『土ノ子』様のオリジナルイレギュラーについての考察が少し入っています。ちゃんと確認許可はとってます
ポール・バニヤン
アメリカ開拓時代のホラ話の巨人。身長三メートルから最大百メートルまで自由自在の大男であり今のアメリカの地形を作り出したと謂れる様々な開拓道具を持つオーバーオール一丁姿をした世界で最も新しい開拓の巨人
『気は優しくて力持ち』を地でいくおおらかな性格で木こり仲間や彼を知る者全てからは非常に好かれていた。非常に大食らいでアメリカ五大湖を自分で作ったり、赤子だった頃から五十頭の牛のミルクを一度に飲み干したりと様々な伝承を持っている
その性質上イレギュラーエンカウント化しているのでは?とも最初は推測されていたが『国産みの神話』や『巨人伝説』の方に引っかかったのか通常モンスターとして海外で出没しているのが確認されている。日本の類似神話である『ダイダラボッチ』との相関性などもあるかも知れない。ちなみに本場アメリカでの出現報告はあれどカード化は未だされていない
カードとしての能力は『擬似安全地帯作成』を筆頭に『大規模な地形開拓操作』、『莫大な食糧精製』、『強烈な吹雪を引き起こす』、『ベイブという青い雄牛召喚』が挙げられる。日本ではBランクカードだが弱い分類扱いされる……が、このカードの真価は戦闘以外なのは確かだろう、基本的にポール・バニヤンには戦闘的な逸話はあまり無いが人々の為に動く心優しい巨人なので彼の存在する場所はほぼ常に安全地帯である
その性質上『自然』を司るカードとはあまり相性は良くないので運用には注意が必要。ちなみに世界中何処にでも現わる可能性はあるがその確率は非常に珍しいものである。生涯を冒険者として生きても出会えない可能性の方が高いぐらいには
『対アンゴルモア用カード』としてそれに対抗対処する者達の一部が大切に秘蔵しているらしい。それとその性質上アメリカは常に血眼でこのカードを求め渇望している
【種族】ポール・バニヤン
【戦闘力】550
【先天技能】
・足は地面で頭は大空:アメリカを開拓したホラ話の巨人、アメリカ開拓魂の象徴。開拓に関わる技能全てと教導、巨大化、頑強、怪力、火事場の馬鹿力、料理、肉体系状態異常無効、大食らいを内包する
(・肉体系状態異常無効:毒、麻痺、病気などの『肉体的に悪い状態』を全て無効化する)
(・大食らい:食べられる物なら際限なく食べる事が出来る。食べた分だけ回復する。限定的な再生能力を内包する
燃費が非常に悪くなる。扱う為には沢山の食糧か魔石が必要であり魔石を必要とするなら同じランクの数倍は必要になる
※:ポール・バニヤンの場合は『湖いっぱいの豆スープ』のおかげで大食らいのデメリットを殆ど無効化出来ている)
・建国の巨人:ポール・バニヤンの象徴である開拓能力を示す。山一つなら一日あれば容易く平地に出来たり山を作ったり河を埋めたり掘ったり湖を作ったり出来る。但し植物を操作出来る訳ではない。湖分の飲料に適した水を精製する能力、湖いっぱい分の水を沸騰させる能力もある
一日一回、十二時間分の『擬似安全地帯』を作成可能
・湖いっぱいの豆スープ:誇張無しで一日に湖一杯分の豆スープを精製出来る。ちゃんと出す分量は調節出来るので安心して使うことが出来る
何気にアメリカ開拓時代の大雑把な家庭料理や素材なら何でも出せるし作れる。パンケーキが一番美味と評判
・ポップコーンの吹雪:彼が食べたポップコーンの殻を動物達が吹雪だと勘違いして凍死したエピソードの再現。自身を中心に非常に広範囲に高等氷結魔法を極大威力で行使出来るが手加減、範囲指定は一切出来ないがマスターと自身の眷属には被害は一切無い
・ヘイ、ベイブ:ポール・バニヤンの相棒である青く巨大な雄牛ベイブを一日一回、一頭だけ召喚出来る。自身が召喚したベイブに対する友情連携を内包する
ベイブはカード化はしていないが『高等眷属体』であり怪力、火事場の馬鹿力、乗騎、荷重強化、持久力強化、自身を召喚したポール・バニヤンに対する友情連携を持つ戦闘力750のモンスターとして扱われる。一度召喚すればポール・バニヤンが居る限り送還するかベイブが死亡するまで存在し続ける事が出来る。ベイブは死亡しても一週間かBランク魔石一個で復活可能
但し、ポール・バニヤンはベイブを粗末に扱う事を決して赦さない事を忘れてはならない
ベイブに対する友情連携を内包する
後天技能は建築や料理などの技能系に更に強くなってゆく傾向がある。戦闘能力はBランク下位だが『擬似安全地帯作成能力』故に非常に高価なカードでもある。だいたい九十億円が世界的評価額だがアメリカではアテナより高価に買取りしに来る。むしろアテナか他の優れたBランクカードとトレード要求してくるし、所有者の情報を得たら必ずエージェントが買い取り交渉に駆け付けてくる
贋作妖刀
世に多々ある妖刀伝説……の中にある妖刀の贋作達。例えば『倒幕』を志した侍達が『徳川家に仇なす』とされるかの伝説の妖刀の名を自身の刀に勝手に付けたり、純粋に単なる贋作や、その銘元の数打ちや弟子の習作などだろうか?
その妖刀は本来『実用性と切れ味』にこそ特化した『安い、切れる、すぐ作れる』の三拍子揃った戦場向けの実用品であり人斬り包丁そのものである
しかし現在ではその逸話のせいか戦場での実用の果てに失われたかで殆ど現存するものは無く……そもそもその『銘』を象嵌した本物は非常に希少である為か今では殆ど『幻の刀』扱いではあるが
その逸話のせいかこの贋作妖刀は『ジェネリック付喪神』とも言われている性質を保有している。日本刀型に限定ではあるがそれらを取り込む能力を保有している。付喪神の様にその取り込んだものを回復させたりは出来ないがその取り込んだものを犠牲にする事で擬似的ではあるがロストを回避する能力を保有している
また、装備型能力持ちの中でも珍しい事に『憑依型』と『装備憑依型』のどちらかに切り替える能力を保有している……但し切り替えには結構な代償が必要不可欠なので要注意
普通ならリビングウェポンからクラスチェンジが普通だが……近年『手の目』でこれにクラスチェンジする事もあるらしいが非常に希少なケースにつき情報が常に求められる
基本的に手が無いので物を持ったりすることは出来ない。殆ど『装備化』に特化した仕様のカードになっているのがこのカード最大の欠点だろうか?いや……『倒幕妄執』で比較的反逆的な性質があるのが恐れられているからだろうか?
【種族】贋作妖刀/打刀
【戦闘力】150
【先天技能】
・贋作村正:一応は『村正』と銘打たれてはいるが倒幕の意を込めた徳川幕府に不満や復讐心を抱く者……特に維新志士の弦担ぎによって生まれた贋作妖刀の幾多ある一振り
初等クラスの装備化スキルと浮遊を内包する、支持肢が無いので物を持ったりなどは基本的に出来ない
・倒幕妄執:幕府に不平不満や復讐心を持つ者達の怨念怨嗟が概念的に染み込んでいる、しかし所詮は贋作なのでそこまで強い力は無い
その性質からか器物系統としては強い自我を持つ
無下に扱うと反逆系マイナス技能に目覚め易い
剣術、武術を内包する
・贋作模倣:所詮は村正の贋作に過ぎない無銘刀ではあるが、それが故に模倣もそれなりには出来る
『日本刀型魔道具』ならば取り込んでその能力を自身の能力として扱える様になる。この能力を使えば『物品憑依型』として扱えるが代わりに武器型魔道具の装備スロットを消費した状態になる
その取り込んだ日本刀型魔道具が壊れたら元の刀身に戻りその日本刀型魔道具は消滅する。擬似的ではあるがその日本刀型魔道具を身代わりにする能力とも言える
要はジェネリック付喪神みたいな能力であるが、取り込んだ魔道具の再生能力は無い。しかし通常の武器型魔道具と同じ様な修繕は可能
後天技能は剣術を補強したりする技能に目覚め易い様だ
不知火
不知火は九州に伝わる怪火の一種。旧暦7月の晦日の風の弱い新月の夜などに、八代海や有明海に現れるという。千灯籠、または竜灯とも呼ばれる事もある
海岸から数キロメートルの沖に始めは一つか二つ、『親火』と呼ばれる火が出現する。それが左右に分かれて数を増やしていき、最終的には数百から数千もの火が横並びに並ぶ。その距離は4〜8キロメートルにも及ぶという。また引潮が最大となる午前3時から前後2時間ほどが最も不知火の見える時間帯とされる
この火には誰も近寄る事は出来ず、この火は『龍神の使い』とも言われていてこの火が出る時は漁は禁じられている
景行天皇(ヤマトタケルの父皇)がクマソを征伐した時期に海で遭難してしまった事がある。しかしこの怪火に依って陸地を見つけて難を逃れたという記録がある。その地が
カードとしては『親火』に当たる怪火が本体となり、他の火は『眷属召喚』で再現されている様だ。景行天皇を導いた事からナビゲート能力や蜃気楼に近い性質からか限定的ではあるが『異空間カード』としての能力もある。基本戦闘力はやや低めで色々ピーキーかつ環境制約の多い、結構扱いの難しいカードではあるが……使いこなせれば非常に優秀なカードである事は間違いない
【種族名】不知火
【戦闘力】320
【先天技能】
・晦夜ノ親火:闇夜若しくは暗い環境下そして海上において起きる怪火を示す。今挙げた環境下(水上であれば大丈夫、たとえそれが水溜りでも)であればEランクモンスターであるウィル・オ・ウィスプ、鬼火、人魂を一秒にニ体づつ召喚・使役可能。暗い若しくは水上なら三秒に一体、条件外の明るい環境でも三十秒に一体づつなら召喚・使役可能。召喚数に制限は無い
先に挙げたカードがあるならそれを取り込んで更に威力を高めて発射する能力もある
火炎の身体、上級攻撃魔法/火炎、浮遊を内包する
(火炎の身体:肉体が火炎そのもので出来ている。火炎そのものを吸収したり敵に接近するだけでダメージを与えられるが火炎そのものなので味方も近づけばダメージを受ける。基本的に物理攻撃は無効だが圧倒的な水などに沈められたりして火が全て消えたら即ロストしてしまう)
・火国ノ漁火:伝承元である熊本が『火の国』と呼ばれる様になった由来から発した能力。景行天皇(日本武尊または倭建命の父)を遭難から救った人ならざる迎え火、そしてこのカードの名前が定まったエピソードを示す
迷宮内部ならば出口、若しくは最寄りの安全地帯への行き先を示す能力……要はナビゲート能力がある
ちなみにアンゴルモア時には『なるべくモンスターの少ない、比較的安全な場所に導く能力』を発揮する
・蜃気楼:現実を少しだけ歪めてごく弱い異空間を形成出来る。作成できる異空間はその場所そのものであり生活設備や資材を形成する能力は無い
空間はせいぜい十二畳間四方程度のごく狭い空間でしか無く収納能力などもない。文字通りの蜃気楼そのもの故に
森林なら森林、砂漠なら砂漠、草原なら草原と位相をずらした簡易避難所を作るだけの能力である
中等状態異常魔法を内包する
後天技能は鬼火系統としての特性に因んだものが多い
一本だたら
一本踏鞴、または一つだたらとも呼ばれる日本に伝わる妖怪の一種で熊野地方の山中などに棲む。一つ目で一本足の姿の妖怪とされるが、地方によって伝承内容には違いが見られる
鍛治に非常に縁深い妖怪であり一つ目一本足は炉の火で目を、鑪踏みで脚が萎えたせいだとも言われている。一説に拠れば鍛治神である
故に一つめ一本脚である事に変わりは無いが、毛むくじゃらの獣みたいな姿だったり鍛治師みたいな姿だったり色々外見にバリエーションがあるが性能は変わらない
様々な諸説はあるが、この一本だたらは『十二月二十日』という日に強い縁がある。この『果ての二十日』だけに山に現れて山の入った者を喰い殺すとも言われている。これは同類亜種である『猪笹王(Bランクカード)』との共通する特徴である
カードとしての特徴はやはり『鍛治師としての能力』に尽きるだろう。金属製の魔道具の修繕能力と『鍛冶場』に特化した異空間能力持ちである点だろうか?迷宮の鉱脈から鉱石を採掘したりその鉱石を精錬したりその金属で武具や道具を用立てたりする事が出来る
『そこそこの武具』程度ならば即座に具現化する能力もあり、『武器を扱える眷属』に供給したり、時間はかかるが『無銘の武具』を作成する能力もある
まぁその代わり戦闘能力はかなり低めだが武具系魔道具使いや眷属召喚使い的には非常に便利……を通り越して必須必携のサポートカードだと言える
クラスチェンジするなら『鍛治師として正当進化』するならやはり天目一箇神、『戦闘能力を追加する方針』ならば猪笹王を……やはりこの二つのパターンが一般的だろう
【種族名】一本だたら
【戦闘力】380
【先天技能】
・たたら鬼:鍛治に特化した妖怪……いいや零落したとはいえ鍛治神である事を示す技能。零落しているとはいえ鍛治、採掘、精錬などの技能を内包している
充分な金属が有れば一週間掛かるが『無銘シリーズ』を作成可能。但し作刀作法や儀式もあるので必ずぶっ通しでやらなくてはならない
金属製魔道具の修繕や整備なども可能
熱、火炎攻撃への完全な耐性を持つ
・零落の鍛治神:金属製品や基本戦闘力+30程度の武具を即座かつ無限に具現化する事が出来る
己の保有する空間以外のちゃんとした金属を対価にすればその金属の分まで基本戦闘力+100の武具を具現化出来る
この効果は壊れるか一本だたらが場に存在する限り永続する
・山野の鍛治師:鍛冶場型の……いや、鍛冶場特化型の異空間を形成する能力を保有する。殆どは鍛冶場や炉心、能力行使の為にしか使えない石炭や鉱石・金属や作成品置き場であり、あまり生活空間は無い
一応四畳半の休憩室と水甕、塩の備蓄だけはある
倉庫(中級収納)もあるので荷物の積載は出来る
・山の妖怪:山岳に居る限り強い補正がかかる。寒さ、氷結への完全な耐性を持つ
後天技能は技術系統が先に来るが怪力や武術、鎚術などの武器技能などにも目覚め易い様だ
猪笹王
非常に複雑な由来を持つ一本だたらの獣や山神、鬼神若しくは荒神としての『鍛治神』以外の様々な側面を示す存在
大和国(奈良県)吉野郡・川上村の伯母峰峠に現れたといわれる妖怪で元は熊笹がつく程の旧い大猪だったが猟師にうち殺されてしまう。処に拠っては猪ではなく猫だという説もある
火縄銃と犬を嫌い、それに纏わるトラブルで大暴れしていたが丹誠上人なる高僧に封印される……が、『果ての二十日(十二月二十日)』だけは封印が破れて山中に存在する全ての人間を襲う為その周辺の者達は決してこの人だけは山には入らないそうだ
ちなみにこの『果ての二十日』は近畿地方全域の忌み日であり、『山神が荒ぶる日』とも『罪人の処刑日』ともされている。この日にこの魔物が出る迷宮に入って痛い目を見る冒険者も稀にいるらしい
カードとしての猪笹王は、まぁ『比較的手頃な価格のBランクカード』だろうか?一本だたらを幾らか召喚する眷属召喚能力と一本だたらの基本的能力、そしてそれなりに高い戦闘能力を保有する……が、犬と火縄銃を苦手とする弱点もあるので運用には注意が必要
最大の特徴は……暦次第で莫大な力を得る特性『果ての二十日』だろうか?実際の暦関係なので取り扱いは非常に面倒ではあるが決まれば莫大な力を発揮出来るだろう
稀にカードショップなどで販売されるBランクカードの代表的存在……のうち一つ、荒々しい性格ではあるが『神のプライド』などは無いのでそれなりに従順でもあるからかセミプロなどからも『Bランクにしては扱い易い』と評判が良い
【種族名】猪笹王
【戦闘力】600
【先天技能】
・猪笹王:このカードそのものの名を冠したこの技能は『一本だたら』としての全ての能力を内包し、その一本だたらを眷属として召喚出来る。一度に六体までという制限はあるが数に限りは無い
但し……犬、火縄銃に弱いという弱点も内包する
・果ての二十日:『実際の暦の十二月二十日』には本来かかる封印が解けて自由に動ける様になる。という逸話からその日が来ると『猪笹王』に内包された全ての弱点が消え、その戦闘力が三倍になる
既に束縛されているからか束縛無効を内包する
・忌み日の獣:忌み日に荒れ狂う獣、怪力、火事場の馬鹿力、本能の覚醒、気配察知、自己再生を内包する
・武術
後天技能は主に戦闘系になりやすい様ではあるが鍛治関連のスキル獲得には積極的になりやすい様だ
天目一箇神
『あめのまひとつのかみ』と読む鍛治神の一柱。一本だたらとは密接な関係があるがそれは一本だたらが天目一箇神の零落した姿だからだとされているからだ。ちなみに『火男』の原型だとも謂れている
日本の八百万の神の一柱であり天津神の一柱であり、鍛治だけでなく精銅から製鉄を司る神格でもある。習合の結果別側面として扱われる隻眼の龍神である『一目連』から得た天候神としての側面もある
鍛治師の宿業故に『目一箇(まひとつ)』の名通りに一つ目(若しくは隻眼)であるが一本だたらと違って一本足ではない様だ。それとダイダラボッチとも何某かの縁がある様である
カードとしては殆ど純粋な鍛治神として一本だたらの完全上位互換であると同時に当の一本だたらを無限召喚出来る能力を保有している
最大の特徴は……貴重な迷宮素材を沢山使うし月一度限定ではあるが『武具型魔道具ガチャ』みたいなものが出来る能力と鍛治神の権能だろうか?そのガチャは最低でも無銘の武具程度から攻撃力+500クラスの伝説の武具作成まで様々なものがランダムに作成出来るらしい。ついでに『無銘の武具』なら一日に一振りは作れる
ちなみに『鍛治神の権能』の一つには『鍛治でどうにかなるなら武具型魔道具の耐久性回復する能力』もある。勿論代償や制約はある。その代償は貴重な迷宮素材の消費、制約はその回復分その魔道具の最大強度は落ちてゆく事とそうそう容易くはない様だ
習合した一目連の力で限定的ではあるが天候操作能力もある……但し本来の一目連の様な『天候神の権能』ではないので風を操作する事に限定されているし権能ほど強くも強制力もない
運が良ければ『伝説の武具コレクション』だって出来るが、そもそもこのカード自体が非常に稀少である……まず市場には出回らずどんなに安くとも五十億はかかる、いや五十億ならむしろ詐欺を疑うべきだろう
【種族名】天目一箇神
【戦闘力】700
【先天技能】
・たたら場の神:鍛治と採掘、製鉄を担う天目一箇神の権能。今挙げた技能は勿論、それに関連する全ての技能を最高の水準で保有する
火や熱に対する完璧な無効化を内包する
一本だたらを無限召喚出来る
・岩戸隠れの段:鍛冶場特化型の異空間を作成する能力。一本だたらの『山野の鍛治師』に似てはいるが全てが圧倒的にグレードアップしている
少なくとも快適なDランク異空間カード並みの居住性はある
上級収納を内包する
・神具作刀:金属製品か基本戦闘力+100の武具を即座かつ無限に具現化出来る
この効果は壊れるか天目一箇神が存在する限り永続する
一日の時間と必要な迷宮素材があれば無銘の武具を作成可能
月に一度だけ貴重な迷宮素材を多数消費してランダム武具作成が可能
・風神の側面:風神にして天候神たる一目連の力を限定的に行使可能。風をある程度操作出来る……が、基本的に大雑把なものでしかない
疾風、寒さ氷結への完璧な耐性を持つ
・上級攻撃魔法(火炎、疾風限定)
後天技能はやはり鍛治に纏わる事を優先的に覚えてゆく様である。また半々の確率で『神のプライド』を持っている……が、運用法が運用法なので鍛治だけをやらせておけば良いからまぁ何とかなるかも知れない
鍛冶が嬶
日本の狼に纏わる説話『
そしてその呼ばれる親玉こそが『小池婆』『弥三郎婆』とも呼ばれ色々な……化け猫だったり鬼婆だったり様々な姿で現れるが鍛治が嬶は鉄鍋を被った白狼の姿であらわれるとされる
カードとしての鍛治が嬶はその千疋狼の逸話通りに千匹……実際には無限召喚で狼を呼び出す能力と『テリトリーを確保する能力』を保有している。ついでに鍛治が嬶としてだけでなく、小池婆や弥三郎婆としての姿とも習合してそれぞれの姿である化け猫や鬼婆の姿に化ける能力もある(本家ロシアのキキーモラと同じく)
戦闘力や性能は確かではあるが……鉄鍋を被った老いた白狼だの凶悪な形相のデカい老猫だの鬼婆だのといった見てくれの悪さがと稀少さがネックになって人気は今ひとつではある
唯……メインが狼なので主には比較的従順な性質であり大事にすれば尽くしてくれるから相性の合うガチ勢からは人気と信頼は厚い
【種族名】鍛治が嬶
【戦闘力】420
【先天技能】
・千疋狼:その説話の屋台骨である『千匹の狼を呼び出して使役する能力』。千匹とは言えどその実態は無限召喚であり、その狼達を的確に指揮する能力を内包する
この狼達は『提灯の無い送り狼』として扱う
統率を内包する
・縄張りの主:自身を中心としたテリトリーを形成可能。テリトリー内では味方全員の能力が向上し、持続回復の効果がある他、テリトリー内に侵入した敵の気配を察知することが可能となる
一方で、自身の存在を周囲に知らしめる形となるため自身よりも弱い敵を遠ざけ強い敵を惹きつけてしまう。また、テリトリーの範囲は周囲の敵の弱さに比例する
・三種の変身:本来の姿である『鉄鍋を被った老いた白狼』と巨大な化け猫、鬼婆の三つの姿を持つ。鬼婆の姿になると戦闘力が少し低下するが会話能力が付く
・本能の覚醒
後天技能は気配遮断やかくれんぼといった隠蔽系をメインに、後は狼らしいものがメインになってゆくだろう。稀に名前に引っ張られたか鍛治に纏わる技能を得るケースもあるらしい
ドワーフ
ファンタジーの定番である山岳と洞窟、鉱山の妖精。恐らくは源種だろう『北欧神話の黒小人』という存在も在るがそちらは日本でもBランクカードとして別に存在している
ドワーフの造形は恐らく原種と思われる北欧神話の黒小人をモチーフに『指輪物語の鉱山妖精』を以て出来たと思われる。ちなみに一部の『イレギュラーエンカウント』にも同名の存在は現わるが恐らくは『とある夢の国の物語』と同じく『独逸の民間伝承』を由来にしていると思われる……イレギュラー製のアレは非常に悪意に満ち歪められた代物ではあるが
このカードとしてのドワーフにはちゃんと男女の区別があり、男のドワーフはやはり髭面で小柄だが筋骨隆々の豪傑にして職人という一般イメージ通りの存在である。また女性のドワーフは逆に童顔かつ小柄な美少女……しかも人間基準でスタイル抜群なので女の子カードとしての人気は非常に高い、もう一つのイメージである『女も髭面』なのはBランクの『黒小人』の方になる。ついでに女ドワーフの能力も殆ど男ドワーフと大差はない
殆ど同類である『一本だたら』と違いかなり高い戦闘能力を保有する戦士でもあるが、保有する技術は殆どランダムであり鍛治師だとは限らない。鍛治師、採掘師、細工師、木工職人、硝子職人などなど様々な技能を保有しているのでお好みの技術持ちを探して見ると良いだろう
非常に大食らいかつ大酒飲みであり、酒と美味いものさえあれば大概ご機嫌ではあるが本質的に頑固な性質なので取り扱いにはやや注意が必要となる。ちなみに良く『ドワーフは斧や鎚以外の武器は使いたがらない』と思い込まれてはいるが、全くそんな事はなく剣や槍の方が好みだという個体も珍しくはない
様々な意味で鉱脈系ダンジョン探索の強い味方として男でも何気に人気が高い
【種族名】ドワーフ
【戦闘力】470
【先天技能】
・妖精技師:様々な職人としての高い技量を保有している。少なくとも一つは何らかの職人として達人の域に達している
職人としての技能習得に非常に強い補正が入る
・鉱脈の妖精:鉱脈に生きる妖精としての能力や特性を表す。鉱山などの狭く暗い空間に居る限り非常に高い補正が掛かる
金属製魔道具の修繕、整備も出来る
鍛治師、採掘師と闇視を内包する
・妖精重戦士:ドワーフは優れた職人でもあり優秀な重戦士でもある。ひたすら頑丈かつ力強い頼れる戦士である事を示す
斧術、鎚術、武術、頑強、怪力、火事場の馬鹿力を内包する
後天技能はまず真っ先に職人系技能が来るが、稀に回復魔法を獲得出来る個体が現わる事もある