死の外科医の能力を持つオリ主はまちカドを謳歌する 作:生徒会長月光
今回は少し長めになりました。
そして土の精霊ノームも再登場します。
それではどうぞごゆっくり
最後におまけ話しも収録してます。
ゴロゴロ…
雨が降り雷の鳴るばんだ荘
「光の一族の巫女…魔法少女との接触…そして一族の封印の一部解除!
優子よ。貴女は偉大なことを成し遂げました。」
カッ!!ゴロゴロ…ブチッ
「今宵こそ家族に伝わりし儀式の時…」
「おかーさん…まさか!あれをやるのですか!
あれは今まで負荷が掛かりすぎておにぃちゃんがいなくては出来なかったのに…」
「確かに今まではローさんに負担を掛けてしまってましたが此度は違います…さぁ始めましょう。」
いかにもまぞくらしい怪しげな儀式をしようとしている吉田家の面々。
そして取り出したるは…
ホットプレートであった。
「吉田家家訓!良いことがあった時は皆で鉄板を囲むのがてっぱんです!」
「お天気が優れませんね…ちょっと残念です」
「今ちょっと停電したね…」
さて何故こんなことになっているのか
回想~~~
それはトラ男とシャミ子が桃を送り届けた後の事。
家へと帰宅していた清子に一本の電話が
「もしもし?」
「もしもし、こちら多魔警察署の者ですけれども吉田清子さんはご在宅でしょうか?」
「はい。清子は私ですが?」
「実は…ーーーーー」
「!?」
そしてシャミ子が家へと帰ってくると清子が座って待っていた。
「優子…とても重要な話しがあります。」
「?どうしたんですかおかーさん?」
「帰ってきたんです…ドブに落としてしまった財布とその中に入っていた10万8000円が!」
「じゅっ!?」
ーーーーーーーーーー
シャミ子の頭の中で宇宙の心理が展開されていた…
「はっ!?う、宇宙のめくれた部分を見ていました…」
「これは1ヶ月四万円の呪いが解けています!」
「ホントですか!?」
「優子よ。よくぞやりました!本日はローさんも呼んで我が家に伝わりし儀式をします!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
と1ヶ月四万円の呪いが解けていたということで張り切って買い出しをした清子。
「粉とかつおぶしとキャベツ…今日はお好み焼きですか!?ウインナーと焼きそばもある!後は買い置きで…豚こま、長ネギ、玉ねぎ、もやし、卵、もやし、にんじん、もやし、プリン、もやし、鶏肉、鶏肉、鶏肉、もやし、きゅうり、もやし………もやしが多い?」
「ごめんなさいおかーさんいきなり高級食材行くことに腹くくれなかった。」
「それに優子のお陰で多少の封印は解けましたがまだまだ慎重にいかないと…吉田家はまだまだ能力や運は差し押さえられているのです。
フィーバーが過ぎると運命レベルでガッカリ微調整が入るかもしれません!」
「が、ガッカリ微調整!?」
とシャミ子がおののく中で…
ポキリンチョ!
と吉田家唯一のフライ返しが根本から折れてしまった。
「家で唯一のフライ返しが!?お、お好み焼き出来ますか!?」
「だ、大丈夫です!木べらで何とか…」
カタカタ
と天井裏が揺れると天井裏が少しずれてひょこっと
「ノー?」
土の精霊ノームが出てきた。
「あれ!?貴方はこの前の小人さん!?何故此処に!」
「この前お姉の言ってた小人さん?」
「あらノーちゃんどうしたの?」
「ノー」
とノームはそのまま天井裏から畳へと着地して
「ノー!」
「もしかして良いの?」
「ノ~」
と清子はフライ返しをノームに渡すと徐にノームは何処からともなく出した小さいハンマーで
トンテンカン、トンテンカン
と叩くとあら不思議!
フライ返しは元通りになっていました。
「おぉ!フライ返しが元通りに!」
「小人さん凄い!」
「ノ~」
「ありがとうノーちゃん。腕によりを掛けてお好み焼きを作りますね!」
「そういえばおかーさんは小人さんと知り合いなんですか?」
「えぇ昔にお父さんとローさんと知り合った縁で。
普段は山奥でひっそりと暮らしているのですがどうやら偶々こちらへ降りてきた時に優子の魔力とローさんのクッキーを食べたからか
恩返し風な感じで天井裏に今は住んでます。」
「そうだったんですね!そういえばノーちゃんって?」
「その子もサラちゃんと同じで精霊なのです。土を司り物作りが大好きなんです。この前の優子の靴もノーちゃんが直してくれたんですよ。」
「あ、ありがとうございました!」
「凄い…小人さん何でも直せるんだ!」
とキラキラした目でノームを見る良子。
と話せるようになったごせんぞが清子に話し掛ける。
「セイコよ。余も話しに参加しても良いか?」
「夫から聞いてましたが直接話すのは始めてですね。」
「は、はじめまして優子の妹の良子です。」
「余もお主たちのことは簡単にではあるが知っとる。」
「こんなにハッキリ声が聞こえるなんて」
「うむ。これで肉叩きやドアストッパーにされる日々ともおさらばじゃ!」
「お主がダンベル感覚でいろんな所に転がすから現代事情に詳しくなれたぞ!!」
「すみません…」
と少し恥ずかしがる清子。
「さて余がプチ復活したからには家長としてバリバリ権勢を振るうぞ!…聞きたいことも…」
ガッ!!
と調子に乗ろうとしていたごせんぞに対して、清子は話しを遮るようにご先像の真横に缶を置く。
「な、なんだこれは!?」
「ご先祖さま?今目出度い席ですので一旦後にしませんか?どうですか?まずはしゅわっと一杯?」
とお供えされたそれを飲むリリス。
「なんだこれは!?甘い炭酸か!悪くはないな!そんなことよりくぎゅっ!?」
とご先像が仰け反る
「わぁ!?ごせんぞ!?どうしたんですか?」
「なんだこれは~せかいが~シュワついてく~まさか…毒!?でもクセになるぅ~」
「缶チューハイです。」
「ごせんぞ!?話したい事って!」
「ん~ぐにゅ~」
「ご先祖さま?」
「ポン酒風呂も用意しました。体も暖まってぜいたくですよ?」
「こきゅ!?」
「ごせんぞ~~~~!?」
と桶にいれたお酒、銘柄まぞく殺しを並々と入れてご先像をその中へと突っ込む清子。
注意!
お酒は適量で済ませましょう。
何事も程々が一番!
ご先祖リリスは何千年と生きるまぞくで特殊な訓練を受けています!
お酒の一気飲みは絶対に止めましょう!
ガチャッ!
「清子。今日は済まないな。」
「ローさん良いんですよ。いつもお世話になってますからこれぐらいはさせてください。」
「おう。それと土産で五年寝かせたっていう、まおうごろしってのが手に入ってな。」
とご先像の側に置いてしまうトラ男。
さてまぞく殺しでダウンしていたごせんぞに更に追加があるとどうなるか
「み、水!ゴクゴクゴク…ひょえぁ!?」
「ん?やべ…こいつは割って飲まねぇと度数がキツいんだが…そのままお供えになっちまったってことは…」
「あっぷあっぷ…何だか星が見える~~」
「ご先祖さま。今はパーリィタイムですので込み入った話しはご遠慮ください。ご先祖さまとは後でじっくりとお話しさせていただきます。」
と清子は良い笑顔でご先祖へと話す
「仲良く同居したいですね。大姑さん」
「うぅぅぅし~つ~ら~く~え~ん…」
「清子。落ち着け。話し合いは俺も参加するぞ?」
「頼りになるわローさん。」
「あわわ…この家の新しいパワーバランス…ちょっと見えてきました」
とシャミ子と良子は清子とトラ男の姿を見てそう言うのであった。
その後料理を手伝うシャミ子に料理を教える清子。
誰か気になった人に料理するのかと思ったらまさかの魔法少女にとのことだったので清子は少し心配になるのであった。
「それはそうと私暫くその魔法少女と共闘することになりました!」
「まぁ優子の成長に繋がるから俺も賛成してるしな。」
「ローさんが言うなら心配なしですね!優子はそういう道を選ぶのではないかと思っていました。優しく育って、魔法少女と仲良くなって…」
「えっ?仲良くなって?いやぁ何て言うか事故ですね。」
「事故!?」
「まぁ何はともあれ切り分けましょう」
とお好み焼きを切り分けて各々へと配る。
「いただきま~す!」
「美味しい!」
「丁度良い焼き加減だな。旨い。」
「すっごく美味しいです~頑張ってよかった~。私これからお好み焼きって思い出すだけでどんな山も越えられる気がします!」
「喜んでくれて良かったです。」
「マヨネーズもソースもかつおぶしもあっておからじゃない小麦粉の味がします~」
「その食リポはちょっと…おかーさんこれからもう少し頑張りますね。」
そうしてお好み焼きを食べていく。
途中良子がシャミ子の参謀をしたいと申し出たりというハプニングもあったがそれとなく進んだ。
そして食べ終わるなかで良子はお好み焼きとジュースをご先像に御供えする。
「ごせんぞ大丈夫?」
「んぐぅ~りょうこかぁ~余のようなドアストッパーにも優しいとは~」
と言っているとノームが新しい桶にトラ男が水を入れたものをを持ってきてご先像をそちらに移すとタオルでご先像を綺麗にする。
「ノーー!」
「おぉ小さいのよ。かたじけない。余の力が戻ったら北アメリカ大陸ぐらいは支配させようぞ。」
と言っているとノームはフライ返しを直したときのハンマーを取り出していた。
「…お主何をするつもりじゃ!?」
「ノ~~!」
トンテンカン、トンテンカン
とご先像の片方折れている角を直そうと善意からハンマーで叩くのだがその衝撃がリリス本体にまで届くので。
「あ、頭が~~くらきゅうする~~止めてくれ~頭に響くのじゃ~」
「ごせんぞーーー!?」
「ノームちょっと待て。」
とトラ男が止めには入る。
「ノー」
「きゅぅ~~呪いの影響なのか角はそういう仕様なのだ」
「ごせんぞ酔い止め。」
「りょうこ~~すまなんだ~余が復活したら北半球を支配させようぞ」
「え?ごめんね。領土を与える系は姉の権限にしていきたいから名目上のトップじゃダメ?」
「あれ?なんか厳しい!?ていうかお主地味にため口じゃな!シャミ子よ氷水をくれぬか?」
「はーい……あれ?おかーさん!冷蔵庫の様子が可笑しいです!ひんやりが出てません!!」
「!?冷蔵も冷凍も動いてない…大分昔の型ですし故障でしょうか?」
「さっきの停電の時ブチッて音がした。あれは冷蔵庫さんの断末魔だったのかも?」
「まさかこれがガッカリ微調整!?」
「大丈夫…おかーさん最新式の冷蔵庫欲しかったから…こ、壊れてくれて逆に嬉しいーー」
「お、おい清子!?動揺が出てるぞ!泡が大変なことに!?」
「あわわわ!?おかーさん動揺してます!?」
「いや待てよ。俺の部屋の冷蔵庫を見てくる!」
とトラ男は自分の部屋へと戻り冷蔵庫を確認してまた戻ってくる。
「家の冷蔵庫は無事だったようだ。一先ず食材はこっちに避難させれば大丈夫だ。」
「すいません。冷蔵庫が届くまでの一週間お借りしますね!冷蔵庫の買い換えでお金はなくなりましたがローさんのお陰で食いだめしなくてすみました!」
「おかーさん!?人類は食いだめ出来ません!?」
「清子すまないが入りきらない俺の買ったのを調理してくれるか?」
「どうしたんですかローさん?」
「体調崩した奴に持っていくのにな。」
「!わ、私も手伝います!」
とローの部屋の食材を抜いてから吉田家の食材を入れそのまま調理してタッパーにつめるロー。
ーーーーーーーーーーーーーーー
ピーンポーン
と寝ていた桃はその音で目が覚める。
玄関にまでいくと
そこにはシャミ子がいた。
「どうしたの?こんな雨の中?中入りなよ。」
「すぐ済むので大丈夫です!敵情視察に来ました!体調はどうですか?」
「まだ熱があるけど週明けには登校できると思う。」
とシャミ子は抱えていた包みを桃へと手渡す。
「?これは…」
「桃の素敵な最新冷蔵庫をまぞくの領土として侵犯しに来ました!」
「お裾分けってこと?」
「そうとも言う!これは鶏肉のハンバーグともやしと豚肉の卵とじとお惣菜…あとはおにぃちゃん特製の中辛の麻婆豆腐とタッパーに詰めたご飯です。私も一部手伝いました!冷蔵庫に入れておけば1日2日は持ちます。」
「ありがとう。普段こういうの食べないから本当に嬉しい」
ととても良い笑顔で微笑む桃。
「んが!?…勘違いするなよ!魔法少女!この滋養溢れる食事できさまの血をじっくりと培養して奪って…その…えっと…なんか思い付かない!
お大事にーーーー!!」
「雨気をつけて。…ありがとう。お腹空いてたから一杯食べよう。」
こうして宿敵のお見舞いに来たシャミ子であった。
今回はここまでになります。
前回にて呪いの一部解除でごせんぞが喋るようになった以外で生活費の1ヶ月四万円の呪いが解けてました!
三人家族で1ヶ月四万は現実だと物凄くキツいですね。
清子さんを尊敬しますね。
ごせんぞは清子に頭が上がらないようでこの後の話し合いでもこってりしぼられたようである。
そして屋根裏に居候しているノームがシャミ子と良子の前に再び現れ吉田家唯一のフライ返しを直してお好み焼きを共に食べてました。
ご先像の片方ない角を直そうとハンマーで叩いてました。
善意からくる行動で実際本来ならば普通に直るはずが呪いの影響なのか角はそのままというような設定でご容赦を。
そしてまさかの冷蔵庫が壊れてしまったものの原作と違いトラ男の部屋の冷蔵庫は何の問題もなかったのでそちらに食材を移してトラ男の冷蔵庫のもので桃へのおかずを作ったりしました。
因みに2日で大量にあった料理はペロリと桃色魔法少女の胃袋へと消えるのでした。
FGOではそろそろ夏イベントも始まるので楽しみですね。他の水着鯖がどんなのがくるのかワクワクします。
水着モルガンとか来たら発狂ものですね。
それでは次回も遅くならない内に投稿できるようにします。
今回も読んでくださりありがとうございました!
おまけ
雨の降りしきる中トラ男は桃の体調を見に来ていた。
魔法少女の体調は他の人間に比べて中々にデリケートな部分も多くこっそりとトラ男はとある霊地にて霊水を酌んできて魔力の回復効率を上げようとドアを開ける。
ガチャ
そこにはソファにて眠る桃の姿が。
テーブルの上にはシャミ子が渡したお裾分けが綺麗に平らげられていた。
「食欲はあるみたいだな。無理をしなければそう遠くない内に魔力も戻るだろうな。」
とトラ男はテーブルのタッパー類を台所へと持っていき洗い始める。
その間に残りのご飯をおにぎりにしようとしてふと
「焼きおにぎりなら日持ちするか」
と思い付きご飯も更に炊いて
たれを作っていく、和風だし小さじ1、醤油大さじ2、みりん小さじ1、ごま油小さじ1、ごまを入れていく。
そして古いご飯をその中へと投入し握りクッキングペーパーに入れてトースターで焼いていく。
そのまま時間を計りながらシャンブルズでこまめに面を動かしつつ焼いていき完成した。
「時は来た!!」
「メタ屋か……食うか?」
とメタ子に焼おにぎりを手渡すトラ男
猫はおにぎりなんぞ食わんというツッコミはスルーします。
器用に両手で持ち中身を半分にして冷ましつつ食べるメタ子。
「(感謝の)時は来た…時は来た…時は来た」
「…さて30個ぐらい作っておくか」
の作っていくトラ男だったが無心で作り続けていたのか倍の60個を気が付けば作っていた。
「しまった作りすぎたな。まぁいい。冷凍保存しとけば日持ちするだろうし。」
とそのまま冷凍庫へとつっこむトラ男
そして桃の冷えピタを取り換えていざ帰ろうとすると
「…ん」
の寝惚けているのか桃がトラ男の服を摘まんでいた。
少し力を入れれば離れられるのだが
「おいてかないで…」
「!」
その言葉にトラ男は姉の桜に置いていかれてしまい一人になってしまった孤独から誰かを求めているのだと感じその理由を知るトラ男は
そのままソファに寄りかかりあぐらで座り持ってきていた医学書を読む。
「時は来た…」
そしてメタ子はトラ男の空いている足のスペースに陣取るとそのまま丸くなった。
ーーーーー
結局雨が止む明け方までトラ男は桃宅に在宅するのであった。テーブルに書置きを残してトラ男はばんだ荘へと帰宅した。
後日とても目覚めの良かった桃は作り置きしてくれた焼おにぎりを頬張りながら姉のように包み込む懐かしいような感覚を憶えるのであった。
覇気を伝授する場合の配色
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桃 武装色
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ミカン 見聞色
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シャミ子 見聞色
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良子 武装色 見聞色