改めて投稿を見ると酷い物だったので、再履修と改稿をするためお休みします。
二度目の樹海、驚きはしない、ただ向かってくる敵を倒すだけ。
しかし、今回向かってきたバーテックスは三体いる、地図上では、
特徴は蠍座から順に、さそりの通り尻尾らしきもがあるがそれだけだ、白い羽子板みたいな胴体に、金色の手を広げた人の上半身みたいな物がくっついてる。
次の
最後は、
3体同時とはきいてないけど、戦うしかない、私達は魔女の結界に入れられた魔法少女のような者、いや勇者だから。
「3体同時に来たか……モテすぎでしょ」風先輩が冗談を言う
「あぁぁァァァ……………」樹ちゃんは不安そうな顔して、声を漏らしている。
友奈は覚悟が決まってると言う顔をしている、もちろん私も臆する事はない、死線なんて魔女、特にワルプルギスの夜で何度もくぐっている、こんなのは朝飯前だと思いたい。
「向こうは3体だけど、こっちは4人いるわ、勝てて当たり前よ」
と皆に向かって激を飛ばす、実際はと言うと不安だ、魔女との戦いは一対一もしくは一対複数と言うのが基本で、魔女との戦いとは全く違う。
だけど皆の覚悟も東郷一人を除いて決まったようで、変身をする。
私は何時もの魔法少女衣装に弓と昨日と変わって無かった、だけど他の人より早く変身したようで、今日は友奈ちゃんを観察してみよう。
友奈ちゃんの変身はまどかと同じピンクを基調とした変身の仕方で、武器がないため素手で戦う事になるだろう、あとポニーテールとツインテール、スパッツとスカートと、感じが違うけどやっぱりまどかに少し似ている……気がした。
「大丈夫だよ東郷さん、じゃあ行ってくるね」と友奈は言い残しバーテックスに向かっていった。
私も「あなたには傷一つ付かせないわ、でももしもの時の為に下がってて」と言い友奈を追った。
東郷の顔は、酷いものだった。これじゃ勇者になっても、何も役に立たないだろう。
戦いの指揮は風先輩が指揮を執るようだ。
「まず前方の敵2体を片付けて後方の敵は後にするわ」
この戦術の異論はなく行動に移そうとしたところ、
風先輩は何とか着地に成功したようだった、だが射手座のバーテックスの攻撃はやむなく事なく、次は大量の針のような物を射出して来た、これは風先輩はギリギリ回避した。
巴マミのような遠距離タイプ、今の私じゃ攻撃が効く保証はないし、そもそも弓の射程距離では蜂の巣になってしまう、だから、前方2体に対する攻撃の掩護をする。
「撃ってくる奴を何とかしないと!」と言い友奈が
私は直ぐに蟹座のバーテックスの反射版を破壊したが、一部は友奈に向かって飛んでいく。
樹ちゃんが「友奈さん後ろです」と言って、気づいた友奈が手と足をふんだんに使い、かろうじて迎撃に成功するが、地面に落ちてしまった。
そこを
友奈を掩護しようにも、山の様にくる針が邪魔をして掩護を出来ない、無理をして掩護しようとしたら、針が一本足に刺さってた、私には精霊バリアがないんだったと思い出しながら、痛みに耐え後退する、ただの後退した先に東郷がいて、攻撃先を無防備な東郷にむけてくる。
私は、弓で矢を全力射る、そのおかげで東郷に向けられた攻撃は逸れ東郷の横を掠める、だけど一瞬、東郷から精霊バリアが展開された為、私の掩護なんて必要ないんじゃないかと感じた。
その後東郷さんは覚悟を決めたようで、勇者に変身する。
胸が締め付けられ、強調された衣装に胸が無い私は一瞬怒りを感じたが、無事勇者になった東郷を見て安堵する。
「もう友奈ちゃんと暁美さんには手出しさせない」
そう言い東郷は銃を構えて射撃する、二丁拳銃での射撃は効果あったようだが、攻撃が少しぶれていて効果的でない事を見抜き、助言する。
「方の力を抜きなさい、それに射撃の速度より精度を重視しなさい、攻撃は1点に集中させた方がダメージが上がるわ」
そう言って、命中精度が上がってダメージが溜まった敵、蠍座のバーテックスは落下する。
その間、私は射撃を補助してる反射版を破壊し、樹ちゃんと風先輩を助ける。
そして落ちた蠍座のバーテックスを友奈は持ち上げ、蟹座の放にぶん投げた。
「そのエビ運んできたよ〜」
「いやサソリでしょ」
「どっちでもいいよお姉ちゃん」
そんなギャグ会話が繰り広げられてる中、私は一人で射手座の猛攻を躱していた、つい癖で時間停止をしようとして、無い事に気づき、何度もピンチに陷ってるが、作戦の通りだ。
一人囮になり、その間に2体の近接型を倒すという作戦だ。
だが、射手座のバーテックスは最初に使った高威力、高初速の攻撃を繰り出そうとしてる、あの速度だと回避間に合わない、と思って目を瞑った。
だけどいつまで経っても攻撃は飛んでこなかった、いや、攻撃をしたが、東郷に撃ち落すされたのだと気づいた、そしてスマホから東郷の声が聞こえてきた。
「ごめんなさい、待たせてしまって、まだあの2体は倒してないけど、暁美さんの事が気になってつい攻撃してしまったわ」
窮地に一生を経て、ほっとする、丁度向こうでは2体のバーテックスを倒したようだ、残ってるのは狙撃型だけだと思うと、足が痛んできた、袋脛を貫通した針の事を忘れてた。
東郷はまるで親の仇の様に攻撃を仕掛ける、その中私は封印を仕掛ける為に近づいて封印するが、出てきた御霊は高速移動を繰り返し、射手座のバーテックスの周りを高速回転してる。
それならばと弓を取り出し、適当に御霊の進路上に弓を放つだけだ。
案の定弓と御霊はぶつかり、御霊は破壊出来なかったが速度は落ちた、そしてその一瞬をみのがさず東郷が打ち抜き御霊は
破壊された。
「状況終了」と東郷は呟いた。
その言葉は訓練の時の言葉じゃないかと思ったけど、胸の内にしまっておいた。
そして世界は現実世界に舞い戻る、まるで激戦なんて無かったかのように。
「東郷……」
「覚悟は出来ました、私も勇者として頑張ります」
「東郷、ありがとう一緒に国防に励もう」
「国防……はい!そうだ、暁美さんは!!怪我をしてたはずだわ!!」
「大丈夫よ……掠っただけだから、病院に行けば何とかなるわ……」
と言いやせ我慢して皆を安心させる。
実際には袋脛を貫通してて、魔法の治療で回復と痛覚の除去をやって数日で完治出来るだろう、病院でまともな医療を受けられればもっと早く完治する。
「そういえば友奈ちゃん課題は?」
「そうだ課題明日までだった!!」
「昨日勇者アプリのテキスト読んでて」
「勇者も勉強も両立よ」
私には関係ない事だ、明日は病院で居ないだろうし。
2500文字書くのに4時間かかる、每日投稿してる人は本当に凄い。