月姫 零刻   作:マジカル赤褐色

13 / 52
月零プチ劇場1

 

これはキャラ崩壊を中心とした、【本編とはなんの関わりも持たない】単発ネタである。すなわち、キリが良いところまで進んだため、作者が勝手にやったネタ回である。

キャラ崩壊にはご注意ください。

 

 

 

 

 

【師匠】

 

 

白邪「先輩、今日もハンバーグですか、お昼ごはん」

 

俺はクロエ先輩にご飯に誘われて、食堂で相席することになった。相変わらず、クロエ先輩の机の上には巨大なハンバーグが二枚。

 

クロエ「中村くん!!!何ですかそれは!!」

 

白邪「何って………きつねうどんですけど………」

 

クロエ「ハンバーグはどうしたんですか!?ハンバーグ食べないって、日本国民、いや、人間としてどうかと思いますよ!?ハンバーグ食べるってそういうことですからね!それを理解しておいてきつねうどん!?ハンバーグはどうしたんですかハンバーグは!!時代はハンバーグですよ、ハンバーグ!!わたしとハンバーグは交際関係なんですよ!?逢い引き(合い挽き)を共にする仲ですからね!ハンバーーーーグ!!」

 

先輩、そのカウボーイハットとジョークは誰のモノマネですか。

 

 

 

 

【入国】

 

 

アスナロ「カーラの脅威はたくさんあるわ。カーラ本体も混血族の中では飛び抜けて強いけれど、カーラが引き連れている狼たちにも気を配らないといけない」

 

アスナがいつになく真剣なので、つい少し疑問をもってしまった。

 

白邪「なぁ、その狼は、どこからやってきたんだ?」

 

アスナロ「そりゃ、カーラと一緒にやってきたんでしょう?カーラは狼を呼ぶ力はないから」

 

白邪「カーラは、何で日本に来たんだよ」

 

アスナロ「さぁ?飛行機じゃない?」

 

白邪「……………………」

 

 

(白邪の脳内)

 

 

空港受付「ご、ご旅行でしょうか………?」

 

カーラ「─────あぁ。20人家族で」

 

 

 

 

【大実験】

 

 

俺は自分の部屋の中でゴロゴロくつろいでいた。

 

白邪「なんだ………工事でもしてるのか?」

 

先ほどからドドドドド、と工事をするけたたましい音がしている。あんまりにもうるさいから、少々イライラしている所在だ。

 

白邪「うん?なんだこれ、クローゼットから音がしているのか?」

 

俺の部屋のクローゼットを開けると、中に工具を持って作業をしている蜜柑さん発見。

 

白邪「なにしてんの………蜜柑さん」

 

蜜柑「あぁ、万が一のためにと思いまして、白邪さんのためにミサイルを作っていたんですよ~」

 

白邪「……………………」

 

いや、普通に核保有じゃん。

 

 

 

 

【グルメ】

 

 

甜瓜「白邪さま~、私、白邪さまのためにケーキを作りましたー!!どうぞ召し上がれ!」

 

白邪「ど、どうしたんだ甜瓜さん急に。俺のために………?」

 

見れば、机の上に、小さなショートケーキが乗っていた。形はちょっと雑だが、それはそれで料理苦手な甜瓜さんらしさがあって嫌いではない。

 

白邪「それじゃあ、お言葉に甘えて。いただきます」

 

フォークでケーキを切って刺し、口に運ぶ。うーん。

────よし、吐くわ。

 

白邪「おおぇぇぇっ…………マヨネーズじゃねぇかコレ!?」

 

机から吹き飛ぶように倒れこむ。

 

甜瓜「え?マヨネーズだったんですかそれ」

 

いやいや、ケーキのホイップとマヨネーズを間違えるバカがどこにいる。

 

「毒殺する気か!!」

 

こりゃさすがに無理しても褒められないわ。

 

 

 

 

【壊し屋】

 

 

檸檬「白邪さま、ありがとうございます」

 

白邪「いや、いいよ。掃除するのって、大変だからな」

 

俺は檸檬の掃除の手伝いをしていた。檸檬が掃除をしていた理由は、偶然にも掃除担当の林檎が体調を崩したからだ。

 

白邪「それに────」

 

檸檬「それに?」

 

床に目をやる。

 

白邪「これ以上モノを壊して欲しくないからさ」

 

そこには檸檬に掃除を任せたせいで壊れた時計四つと窓ガラス20枚、椅子4脚、机二台が散乱していた。

 

白邪「まったく……どんな掃除の仕方したらこうなるんだよ」

 

檸檬「違いますよ!!箒をぶんぶん振り回しただけですからねーー!!!!!」

 

白邪「うるさい」

 

そりゃ箒振り回したら壊れるに決まってるだろ。

 

 

 

 

【キャライメージ】

 

 

すやすや………

─────バコォォン!!!

 

白邪「うわあっ!?」

 

なんだ今の爆発音は!?

 

林檎「白邪さま、おはようございます」

 

白邪「──────おはよう」

 

いや、ちょま、クラッカーで朝起こすか!?

 

白邪「今日は、だいぶ趣旨変えたな、林檎」

 

林檎「はい。キャライメージは大切にしなければなりませんから」

 

そういうキャラじゃないでしょあんた。

それから朝にクラッカーはキャライメージの確保どころの話じゃないよね!?

 

 

 

 

【MUKANJOU】

 

 

葡萄「白邪、怪我」

 

白邪「おはよう、葡萄。うん、怪我は治ったよ。葡萄が手当てしてくれたお陰だよ」

 

葡萄「うん」

 

相変わらず葡萄は無感情だ。その真顔以外の顔を俺に見せたことがない。いつも取り乱すことがなくて、クールなイメージがカッコいいやつだ。気の緩みなんて、一回もみたことがない。

────にゃ~ん。

 

葡萄「?」

 

白邪「あれ?猫か?こんなところに珍しいな」

 

見れば、廊下に黒と白のぶち猫がいた。

 

葡萄「えへへ…………猫、かわいい……………」

 

あ。めちゃくちゃ気ぃ緩んでたわ今。

 

 

 

 

【中村家の朝は早い】

 

 

中村家現当主、中村絢世は中村の子供の一番目。白邪とは実の姉弟関係であり、ぶっきらぼうで不器用な弟を心の底から心配しながら、日々を送っている。

これはある休日の話だ。

 

絢世「遅い!!白邪はいつ起きるのよ、蜜柑!!」

 

蜜柑「白邪さんは今朝も「眠いからあとで起こしてくれ………」と、二度寝しておられますよ」

 

絢世「嘘よ!林檎が「手に負いかねます」って言うから、さっき甜瓜に起こすように伝えたのに!」

 

蜜柑「あぁ……それについてですが、甜瓜お姉ちゃんが白邪さんと一緒に寝ちゃって………」

 

絢世「はぁ!?」

 

蜜柑「まぁ、仕方ないじゃないですか。甜瓜お姉ちゃん、白邪さんのこと大好きですからね。寝顔見ていたら眠くなっちゃうんですって」

 

はぁ………と溜め息を着き、絢世は髪をわしゃわしゃかきむしりながら、ボタンを机の上に置く。

その赤いボタンは、土台に「Danger」と書いてあり、ボタンの下にロックが三重にかかっている。

 

蜜柑「あ、それは私が白邪さんのお部屋のクローゼットに置いたミサイルの発射ボタンじゃないですか。覚えておいてくれたんですね~」

 

絢世「やむを得ないわ。はい、ポチ」

 

中村邸の二階はちゅどーん、という大きな音を立てて爆散した。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。