聖杯戦争かFGOに入ると思います
俺はもといアーサー王の軍勢は卑王ヴォーティガーンを討つべく進軍している
前から飛びすぎだって?しかないじゃないか特筆する事なんてアルトリアがアーサー王になったぐらいであとピクト人との小競り合いとかしかないんだから
とにかく今は打倒ヴォーティガーンに向けて進軍中だ
今は夜なので陣を貼って休憩している
武器の手入れ等しかすることがないそんな時
「ルクス卿居ますか?」
「おります。アーサー王よ」
そんな返事を返すとアーサー王が俺の天幕に入ってきた
「……ルクス、私は勝てるでしょうか……」
アーサー王になったアルトリアが俺を名前だけで呼ぶと言う事は部下としてでなく師匠として聴きたいのか
「……お前は勝ちたいのか?それとも負けても良いと思っているのか?」
「いいえ!私は民の為に!!」
「それなら余計な事を考え無くて良い勝てる勝てないじゃない。勝つそれだけを考えると良い」
「ですが……」
ハァ……こいつは変に考えすぎる所がダメだ
「未来なんて誰にも分からないんだ。なら今の最善を尽くすしかないさ。それでも不安なら仲間を信じろ皆が信じるお前を信じると良い。自分だけで不安になるらな仲間を頼れ」
「仲間ですか……」
「ここにいるのはお前だけじゃないんだぞ。それに少なくとも俺はお前が負けるとは思っていない自慢の弟子だからな」
そんな言葉をかけるとアルトリアは少し明るい顔をして
「そうですね、貴方が信じてくれるなら頑張れる気がします」
……まぁ、自信がついたなら良かったか
「早く寝るといい。明日はヴォーティガーンとの対決になるだろうからな」
「ええ、わかりました。明日は勝ちましょう。それではおやすみなさい」
「あぁ、おやすみ」
卑王ヴォーティガーン、ドラゴンへとその身を変えた神秘の王、邪龍現象ファーブニルの発現者、ブリテン島の意思と同化した者、白き竜の化身
今まで狩ってきた竜種とは別次元の存在だろう。全力で挑むしかない。
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軍は現在ヴォーティガーンの部下とぶつかっていた
俺自身は軍の指揮をとっておりアルトリアとガウェインがヴォーティガーンの元に向かっている
「敵に対して複数人でかかれ!!相手は人を辞めた存在だ!容赦は要らん!!」
ヴォーティガーンの配下は全員が人を辞めた者と幻想種が入り交じっていた
精霊種や竜種、悪魔の類など様々な者達がヴォーティガーンの軍だった
指揮官である俺の方には空を飛べるワイバーンや妖精種などが攻撃をしかけていた
俺は金木犀の剣を引き抜き
「エンハンス・アーマメント!!」
武装完全支配術を発動さ剣を金属の花弁へと変え敵を金木犀の花弁の嵐で斬り裂いていた時だった
ドッカァン!!
ヴォーティガーンの城が崩れ中から巨大な黒竜とアルトリア、ガウェインが出てきた
「あれが、ヴォーティガーン……」
ヴォーティガーンのブレスは光を塗りつぶす様な強大な一撃でその巨体からの一撃は大地を隆起させた
『アーサー王よ!貴様に負ける訳にはいかんのだァ!!』
「私も民の為に負ける訳にわァ!!」
『我は!このブリテンを!幻想の者達が生きる楽園へと変えるのだ!!幻想の住人がこの世界から排斥される!!そんな事など認められない!!我が民を故郷から追い出す事など!我は受け入れぬ!!』
その言葉は卑王と呼ばれた悪名高き王ではなく民を思う王の姿だった。故にだろうか一瞬、たった一瞬、軍やアルトリアに動揺が走ったそれだけで卑王には十分だった
ガウェインをヴォーティガーンが吹き飛ばし口にブレスを溜め始めた
『消えろ!!小僧!!』
俺は急いでアルトリアの前に転移した
「な、ルクス卿!?」
俺は魔術防壁を作り上げ一つの身の丈ほどの盾の神器を取り出した
神器:守護の盾
幻想の箱庭の皆が俺の為に作ってくれた盾。俺は無意識の内にこの盾を取り出していた
盾を構えると同時にブレスが放たれる
そのブレスは魔術防壁を数秒で破り盾への到達した
その一撃は盾の上からにも関わらず俺の肉を焼いていく
その場にはとてつもない轟音と人の肉が焼ける不快な臭いと音が響いていた
永遠にも感じられたその数秒から解放された時体からは煙が立ち上がり盾は赤く赤熱していた
俺はその場に膝を着いた
『ほぉ、我が一撃を耐えるか白銀よ』
ヴォーティガーンが俺の異名を呼びながら感心した様に言った
「ルクス!?」
アルトリアは声を上げながら駆け寄る
『我が言の葉如きで動揺する小僧とは違うな。貴様には惜しい騎士だ』
「ッ!」
そんな言葉をアルトリアとヴォーティガーンが交わす
「……それを…決めるのは…貴様では……ない!」
俺は立ち上がりながらそう答えた
『その体で立ち上がるか白銀よ』
「ルクス!」
「俺は……アーサー王を……彼女を支え!共に!ブリテンを守ると!決めたのだ!」
その言葉にヴォーティガーンが
『その心意気やよし、しかし貴様の王は我が言の葉如きで揺らぐ程度の覚悟の持ち主のようだが』
その言葉にアルトリアは唇を噛み締め下を向く
「そのような事……既に承知している。王とて人なのだ……間違える事も、迷う事も、膝を折る事もあるだろう。ならば、騎士として支えるのが俺の役目よ」
「……ルクス……」
『クックックッ……誠に惜しい騎士だ。だが、貴様は満身創痍ここでアーサーの小僧とともに葬ってくれる』
そう言って再びブレスを放とうとする先程よりも更に魔力を収束させた一撃だ
俺は再び盾を構える
「ルクス!その体では!」
「安心すると良い……俺はお前の師匠で騎士なのだから」
盾を構えるた俺に再びブレスが放たれた
「グッウゥ……ォォオオオオオ!!」
その時俺の頭には走馬灯が走っていたかつて旅した土地、出会った人々、修行の日々そして、大切な仲間、家族
……そうだよな、まだ死ねない。まだ仲間が家族がいる。
俺の大切な人達が!いるんだ!
その時俺の持つ盾が光り出した
『!?何だ!その光は!?』
ブレスを放つヴォーティガーンも視認できる程の輝きを盾は放っていた
俺の耳には言葉が聞こえていた
俺を呼ぶあいつらの声が
幻想の箱庭に住むあいつらの声が響き
半透明の手が盾を握る俺の手に重ねられ現れては消えていく
あぁ、そうだよな。俺はひとりじゃない。だから力を貸してくれ!
「リリース・リコレクション!!」
その瞬間盾はひときわ輝きを放った
構えている盾の前に巨大な半透明の同じ形の盾が現れブレスを防いでいく
そしてブレスは止まった
「……フゥ」
『バカな……これを防ぐだと……貴様は死にかけているはずだ!!』
俺はそんなヴォーティガーンの言葉を無視し俺は魔術で声を戦場全体に届ける
「お前達!何を躊躇ってる!!お前達には守るモノがあるんじゃないのか!!自分が信じた正義のために戦うんじゃないのか!!それとも全部嘘だったのか!!」
俺は自軍に問いをかける
そうして俺はヴォーティガーンへと突撃した仲間とともに
いつの間にか俺の隣には幻想の箱庭の仲間達がいた
『何なのだ!貴様達は』
「俺の大切な仲間さ!」
皆が声を上げる
二アールが
「この手に光を握っている限り、そして信念が朽ちない限り、私の私達の歩を止めることは出来ない」
ブレミシャインが
「半歩だって引きはしない!」
ベナレスが
「1人は寂しいから」
キアナが
「負ける訳にはいかないから!」
皆がそれぞれの戦う理由を想いを叫ぶ
それに触発される様にアーサー王の軍から声があがる
民を守るために
家族を守るために
俺達の正義のために
そして
「……簡単な事でしたねただ私の想いを貫き通すそれだけで良かったのに。私は!ブリテンを救う!」
アーサー王は立ち上がった
そこに、
「なら、私はそんな貴方を手伝いましょうか」
「姉さん」
モルガンが現れたそして
「エデンの星。第三定格出力・奇点再構」
ヴォーティガーンを攻撃した
『グアッ!?我は我はこの島を幻想の住人の為に!』
「それが貴様の王道なのだろうしかし私はブリテン島の民を守るために戦う!」
その言葉に呼応するかのように一つの火がヴォーティガーンにぶつかった
「王よ!ガウェインただいま戻りました!」
ガウェインが戻ってきた
「私達もルクス卿に続くぞ!ガウェイン卿」
「はい!我が王よ!」
そうして再びヴォーティガーンとの戦いが始まった
そしてヴォーティガーンの動きを封じた隙をつきアルトリアはヴォーティガーンの胸に聖槍ロンゴミニアドを突き立てヴォーティガーンを打ち倒した
こうしてヴォーティガーンとアーサーの戦いは幕を閉じた