久しぶりにメモを整理していたら書き途中の作品が出てきたので、
このタイミングで書かなきゃまずいって思い書きました。
良ければ読んでください
和室に敷かれた布団の上で目が覚めた瞬間この体の産まれてから今までの記憶が脳に入ってきた。
「こりゃ便利な家に生まれたな。」
ニヤけながらそう呟く。
第二の人生の俺の名前は相良龍也(さがらたつや)、家はここらじゃ有名なヤクザの若頭らしい。
幸い俺の性格を基に今まで生きてきたらしいから急に人間が変わったように不審がられる事もないな。学校じゃ大人しいらしいけど。
(取り敢えず今日も学校があるらしいから洗面所で顔でも洗うか)
布団から出て洗面所に向かおうと襖を開けると
「あっ、おはようございます!若頭!」
街中で見かけたら絶対目を合わせないような風貌の男が頭を下げて挨拶してきた。
(記憶では分かってたけど実際に見るとビビるな)
少し目を見開き驚いたが「おう」と返して洗面所に向かう。
すれ違うヤクザ達から挨拶されながら洗面所に着き鏡を覗くと、髪は白く眼は鋭い三白眼、肌は白くギザ歯のいかにも悪そうな見た目だがパーツが良いお陰でイケメンの男が映っていた。
「前世よりイケメンで悪そうな面だな。しかも筋肉もヤベェな。」
少しの間表情をコロコロ変えたり力瘤を作ったり腹筋に力を入れたりして新しい身体で遊んだ後、そろそろ行くかと思い顔を洗い部屋に戻り制服に着替え鞄を持って朝飯食ったら靴履いて外に出る。ちなみに朝飯は和食だった。
(でっけ〜門だなぁ。時代劇でしか見た事ねぇよこんなの)
ヤクザ達から挨拶されながら送迎用の車に乗り門をくぐり学校に向かう。
学校に着くまで暇だからぼんやり外を眺めながら考える。
(昨日までの俺は女っ気が全くないんだよな。肉便器はおろかセフレすらいないってことだ。つまり童貞だ。前世の初体験は小4だというのに。嘆かわしい)
これからの学校生活に期待を胸に膨らませながら車に揺られて10分程経った頃、俺の通う高校が見えてきた。
校門の前で停車しドアを開けてもらい外に出ると登校中の学生がチラチラ視線を飛ばしながら早歩きで校内に入っていく。
(チッ、視線がうぜぇな。
さぁて、気を取り直してこの世界で最初の便器ちゃんは誰にしようかな〜)
目に付く女を値踏みしながら校門を潜った。
自分のクラスである3年3組の教室に入り自分の机に座って周りを見渡す。
(記憶の中で知ってたけどやっぱ顔面偏差値低いなぁ)
ロクな便器も見つけられないまま授業の時間になってしまったが
知ってる内容を受ける苦痛と下手くそな授業をする先公へのイライラで2時間目が終わってすぐにサボる事を決め屋上に向かっていた。
(現実じゃ無理だが小説の世界なら屋上も開放されてるんじゃねぇかと思ってきてみたが案の定か)
ドアに鍵がかかってない事を確認してドアノブを捻り外に出てみると倒れてる女子を3人の女子が蹴っているのが見える。
蹴っている女子は3人ともブスだが倒れてる女子を確認すると美少女だった。
「便器候補見〜っけ」
次はいつになることやら