……スランプ中の手慰みですが
落武者の鎧
その名の通り落武者の着ていた鎧……みたいに一見ぼろぼろになった(様に見える)いわゆる足軽用の
『何か呪われてそう』と思えるぐらいデザイン性は悪いがそこそこ戦闘力を上げる上に自壊と引き換えに『生還の心得』を一度だけ発動出来る様になる(その性質上付喪神に与えるのは非常にオススメ出来ない)
そのぼろぼろな甲冑だが、比較的マシな部位だけを集めた共食い整備や迷宮素材を使った丁寧な修繕などで『荒武者の鎧(後述)』に仕立て直す事も可能
ちなみに、そのぼろぼろの部分だけの再利用で『山賊鎧(後述)』をでっち上げる事も出来る(比較的マシな出来なら非常に廉価で販売もされるが大概廃材利用程度だと言っておく)
『甲冑術』という技能で補正が向上する。稀に甲冑系の装備カードや戦士系カードなどが保有している事がある(前提条件として『武術、体術』を保有している必要がある)
リビングアーマーなどの甲冑などに装備させると(ぼろぼろではあるが)当世具足風(武将が自費で保有する高価な甲冑)にグレードアップする(外観だけだが)
リビングアーマーを和装甲冑にしたい海外冒険者などが常に求めている(日本では稀に和装甲冑仕様のリビングアーマーも存在するが)
カード化してもやはり一式装備するには時間が掛かるのが欠点(常に装備し続けるのもまた難しい程着心地も悪いし)、巨人でもなければ実は結構フリーサイズ対応(ゴブリンからオーガまでサイズ補正は自在)
ぼろぼろではあるが具足葛籠も付いている
戦闘力+50
市価だいたい三百万円
荒武者の鎧(人工純正魔道具)
落武者の鎧を分解し、比較的マシな部位を共食い整備(だいたい落武者の鎧3〜5式)する事や迷宮素材を使った丁寧な修繕で偶然造られたかなり初期型な人工純正魔道具の一種
人工魔道具の研究の一環から生まれた
外観の向上以外には……戦闘力の向上と『生還の心得』を発動しても完全には壊れなくなった事が挙げられる(勿論、こちらでも一度しか使えない能力なのは変わらない。ついでにこの能力発動後は即座に後述する『山賊鎧』へと変化する)
リビングアーマーなどに装備させると比較的状態の良い当世具足姿に変化するし甲冑術で補正向上も変わらない
ちなみに……この荒武者の鎧を小袖の手の様な非常に女性的な装備カードに装備させると『姫武者の鎧』と俗称される状態になる(要は和装姫騎士装束みたいなもの?)
人工純正魔道具化の影響でサイズ補正機能は喪失しているので基本的に使い手のサイズに合わせたオーダーメイド限定される(人工純正魔道具故に)、着付け時間も落武者の鎧より更にかかるのが難点
後述する『理想の下着』を参考に試作された近代型ならサイズ補正機能が維持出来ている(但し人工魔道具扱いになる、やはり後述の『理想の下着改』を元に造られた最新試作型なら人工純正魔道具だが費用がとんでもない事になる)
近代型、最新試作型になるにつれてデザインや着心地は向上する……それだけだけど
戦闘力+100
市価最低ニ千万円(手間暇かかる趣味品故に)、オーガ用なら三千万円はかかる(更なる趣味品)
近代型ならサイズ補正機能付きで二千二百万円、最新試作型なら一億円
山賊鎧(人工純正魔道具)
落武者の鎧を共食い整備の為に解体して残った比較的マシな部位をつなぎ合わせてでっち上げた代物
戦闘力は落武者の鎧から更に半減している上に『生還の心得』は無い
『合戦後の死んだ侍から剥いだ具足』みたいなものでままはっきり言って品質も着心地も最悪(但し頑丈さだけはそこそこ保証はある……凡庸シリーズ程度には)
基本的に殆ど市販はされない(稀に何処かの工房などが新人の習作に造ったものを死蔵したり試し切りの巻藁代わりに使ったり程度)
かなり稀にカード化している『元荒武者の鎧』がワゴンに捨て値で売られている事がある程度
そんな駄目な品質なので着付けは割と雑に簡単に出来るのは強みか?
戦闘力+20
市価買い取り不可(ワゴンで五万円程度でごく稀に売られている事もある)
落武者狩りの竹槍
落武者狩りに使われた竹槍……だと思われる代物
見た目よりもそこそこ頑丈ではあるが数回使えば壊れる程度だが後述する『対象』に投げれば百発百中で当たって突き刺さる
『対象』として『逃げる相手』や『戦士系モンスター(カード)』に対して特効作用がある(攻撃力+500扱い)
主にカーバンクル狩りや戦士対策に使う
市価だいたい二百万円(無傷未使用品のみ)
墓荒らしの薬酢(現在人工純正魔道具)
ヨーロッパ全土で黒死病が蔓延していた時代にとある四人組みの墓荒らし(ペスト患者の家を狙う泥棒という説もある)が居た
その彼らが使っていたとされるペスト除けの薬酢(当時のヨーロッパでは酢は疫病祓いに役立つとされていた)
この薬酢に『ダニ避け』になる薬草も入っていた事(ペストは鼠やダニから感染するとされている)から彼らはペストに感染せずに済んだという
発見当時から非常に有効なペスト予防薬として伝説にもなった(今でも『四人の泥棒の酢』として有名である)
この魔道具を身体に塗る(振りかける)と病気への耐性が付与される
通常(地上)の感染症ならほぼ予防出来る。迷宮のモンスターや罠によるものでも高い耐性を与える事が出来る
一瓶につき四回使える(これは『製作者の墓荒らしは四人組み』という事からだろう)、一度につき半日は有効だと臨床試験で判明している
ちなみに全て迷宮素材で作ればこれと全く同じ効能の薬酢が作れる事が判明している(ニシモリ製薬の研究成果として)
それ以外にも料理や掃除にも使える(長く細く病気予防に役立つ)
日本ならともかく、衛生環境の宜しくない海外の迷宮では半ば必需品扱いされている
市価だいたい一瓶十万円、人工純正魔道具になる前なら一瓶につき百万円
能力補強のアクセサリー
一部のRPGにありがちな僅かながらも色々な能力を補強してくれるアクセサリー、腕輪指輪足環ネックレスイヤリングピアスブローチ他色々な凡そ『アクセサリー』と呼べるものならば全ての種類が存在する
補強してくれる能力は基本的に一種類のみで、筋力敏捷力器用さ知力魔力運勢などなどやはり様々
必ず純金製であり補強具合はそのアクセサリーのサイズと付いた宝石の質次第になっている。アクセサリーとしての出来は稚拙なものから精巧なものまで非常に様々(頑丈さは一律されている)
大きなアクセサリー(腕輪や冠など)なら二つ、小さい指輪やペンダントなら最大四つまでならちゃんと効果が出る(それ以上身に付けると効果を中和してしまう)
基本的には『気休め』程度にはなるのでここ一番の補助などに使う冒険者も居る(常時使いはあまりオススメ出来ない、脆い純金製故に)
何気に『サイズ補正機能』が完備されている
これを装備したカード達曰く『ちゃんと効き目はある』との事だ
基本的に魔道具と言うより普通の人間用アクセサリーとしての需要が強い。ある意味では『天然の芸術』として愛好するコレクターも世界各地に存在する(基本的に『金持ちの道楽』だが)
市価……様々(普通ならば五十万前後)。小さくて人気の無いデザインなら一万円でワゴン行きもあり、人気なデザインならば最低価格五百万円からオークション行きもある
エアコンブローチ(人工魔道具)
大きな翠玉を嵌め込んだ金線細工の非常に精巧なブローチ
とあるエメラルドタブレットの技術者が縁者であるとある少女の為に作成した一品物
基本的には通常のエアコンペンダントだがデザインの質が違う
その制作者は『もう一度同じものは作れない。あれはデザインとしてなら私の最高傑作だ』とコメントしている
もしもグレムリンの能力などで壊れても内部のエアコンブローチパーツを交換する事で再利用可能
市価取引不可(その制作者のファンが知れば何気に大変な事になるとは言っておく)、通常のエアコンブローチならエアコンペンダントと同じ価格になる
サンダルアンクレット
細い金細工のアンクレット。装備すると裸足でもサンダルを履いた程度には防護し、過剰な日焼けを防いでくれる効果がある
富裕層や冒険者などが海遊びの際に使ったりする
サイズ補正機能付き
市価十万円
理想の下着(人工魔道具)
ごく単純に『装着者の身体に絶妙にフィットする』、『衣擦れ、汗疹を防ぐ』というだけの下着
洗えば生涯使えるがグレムリンの能力一発で破壊されてしまう欠点が存在する
最初期の頃は単なるスポーツ下着の上下程度でしか無かったが制作元である『エメラルドタブレット社』がその技術を全世界の下着メーカーとライセンス契約する事で世界中にこの技術と下着は行き渡った
現在では余程のダンジョンアンチかEランク迷宮以降を往く冒険者以外の全ての人々(女性)から愛顧されている
原作にも存在する『マーメイドの水着』のプロトタイプとも言える
『高級品』には『汚れ耐性』も僅かながら付いている
市価だいたい五万円前後(通常品質)、高級品なら三十万円。試作型なら(製作コストが)一千万円、最初期型は三百万円で販売開始されていた
理想の下着改(人工純正魔道具)
通常の人間サイズまでならサイズ補正能力(と衣擦れ、汗疹避け能力)を保持したまま人工純正魔道具化に成功した文字通りの『理想の下着改』
魔道具の中にある『衣類型の魔道具』を参考に様々な偶然の果てに奇跡的に部分的再現が(人工純正魔道具でも)可能になった『人工純正魔道具の夜明け』とも(主に女性冒険者から)称された新しい魔道具
旧来の理想の下着より流石に値は張るがセレブや優秀な女性冒険者はこぞってこれを求めている(嘗ての理想の下着ではグレムリンのせいで迷宮ではマトモに使えなかったからだ。それまで大概どんな女性冒険者も迷宮ではスポーツ下着一択だった)
現在はこの技能をマーメイドの水着にも転用する事を目標としている(水中ダンジョンの攻略に有れば役立つだろう)
未来に於いて『とある一大プロジェクト(後のカードギア)』の礎(の一つ)となる魔道具である
作中世界ではまだまだフルオーダーメイドのみの超高級下着扱いになっている
市価だいたい五十万円(フルオーダーメイドのみ)
反魂香
ちゃんと脳が無事で肉体が生前同様に存在する死体に限り一時間だけ擬似的に蘇生させる魔香(遺体が負傷しているなら必要な分だけポーションを用意する必要がある)
迷宮内かつその香を焚きしめている閉鎖空間(安全地帯や異空間カードの室内などが望ましい)でしか蘇生は出来ないがその死者が知る知識や情報、何故死んだかなどを聴ける(主に『遺族との最期の別れ』などや遺産相続問題などに使われる……稀に死者が男なら『跡継ぎ作りの胤とり』に使われる事もあるらしい)
その香を絶やさず込めれば一時間と言わず理論上なら無限に……とはいかず、この香が炊かれた空間では死者の肉体は急速に劣化してゆく為どう頑張っても半日しか持たない事が実験で判明している(三時間が限界だった)
そもそもこの香も非常に貴重かつ高価な代物なので普通は連続使用なぞ考えたりはしない
一度この香を使うと次はもう効かなくなる
この香を『死神の被害者の亡骸に使うと魂に救いが齎される』という噂もある(但し真偽不明)
市価だいたい三千万円(在庫と状況次第でオークションとなる事もある)
死に水
非常に小さな小瓶に入った水。この水を死体の口に含ませる(最低限対象の髑髏と顎骨さえ有れば良い)と水を含ませた者に対して五分間だけ三つの質問に正直に答えてくれる(その死体が知り得る事に限るが)
非常に小さく厚い小瓶なので一瓶で一回だけ、しかも綿か何かで湿らせてから作法通りに死に水を添えないと作用しない
警察組織などが(裏で)常に求めているのでギルドからは納品依頼が絶えない
この水にも反魂香と同じく『死神の被害者を救う力がある』という噂がある(やはり真偽は不明)
市価だいたい一千万円
狼煙袋
乾燥して固まった狼の糞が入った小袋。これを袋ごと焚火に焚べて『色と対象一人』を念じると同じ迷宮内ならその対象の側にその念じた色の煙が対象の目に視える(アンゴルモア時の地上なら『普通の狼煙が視える範囲内』迄が有効射程になる)
袋一つにつき一回だけ、迷宮内でしか使えないが万が一の際(グレムリンによる機械破壊や罠による分断など)の際の符牒や命綱として機能してきた
結構容易く見つかる魔道具なのでパーティーを組んでいる者なら(プロやガチ勢ほど)組んだパーティー人数分持ち合わせているのが半ばエチケットと見做されている
古来の『狼煙』とは狼の糞を使ったものだとされている。それが型になった魔道具なのだろう(場所に拠っては蓬、羊の糞、石油などになる)
ちなみにどのタイプでも結構臭いが袋を一度でも開けなければ無臭であり袋を壊さない限り決して中身は漏れ出さない(袋は普通の布袋に見えるが)
勿論、イレギュラーエンカウントに遭遇している状況では使えない
市価だいたい二千円
この作品のタイトル改名……やる?
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『リア充でも明日を求めて良いですか?』
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『モブでもリア充でも明日は欲しい』
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変更無し