死の外科医の能力を持つオリ主はまちカドを謳歌する   作:生徒会長月光

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前回のアルバイトでの給金を使い良子への贈り物を探すお話し。

それではどうぞごゆっくり。


シャミ子の妹へのプレゼント大作戦!

皆さん!

 

私はシャドウミストレス優子!

 

前回杏里ちゃんのお母さんの所で働きお給料を貰いました!

 

これで桃への借金を完済出来ます!

 

「そういうわけで一括で返済するので受け取るのです!

 

そしてこれで光と闇の貸し借りはゼロになります!

 

正々堂々と勝負するのです!」

 

「おはようシャミ子。アルバイトしてたもんね。

 

ウインナー今日持ってきてるけど食べる?」

 

「一面がウインナー弁当です!?食べたいですけど良いです!」

 

「そう。でもシャミ子からバイト代巻き上げるのは嫌だな。

 

何か自分のために買ったら?記念トロフィーとか」

 

「可食部のないものに散財するわけにはいきません!」

 

「なら生ハムの形をしたトロフィーなら?」

 

「な、生ハム…ジュルリ…

 

ハッ!?そ、その手には乗りませんよ!今回は食で騙されませんよ!

 

何と言ってもおかーさんとローさん共同のボンバーおにぎりを食べたのです!

 

お腹は既にぱんぱんなのです!」

 

そうシャミ子は朝トラ男に無理を言い特大のおにぎりを作ってもらい具の中身は清子が吟味して結構な直径30センチ弱という大きなサイズだったので真ん中にしゃけ、左におかか、右に昆布と味に飽きないように工夫をしたおにぎりを食べていたのだ!

 

「準備万端だったか…」

 

「なるはやで借りを返し封印を解いてこそまぞくの第一歩を歩めるのです!」

 

「そっか…」

 

と凍らせたペットボトルを片手に少し考える桃。

 

「あ!さては困ってるな!」

 

「困ってないよ。」

 

「そんなこと言って仕草に出てるぞ!」

 

「出てないよ。」

 

「フッフッフ!初の優勢です!やったやった!」

 

と喜ぶシャミ子の尻尾を軽く掴み凍った冷たいペットボトルをピタッと押し当てる桃。

 

「ふはははっ…冷た!?えっ!?な、なになになに!?ちゅめた!?なにこれなにこれなにこれ!?」

 

「凍ったペットボトルだよ。やっぱり溶けないね。」

 

「すいません!調子乗りました!ごめんなざいでじだーーー!!」

 

改めて話しをするシャミ子

 

「だ、大体全額返してもまだお小遣いは残ります!今日は放課後妹に何か買ってあげるのです!」

 

「…妹?」

 

「はい!とても可愛らしい自慢の妹です!」

 

「やっぱり一括返済禁止!月50円でそれ以外受け付けません。」

 

「一体どうしたのですか!?」

 

「妹ちゃんや家族に何か買ってあげな。死の外科医への日頃の感謝でも良いし。いまならこの八切りのパンも付けるよ。」

 

「だから食では騙されませんよ!」

 

「というか桃のお弁当ざっくり系ですね!ご両親はお忙しいのですか?」

 

「……家族はいない。」

 

「えっ?」

 

「話しすぎた。忘れて」

 

と桃のデリケートな部分に触れてしまったシャミ子。

 

「う、薄いパンで今回は手を打ってあげます!今回だけはなんでも聞いちゃります!」

 

「えっ?」

 

「今度からは四つ切りじゃないと言うこと聞きませんからね!」

 

とシャミ子なりに桃を気遣うのであった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

放課後

 

あの後桃まで付いてきてしまい今は商店街で良を待っています。

 

今日は良の欲しいものを買います!

 

と意気込むシャミ子。

 

「あっ!桃、良には正体を隠してください!その…熾烈な戦いをしていると言ってしまいまして。」

 

「話しを大盛りにしちゃったわけか」

 

「な、並盛ぐらいです!」

 

それから暫くしてランドセルを背負った良子がやってきた。

 

「お姉~先来てたの?」

 

「荷物持ったまま来たの?」

 

「図書館で勉強してたの」

 

「良は勉強が出来ますからね~」

 

「お姉その人は?」

 

「此方は親友の千代田桃です。」

 

「!?」

 

「桃!合わせてください!」

 

と小声で耳打ちするシャミ子に頷く桃。

 

「今日は初めてのアルバイト代で良にプレゼントを買ってあげます!」

 

「え?良いよ。だってお姉大事な戦いしてるって。だから良は何も入らないよ。」

 

「そんなこと言っちゃダメだよ!何でも良いんだよ!」

 

「じゃあ包帯と家庭の医学…」

 

「大丈夫ですよ!怪我は何だかんだおにぃちゃんが治してくれますから!」

 

「でもトラ兄がいない時に怪我したら…」

 

「おねーちゃん怪我しませんから!」

 

と良子は中々自分の欲しいものを言おうとしません。

 

それからも兵法書やらお徳用のひじき、心理学の本と決まりません。

 

そんな中で、桃は良子の視線がある場所にいっていることに気付く。

 

「シャミ子。良ちゃんここに来たときちょいちょいあそこ見てる。多分あれかな?」

 

「これは…トイカメラ?良これ欲しい?」

 

「いや!そのみ、見てただけ!ちっちゃくて可愛らしい…と、図書館でずっとカメラの雑誌見てて気になっただけだから。」

 

「めちゃくちゃ欲しいんですね!」

 

「で、でも高いし」

 

とそこに書かれていた値段は2138円

 

丁度バイト代とトラ男からもらった200円で買えそうな金額であった。

 

「全然買える金額です!おねーちゃんが買っちゃります!

 

それでおねーちゃんの雄姿を撮ってください!」

 

「お姉…ありがとう~」

 

と嬉しさのあまり泣き出してしまう良子。

 

「あわわわっ!?どうして泣くのですか!?」

 

「だって…お姉最近無理してるとき尻尾がしなしなになるから分かりやすい。」

 

とへにゃりと元気のなさげな尻尾を見ながら言う良子。

 

「え!?そうだったんですか!」

 

「気付いてなかったの?

 

緊張してるとき、悩んでるとき、ワクワクしてる時、気が乗らないとき、元気のないとき色々あるよ。」

 

「あわわわっ!?」

 

「むっ今の尻尾はこの人どれだけ私のこと観察してるのちょっと怖いんですけど…かな?」

 

「どうしてそこまでわかるのですか!?」

 

そうしてカメラを無事に買うことが出来たシャミ子。

 

「桃、その…なるはやで借りは返すと言ったのですが…」

 

「うん。」

 

「今日良のあの笑顔を見れて何かしてあげられて良かったです。」

 

とキラキラした目でカメラを触る良子を見て見守る二人。

 

「借りは時間をかけて必ず返します!なので血糖値高めにして待っているが良いです!」

 

「あ~わかった。」

 

「なんですか!その気の抜けた返事は!」

 

「あのお姉。最初取るならお姉と桃さん撮りたい」

 

「えっ!?それはその…」

 

と歯切れの悪いシャミ子

 

「私は全然構わないよ。」

 

「桃!?」

 

「じゃあシャミ子用に手近な踏み台を探さないと。」

 

「本屋さんの前にありました!」

 

「良し!」

 

「良しじゃないです!そんな身長差は気にしなくて良いのです!」

 

そうして二人の写真を撮る良子。

 

その後現像のやり方が分からなかったが良子だが桃が確認するとどうやらUSBでパソコンから印刷が出来ることが分かり良子はそんな桃へと様々なことを質問する。

 

「写真の色を変えたりは?」

 

「それはキチンとやるならペンタブが必要になるかな?簡単になら出来るけどどうせやるなら本格的に…」

 

途中から何を言っているのか分からなくなったシャミ子は

 

「こ、これで勝ったと思うなよーーーーー!でも後で良に教えてあげてくださいーーーーー!」

 

と良子を抱えてその場を去るのであった。

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

「行っちゃった…」

 

「桃色屋何してるんだ?」

 

「あ!死の外科医。さっきまでシャミ子と良子ちゃんと一緒にカメラで撮ってた。」

 

「カメラ?」

 

「カクカクシカジカ」

 

とトラ男へ説明する桃

 

(でもこれで伝わるのってそういえばお姉ちゃんぐらいだった…)

 

と気付く桃だが

 

「マルマルウマウマ…成る程バイトで稼いだ金で優子は良子へプレゼントを買ってそのまま帰ったと。

 

桃色屋は優子のやつが心配だから一緒に付いてきたというところか。」

 

「おぉ!合ってる!」

 

「つうかやはり姉妹か…桜屋も同じ事言ってたからな。」

 

「姉がですか?」

 

「あぁ。しかもあいつ分からないとこれ見よがしにからかってきやがってな。

 

見返してやろうと見聞色を鍛えて表層から何を考えているのか分かるようにはなったな。」

 

「…なんだか姉がすいません。」

 

「いやあの時は俺もむきになってたからな。あの野郎が仲裁に入るのがお決まりだったな。」

 

「あの野郎?」

 

「まぁそこは置いておく。

 

それと今度時間を明けとくから放課後に屋上へ来るといい。

 

そこで武装色を教える。」

 

「覇気…ですね。」

 

「あぁ魔法少女の身体はエーテル体で主に出来てるのは知っている。」

 

「はい。なので武装色を纏えるのかどうか少し疑問になってて」

 

「結論は出来る。元は普通の肉体を再構成してエーテル体にしてるのだから理論上は使える。というか桜屋が使えてたからな。」

 

「お姉ちゃんが!?」

 

「そうだ。だが使いすぎれば魔力同様身体から抜け出るから適度に休みながらでないといけない。

 

桜屋は魔力コントロールが群を抜いていたから何とかなったが普通ならコアになっちまうらしい。」

 

「それほど難しいんですね…でも姉が出来たのなら私にも会得できる可能性はある!」

 

「その意気だ。今日はもう遅い。早いところ帰って休むこと……桃色屋はそういや一人暮らしか。」

 

「そうですけど?」

 

とトラ男は携帯を取り出して何処かへと電話を掛ける。

 

「清子か。俺だ。今日は晩御飯俺の分はいらないから頼むぞ。

 

それと冷蔵庫に昨日の飯の残りをチャーハンにしたやつがあるから中華スープと一緒に持っていってくれ。

 

悪いな。」

 

ピッと電話を切るトラ男。

 

「桃色屋、迷惑じゃなきゃ飯を作ってやるがどうする?」

 

「良いんですか?宜しくお願いします。」

 

そうして急遽トラ男は桃へと夕飯を作るため千代田家へとお邪魔することになるのであった。




今回はここまでになります。

原作通りシャミ子は良子へカメラを買いました!

シャミ子の優しさが光る回ですね。

そしてシャミ子は桃からの食への誘いをトラ男&清子特製の30センチ強のボンバーおにぎりを食すことでシャットアウト。

残りのご飯はチャーハンになり、トラ男宅の冷蔵庫へ。

シャミ子たちが去った後にトラ男と出会う桃。

エーテル体での覇気の行使は出来るかどうか考えた結果取り敢えず出来るということで。

魔力コントロールが出来るなら覇気も同様で似たことは出来ると思うのでそこはご都合主義で宜しくお願いします。

今回は次回へと持ち越しという形になりました!

次回は千代田家での料理と桜と出会った経緯など話せれば良いと思います。

あとは桜の現在の場所なども

「まだ時ではない」

…どうやらそこは文字通り時ではないそうなのでまたいつか語ります。

そして感想、評価、お気に入り登録ありがとうございます!

次回は2、3日 間隔が開くかもですがなるべく早めに仕上げようと思いますので宜しくお願いします!

それでは今回も読んで頂きありがとうございました!

覇気を伝授する場合の配色

  • 桃 武装色
  • ミカン 見聞色
  • シャミ子 見聞色
  • 良子 武装色 見聞色
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