〜ホーム〜
「アルガさんには七日後ダンジョンに潜って貰います。一応私も同伴して目標は5階層までにしようと思いますが何か質問はありますか?」
「なんで七日後なんだ?」
「少し痩せすぎていますから肉体的にもう少し体重を増やしましょう。」
「……わかった。」
少し不満そうな顔になっていた
「それでは魔石を入れるポーチと、解体用のナイフ、ポーションホルスター、武器は何か使いたい物はありますか?」
「特に使った物はない。」
「んー、どうしましょうか?」
「一応、素手の戦闘は出来るぞ、前にアマゾネスの人に教わった。」
「それは……そうですか。」
アミッドはそれ以上詮索するのを辞めた。実際は聞きたかったが出会った時を考えると色々あったのだろうと思った。
「では、明日からはダンジョンの事を勉強しつつ戦闘訓練もしましょう。」
時刻は夕方の6時半を過ぎていた
「ではそろそろ夕食の時間ですので食堂に行きましょうか。」
少年は頷き2人で食堂に向かった。
食堂に着いてから少年は前回の倍以上の料理を持って来ていた。少年は「いただきます。」と言ってからもうそれはバクバクと言う擬音が合っているかの如く食べ物を詰め込んでいるように見え、少し驚いてしまったがすぐに尋ねることにした。
「アルガさん、何故そんなに急いで食べるのでしょうか?」
少年は食べているものを水で流して答えてくれた。
「体重が増えたらダンジョンに行けるんだろ、ならたくさん食べないといけないから腹がいっぱいになるまでにたくさん食ってんだ。」
少年は少し苦しそうになりながらも詰め込んでいる。
「無理に食べても気持ち悪くなるだけですよ、ただでさえあなたの胃は傷ついているのですから無理に食べるのは良くありません。少しずつ胃を治して食べれる量を増やしてよく寝る事です、分かりましたか?」
「だけど出されたものは残さず食う、もったいないことはしない。」
アミッドは少し黙ったと思ったら「分かりました。」と言ってその食事は終了した。
「今日はもう寝るだけですので一緒に寝ましょうか。」
「オレは1人でも寝れるぞ?」
「いえ、今はまだアルガさんの寝る場所が有りませんので今日明日は私の部屋で寝てもらいます。少し手狭になるかも知れませんが大丈夫でしょう。」
「え?いやオレは床でいいよ、大丈夫だから。」
「子供は遠慮しなくていいのです、いいからもう寝ますよ。」
そうしてアミッドは、オレの手を引っ張って部屋に入った。中は思ったより殺風景だ、窓の側に少し大きめのシングルベッド、机に椅子、クローゼット、本棚には難しそうな本がありとても女性が生活しているとは思えない部屋だった。
「さぁ寝ましょうかアルガさん。なんとか寝れるでしょう。」
スペース的に落ちることはないが軽くくっついて寝る体勢だ、そしてベッドからは女性特有のいい匂いがしていた。
数十分後アミッドは寝付きが良いのか寝息を立てていた。オレはアミッドを起こさないように寝床を出てショートソードを腰に掛けてスモールバックラーを背中に担ぎベッド横の靴を履き窓を使って外に出た。目的はやっぱりダンジョンだ一週間も待ってられねぇとゆう気持ちが勝ってしまった。
運良くギルドの人も気づかずにダンジョンに入り込めた
「ここがダンジョンか、地上とは全然違うな。」
などと呑気な言葉を発していたのに直ぐに口を閉じた。
正面に出て来たのはゴブリンだった、緑の肌に腰に布を付けている身長はオレよりも小さい、
緊張で喉が渇く
手が汗ばんでくる
こちらに気付いたゴブリンが飛びかかって来て咄嗟にショートソードを突き立てた。ピシッと音が聞こえた時には目の前のゴブリンは居なくなって居たであろう場所には小指の爪くらいの小さな紫紺の魔石が落ちていた。
「食えんのかな?これ。」
オレは目の前にある魔石を拾い口に入れた。
美味しくない、無味無臭で直ぐに口から出しポケットにしまって先に進む。
仕事を辞めてバタバタしてたら書く暇がありませんでした
これからまたゆっくり書こうと思うので拙い文でもよければ楽しんで頂けると嬉しいです