これはキャラ崩壊を中心とした、【本編とはなんの関わりも持たない】単発ネタである。すなわち、キリが良いところまで進んだため、作者が勝手にやったネタ回である。
キャラ崩壊にはご注意ください。
【師匠】
白邪「先輩、今日もハンバーグですか、お昼ごはん」
俺はクロエ先輩にご飯に誘われて、食堂で相席することになった。相変わらず、クロエ先輩の机の上には巨大なハンバーグが二枚。
クロエ「中村くん!!!何ですかそれは!!」
白邪「何って………きつねうどんですけど………」
クロエ「ハンバーグはどうしたんですか!?ハンバーグ食べないって、日本国民、いや、人間としてどうかと思いますよ!?ハンバーグ食べるってそういうことですからね!それを理解しておいてきつねうどん!?ハンバーグはどうしたんですかハンバーグは!!時代はハンバーグですよ、ハンバーグ!!わたしとハンバーグは交際関係なんですよ!?逢い引き(合い挽き)を共にする仲ですからね!ハンバーーーーグ!!」
先輩、そのカウボーイハットとジョークは誰のモノマネですか。
【入国】
アスナロ「カーラの脅威はたくさんあるわ。カーラ本体も混血族の中では飛び抜けて強いけれど、カーラが引き連れている狼たちにも気を配らないといけない」
アスナがいつになく真剣なので、つい少し疑問をもってしまった。
白邪「なぁ、その狼は、どこからやってきたんだ?」
アスナロ「そりゃ、カーラと一緒にやってきたんでしょう?カーラは狼を呼ぶ力はないから」
白邪「カーラは、何で日本に来たんだよ」
アスナロ「さぁ?飛行機じゃない?」
白邪「……………………」
(白邪の脳内)
空港受付「ご、ご旅行でしょうか………?」
カーラ「─────あぁ。20人家族で」
【大実験】
俺は自分の部屋の中でゴロゴロくつろいでいた。
白邪「なんだ………工事でもしてるのか?」
先ほどからドドドドド、と工事をするけたたましい音がしている。あんまりにもうるさいから、少々イライラしている所在だ。
白邪「うん?なんだこれ、クローゼットから音がしているのか?」
俺の部屋のクローゼットを開けると、中に工具を持って作業をしている蜜柑さん発見。
白邪「なにしてんの………蜜柑さん」
蜜柑「あぁ、万が一のためにと思いまして、白邪さんのためにミサイルを作っていたんですよ~」
白邪「……………………」
いや、普通に核保有じゃん。
【グルメ】
甜瓜「白邪さま~、私、白邪さまのためにケーキを作りましたー!!どうぞ召し上がれ!」
白邪「ど、どうしたんだ甜瓜さん急に。俺のために………?」
見れば、机の上に、小さなショートケーキが乗っていた。形はちょっと雑だが、それはそれで料理苦手な甜瓜さんらしさがあって嫌いではない。
白邪「それじゃあ、お言葉に甘えて。いただきます」
フォークでケーキを切って刺し、口に運ぶ。うーん。
────よし、吐くわ。
白邪「おおぇぇぇっ…………マヨネーズじゃねぇかコレ!?」
机から吹き飛ぶように倒れこむ。
甜瓜「え?マヨネーズだったんですかそれ」
いやいや、ケーキのホイップとマヨネーズを間違えるバカがどこにいる。
「毒殺する気か!!」
こりゃさすがに無理しても褒められないわ。
【壊し屋】
檸檬「白邪さま、ありがとうございます」
白邪「いや、いいよ。掃除するのって、大変だからな」
俺は檸檬の掃除の手伝いをしていた。檸檬が掃除をしていた理由は、偶然にも掃除担当の林檎が体調を崩したからだ。
白邪「それに────」
檸檬「それに?」
床に目をやる。
白邪「これ以上モノを壊して欲しくないからさ」
そこには檸檬に掃除を任せたせいで壊れた時計四つと窓ガラス20枚、椅子4脚、机二台が散乱していた。
白邪「まったく……どんな掃除の仕方したらこうなるんだよ」
檸檬「違いますよ!!箒をぶんぶん振り回しただけですからねーー!!!!!」
白邪「うるさい」
そりゃ箒振り回したら壊れるに決まってるだろ。
【キャライメージ】
すやすや………
─────バコォォン!!!
白邪「うわあっ!?」
なんだ今の爆発音は!?
林檎「白邪さま、おはようございます」
白邪「──────おはよう」
いや、ちょま、クラッカーで朝起こすか!?
白邪「今日は、だいぶ趣旨変えたな、林檎」
林檎「はい。キャライメージは大切にしなければなりませんから」
そういうキャラじゃないでしょあんた。
それから朝にクラッカーはキャライメージの確保どころの話じゃないよね!?
【MUKANJOU】
葡萄「白邪、怪我」
白邪「おはよう、葡萄。うん、怪我は治ったよ。葡萄が手当てしてくれたお陰だよ」
葡萄「うん」
相変わらず葡萄は無感情だ。その真顔以外の顔を俺に見せたことがない。いつも取り乱すことがなくて、クールなイメージがカッコいいやつだ。気の緩みなんて、一回もみたことがない。
────にゃ~ん。
葡萄「?」
白邪「あれ?猫か?こんなところに珍しいな」
見れば、廊下に黒と白のぶち猫がいた。
葡萄「えへへ…………猫、かわいい……………」
あ。めちゃくちゃ気ぃ緩んでたわ今。
【中村家の朝は早い】
中村家現当主、中村絢世は中村の子供の一番目。白邪とは実の姉弟関係であり、ぶっきらぼうで不器用な弟を心の底から心配しながら、日々を送っている。
これはある休日の話だ。
絢世「遅い!!白邪はいつ起きるのよ、蜜柑!!」
蜜柑「白邪さんは今朝も「眠いからあとで起こしてくれ………」と、二度寝しておられますよ」
絢世「嘘よ!林檎が「手に負いかねます」って言うから、さっき甜瓜に起こすように伝えたのに!」
蜜柑「あぁ……それについてですが、甜瓜お姉ちゃんが白邪さんと一緒に寝ちゃって………」
絢世「はぁ!?」
蜜柑「まぁ、仕方ないじゃないですか。甜瓜お姉ちゃん、白邪さんのこと大好きですからね。寝顔見ていたら眠くなっちゃうんですって」
はぁ………と溜め息を着き、絢世は髪をわしゃわしゃかきむしりながら、ボタンを机の上に置く。
その赤いボタンは、土台に「Danger」と書いてあり、ボタンの下にロックが三重にかかっている。
蜜柑「あ、それは私が白邪さんのお部屋のクローゼットに置いたミサイルの発射ボタンじゃないですか。覚えておいてくれたんですね~」
絢世「やむを得ないわ。はい、ポチ」
中村邸の二階はちゅどーん、という大きな音を立てて爆散した。