宇宙艦隊これくしょん -Infinite Lagrange- 作:電磁装甲
「あーくそ!廃課金勢じゃねぇか!勝てるわけない!」
そう悪態を付きながら俺はユニオンチャットに戦闘レポートを張り付ける。
・乙~、金コンスタやべぇな
・なんで逃げなかったんですかねぇ、艦隊の耐久50%切ったら撤退するのは当たり前だよなぁ?
・相手ミストラル居るじゃん、艦載機全滅されてて草
・これは勝てませんね(名推理)
・あんだけ自慢してた対艦カリスト死んでるw
俺はユニオンチャットを見ながら布団に顔を埋める。
今日は休日だが、何もする気が起きない、あれだけ努力を注ぎ込んだ宇宙艦隊が簡単にやられたんだ。
盾艦はボロボロ、攻撃艦もほとんど沈められた。
「泣きそ…」
そう言いながら俺はインラグを閉じ、艦これのページを開く
「あぁ…艦これは癒しだ…pvpも無いし、朝起きて基地の安全を確認する必要もない」
そう言いながら俺は出撃ボタンを押す、すると画面が光輝いた!
「うぉっ!?なんだ!?」
抵抗する間もなく俺の意識は闇に堕ちた。
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「……す…か…マンダー」
ふと、俺の耳に女の子の声が聴こえてくる、声だけでなく波の音やカモメの音も聞こえてきた。
俺は恐る恐る目を開ける。
「大丈夫ですか?コマンダー」
銀髪美少女が画面ドアップで俺の顔の前に居た。
「うわわわわぁ!!」
「どうしました?コマンダー」
どうしたもこうしたも、起きたら目の前に銀髪美少女が居たら心臓止まるでしょ!
ああ…恐ろしや、俺には社会的な死が待ち受けていることだろう…
「君は一体誰だい?」
俺が謎の銀髪美少女に名を訪ねると、彼女は目を輝かせた。
「私はドーン基準で開発されたフリゲート、FG300です、以後よろしくお願いいたします」
ほーん、FG300ねぇ、随分味気無い名前じゃないか、まるで暗号みたいだ。
ん?FG300?ドーン基準?
インフィニットラグランジュじゃないか!!
「!?もしかして!?FG300の擬人化なのか!?」
「ちがうよー」
俺が驚愕の声をあげると、肩から間延びした声が聞こえた、その方へ顔を向けると2頭身のかわいらしいマスコットのような生き物達が俺の肩に座っていた。
「彼女は『艦娘』というそんざいなんですー、ただの擬人化じゃありませんよー、あ!私達のことは妖精さんと呼んでくださいね!」
そしてもう一度俺はFG300の方を見る、FG300は近未来的な艤装を着けていて、主砲のようなものを弄っていた。
ここで俺は眠気が覚めるようにこの状況を超速理解して、浜辺の方へ歩き空を見上げた。
「艦これの世界にインラグの軍艦と一緒に来ちまったァァァァァー!!!!!」
インフィニットラグランジュは面白いよ!
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