七人ミサキ
四国、中国方面に伝わる亡霊(若しくは悪霊)の集団。起源は戦国武将とも性質の悪い山伏、殺された女のお遍路、水死者とも様々に謂われている
七人ミサキに遭った人間は高熱に見舞われ死んでしまう。1人を取り殺すと七人ミサキの内の霊の1人が成仏し、替わって取り殺された者が七人ミサキの内の1人となる。そのために七人ミサキの人数は常に7人組で、増減することはないという(少なくとも『モンスターとして現れる場合』は必ず七体全て揃って現れる……Dランク迷宮ボスとして現れる場合とアンゴルモア時に消耗した場合は例外だが)
アンゴルモア時に消耗した場合は発生した迷宮に帰ったり『迷宮ボスや他の消耗したはぐれ』と様々な手段で合流したり何やらして再補充したりする習性がモンスター時にはある(消耗した場合や迷宮ボスらは『逸れは居らぬか?迎えに参ったぞ』と叫びながら合流を試みのでそれで識別出来る)
七体揃えてその最大の特徴を行使すれば下手なBランクよりも強いがその最大の特徴を発揮すると七体のうち何れかが必ずロストするという制約が存在する。勿論モンスターとして現れる場合にもそれには要注意だ
それ以外はほぼ劣化版レイスといった処だろうか?市価はだいたい千五百万円が相場となる
運用方法は『切り札』を行使しないなら偵察などが一般的な運用方法になるだろう。(価格も相まって)それなりに知性もあるので比較的運用し易い死霊系ではあるが基本的に(一部の人気のある種族以外全ての)アンデッド系統は運用に難ありなので素人にはあまり推奨されない(カードショップの職員が先ずは諭す程度には)
こういうタイプは『揃え型』と呼ばれている。『二体一対』や『複数体』みたいなタイプと違って行使には召喚枠を激しく制限されるがその代償に莫大な効果を持っているのが常である(複数の仲間冒険者と同時に行使しても能力発動は可能……但しシンクロは不可能になる等の制約もある)
【種族】七人ミサキ
【戦闘力】200
【先天技能】
・中位悪霊:悪霊系モンスターの中でも中級クラスである事を示す。幽体化、飛行、自己再生、闇視、エナジードレイン等の悪霊らしい特技を保有するが『核』に直射日光を浴びると即ロストする。それと神聖系統の攻撃に弱い
・七人同行:七人ミサキ最大の特徴。味方に七人ミサキが七体揃ってそのマスター全員が発動許可を出せばその七体全ての戦闘力を七倍に強化出来る
その発動時間は49秒だけ。発動後に必ず七体のうち誰かがランダムでロストする。一週間に一度だけ発動可能
・集団行動
・中級状態異常魔法
後天技能はその形状に依ってまちまち。侍型なら武術系統、山伏やお遍路型なら稀に神通力に目覚める可能性有り、水死者型なら水場強化や水中移動など個体毎にさまざま
瘟鬼
中国の妖怪かつ鬼神、そして厄病神の一種
疫病や伝染病をひとびとにもたらして苦しめるという存在である。季節ごとにこれらを迎えたり送ったりして病害が大きなものにならぬよう祈りをささげる行事などが民間に広く伝承されていた
また、天の神々がふとどきな行いをかさねている人間たちに対して罰を下すために瘟鬼などを向かわせるという伝承も古くは存在しており、天界にはそのための瘟神・瘟鬼たちが詰めている瘟部(おんぶ)という場所があるとも伝えられていた(要は天界の下級役人としての面もある為『鬼神』としての性質も存在する)
カードとしては曲がりなりにも『鬼神』である為かDランクにしてはそこそこ強い……が、それを損なって余りある特性のせいで非常にピーキーな不人気カードとなってしまっている
『五瘟使者』という『疫病(風邪に似た様なランダムな状態異常魔法)』を無差別に撒き散らす特性の為非常に取り扱いに難がある為基本的に捨て値に近い扱いをされている
五種存在する瘟鬼(それぞれ馬・牛・鶏・羊・兎など別々の禽獣の頭で判別出来る)が全て揃えば強力な特技が発動可能だが召喚にかかる枠やその労力に見合うとはあまり言えない為基本的にやはり不人気カードである事は変わらない。これも『揃え型』の一種
ちなみに『瘟鬼持ちのマスター』とアンデッド、無機物には完全に無効
見てくれは先に挙げた獣の頭をした(古い中国の……横山三国志とでも言えば良いだろうか?)下っ端兵士みたいな衣装に身を包んだ痩せっぽちの男の姿をしている。青銅製に見える共通の小剣と槍で武装している(やはり下っ端兵士スタイル)
ちなみにこいつは(モンスターとしても)必ず五体揃って現れるとは限らず、迷宮でも五体全種揃うのは割と珍しいケースだとも言っておく
【種族】瘟鬼
【戦闘力】160
【先天技能】
・瘟部衆:天界の瘟部に所属する下級役人である事を示す。武術、集団行動を内包する
・五瘟使者:瘟鬼の最大の特徴である『疫病を撒き散らす能力』を示す。一体の瘟鬼が居れば周囲50米に微弱なスリップダメージと風邪の症状に似たランダムな状態異常魔法(中級)を無差別に撒き散らす(制御不能)
但し『瘟鬼を出したマスター』、アンデッド、無機物系には無効
二体居れば『オン/オフ』が可能になる
三体居れば範囲操作が可能になる(最大100米迄)
四体居れば対象指定が可能になる
全て揃えば上級魔法クラスに威力が増してスリップダメージも威力が向上する様になる
そして一日一回だけ耐性を無視する事が可能(対象は一体限定、『瘟鬼持ちのマスター』でもアンデッドでも無機物でもありとあらゆる対象に有効)
下級状態異常魔法を内包する
・槍術
後天技能には怪力や火事場の馬鹿力などや他の武器技能などを持っている。偶に何らかの他の魔法を獲得した個体も存在するらしい
ネイティブなら稀に仙術を習得することがある(日本製ならごく稀に神通力を獲得したケースもあるらしいが半分都市伝説扱いの眉唾情報扱い)
チョンチョン
南米の妖怪。羽根の様に肥大した耳を持つ生首の化け物、赤い肉垂を持った七面鳥のような巨大な鳥の姿になるとも言われるがこっちの姿はネイティブでも珍しいらしい。「コン、コン」または「チィエ、チィエ」と鳴きながら、巨大な耳を翼の代わりにして空を飛んで移動する。
鳴き声が聞こえた時に地面にソロモンの円(一種の魔法陣)を描く、チョッキを脱いで決まった作法で地面に置く、等の方法でチョンチョンを捕える事も可能。但し、別のチョンチョンが捕えられた仲間を助けに集まって来る事があるので、基本的に一般人がチョンチョンに立ち向かう行為は非常に危険とされている
一種の疫病神的存在で、奇怪な叫びを上げながら独り暮らしの老人や病人の枕もとに現れ、血を吸うと言われている。その為、チョンチョンの出現は死の前兆とも考えられ、恐れられた
ちなみに頭と胴を分離する術を会得した邪悪な魔術師のなれの果てと言う伝承もあり、隣人の首が夜中に分離してチョンチョンになった、或いはチョンチョンらしき鳥を殺し、首を切り落として吊るして置いたら死体が消えうせ、数日後(チョンチョンの本体である)首の無い身元不明の死者が出た、などの伝承がある(日本の抜け首や中国の飛頭蛮という類似の妖怪みたいなもの。それらにクラスチェンジ可能)
日本ではFランクモンスター、見てくれの悪さから人気は非常に悪い(結構ピーキーな性能なので使い方次第では……)。稀にとあるゲームのヘビープレイヤーがこのモンスターが出る迷宮で『くたばれ四文字!!!』と叫んでこのモンスターの禿げた個体を狙って惨殺している光景が見られる事がある
【種族】チョンチョン
【戦闘力】35
【先天技能】
・抜け首妖怪(下級):空を飛ぶ首だけの妖怪。飛行、集団行動、吸血を持つが支持肢(腕)が無い、『チョン』としか鳴けない、直射日光に弱いなどの弱点を多々持っている
後天技能は……何らかの能力強化や牙強化を最初に持っていれば優秀な個体と判断しても良いだろう。通常なら後天技能無しも珍しくない
ワイルドベア
迷宮に出没する羆に似た熊。基本的に世界中全ての森林系迷宮で発見できる
殆ど野生の羆と大差無いがちゃんとマスターの命令には従う程度の知性はある。勿論会話能力は無いからちゃんとした意思疎通がしたければリンク能力は必須(無いとかなり扱い辛い)
基本的に『劣化版バーサーカー』みたいなものだと思えば良いだろうか?更に取り回しが難しくピーキーな代物ではあるが。ちなみにバーサーカーや熊に纏わるカードにクラスチェンジが可能
一応は騎獣としても扱えるけどちゃんとした騎獣として運用するなら要訓練(基本的に乗り心地はかなり悪いので注意)
毛皮はゴワゴワしていて獣臭いので定期的に洗うマスターも
【種族】ワイルドベア
【戦闘力】85
【先天技能】
・本能の覚醒:野生の本能を解放する。理性と引き換えに身体能力を向上させ、同時に精神異常への耐性を下げる
・巣籠熊:兎に角食事を与えると回復機能が活性化する、一定以上食べさせておくと防御力にもバフがかかる(脂肪蓄積効果)
空腹時には防御力にデバフがかかりスリップダメージが発生するが『狂化状態』も発生可能になる(食事を与えると解除可能になる)。本能の覚醒と重複可能
食事は魔石で代用可能
怪力を内包する
後天技能は火事場の馬鹿力や爪牙強化などがデフォルト。稀に乗騎を最初から持つ個体も存在する
餓鬼
仏教に於いては生前に贅沢に溺れたため、六道のうち餓鬼道に落ちた亡者。 いくら食べても飢えを満たすことができず、あるいは食物に触れるとそれが燃え上がるなどにより食することができず、土を食い泥水までも飲む苦厄に苛まれる存在
餓鬼には様々な種類が存在するが基本的には『小財餓鬼』と呼ばれるタイプがモンスターとしてはスタンダードに現れる。マスターからの施し(若しくはマスターからの許可)さえ有ればまともな食事が可能なので割と餓鬼は従順な性質がデフォになる(餓えからある程度は解放されるから)
見てくれは痩せ衰えて腹が異常に出た醜悪な小鬼そのもの。ゾンビに比べればかなりマシな範囲だがやはり臭い(屍臭や糞尿臭による)為人気が殆ど無い、一応洗えば臭いはそこそこマシになる
鬼であり亡者でもあるので割とクラスチェンジ先は多く上手く使いこなせれば優秀な冒険者になれるだろう
【種族】餓鬼
【戦闘力】65
【先天技能】
・餓える亡者:常に飢餓に苦しむ地獄の亡者。無機物や糞尿すらも喰らうほど常に餓えている
マスターがちゃんと食べさせていれば非常に従順かつ献身的な性質となる
マスターが最低限一日一回は握り飯一つか魔石一個でも与えればその日は餓えに苛まれずに済むらしい(カード時でも供える方が良い。『食事を仏壇にお供えする』のと基本的に同じ様なものである)
従順、屍喰いを内包する
・火事場の馬鹿力
後天技能には稀に火炎魔法や状態異常魔法を獲得する個体が現れる。恐らくは餓鬼の一種である『焔口餓鬼』による影響だろう
普通なら爪牙強化や身体強化系統、極めて稀に巨大化といったケースもある
ブロンズスタチュー
赤銅や青銅などの銅素材で出来た動く銅像。1ランク下のストーンゴーレムよりも更に滑らかに動ける様になり自己判断能力も最初から多少はある仕様になっている(ストーンゴーレムの知能低下が解除され不器用が緩和された様なもの)。但しアイテム装備などは未だ出来ない
やはり頭部などに『核』があり、ストーンゴーレムと同じく非常にしぶとい
『奨学カード』にするには少々高くつく上にやはりまだ融通がきく方では無いのでその話は流れた経緯がある
これの上位機種にはCランクの『青銅の巨人タロス』が存在する(勿論、ブロンズスタチューの有力なクラスチェンジ先)
基本的に美男子型が多いが美女型も存在する(全て無性属性だが)
【種族】ブロンズスタチュー
【戦闘力】135
【先天技能】
・自動人形(下級改ニ):魔力に因って作成された操り人形、素材を最低限使える範囲のものに変更したので最低限まともな仕様になれた(『生きた屍』の自動人形バージョン。絶対服従、状態異常耐性、知能弱低下、不器用弱、怪力、疲れ知らずを内包する)
・銅の身体:身体が銅で構成されている。刺突や斬撃には強いが打撃、魔法には普通
・火事場の馬鹿力
後天技能は基本的にストーンゴーレムと同じ様な状態。しかし訓練次第で最低限のアイテム装備能力が芽生える可能性もあるし武術獲得の可能性も普通にあり得る
アイアンゴーレム
鉄製のゴーレム、基本的にはストーンゴーレムの純粋な強化バージョン。ブロンズスタチューと違って純粋に機体スペックの向上に傾いた仕様になっている(思考能力はブロンズスタチューと同じレベルだが)
後は殆どブロンズスタチューと同じだがCランクの上位機種に『蒸気人形(オートマトン)』と呼ばれるスチームパンクのロボットみたいなカードがありそれにクラスチェンジ可能(『蒸気探偵団』みたいなデザインだと思えば宜しい)
ストーンゴーレムと違って割と造形的には良い(量産型ロボット風味)なのでそこそこ人気がある
【種族】アイアンゴーレム
【戦闘力】170
【先天技能】
・自動人形(下級改):魔力に因って作成された操り人形、しかし素材があまり宜しくない為デメリットの比率が高い(『生きた屍』の自動人形バージョン。絶対服従、状態異常耐性、知能弱低下、不器用、怪力、疲れ知らずを内包する)
・鉄の身体:身体が鉄で構成されている。物理攻撃全てには強いが魔法攻撃には普通
・火事場の馬鹿力
後天技能はやはりストーンゴーレムと殆ど同じだが稀に武術を獲得出来る個体が存在する
バイパー
世界各地の迷宮色々な場所で発生する毒蛇型モンスター。その外観はその迷宮次第(日本でも
『毒蛇』と言うだけあって勿論毒はあるが下級ポーション一つで治るしことカードにはちょっとした状態異常魔法と微小なスリップダメージ程度の効果しか無い
一応は蛇系統なら何にでもクラスチェンジ可能であり普通の蛇より遥かに賢いので愛情を込めて育てると実は何気に『化ける』事もある
事情が有って蛇を飼えない蛇好きが世界各国の蛇カードをコレクションしたりする為か実は以外と人気がある
【種族】バイパー
【戦闘力】25
【先天技能】
・毒蛇:普通の毒蛇としての機能とその制約全て。毒は人間には致死毒(その毒性は外観次第)だが下級ポーション一つで簡単に治る(通常の蛇毒全ても同じだが毒による肉体の壊死は上級ポーションが必要だし切断は勿論ポーションでは回復不可能)
モンスターにはちょっとした状態異常魔法と微小なスリップダメージ程度にしかならない
後天技能は奇襲や気配遮断などを獲得しているパターンが多い。何気に偵察役としても優秀
ジャイアントリザード
その名の通り大きな蜥蜴。外観は2米は有る巨大な蜥蜴
基本的には『
その戦闘力やランクの割には結構強いので序盤の数合わせ候補に入れるのも良いしきちんと育ててクラスチェンジ育成するのもまた良し
【種族】ジャイアントリザード
【戦闘力】45
【先天技能】
・大蜥蜴:蜥蜴の基本的な特徴や機能、制約全て。壁を歩いたりごく僅かだが再生能力が有ったり色々出来るが熱変化に弱い
後天技能には爪牙強化や奇襲、気配遮断など。何気に(良い意味で)ランク詐欺として有名かつこのモンスターが出没する迷宮はFランクとしてはかなり危険な準Eランク扱いさえされるほど
チセコロカムイ
チセコロエカシとも呼ばれる「ハシイド」という名のモクセイ科の樹木を顕現体とする神。
“チセ”とはアイヌ語で<家>という意味であり、その名の通り家を守護する男性の神であり、地域によっては火を司る女神・アペフチと夫婦だとされ、夫婦と共に家族を見守っているといわれている。
また、チセコロカムイは一代限りの神である為、家主が死んだときや家を取り壊す際は神の魂を天上界へと送るという
Dランクの異空間カードの一種でありその外観は木造で壁を樹皮で葺いたサㇵチセ(夏の家)の様な構造になっている。気温はその構造で快適に過ごせる様に一定に保たれている
食糧はアイヌ文化圏のもののみだが非常に美味(ヘドンホールハウス以上、マヨイガ以下)だが供給数は少ない(一日十人程度)。トイレ(汲み取り式)と高蔵(収納スキル用)、それと『
異空間カードとしてはかなり狭いので冒険者の拠点としてはまぁ充分だろうが大人数の収容は難しい(普通に暮らすなら数人程度だろう)が、此処で暮らすと多少の気力、疲労回復効果があり何気に快適だったりする(快適さだけならDランクでも最高クラス)
但し戦闘力はお察し(Dランク最低クラスな上に本体は殆ど戦闘スキルとは無縁ゆえに)だがヘペレセッから召喚出来る熊(ワイルドベア相当)と『家人』としてニ、三体の眷属が居る(家人なら
『核』は家の最深部の壁にある神聖な窓「カムイプヤㇻ」。その辺りを壊せばロストしてしまう
このカードの市価はだいたい千五百万円が相場だが需要に反して供給が少ないので欲しいなら二千万円の予算を用意しておくべき
【種族】チセコロカムイ
【戦闘力】100
【先天技能】
・チセコロカムイ:原始的な見た目に反して非常に快適な家(チセ)型の異空間。非常に狭く数人程度しか暮らせないが暮らすだけで気力、疲労回復が早まる特性を持つ。食事もDランクなら最高クラスだがアイヌ料理に限定される、何気に小規模ながらも温泉付き
Eランク扱い(カード化されてはいない)の眷属を一日ニ、三体召喚出来る
上級家事魔法、初級治癒魔法を内包する
・ヘペレセッ:『熊の檻』、本来なら『イヨマンテ(熊送り)』の為の幼熊だが此処ではチセコロカムイの護衛として存在する
この熊はワイルドベア相当だが『上位眷属体』として現れる(つまり普通のワイルドベアより強い)
・下級収納
後天技能は便利系や魔法能力向上系を、後は治癒魔法や収納の強化だろう(稀に熊の為の物理戦闘技能を習得出来る個体も存在する)。異空間カードの中では比較的気配遮断などを修得し易いらしい
家人眷属は戦闘力だいたい70、集団行動と奇襲を持っている(毒矢と山刀を主装備にしている)
その狭さと戦闘力の低さか、食糧供給能力の低さからアンゴルモア対策にはあまり向かないがソロ冒険者の拠点としては非常に快適であり、そして『自分自身だけで生き残る』という(ぼっちとしての)確たる意志があるなら逆に非常にアンゴルモア向きの異空間カードだと言える
・河童
ほぼ日本各地に存在する川の妖怪。または零落して妖怪になった水神とも神の使いとも水子霊とも謂われている
基本的に小柄な人型生物。体格は子供のようで、全身は緑色または赤色で頭頂部に皿がある。皿は円形の平滑な無毛部でいつも水で濡れており、皿が乾けば力を失い、また割れたりすると死ぬとされる。口は短い嘴で、背中には亀のような甲羅が、手足には水掻きがあり肛門が3つある。体臭は生臭く、姿は猿やカワウソのようにも見える
両腕は体内で繋がっており、片方の腕を引っ張るともう片方の腕が縮み、そのまま抜けてしまう、これは、中国のサル妖怪で、同様に両腕が体内で繋がっていると言われる「通臂猿猴」の特徴と共通している
活動には水が必要(魔石でも代替は出来るが非常に非効率的である、淡水海水問わず……流石に汚水は嫌がるが)、水が有れば有るほど活力を増して下手な同ランク人気カードよりも強くなるが水が無い環境だと非常に弱体化するピーキー極まりないカードである
水場の多い迷宮ならば奨学カード扱いされるがやはり取り扱いは難しいのでジャック・オー・ランタンと同じく『二枚目以降に買うべき奨学カード』として扱われている
その小さな見た目に反して怪力で武術(相撲)の達人揃い。修行次第で傷薬作成や尻子玉抜き(祟り若しくは状態異常魔法)、水属性限定攻撃魔法などを習得出来るので以外と後天的なスペックの高さも評価されている
【種族】河童
【戦闘力】120
【先天技能】
・河童:河の妖怪。水中、若しくは身体が濡れている間は非常に強い(戦闘力プラス50される)。但し頭頂部の『皿』が完全に乾くとこの技能は使用不可能になる上に戦闘力にも激しいマイナスが付く(戦闘力マイナス75)、『皿』を割られると即ロストする
怪力、水中移動、高速水泳、奇襲、治癒促進を内包する
・通臂猿猴腕:河童の両腕は体内で繋がっており、片方の腕を引っ張るともう片方の腕が縮み、そのまま抜けてしまう
それを体術(相撲)などに活かして河童は白兵戦を行なったり水中からの奇襲に活かしたりする
・武術
後天技能は先に挙げた通り色々あるので常に要精進。水神や更に強い水の妖怪にクラスチェンジしたり上位互換の『水虎』にマイナーチェンジが代表的な進化先となる
スプライト
このスプライトという妖精は……風の妖精(シルフ)とも水の妖精(ウンディーネ)とも、はたまた亡霊とも言われる少々起源が曖昧な妖精の一種だ
カードとして言うならば。このカードは先天技能にある『かくれんぼ』にこそ真価がある
『かくれんぼ』というのは…… 姿と気配を隠すことができる。透明化、気配遮断を内包するという身隠しに特化したスキルであり、作中の
・身隠し妖精:かくれんぼを大人一人分まで他者に付与出来る様になる
気配を遮断するだけならポルターガイストという同じEランクカードもあるが……気配遮断だけでは余りにも心ともなかったのでこの特別製スプライトを大輝のいざという時のお守りにしたという作中裏エピソードがある
【種族】スプライト
【戦闘力】60
【先天技能】
・小妖精:小妖精としての魔力と魔法の素養、身体的な不利を示す。見習い魔法使い、浮遊、小さな身体、耐久性低下を内包する
・かくれんぼ:姿と気配を隠すことができる。透明化、気配遮断を内包する
後天技能は魔法技能強化や先に挙げた『身隠し妖精』の獲得などを目指すと良いだろう
フェアリー
欧州圏内なら『この世ならざるもの全て』を現す(『女神転生における悪魔』みたいな言い回しだと思えば良いだろうか?)
このフェアリーは『現在の狭義における妖精』の姿だと思えば良い。だいたい10㎝の可愛らしい小人に蝶々の翅が付いた典型的な妖精の姿をしている
ちょっとした回復魔法(見習い回復魔法)を使えるので新米冒険者が薬箱の代わりに起用して愛着が湧いてクラスチェンジしてゆくのは冒険者あるある(一番安く簡単に入手出来る可愛い女の子カードの代名詞故に)。ちなみにに男女比は五分五分
……一部のコアな
【種族】フェアリー
【戦闘力】15
【先天技能】
・妖精の鱗粉:小さな蝶の翅を生やしたフェアリーの鱗粉には多少の治癒能力が存在する。見習い回復魔法、浮遊、小さな身体、耐久性低下を内包する
(小さな身体:人形の様に小さな身体である事を示す。物理的な攻撃力にマイナス補正がかかるが回避に莫大なプラス補正がかかる。召喚する場所を殆ど選ばない)
後天技能には魔法技能だろう。まず物理的な戦闘能力は期待出来ないので後衛として育成するのが定石
嘘か誠か……『巨大化』を習得して人間サイズになったフェアリーが存在するとかしないとか?(やはりサポーター限定近況ノートネタ)
ウィル・オ・ウィスプ(鬼火/人魂)
同ランクに鬼火や人魂という近類亜種を持つ精霊とも亡霊ともつかない曖昧極まりない不安定なモンスター(カード)
普段はただふよふよ浮かんでいるだけだが敵(人間やカード)を見かけた時には一変して俊敏に突撃して来て更には自爆である
スプライトや先のポルターガイストと組んで敵に忍び寄り……其処から自爆は何気に恐ろしいEランクのモンスターコンボの一種として悪名高い
基本的にそれ以外の攻撃手段なぞ体当たりしか無い上にその体当たりもワイルドウルフ辺りを相手にするのが精々という有り様である
一応、霊体の類いに分類されるが中心にある『核』に少しでもダメージを受ければ即座にロストしてしまう程に脆い(人間でも何らかの鈍器を使って全力で殴れば撃破出来るだろう)
基本的にこのモンスターの戦闘力は殆ど全て『自爆用のエネルギーと自爆時の推進力』だと思えば良い
ちなみにその自爆の威力だが……マイナーチェンジする直前の剣辺りでも非常に高い確率で一撃ロストするレベルだと言っておく(十一層の最も弱い状態ですら)
Cランクでもものに拠っては一撃ロストもあり得る非常に危険なモンスターがこのウィル・オ・ウィスプらみたいな通称鬼火シリーズである
ちなみにこのウィル・オ・ウィスプや鬼火、人魂の区別は『色と自爆した際の属性』でわかる(黄色っぽく自爆すると電撃を撒き散らすのがウィル・オ・ウィスプ、普通に赤い炎で自爆すると爆発するのが鬼火、青色かつ冷たくて自爆すると液体窒素を撒き散らした様な有り様になるのが人魂だ)
【種族】ウィル・オ・ウィスプ(鬼火/人魂)
【戦闘力】50
【先天技能】
・揺蕩う雷火(爆裂/冷気):幽体とも電気(爆発物/液体窒素)の塊とも言える不定形の怪火の一種。『核』を破壊しない限り倒せないがその核は非常に脆い。飛行、縮地、敏捷性強化、電撃(火炎/氷結)強化、状態異常耐性、耐久性低下、知能低下を内包する
・砕ける雷火(爆裂/冷気):このカード唯一の攻撃手段。対象に特攻をかけて自爆する
少なくともこのカードの戦闘力の三倍の(保有する属性)ダメージを対象に与えてこのカードはロストする
【後天技能】
自爆強化:文字通りに自爆の威力を強化する技能。このカードの自爆ダメージを更に2倍に強化する。この鬼火系統は更に上位の鬼火系統で自爆迄をコントロール可能