重い愛を謳う   作:白菜を身にまとった生命体

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お前も大概やばいよ主人公

「…あれ?デュランダルこれ起動してる?」

 

翼と奏はライブの準備のためおらず、仕方なく響と未来でデュランダル護送をしていると案の定クリスが現れ戦闘開始。そして響はデュランダルを手にしてしまったが…何故か暴走していなかった。

 

「…ムゲン魂のおかげってわけか?」

 

響は光っているムゲン眼魂を見ながらそう言うと、でぅらんだるをしっかりと握りしめる。

 

「未来!クリス!上に飛べ!」

 

響はそれだけ言うと、デュランダルを横なぎに振るう。それは某王様の聖剣ばりに周囲の建物やノイズを薙ぎ払った。

 

「流石お兄ちゃん!」

 

「年齢的に違和感ががが…一歳差なんだよなぁ…」

 

響はデュランダルをケースにしまうと、地面に座り込む。

 

「やばい、思いの外疲れた…!」

 

「あっ、ちょっ…!邪魔だお前!」

 

「響の下には行かせない!この泥棒猫!」

 

「それはお前だろうが!」

 

「私は幼いころから一緒にいるんです!だから泥棒猫はあなたです!」

 

「一緒にいる期間が長いからって強いわけがないだろうが!」

 

「お二人さん?仲よくしよう?」

 

「「無理!!」」

 

「はーい疲れたけどゲンコツいきまーす!」ゴンッ!ゴンッ!

 

「「痛い!?」」

 

響はとりあえず2人にゲンコツを食らわせて戦いを終わらせる。

 

「…とりあえず、クリス。なんでデュランダルを?」

 

「フィーネがいいタイミングだから狙ってこいと…」

 

「成る程」

 

「…あのー」

 

「あっ、どうしたんですかf…了子さん?」

 

「…翼ちゃん達がこっちに来てるみたいよ」

 

「よし帰るか」

 

「えっでも私まだ」

 

「いや帰れ明日来い」

 

「じゃあまた明日!お兄ちゃん!」

 

「…響、ちょっとオハナシしようかな?」

 

「あっはっはっ…言わなきゃよかった」

 

 

夜、リディアン音楽院学生寮

 

「…というか、あの響さんだっけ?よく未来ちゃんに引っ付かれてるよね?」

 

「確かにそうですね、四六時中引っ付きぱなしです」

 

「噂では翼さんも響さんに引っ付いてるらしいよ」

 

「マタタビか何かですかね?」

 

「つまりあの2人は猫だった?」

 

そんな会話が寮内で行われている中、響はと言うと

 

「…何故だ…」

 

「…響ぃ…」

 

「響は私のもの…」

 

「…本当に何故だ」

 

2段ベッドの下にいた響は左右を翼と未来に抱きつかれて動けなくなっていた。

 

(…とりあえず、翼さんはどうしt…あっ、この人合鍵勝手に作ったな!?それは犯罪だろ!)

 

響は翼の寝巻き(何故かネグリジェ…本当に何故?)のポケットから見えた鍵を見てそう思いながら、響は動けずに夜を過ごした。




等々クリスがあれを纏う!いやまぁ、イチイバルなんだけどね?…ん?あれ?なんかそのイチイバル刃物になってない?

次回 まるでサンジェルマンの銃みたいだぁ…

「んー、サンジェルマン提供か?」

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