流水の勁   作:魚肴サカナ

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信じられないくらい評価が高くなっててビビり散らかしてます。修業のシーンとか書いてたら一生進められる気がしないので試験直前まで飛びます。修行内容とか身につけた技術、武術は後書きにメモ程度に置いときます。


第二話

修行を始めてから今年で10年目、14歳になった年の10月。いよいよ2月後にハンター試験を控えたガロウは、己の成長を実感しつつも満足出来てはいなかった。というのも親代わりのロゴスにくぎを刺されていたために、念能力を実戦で使う機会が得られなかったためである。

 

「どうすっかなー流石に実戦無しで試験受けんのは...どっか腕試しにちょうどいい場所...ああ、そうだ、あそこがあるじゃねぇか。なんで今の今まで忘れてたよ」

 

思い立ったが吉日。その日以降は全て凶日。今の自身の実力を推し量るのに最適な場所を思い出したガロウはロゴスに一言「ちょっと腕試ししてくるわ」とだけ告げ、返事も待たずに出発した。向かう先は...

 

 天空闘技場である

 

 

 

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「はー...でっっけー。何メートルあんだっけか」

 

流星街を出て3日。ガロウは天空闘技場へとやってきていた。世界中から武術家、荒くれ者、力自慢らが集まる闘いの聖地。この天空闘技場は挑戦者の実力に応じて階層が分かれ、強者であればある程上の階層に集まる。ガロウが目指すのは200階クラス。念能力者犇く真の強者達の巣窟である。

 

(1階には念能力者なんてそうそういるもんじゃねぇだろうし、200階まで念は無しでいくか)

 

「ガロウさんの番号は1873番です。この階ではこの番号で呼ばれるので忘れないようにして下さい」

 

「どうも」

 

受付を済ませたガロウが一階闘技場に入って数分、早速呼び出されてリングへと上がった。相手は武術家なのか、道着のようなものを身に付けた男。歳の頃は30代といったところか。

 

(雑魚だな。そこいらのチンピラよかマシだろうが...)

 

「少年、降参することをすすめる。ここは興味本位で訪れるような場所ではないぞ」

 

「ご忠告どうも。安心しろよ、俺はちゃんと強えから」

 

「...仕方ない。出来るだけやさしく倒してあげよう」

 

「ここ一階では入場者のレベルを判断します。武器の使用は禁止。試合時間は3分です。では、始め‼︎」

 

「ハァッ‼︎」

 

(馬鹿正直に正面からか。準備運動にもならねえな)

 

冷静に相手の動きを見切ったガロウは一瞬で背後へと回り込み、手刀1発で相手を気絶させて勝利した。

 

「1756番、気絶。勝者、1873番!素晴らしい一撃だった。君は50階へ行きなさい」

 

「ウス」

 

(50階か。初めてくる連中で優秀そうなのは取り敢えずそこに送るようにでもなってんのかね)

 

原作のゴン、キルア、ズシと同じくガロウは一気に50階へと進んだ。

 

 

 

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その後50階クラスでも一撃で勝負を決めたガロウはそのまま60階へ到達。今日はもう試合は無いため修行に時間をあてることにする。現在ガロウが行なっているのは『堅』を行いつつその気配を『隠』で限りなく薄めるというもの。ガロウは念の基礎修行を筋トレと同じように捉えている。負荷をかければかけるほどオーラの絶対量が増えると考えているのだ。ガロウは既に連続20時間『堅』を維持出来る。これ以上となると時間効率が非常に悪い。そこで『隠』を重ねて負荷を増大、限界が訪れる時間を短縮させることに成功した。

 

(『隠』の負荷は予想以上だ。これなら直ぐにでもぶっ倒れられる。ククッ我ながら天才的発想だぜ)

 

修行を開始して5時間。限界を迎えたガロウは意識を失い倒れ込み、そのまま眠りについた。

 

 

 

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天空闘技場へ来て4日。順調に勝ち上がってきたガロウは100階へ到達していた。ゴンやキルアほどでは無いにしろ15歳の少年とは思えない強さを見せつけたガロウは既に観客から大人気。ガロウが舞台に上がるだけで歓声が上がる。

 

「ポイントアンドノックアウト制。両者構えて、始め!」

 

「随分人気なようだが、小僧。ここ100階クラスから先はそう簡単にいくと思うナ"ッ⁉︎」

 

「五月蝿え」

 

「マムシ選手気絶!勝者ガロウ!」

 

天空闘技場は100階クラス以上になると選手一人一人に専用の個室が用意される。しかしその個室も100階クラスから落ちてしまえば即チェックアウトになってしまうため、100階以降はどんな手を使ってでも勝ち残ろうとする選手が増える。したがってここから先は勝ち残るのも容易ではなくなるのだが、ガロウにはあまり関係が無かった。

 

(この分なら最短で200階の登録までいけそうだな)

 

 

 

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「ゴンザレス気絶!勝者ガロウ!」

 

さらに4日後、190階でも圧勝したガロウは、わずか8日で200階クラスへの進出を果たした。

 

「ガロウ選手、こちらへ」

 

エレベーターガールに促されエレベーターに乗り込み、いよいよ念能力者犇めく200階へと向かう。

 

「到着しました。こちら200階になります。案内役の職員がいますのでその人の指示に従ってください」

 

「どうも」

 

エレベーターを下りて少し廊下を歩くと、案内役と思しき女性職員に声をかけられた。

 

「ガロウ選手ですね。ようこそお越しくださいました。これから200階クラスの仕組みと注意事項を説明させていただきます。まずこの200階クラスからは、ファイトマネーの支払いがございません。選手同士の名誉のみをかけて戦っていただきます。またここから先はあらゆる武器・道具の使用が認められます。ここまでよろしいでしょうか」

 

「問題ねえ」

 

「では引き続き選手登録の方法と試合の組み方の説明に移ります。まず選手登録についてですが...

 

 

 

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「以上です。あらためてなにか質問等ございましたらその都度職員にお問い合わせください」

 

職員は説明を済ませると直ぐに別の仕事があるのか足早に去ってしまった。

 

(さて...この殺気はどこのどいつが送ってきてやがんのか...)

 

実はガロウが200階に来てからずっとガロウには誰かから殺気が向けられていた。それもかなりの実力者によるものである。

 

(まあ...大方の予想はついてんだけどよ...)

 

受付を済ませて自身の個室に戻ろうと歩き出したガロウの背後目掛けて強烈なオーラが放たれた。オーラそのものに攻撃能力はないようだが陰湿で粘つくような禍々しいオーラに思わず臨戦態勢に入る。

 

「ウン♠素晴らしいね♠期待以上だ♥」

 

ガロウの予想どおり、背後に見覚えのある変態が立っていた




くぁwせdrftgyふじこlp

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天空闘技場のシステムで把握出来てなかったところを教えていただけたので200階到達までの日数を調整しました。
因みにガロウは
1日目 1→50→100
2日目 50→60→70
3日目 70→80→90
4日目 90→100→110
5日目 120→130→140
6日目 140→150→160
7日目 160→170→180
8日目 180→190→200
と進んでる想定です。どこか設定なりでおかしくね?ってとこはガンガン指摘してくれると嬉しいです。

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有識者の方にシステムの説明をして頂いたので、日数を調整し、合わせて内容を少々変更しました
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