光は一瞬で過ぎ去って行った、だが周りの風景は一変しており、眼前に広がる景色はただ一言言わせてもらうと、魔女の結界の中のようだった。
学校の教室にいたはずだが、今はどこまでが教室、いやどこまでが学校だったかも検討つかない。
友奈達以外の人、物、大地が樹木とかしている。
「一体……何が起きたの……」
友奈も東郷も呆然とした雰囲気で立ち尽くしている。
この日、私達勇者部の日常は一旦終わりを迎えました。
私は、いつでも動けるように準備をする、もしこれが魔女の結界だったら、いつ使い魔が現れてもおかしくないからだ。
再起動した友奈が「私居眠りしてる?」って言ってほっぺをつねって紅くしてる、そして不安そうな東郷をみて「大丈夫私が着いてる」とから元気で励ましていた。
「大丈夫よ私も、着いているから安全して2人共」
そう言いつつも、私も不安だ、魔法少女に変身出来ない以上逃げる事しか出来ない。
「そうだ、スマホ」と友奈がいいスマホを取り出す、魔女の結界だったら圏外でただの計算機になるはずだけど、どうやら違ったみたいだ。
スマホを見てみると確かに画面が変わっていた、その直後近くの藪から音がしたので、思わずずっと持っていたシャーペンをぶん投げる。
そしたら「あいったーー」と知ってる声がした、そして藪から出てきた人物は、風先輩と樹ちゃんだった。
どうやら風先輩にシャーペンがぶつかったらしい。
その後、話しを聞くと、風先輩は大赦から派遣された人間らしい、一応私も大赦から派遣された人間だけど何も聞かされてなかったので風先輩の話しの続きを聞く。
この世界は神樹様の結界らしく、敵と戦う為に作られた場所だと言うこと、バーテックスと言う敵が攻めてきて、神樹様にたどり着かれたら世界が滅ぶと言うこと。
そして戦うのは私達勇者部5人しか居ないって言うこと、戦える人間は勇者だって事が聞かれたが、直後バーテックスが煌き、ドカンと砲撃を仕掛けてきた。
正直勇者なんて胡散臭くて仕方ない、どこかのインキュベータのせいで、何か裏があるんじゃないかと勘ぐってしまう。
「友奈とほむら、東郷を連れて逃げて、樹も一緒に」
「だめだよ、お姉ちゃんを残して行けないよ……!」
風先輩と樹ちゃんは変身して戦う事を選んだ。
私はどうすればいい、変身すれば戦える、でも他に手段とかあるかもしれない、でも戦うのは素人だ、実戦経験があるのは私だけ。
だが迷ってるうちに弾が友奈達にに向かって飛んできた。
友奈達を見殺しにしたくない、それにここで死んではまどかを救えないという一身で、私はスマホの真ん中にある変身画面を勢いよく押す。
ほむらの体に変化が起きる、着ていた服が、いつもの紫を基調とした魔法少女衣装に変化し、体の中から力が沸き上がってきた。
ただいつもと違うのは、いつもの魔法少女衣装は左手に盾があったが消えて、《弓》が握られていた事だ。
しかもただの弓ではない、まどかが使っていたピンクの花と若葉がついた弓だ。
「なんでまどかの弓が私の手の中に……」
そんな疑問は後回しにして、まずは弾を迎撃する。
初めて弓を使うのに何度も使った事のあるような手慣れた感じで魔力?の矢を装填して射撃する、そして空中で迎撃に成功した。
弓なんて使った事無いのに、それにこの感じまどか……。
だが、慢心して2発目の迎撃に失敗する、2発目は私の近くに着弾しふっ飛ばされる、でもこんなのはワルプルギスの夜よりマシだ。
でも着地に失敗して少し腕を擦り向いて肩を痛めてしまった、これでは2発目は撃てない、風先輩と樹ちゃんには精霊バリアが展開されてるけど私にはそれは無かった。
体制を崩してる間に、乙女座のバーテックス3発目を発射した、方向は友奈の方達だ。
風先輩も樹ちゃんも倒れてて誰も間に合わない。
「どうして、なんで、こんな私が力不足だから……、友奈ちゃん!!」
そして友奈達に着弾するはずだった弾は土壇場で変身した友奈が拳で打ち砕いた。
友奈は自力で変身しながら戦ってる、無茶苦茶と言えるだろう。
「みんなが戦ってる、でも皆が傷つくくらいなら、私が頑張る!!!」
友奈はバーテックスに向かって一直線に走っていく、それはまるで、勇者のようだ。
「友奈」『友奈ちゃん』「友奈さん」
「うおおぉぉーー勇者パァァァーンチ!!!」
この攻撃で初めてバーテックスに損傷らしい損傷を与えた。
「すごい」「これが勇者」「友奈ちゃん……」
「勇者部の活動は皆の為になるとことを勇んでやる、私は讃州中学勇者部結城友奈、勇者になる!」
戦闘パート余計に難しい、今後更新が減るかもしれないです。