死の外科医の能力を持つオリ主はまちカドを謳歌する 作:生徒会長月光
そしてトラ男は二人に覇気の説明をします!
それではどうぞごゆっくり。
私はシャドウミストレス優子!
今日は待ちにまった対決の日!
この日のために家で鍛えたのです!
そうして多魔川に来たのは良いのですが…
「どうしてそんなに焼けているのですか!?さては私との対決など忘れて遊び呆けて!」
「週末の約束だけど土曜か日曜か分からなくて昨日から待ってた。」
はわわわ!?
「それは申し訳ありません」シュン
「私も気付いたのが金曜日だったから良いよ。でもこういう時困るから連絡先分かる?」
「あっはい。え~と042ーの」
シャミ子よ。敵に個人情報を漏洩させてしまっておるぞ?
「きょ!今日のために私は鍛えてきたんです!勝負です!」
「うん。確かに前会ったときより一キロ落ちてるし上半身を中心に筋肉量が増えてる。」
「へっ?そ、そうなんですか?」
「そりゃそうだ。鶏肉、クエン酸、あとは貧血気味だから鉄分も多めに取らせていたからな。」
「成る程!特にこの上部の部位が」
「な、長くなるから良いです!」
な、何ですかこの、魔法少女は!
それにローさんが何時もより多くお肉をと酸っぱいやつとひじきを持ってきたのにはそんな訳が………
「おにぃちゃん!?なななななななな何故いるんですか!?」
「大丈夫だとは思うが一応念のためにな。」
「保護者同伴で来たの?」
「お、ローさんの力を借りずとも私は貴女に勝って見せます!!!」
わ、私だってやれば出来るとおにぃちゃんの前で証明するんです!
「準備運動はしないの?」
「結構です!」
「いやした方がいいよ。さあ!やろう!」
「どうしてそんなにグイグイ来るんですか!」
「この前痛そうだったしもしかしたら尻尾の靭帯が切れちゃうかもしれないよ?」
「し、尻尾の靭帯!?そ、そんな嘘には騙されませんよ!ねっ!ローさん!」
「…いや強ち間違いではないかもしれん。この前スキャンしたが尻尾に神経も通ってるのが分かっているからその可能性も捨てきれん。」
「そうなんですか!?」
「ほら死の外科医の言うことなら間違いじゃない。」
ぅぅうう、ローさんはそういう嘘は言わないですからやった方が良いかも…
「ほらかかとは上げちゃ駄目。」
「優子。膝は前にだ。」
あれーーーー
「はぁはぁはぁ、」
「一通り伸ばし終わったしじゃあ走ろうか?」
「はしっ!?」
「ウォーミングアップはしておいた方が良いから。」
「なんで!?」
「初心者でもペースを作れば三キロくらいは走れる…筈」
「三キロ!?」
「来ないなら一人で行くから。」
「キサマ逃げる気か!?」
「うん。」
「逃がさないぞ~」
「じゃあ行こうか。」
「ふむ…優子の魔族としてのスペックも把握しとかないと行けないか…仕方ない付いていくか。」
「さぁ。最初の1キロはキロ9分ペースで2キロ目からは七分半ペースで行こう」
タッタッタッタッタッ
「はぁはぁど、どうして私は敵と一緒に走っているのんですか…」
つらい、つらいつらいつらいつらい、犬の散歩してる人がいる。つらい橋がある。つらい、おにぃちゃんが横で頑張れって言ってる、つら………
「万物は流転する!!」
生まれて初めてのランナーズハイなシャミ子であった。
そうして走ること四キロ
「そういえばどうして走ってたんだっけ?」
「はぁはぁ、な、何ででしたっけ…お、思い出せませんが…じ、自分の可能性を感じました…」
「じゃあこのまま海まで!」
「ここ結構山よりですけど!!」
「というかそんなに走れません!勝負です!」
「思い出しちゃったか…じゃあ…やる?」
……片やウォーミングアップばっちり。
もう片方はバーンアウト………
「明日以降にする?」
「そうしてください!」
「ふむ…四キロ走れたのか…感慨深いもんだ。娘の成長を見る親父の心境というやつか…」
「……四キロ!?」
…帰りも四キロ戻らなきゃ行けない…
「ロ、ローさん!電車代貸してください!」
「…悪い優子。財布系は家でな。Su○c○ぐらいしか持ってきてねぇ。」
「そ、そんな~~も、もんも~お金貸してください~」
「良いよ。五百円で良い?」
宿敵にお金を借りることになるとは…ぬぬぬ
としていると突然バシャン!という音ともに水しぶきが上がる。
「この魔力…!下がってシャミ…」
「ローーーー!!!」
と炎を纏いトラ男目掛けて飛んでくる。
「待てこらサラマンダー。」
とトラ男は武装色を纏い受け止める。
「わーい!ローだ!ローだ!」
「何してんだ?確か今は涼しい所に行くといって北極だか南極に行くとか行ってなかったか?」
「飽きたからローに会いに来た!なぁなぁ遊ぼうぜ!」
「後でな。今は忙しい。一先ず帰ってゲームでもやってろ。」
「おう!そういえば何で魔法少女がいるんだ?燃やすか!!」
と言った瞬間桃は凄い速さで変身してパンチしてました!
ボォォォォォォ
「効かないぞ!僕たちは現象なんだ!魔力とかなら多少痛いけど普通の拳じゃ…」
「止めろ!」ゴツン!!!!
「いったぁぁぁぁぁーーー!!!拳骨しなくたって良いじゃん!」
「そこの桃色屋は穏健派だ。無暗に手出すんじゃねぇ。」
「む~分かったよ!先帰ってるから!」
とサラマンダーと呼ばれた少年は姿を消す。
「い、今のは一体?」
「あれは俺の使い魔だ。自由気侭なやつでな。炎の精霊なのに暑いところは苦手と来たもんだ。」
「あれで使い魔!?しかも精霊って確か世界的に姿を現さなくなったんじゃ…?」
「あいつらは現象として何処にでも現れるからな。最初会った時はあいつ単体で20人規模の魔法少女を炎で焼いてたからな。」
「はわわわ!?だ、大丈夫なんですか!?」
「問題ない。そんときに今みたいに拳骨してやった。ついでに、魔法少女たちも治療してやった。」
「魔力で干渉する以外で!?」
「?そんなに凄いことなんですか?」
「当たり前だよ!さっきのは炎っていう現象が形になってる。だから本体にどれだけ攻撃しても当たらないから魔力で強引に干渉するしかないんだよ。なのに今拳骨して痛がってた。」
「????………ローさんが凄いってことですね!!」
「あ~まぁ優子に難しい説明をしても理解しづらいか。」
「というかさっき腕が黒く変色してた。あれも魔力…?」
「説明すんのは清子や桜屋以来か。魔力じゃねぇ。そもそも俺は魔力なんてない。」
「じゃあどうやって?」
「あれは覇気だ。」
「破棄……何か捨てるんですか?勿体ないです。」
「捨てる方の破棄じゃなくて気合いとかの覇気だ。」
「覇気は人間由来のやつなら誰にでもある潜在能力。大半の人間は気づかないまま、あるいは引き出そうにも引き出せず一生を終える。」
むむむ難しい話しです。でも何となく分かります。自分の中の凄い力ってことですね!
「その覇気でどうしてさっきみたいに」
「慌てるな。まず覇気には三種類ある。」
「さっきのサラマンダーを、受け止めたのは武装色の覇気。」
ブゥンとローさんの腕が真っ黒になっちゃいました!?
「ローさん日焼けしすぎです!?」
「シャミ子ステイ。今大事な話だから。」
「まぁ優子は置いといて。武装色は言わば体の周囲に見えない鎧のような力を作り出す覇気。更にこいつは形のない現象でさえも捉えることが出来る。」
「だからさっきの炎を掴めたんだ…もしかして拳骨出来たのもそれ?」
「そうだ。より強力な鎧は攻撃力にも転じることが出来るからな。ただしあくまでも実体をとらえることができるだけで、能力を停止させることは出来ないから油断は出来ん。」
「?????」
「優子、寒いとき手袋をするだろう?」
「はい!ローさんからもらった暖か手袋です!」
「そうだ。手の周りを保護するだろう。武装色は言わば凄い手袋のようなものだ。」
「ふむふむ」
「そして凄い手袋をしていることによって風といった寒いものを掴めるってことだ。」
「成る程!武装色は凄い手袋なんですね!」
「いや何で手袋!?鎧で良いんじゃ?」
「優子は甲冑とかの鎧を見たことないからな。例えるなら手袋みたいな身近なものにしないと分からんだろう。」
(あぁこの人苦労してるんだな。)
と桃は感じる。
「武装色を纏うことを武装色硬化、武装硬化という。
今見たように左腕だけに覇気を纏うこと、或いは全身を武装色で覆うことで防御力を高めることも可能だ。」
「これがまず一つ、次は見聞色の覇気。」
「見分ショック?」
「見聞色の覇気だ。」
「これは相手の気配や感情の動きを読むことができ生物の発する心の声も聞くことができる。
生まれつき持つ者やショックで覚醒する者もいる。
強力な素質を持つ者なら周囲の人間の思いを理解することも可能となる。」
「心を読めるってことですか!?」
(それなら桃色魔法少女の弱点を聞いて対策できる)
「それなら桃色魔法少女の弱点を聞いて対策できるって考えだな。」
「心を読まれた!?」
「でも実感が沸かないな。今のだって長いこと一緒にいるから分かっただけじゃ?」
「なら桃色屋。その状態で俺に攻撃してみな。」
「えぇ!?」
「なら遠慮なく。」
と桃は拳を振り上げ。
「右ストレートと見せかけて腕を掴んで背負い投げ。」
「!?」
スカッ
「左足での回し蹴り。」
「クッ!フレッ」
「フレッシュピーチハートシャワーか。直線なら当たらんぞ。」
「!!!」
と桃は攻撃を止める。
「今のが見聞色の覇気だ。」
「凄いです!おにぃちゃんが桃を圧倒してました!」
「それだけじゃない…今目を瞑ってたし私の攻撃の名前も当てた!」
「見聞色を極限にまで極めていくと未来予知(未来視)の領域に達し、「少し先の未来が見える」とまでに相手の先の行動・言動などを映像として「視る」ことができ予知することができるようになる。」
「今のは数秒先の未来を見たってことか。」
「凄い!とても万能です!」
「だか、これにも弱点はある。意識外の攻撃、不意打ちは通るし極限まで集中してないと出来ない芸当だ。」
「見聞色は心の声が聞こえるということですね!」
「……まぁそんなもんだ。」
「今ので二つってことはもうひとつある?」
「最後のが覇王色の覇気。」
「覇王…なんだかカッコいい名前です!!!」
「簡単に説明するなら王の気質を持つものが持っている覇気だ。」
「残念だが覇王色は俺は使えん。」
「だから説明だけだ。これは圧倒的な力量差がある者を威圧感や殺気によって、一瞬で意識を刈り取り気絶させることができる。
使い手の実力によっては広範囲に覇気を発散させた圧力により周囲を吹き飛ばすなど、物理的な破壊力を生むことがある。」
「何か凄い衝撃波と、威嚇して気絶しちゃうんですね!」
「まぁそういうことだ。」
「…死の外科医…さっきの武装色教えて貰えませんか?私はこの町を守る魔法少女…姉が守ってきたモノを守りたい…」
「…まぁ良いだろう。その代わり優子のやつの特訓も見てやってくれ。」
「ローさん!?」
「魔族に覚醒したからには魔法少女に狙われるのは決定事項だ。最低限自衛できる力はつけなけゃいけない。」
「厳しい言い方だが弱ぇ奴は死に方も選べねぇ。」
「おにぃちゃん…」
「だがお前たちはまだ子供だ。そういった危険を遠ざけるのは俺たち大人の役目だ。ゆくゆくはお前たちが大人になった時、次の世代を引っ張っていくことになるだろう。」
「何はともあれ、優子も成長したな。」
ポンポンと頭を軽く撫でられるシャミ子
「はい!」
「さて優子は先に帰りな。」
「ローさんは?」
「用事があるからな。それを終わらせてから帰る。」
「分かりました!桃!この借り(500円)は必ず返します!!」
「…ええっと…こ、これで勝ったと、思うなよーーーーー!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「行ったか。で、桃色屋、何か聞きたいこと…桜屋のことだな。」
「はい…知ってるみたいなので単刀直入に言います。失踪した姉について何か知りませんか?」
「…」
「姉は十年前に失踪しました。この町で…天災があってでもそれを知ろうにも姉の残した結界があり魔法少女の私では古株の魔族に接触して聞くことが出来なかった。」
「死の外科医はこの町を拠点にしてる…教えて貰えませんか…」
「…悪いが桜屋の所在がこの町で途切れたぐらいしか知らん。だが」
「?」
「もし自分の身に何かあればこの町を頼むと俺に言っていた。」
「だから俺は休日はこうやって外に出て異常がないか確認している。」
「!まさかさっきの見聞色で?」
「あぁ一定範囲だが歩いて移動すればせいいき桜ヶ丘を、見れるからな」
「桜屋から結界についても教えられたからな。そういう調整をするのも俺の役割だ。」
「…ありがとうございます。」
「何かあれば頼れ。桜屋には借りもあるからな。最低限協力はしてやる。」
「私はもう一回走ってきます。」
と桃はそのまま走り去る。
「俺も帰るか…サラマンダーの奴がいるから今夜はそうめんか…」
と来た道を帰る。
そのまま歩いていると…見聞色でシャミ子の反応をキャッチした。
のだが
「あぁ乗り過ごしたな。おくおくたま、まで行きやがったか。あそこは桜屋の私有地だったな。…ROOM シャンブルズ」
と連続で移動するトラ男。
シュイン
「寝てて乗り過ごしたな優子。」
「おにぃぃぃぃちゃゃゃぁん!!」
と抱きつくシャミ子をトラ男は背負うと
ROOMとシャンブルズで移動しながらばんだ荘に帰ってきた。
「あっ!トラ兄!トラ兄の部屋に誰か入ってったよ?」
「良子。あれは俺の知り合いだから問題ない。」
「わかった!あれ?お姉どうしたの?」
「四キロ走ってな。疲れてるから背負ってきた。」
「お姉凄い!」
「ありがとう良。」
「そんなわけだから今日は記念に流しそうめんをやるぞ。」
「流しそうめん!良やったことないから楽しみ!」
「清子に器の用意して貰ってくれ。」
「は~い!」
と良子は部屋に戻る。
「さてと筋肉痛になるからちょっとした治療をするか。」
とシャミ子を、部屋に運ぶとお手製のクエン酸(甘口)を飲ませると
「ちょっとチクッとするぞ。」
「へっ?」
「カウンターショック 弱」
とかなり弱めの電流を手に纏いながらシャミ子の両足をほぐす。
暫くすると終わったのか
「さてとサラマンダー!そこの竹を全部下に持ってけ。流しそうめんだ!!」
「分かったぜ!ロー!」
と立て掛けてあった竹を持ちながら浮遊して下に持っていくサラマンダー。
「ローさん…足が痺れました…動けないです~」
と言うので仕方なくまた背負い
「清子。今日はサラマンダーもいるから外で流しそうめんやるぞ。」
「は~い、サラちゃんも久し振りだから一杯切らないとね。」
とネギを片手に言う清子であった。
そうしてそうめんを次々と湯がいていき外の竹はROOMで上手く組み立てながら高いところから水を部屋から通して流しそうめんをする。
今日初めて会うシャミ子、良子も何だかんだ波長は合うようで仲良くなっていた。
二階から一階に掛けて竹を設置しシャンブルズでそうめんを上から流し、各々上手く取りながら日曜の夜を過ごすのであった。
少し長くなりましたが今回はここまでになります!
一期の河川敷での桃との最初の交流とトラ男によるざっくりとした覇気の説明になりました!
トラ男もかれこれ二十数年覇気を鍛えてるのでちょっとした未来が見える程度には見聞色を極めてます。
そして実は清子もローから覇気を習い武装色も一応纏うことは出来、見聞色はもっぱら家族が何か言い出し辛そうなときに後ろからそっと押してあげるように使ってます。
まぁシャミ子だと噛み砕いた上で分かりやすい表現で説明しないと理解が追い付かない気がしますね。
覇気で言えば桃は武装色、シャミ子は人の気持ちに真摯に向き合うといったことから見聞色向きな感じだと作者は思います!
そして桃は前回聞きそびれた姉の桜のことを訪ねトラ男は所在が途切れたのがせいいき桜ヶ丘だと言いました。
所在が途切れたと言い何処にいるかは言いませんでした。
何故なら桜の所在を知っているのは現時点でトラ男のみ知っています。
が現状どうすることも出来ないので放置するしかなくぼかして伝えるしかなかったようです。
そしてローの使い魔として炎の精霊をモチーフにした少年チックな炎使いのサラマンダーの登場。
炎なのに暑いのが苦手で暑い日は涼しい所を求めて各地を歩いていて飽きるとローの所に顔を出しに来ます。
そしてそうめんが好物なので来たときはこれで歓迎しています。
そして今回ROOM、シャンブルズに続いてカウンターショックが登場。
勿論そのままの威力だとヤバイのでマッサージの電気を流す程度の電流で足をほぐしました。
ROOMで、竹を組み立てながらシャンブルズでそうめんを移動する…想像しただけ絵面が凄いですね。
さて話しは代わり任天堂にて2023にロックマンエグゼが、Switchで復活!!!
丁度世代なのでとても嬉しいですね!
1のドリームウイルス
2でのプリズム、フォレストボムコンボとサイトスタイル
3のセレナード
4の周回システム
5のリベレートミッション
6のフォルテbx
思い出せばコンプリートを頑張ったものです。
まだ先ではありますがとても楽しみです!
それでは今回も読んで頂きありがとうございました!
覇気を伝授する場合の配色
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桃 武装色
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ミカン 見聞色
-
シャミ子 見聞色
-
良子 武装色 見聞色