【完結】最後のヘラの眷属が笑って◯○までの話   作:ねをんゆう

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ラフォリアの存在で原作から分岐が起き始めます。
まだ少しずつ上げていきますので、どうぞよろしくお願いします。


被害者34:アポロン・ファミリア

 宴の次の日、ラフォリアは洗濯屋にドレスのクリーニングを頼みに来ていた。

 昨日はあの後も色々とあり、神アポロンがベルを手元に置きたいがために面倒臭い仕込みをし、そうして出された戦争遊戯の提案をヘスティアが蹴りなどして、まあ見事に空気をぶち壊してくれた訳だ。フレイヤとヘファイストスの顔を立てて殴り飛ばさなかっただけ温情なくらいだろう、ラフォリアとしてはあの様子は本当に見ていて不快だった。ラフォリアはああいう神の策略というのが心の底から嫌いだからだ、それも神の欲を満たすために子供達の人生を狂わすなど論外とも言える。

 

「くれぐれも丁寧に頼む、貰い物だからな」

 

「はい、承りました」

 

 とは言え、今のラフォリアはヘファイストス・ファミリアの人間。ここでベル達の件に首を突っ込むのは違うだろうし、先にも言ったが本人達で解決のために努力することもまた経験として必要なことだ。

 あの様子ではアポロンも色々とヘスティアに戦争遊戯を飲み込ませるために画策してくるのだろうが、流石にラフォリアに手を出すような命知らずな真似はしないはず。そうなると今回の件は本当に無関係で終わるのだろう。

 

 ……まあ、本当にベルが奪われるようなことがあれば、今度はこちらから戦争遊戯を仕掛けて奪い取ってやろうとは思っているが。それはラフォリアの個人的な事情だ。そうなった時にヘスティアの元に戻すつもりはないし、そうなればラフォリアの好きなようにしようとも思っている。それはそれで当然の権利なのだから、欲しければ奪い返してみろと言うまで。

 

 

 

 

ーーーーーッッ!!!!!!

 

 

 

 

「ひっ!?」

 

 

「………なんだ、今のは?」

 

 そしてそれは、ラフォリアがクリーニング代を支払った直後のことだった。突如として鳴り響いた爆発音、今のオラリオでは滅多に聞こえることのないようなそれ。

 こういった事態に慣れていない冒険者でもない目の前の女性店員は酷く怯えているが、あの時代を生きていたラフォリアにとってはそれほどでもない。怯える店員の頭を軽く撫でてやりながら、爆発について思考を巡らせる。

 

 ファミリア同士の抗争?

 

 そんな兆候は見られなかった。

 

 闇派閥による襲撃?

 

 タイミングとして訳がわからない。

 

 ……否、それよりもっと可能性の高い選択肢があるはずだ。具体的にはラフォリアが最もあって欲しくない、そんな選択肢が。まさかそんなことはないだろうとは思うが、神も含めて馬鹿の多いこの世界では、どんな馬鹿げた話もあり得ることであるのだし。

 

「ドレスを頼む、絶対に傷付けてくれるなよ」

 

「は、はい……」

 

 店を出て、煙の上がっている方角へ向けて走る。その場で飛び上がり、屋根伝いに跳んでいけば、それが間違いなく予想していた最悪の方向から上がっているのが確信出来た。

 

 周囲の騒がしさ。

 遠方の方に見える、同じように屋根伝いに跳んでいく複数の影。

 

 

 

 ………そして、近付くにつれてはっきりと見えてくる。

 

 

 

 

 

 崩落した、廃教会。

 

 

 

 

 

 

「……………殺す」

 

 

 

 

 理性は飛んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 ラフォリアがそんなことになっている一方で、とある場所では3柱の神が机を囲み集っていた。

 この会合を開いたのは他でもない男神ヘルメスであり、そこに集まったのは女神ヘファイストスと女神ロキ。この面子が集まるというのは意外とそれほど多いことではなく、しかしだからこそ、集まった理由も容易く分かるというもの。それはこの面子が集まった時点で、ヘファイストスとロキも察していたし、ヘルメスだって隠すつもりなど最初から毛頭なかったりもしている。

 

「それで?今度はラフォリアに何をさせる気なのかしら?ヘルメス」

 

「おいおいヘファイストス、俺はまだ彼女には何かをさせたことはないぜ?」

 

「何かをさせる、っちゅうことに否定はせんのやな」

 

「……まあな、そこは否定出来ない」

 

 そうしてヘルメスが取り出したのは、2通の手紙。つまり今回話す必要がある案件は、2つあるということ。そしてそれは同時に、ヘルメスがこうして間違いなく信頼出来る女神である2柱に、最初に相談を持ち掛けたくらいの深刻な内容でもあるのだろう。

 

「とにかく時期が悪い、これほどの案件を頼める相手が殆どいない」

 

「………どういうこと?」

 

「まずはこれ、アルテミスからの手紙だ。大樹海の秘境"エルソスの遺跡"でアンタレスが復活している可能性があるとのことだ」

 

「なっ!?それほんまの話なんか!?」

 

「ああ、彼女は今ファミリアを率いて確認に向かっている。そして同時にラフォリアの派遣を要請して来た、名指しの使命だ」

 

「……それやったら行かせたらええんやないんか?体調は心配やけど、隠しとったら後で怖いやろ」

 

「そこでもう1通だ」

 

 かつてラフォリアと生活を共にしていたからこそ、この手紙はヘルメスの手元にある。ラフォリアを知っているからこそアルテミスはこの危機の大きさを正しく理解し、彼女ほどの力が必要だと判断し、冷静に対応することが出来ているのだろう。もし仮にそれが本当の話であるのなら、オラリオの外で活動している眷属達ではどうにもならないのだから。一瞬でもラフォリアの力を見て、自分達の実力の現実を直視した彼女の眷属達は、皆理解しているはず。彼女達が無茶をすることは恐らくない。

 

「……次は、アフロディーテからの報告だ」

 

「アフロディーテ……」

 

「確かファイたんのあれやんな」

 

「その話はしないで。……それで?なんの話?どうせ面白い話じゃないんでしょうけど」

 

「……"デダインの村"周辺で、正体不明の黒雲を目撃したらしい」

 

「「っ!?」」

 

「一応、俺とウラノスの見解は殆ど一致している。……場所が場所だ、しかも黒い雲と来た。最悪の想像くらいはつくだろう?」

 

「……………それがもし本当の話なら、それこそラフォリアの力がないとどうにもならないわよ?」

 

「そういうことだ」

 

 片や古代に大精霊によって封印されたモンスター、片や最強によって討伐された筈のモンスター。その両方がほぼ同時期に復活の兆しが見られている、それはヘルメスがこうして頭を抱えるのも当然の話。

 今はどちらもアルテミスとアフロディーテが調査と抵抗を続けているとは言え、静観していられる状況では決してない。世界の存亡が掛かっている、そう表現しても全く間違いではない案件だ。

 

「……最近は闇派閥が妙なことを企んどる、うち等も簡単には動けんぞ」

 

「ああ、だから俺の考えはこうだ。……片方をオラリオの力で解決し、もう片方はラフォリアと"猛者"を中心とした少人数での解決を願う」

 

「そんな無茶な!!」

 

「無茶でもなんでも!……それ以外に方法がない」

 

 それ以上を望める戦力が存在しない。

 闇派閥対策にオラリオにある程度の戦力を残しておく必要がある以上は、これ以上の案など存在しない。ラフォリアありきで動かなければ、こんなものはどうしようもないのだ。それこそ本当に、あまりにも時期が悪過ぎるから。

 

「……街の守護はフレイヤのとこに任せるしかない、主力の抜けたウチ等やと舐められる」

 

「ああ。そうなると、誰がどちらを担当するかだが……」

 

「……仮に本当に敵が"ベヒーモス"だったとして、【戦場の聖女】と【剣姫】の力は必要になるんじゃない?相当な毒を使うって聞いたことがあるもの」

 

「そうやなぁ、正直それ以外やと居っても無駄になりそうや。相性がある以上、質で揃えるしかない。少数精鋭どころか、偵察くらいの位置付けの方がええかもしれん。アンタレス討伐後に総力戦するくらいの位置付けで」

 

「そうなると、やはり肝はアンタレスか。だが、こちらは相手の力が未知数だからな、対策の立てようがない」

 

「そんでもベヒーモス相手よりマシや。実際マジモンやったら"猛者"とラフォリアが居っても、総力戦で勝てるか怪しいで」

 

「……その辺りの具体的な編成は本人達に決めてもらいましょう。動きもなるべく極秘裏に、何処に闇派閥の目があるか分かったものじゃないもの」

 

「そうだな、そうしよう」

 

 グランドデイは既に終わった、何事もなく。

 

 神月祭も先日終わったばかりだ、こちらも何事もなく。

 

 ……それでも、平和は遠い。むしろ平和に祭を終えることが出来たからこそ、変に嫌な事が重なってしまったのかもしれない。それはそれで皮肉な事だと言えよう。

 

 こういう事態になって、改めて思う。

 

 そして後悔する、まさに彼女の言う通り。

 

 力があれば。

 

 いつも遅くなってからそれを思うのだ。

 

 もう何度もそれは経験したはずなのに。

 

 

 

 

 

 

 

 

『上等だ!受けて立ってやろうじゃないか!戦争遊戯を!!』

 

 

『いいだろう!!ここに神双方の同意は成った!!……諸君、戦争遊戯だ!!』

 

 

うおぉぉぉおおおおお!!!!!!

 

 

 アポロン・ファミリアからの襲撃を受け、眷属達を傷付けられ、遂にキレたヘスティアは神アポロンに向けて手袋を投げ付けながら、それを宣言した。盛り上がるのは隠れてその様子を見ていた神々、そして当のアポロン本人。

 

 ベル・クラネルを自分のものにしたいと思い、持っている力のままに強引に事を進めた。これがこの街における力という何より有効的な強味。ここまでの全てが神アポロンの思いのままに進んでいた。ヘスティアがこういった決断をするところまで、その全てがアポロンの計算通りだった。むしろ、弱小ファミリアである彼等は目を付けられた時点で終わっていたとも言えよう。常識的に考えて、弱小ファミリアが大規模と言えるアポロン・ファミリアに勝てる道理などないのだから。

 

 

「「「…………」」」

 

 

 ……そして、そんな彼等の様子を冷ややかな目で見ている一部アポロン・ファミリアの団員達。彼等の中にもまた、今のベルのように他派閥から強引に連れて来られた者もおり、決して今回のようなことはアポロン・ファミリアにおいて珍しくないことであるという事実がそこにはある。そしてだからこそ、アポロン・ファミリアの動きというのは一部の神々達からして暇潰しの対象にもなっている。

 アポロンは目的のためであれば、度々こうして戦争遊戯を吹っかける。そしてそれは暇を持て余す神々にとって十分な娯楽になる。こうして神々が隠れ潜んでアポロン・ファミリアとヘスティア・ファミリアの様子を伺っていたのも、それが理由の一つに他ならない。彼等は暇を嫌って下界に降りて来たのだから、他の神の子供がどうなろうが知ったことではない。楽しませて欲しい、予想外を見せて欲しい。今正にここには、彼女が大嫌いな神々の悪い部分が濃縮されていると評して良いだろう。

 

 

 

「……………」

 

 

 

 しかし、一方で神々の中にも賢い者というのは居る。

 

 愚かな神というのも存在する。

 

 例えば今ここに居る神々というのは、その全てが"愚かな神"と言ってしまってもいいだろう。本当に賢い神であるならば、今回の騒動の最初の始まりを聞いた瞬間に、この件に関しては一切の手出しをしないと決め込んで本拠地に引きこもっていたからだ。

 故に今この場所には、彼等が想像していたほどの数の神々は存在しない。その意外さに首を傾げながらも、ただ目の前の娯楽に食らいついている。故に愚か。愚かな神々。

 

 そしてそれとは別件で、整列しているアポロン・ファミリアの団員達の数も、本来よりも妙に少なかったりもする。それは別にベルがここに来る途中に倒して来た、などと言う事実も別に無くて。むしろその事実には当の団員達の方が不思議に思っていて。アポロンも内心では密かに首を傾げているくらいで。

 

 

 

 

 

 

【爆砕(イクスプロジア)】

 

 

 

 

 

「「っ!!?」」

 

 

 アポロン・ファミリア本拠地の入口たる大門が、吹き飛ぶ。

 

 吹き飛ばされた大門に轢かれるようにして、何人かの団員達もぶっ飛んでいく。

 

 

 

 ……全員が停止していた。

 

 

 他ならぬアポロンもまた思考が停止していた。

 

 

 周囲の神々達もまた動けなくなっていた。

 

 

 ズルズルと、何かを引き摺るような音を立てて。煙の中から1人の女が凄まじい覇気を纏いながら、こちらに向けて歩いて来る。

 

 最初に思い至ったのは、ヘスティアとベル。

 

 というかこの場でその結論に至れる存在は、2人以外には居なかった。だって他の誰も知らなかったのだから。そこまで調べていなかったのだから。それこそが全ての元凶なのだから。

 

 

「ひっ!?」

 

 

 数神の神々が小さな悲鳴をあげる。

 

 

「ヒュ、ヒュアキントス!?」

 

 

 アポロンの口からも悲鳴染みた言葉が出る。

 

 

「ご、ごめんなさい!ごめんなさい!!」

 

「本当にすまなかった!!許してくれ!!すまなかったぁ!!」

 

 

 ヘスティアとベルは、即座にタケミカヅチから教わった土下座というものを揃って行った。そこには何の迷いもなかった。一瞬の早業だった。それこそ、ヘファイストスに対して土下座した時よりも。何倍も必死になって頭を下げた。比喩でもなんでもなく頭を地面に本当に擦り付けた。

 ……そうまでしても、生きて帰れるかは分からなかったからだ。ベル達でさえ、生き残れるか分からなかったからだ。

 

 

 

「動いた奴から腕をもぐ」

 

 

「「「もっ……!?」」」

 

 

 逃げようとした神々に対して釘が刺される。

 彼等もまた、逃げることを許されない。

 

【ラフォリア・アヴローラは野次馬も殴る】

 

 そんなことを前回の神会の時に聞いたような気がした者も居たが、それは紛れもない事実である。彼女は無関係だろうと野次馬も殴る、それを囃し立てた奴にはもっと容赦しない。しかも相手が神であるのなら、迷いすらない。故に知っている者は隠れたのだ。ここに来なかったのだ。

 

「なっ、ななっ、なんで……」

 

 あれほど端正に整っていた顔面を見る影もないほどにボコボコにされ。毛髪の全てを焼き尽くされ。それだけでは飽き足らず着ているもの全てを炭にされた状態でアポロンの前に投げ付けられたのは、彼の側近であり団長でもあったヒュアキントス・クリオ。

 それこそ、つい先程までベルを叩きのめしていた張本人である。そんな彼が今はこうして見るも無惨な姿で転がっている。生きてはいるのかもしれないが、尊厳もクソもあったものではない。

 

「どうして、彼女が……!!」

 

 そう、アポロンは知らなかった。

 

 そして彼の団員達もまた知らなかったのだ。

 

 まさか思うまい。底辺のファミリアであるヘスティア・ファミリアが暮らしている、外観だけであれば見窄らしいあの廃教会の持ち主が。まさか知らぬ間にヘファイストスからラフォリアに変わっていたなどということは。それもあの廃教会が一部のヘラの眷属達にとって非常に大切な場所であり、ラフォリア・アヴローラもまたその1人であったということなど。

 当然ながら、知らなかったのだ。

 知らなくても、仕方のないことだったのだ。

 

 

 

「さてーーーーこれよりこの場にいる全員を殺す」

 

 

 

「「「「え………」」」」

 

「死にたくなければ抵抗しろ、死にたいのであれば今直ぐに舌を噛みちぎれ。……当然、それは貴様等"神々"も同様だ」

 

「「「「え………」」」」

 

 

「あ、あの……」

 

「それってその、僕たちも、なのかな……?」

 

 

「………言ったはずだ、これよりこの場にいる全員を殺すと。全員平等に殺してやる。誰一人として何事もなく帰れると思うな、貴様等全員の尊厳を徹底的に粉々にしてやる」

 

 

 ああ、終わったのだと。

 それまで敵味方であった全員が同様に諦めた。

 アポロンは決して踏んではならない虎の尾を踏んだのだ。たとえそれが知らなかったことだとは言え、赦しを得ることはできない。どれほどの財を差し出しても、どれほどの栄光を約束しても、決してだ。世の中には取り返しのつかないことなど山程あるのだから。今回の一件こそが、その取り返しのつかないものであるということ。それだけの話。

 

 

 

 ……この後、ヘスティアは頬を普通に引っ叩かれて噴水の底に沈んだ。それ以外のこの場に居る全ての神々も全員が衣服を引ったくられ、アポロン・ファミリアの噴水の中へと沈んでいった。爆破魔法によって熱水となった灼熱の噴水の中に、両手両足を衣服で縛られて。

 そして、ベルを含めた全ての冒険者達は男女関係なく気を失うまでボコボコにされ、叩き潰された。全員が3回気絶するまで叩き起こされ、叩き潰された。それは全裸のヒュアキントスでさえもそうだった。むしろ彼は誰よりも痛め付けられていたくらいだろう、見ていたベルですら可哀想に思えてしまうくらいに徹底的に。……そして完全に被害者であるはずのベルは、何故かヒュアキントスより長い時間をボコられた。そこまで酷い怪我はしなくとも、多分40回くらい吹き飛ばされた。流石のベルでさえ最後の方は泣きそうになったが、それでも許しては貰えなかった。

 

 

 

 

……ちなみに、肝心のアポロンに対する罰は今もまだ続いている。

 

 何者でも、2度と仕返しをするなどと考えられぬほどに徹底的に痛め付ける。それがラフォリアの考えだ。そしてその通り、アポロンはその尊厳を徹底的に潰されることになる。

 本当に怖い相手のことは、むしろ適度に調べた方がいいということだ。神威を解き放ったところで、効く相手と効かない相手が存在する。……どころか、それを引鉄に力を増すような馬鹿げた子供が存在する。

 しかもよりタチの悪いことに、神々は彼女に対して決して復讐をすることができない。何故なら彼女の真の所有者は女神ヘラであり、彼女はヘラの最後の持ち物であり、彼女の死後の魂を弄ぶということは、あのヘラの逆鱗を引き剥がすことも同義であるからだ。そんなことは少しでも知性のある者であれば絶対にしない、出来るはずがない。

 

……つまりはまあ。

 

彼女は好き勝手やった。

 

本当に、好き勝手に。

 

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