

なぜなら、私の生きる意味、生きる価値は、

 

 

 

 

すべて、すべてこの先にあるのだから!!!!!

 

 

 

 

 

 

「あの魔力の塊どもと同様に…………我が太陽に呑まれて死ね………円堂!!!!!」

 

 

 

「──────────!!!!!!!!!!」

 

 

 

 

手にありったけの力を込める。

魔術がなんなのかも知らないし、魔力とは何か、マナとは何か、全て知らない。

 

 

だから、私にできる事をする。

 

 

「ううぅぅぅ…………おおぉぉぉぉぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

 

 

自分の持っている力を全て使ってでも、勝つ!!

 

 

 

「ぐぅ………ううぅぅああっぅぅぅぅ!!!!!」

 

 

 

身体全体の酷使、突然の精力一斉消費に肉体全機能が甲高い悲鳴を上げる。

その代償に、この左腕が破裂しそうなほどに痛みを発する。

なら…………止めている場合ではない。

 

痛みを感じる間は生きている…………死ぬ気でやり遂げる。

 

痛みを発する機能の体力すらも使い果たしてみせる。

 

この手に全てを託す。

 

私にある、それらしい魔力の塊となる部位と言ったら、かつて令呪を宿していたこの左手だけだ。

 

ここに力を込めれば、何かが起きると信じて。

 

 

 

地面に背中からぶつかるまであと0.5秒とない。

 

受け身も取れないこの状況、背中から落ちれば当然の内臓破裂で即死だ。

 

残りの1秒に満たないこの時間の間に、私は人生で二度と感じないほどの苦痛を味合わされる。

 

 

 

「ぐうぅぅぅぅあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

 

 

 

形を掴んできた─────よし、まだなんとかなる…………!!!

あと一息を……………【抜け】!!!!!

 

 

 

「ぐ─────うううぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッッ!!!!」

 

 

虚空を握っていただけの左手に【その一本】は握られた。

 

私は自分の意志の力で成し遂げた。

 

視界は眼血管から流した血で見にくい、

口元は破裂しない程度に酷使した結果亀裂だらけになった内臓と身体の内から逆流してきた血を吐きそうにしている。

身体の内側は想像もしたくもないほどに爛れているが、今この一瞬と引き換えたのならひどく安上がりな代償だ…………心臓も脳も健常に生きている。それどころか五感も痛みも残せていた。

命を賭す覚悟の勝利だ。

 

 

私にできることは全て終わった。

 

 

後は………【彼】が、私を認めてくれるかどうかだ!

 

 

今一度、残りカスすら残らない身体で、人生これまでにも、これからにもない大声でその銘を叫ぶ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「 来い、セイバーァァァァァァ!!!!! 」

 

 

 

 

 

疲れて私はギリギリの着地をする。

脚に受けたダメージは甚大だが、私は3階からの垂直落下を、生に関わる重傷を負いながらも着地して生き延びたのだ。

 

 

 

 

 

「死にぞこないが…………力の差を思い知れ!やれ、殺せ、アーチャー!!!!!!」

 

 

 

膝をついて動けないでいる私に向かって、天空から無数の光の矢が降り注ぐ。

あれはもはや武将ではない。

太陽か、焔の怪物。

 

 

これを斬ることは何者にもできない。

 

そこにある時点で生命への絶対の否定そのものだ。

 

そこにある息吹というものの一切に生存することの許容をせず、無慈悲に焼き尽くす。

 

これを斬ることは何者にもできない。

 

 

 

だが、これを斬る術がないこともない

 

 

全ての存在にいずれ終わりがあるように、

 

 

例え永遠の不死鳥であろうとも、その魂を無に還す方法は存在している。

 

 

何者にも斬れないとて、いま我が手には、

 

 

何物をも斬らんとす一本の太刀がある!!!

 

 

 

 

 

『サーヴァントセイバー、現界には至らなかったが、特別な形で手前の召喚に応じてやったぜギンコ!』

 

 

 

セイバーの姿はない。

 

あるのは、私の手に握られた一本の刀だけ。

 

金の鍔、赤い布に巻かれた柄、そして眩しすぎる白刃。

 

これが、私のサーヴァント…………

 

 

………………セイバー・岡崎正宗!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「人間がサーヴァントの武具を!?」

 

 

その様子一部始終を傍観し続けていたリカルド・アルゴノーツは予想を遥かに上回る緊急事態に悲鳴を上げる。

 

 

「しかもあれはただの刀じゃない…………エリミネーター・岡崎正宗の宝具!!!」

 

 

姫セイバーも一発でその武器の正体を悟った。

もとい、誰しもがこの刀を見て銘刀正宗と答えるだろう。

 

なぜなら、その刀の美しさ、力強さは、この世にあるいかなる刃よりも優れていたからである。

 

それを握る銀子も実感している。

 

この武器は、過去にセイバー岡崎正宗が銀子の目の前で見せてきたあらゆる刀よりも、優れているものであると。

 

 

 

 

 

「覚悟は…………決まった…………」

 

 

 

 

非正式セイバーのマスター、円堂銀子。

たった今、聖杯戦争への復帰を遂げた。

 

 

 

 

 

 




いつも見てくださっている皆さんありがとうございます。 マジカル赤褐色です。
最近はずっと忙しいですが早い更新できて嬉しいです。

はい、というわけで銀子覚醒の章でした。

ここから銀子は岡崎正宗が誇る最高の宝具を握り本格的に戦う系マスターと化します。
まぁ、本作の大きな見どころというか特徴というかそれはこの設定に大きな点があるとイメージしています。
消えたと思った人もいたでしょうが本作の顔でもある正宗をこんな早くから退場させるわけないじゃないですかー。
もちろん、2人の最強連携もこれからってところです。
さぁさぁ、銀子の覚悟も決まったことですし、ここからの本番となった後半戦から終盤戦、一気に駆けぬけていきたいと思います!まぁ、更新遅くなって一気に駆け抜けれないのが私なんですが。
次回もお楽しみに!

完全+α サーヴァント人気投票

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