ガンダムビルドダイバーズRe:TRY   作:守次 奏

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クロブの福岡νガンダムくんの性能、なにもかもがおかしい


Ep.06「鉄壁の城塞」

 マッチングの結果として引き当てた戦場は森林地帯を挟んだ平原、味方として引き当てたのはザクタンクが一機、バイアランが一機、エールストライカーを背負ったZガンダムが一機と、バランスを見ればまずまずの構成だった。

 強いていうなら、相手の構成がわからない以上、ザクタンクの足に合わせた進軍速度を取るならステージ中央の制圧に遅れそうなのが懸念材料か。

 だが、タンク型を引いたのはそう悪くない。

 

 タンクといっても、敵の攻撃を受け止める方じゃなくて戦車の方であるそれは、基本的に汎用機よりもセンサーやレーダーの有効半径が長いのだ。

 つまり、その「目」を活かしたデータリンクによって敵の情報をいち早く掌握できる可能性があるというのは、大きなアドバンテージだ。

 敵にもタンク型や偵察型がいれば条件はイーブンだけど、その分進軍速度という点では互角になるから大きな差は開かないはずだ。

 

「あんたらが今回のチームメイトか、俺は見ての通りだからな、支援の方はやらせてもらうが正面からのかち合いは期待しないでくれ」

「……了解した、データリンクに感謝する」

 

 ザクタンクに乗っている、ジオン軍の制服を着たダイバーが回線を開いて、データをリアルタイムで俺たち四機に同期させる。

 見たところ相手の進軍速度もそう速くはないらしい。

 こっちと同様にタンクを抱えている可能性もあるな。長距離砲撃に十分警戒して進んでいけば、ぶつかり合うのは森林地帯でのことになりそうだ。

 

「なるほど、相手も鈍足機抱えてんならこっちの機動力を活かさない手はなくね?」

「速攻かけるって感じ? タンクの護衛にはケルディムのお嬢ちゃんが残ってくれりゃいいと思うし、そこら辺あんたらはどうよ?」

 

 なんか微妙にチャラい感じのバイアランとZガンダムのダイバーは、足回りを生かしての速攻をかける道を選んだようだ。

 なるほど、確かに電撃戦を仕掛けるのは悪くない。ただ、こっちでそれに対応できるのは俺を含めて三機だけだ。

 相手が固まっていたら、迎撃されかねない。だから慎重に行くべきだ、と答えるより早く、痺れを切らしたバイアランは空中に飛び上がっていた。

 

「悪りい、俺ちょっくら偵察かけてみっから! 相手がわかればこっちもやりやすいっしょ?」

「……それはそうかもしれないけど、突出は」

「んなわけで行ってくるわ! タンクの護衛よろしくちゃん!」

 

 俺が言い切るより先に、スラスターを全開にして、ハイパー・ビームジャベリンを持ったバイアランのダイバーは単独で空をかっ飛んでいく。

 追いかけることもできたんだろうけど、ここでバラバラになるよりは四機で固まっていた方が賢明だろう。

 そう思っていたのにもかかわらず、焦ったのかエールストライカー装備のZガンダムが、ハイパーメガランチャーを持ったままバイアランの後ろを追いかけていく。

 

「ちょ、待てよ! 置いてくなって!」

「偵察って言ってんだろー? ったく、しょうがねえなあ」

「あいつら……!」

 

 これだから即興で連携を取るのは難しいんだ。頭を抱える俺と、小首を傾げるルリナを置き去りにしてチャラ男二人組は仲良く、偵察に向かってしまう。

 そもそも偵察目的なら二人もいらん、ハイパーメガランチャーを抱えてるならルリナと一緒に狙撃でもしてくれた方がいい。

 最低限、せめてZガンダムのダイバーにはこっちに戻ってきてほしかったから通信を入れようとした最中のことだった。

 

「ぐわあああっ!?」

「ちょ、一体なんだよ!? なにが起こってんのこれ!?」

 

 飛来した「なにか」にコックピットを撃ち抜かれて、エールストライカー装備のZガンダムが爆散する。

 身の危険を感じたのか、バイアランの方がこっちに戻ってきてくれたのは不幸中の幸いといったところだろうか。

 だけど、これで数的不利に陥ったのは間違いない。相手に弾速が速い狙撃持ちがいるという情報は手に入ったかもしれないけど、ディスアドバンテージも同時に背負ったというわけだ。

 

「……戦況を分析してる場合じゃない、あの距離、あの射程で届く武器は……!」

「勿体ぶらずに教えてくれよぉ!」

「……ダインスレイヴだ! 全員、森を盾にして身を隠せ!」

 

 一直線に飛んできた弾道から考えても、そう見て間違いはないだろう。

 こと遮蔽物のない直線上での撃ち合いなら、「鉄血のオルフェンズ」の劇中さながら、ダインスレイヴは凶悪な威力を誇っている。

 Zガンダムが墜ちたことも痛手だけど、相手がダインスレイヴを持っている、ということでこっちが分断されたのも中々に痛い。

 

 迂闊に仕掛ければダインスレイヴが飛んでくる。そして空中戦が本領で、機体もデカいバイアランは遮蔽物だらけの森林地帯と相性は最悪の部類。

 有り体にいえば、ピンチそのものだった。

 ザクタンクからのデータリンクで、相手チームがこっちの各個撃破を狙っているかのように分散し始めたのがレーダーに映る。

 

 偵察が失敗して、相手の構成もわからない今、出たとこ勝負になる形か。

 

「アスカ、どうするの!?」

「……俺が出る、ダインスレイヴならどうにか避けてみせる!」

「マジかよ!?」

「……やらなきゃやられる! アンタはザクタンクの護衛を、ルリナも撃てそうなら狙撃を頼む!」

 

 シャフランダムで最終的に問われるものは個人の技量という説もある。

 要するに、ガンダム的に言うなら「下がれ、私が全て倒す」が実行できれば問題ないということだ。

 普通に考えれば暴論もいいところだけど、今はとにかく余裕がない。無理を通して道理を引っ込めなければ勝ち目がないのなら、そのワンチャンスに賭ける他にないだろう。

 

『フフフ……焦って飛び出してきたようだね! しかしそれは慢心アバーッ!?』

「……喋ってる暇はない、二手で詰める……!」

 

 ブーストを全開にして、ダインスレイヴが飛んでこない、つまり相手がこっちの構成を確認できていないことを前提に俺は突出する。

 

『敵を墜としてホッとしただろう!? だがそれが命取りよグワーッ!?』

「……それも見えている!」

 

 木陰から奇襲をかけてきたティターンズカラーのガンダムMk-Ⅱを作ったばかりの130mmブレードマグナムで撃ち落として、時間差で更に背後から襲いかかってきた森林迷彩のグフのコックピットをもう一丁でぶち抜く。

 これで四対三、数の優位は確保した。

 

「すっごーい! アスカ! さすがわたしの運命の人だね!」

 

 ルリナがぱあっと表情を明るくしてそんなことを言ってのけたけど、まだ油断は禁物だ。

 残っている敵はレーダーを見る限りダインスレイヴ持ちが一機と、その背後に後退したのが二機、密集隊形での迎撃を選んだらしい。

 そうなると、分断させた方が有利になるか。

 

「任せろ、砲撃ならタンクの専売特許よ!」

 

 ザクタンクのダイバーは、俺の考えを読んだかのように、背中に装備していた180mmキャノン砲を敵陣の中心へと撃ち放った。

 だけど、敵の陣形は崩れない。

 爆発音から察するに、直撃したことには間違いないはずなのだ。

 

 ──そうなると。

 考えがまとまるより先に、大気を引き裂く鏑矢が、なぎ倒されて燃え盛る木々の向こうから飛来する。

 ダインスレイヴの一撃だ。俺はなんとか反射で回避できていたけど、運動性に欠けるザクタンクはそうもいかない。

 

「地上戦じゃどの道俺は役に立てそうもない……ここらでお疲れちゃん、ってね……!」

 

 墜とされたかと思った刹那、機体を咄嗟に割り込ませていたバイアランの胴体にその鉄杭は深々と突き刺さっていた。

 それでも、ザクタンクには届いていない。

 確かに最初の行動は迂闊だったかもしれないけど、あのバイアランのダイバーは自分の役目を理解した上で、退場を選んだのだ。

 

「すまねえ、俺がトロいばっかりに……!」

「いいのいいの、あんたが戦術の要だってんなら、あとはあのグレイズとケルディムがなんとかしてくれるって……! それじゃ、本当にお疲れちゃん……!」

 

 ザクタンクのダイバーを庇う形で、チャラ男カッコカリが炎の華と散る。

 これで戦力は三対三、ただし相手は、こっちとは別の意味でのタンク持ちだ。

 炎の中に揺らめくその機影を一瞥して、俺は130mmブレードマグナムを牽制として撃ち放つ。

 

『悪くない武器だ。でも、この守りを貫くことはできない』

「……GNフィールドにその槍……ヴァーチェとキマリスヴィダールのミキシングってところか」

『正解だ、だが正確にはただの槍じゃない』

 

 相対した機影は、GNフィールドに身を包んだまま、キマリスヴィダールのドリルランスを改造したのであろう、ガトリング砲の砲身が取り付けられた槍としか形容できないものから、ビーム弾の一斉射撃を浴びせかけてくる。

 その後ろに控えているのは、ジークルーネとR・ジャジャか。どっちも近接型だ。

 俺は、ばら撒かれるビーム弾を回避しつつ、ユニバーサル・ブーストポッドからミサイルを撃ち放っての牽制を試みた。

 

『ガンダム・フォルトレス……この守りは貫けないと言っている』

 

 ただ、それも全ては鉄壁のGNフィールドに阻まれて、狙いを果たすには至らない。

 ガンダム・フォルトレス。城塞の名前をつけているのは伊達じゃないということか。

 なら、何手でこいつを詰ませられる。

 

 考えろ。こっちの戦力の内訳は前衛が俺だけで、残りはルリナとザクタンクの後衛型だ。

 ケルディムガンダム・スカーレットなら中衛に回ることもできるだろうけど、クロスレンジでの戦いとなればジークルーネやR・ジャジャのような近接型が有利になる。

 相手はフォルトレスを盾役にして戦線をじわじわと押し上げてきている都合、あのGNフィールドをどうにかして破るか、せめてジークルーネとR・ジャジャのどっちかは墜としておきたい。

 

「……ルリナ、狙えるか!?」

「やってみる! フォロスクリーン展開……狙い撃つよ!」

『させない』

 

 ルリナのケルディムスカーレットがGNスナイパーライフルⅡを構えて、ナノラミネートアーマー持ちじゃないR・ジャジャに狙いをつける。

 だが、それも相手は織り込み済みだったらしく、ホバー移動で思った以上に俊敏な動きを発揮したガンダム・フォルトレスがその射線に立ちはだかった。

 そう、俺の狙い通りに。

 

「……一瞬でも足が止まればいい、行くぞ、アインフェリア! アンタは……二手で詰む!」

『何をごちゃごちゃと……ッ!? いや、速──』

 

 まずはフォルトレスの足を止める一手。

 そして全力でR・ジャジャへと踏み込んで、至近距離でのブレードマグナム零距離射撃で二手詰めとする。

 残されたジークルーネが後隙を狙って襲いかかってくるけど、それも予測済みだ。

 

「ナノラミネートアーマーってのは実弾なら通るんだったな!?」

『くっ、抜かった……!』

 

 思った通り、ザクタンクが撃ち放った一斉射撃を咄嗟に盾で防いでみせた辺り、あのジークルーネのダイバーもできる部類に入るのだろう。

 ただ、ここには俺がいる。

 ブレードマグナムを投棄、両肩に懸下していたバトルブレードとナイトブレードを引き抜いて、一閃。装甲の隙間から覗くフレームを断ち切られ、ジークルーネの上半身と下半身が泣き別れする。

 

『見事だね、名を聞いておこう』

「……名乗るほどのダイバーじゃない」

『謙遜を。勝ったのなら、誇るべきだよ』

「……アスカだ、これで満足か」

『満足したよ。だが……次はこの僕が勝つ』

「……そうか」

 

 そういう反骨心を持ち続けられるやつが、きっとここでは強くなれるんだろう。

 ジークルーネのコックピットにナイトブレードを突き立てて完全に撃破する。

 残りはあのガンダム・フォルトレス一機だけだけど、そう簡単に事が運んでくれるはずもない。

 

 俺がR・ジャジャとジークルーネを始末している間に、ザクタンクはどうやらフォルトレスの餌食になっていたらしく、気付けばその胴体に深々とレアアロイの鉄杭が食い込んでいた。

 

「すまねえ、俺はここまでだ……だが相手のダインスレイヴは残り一発、ここまでは読めたぜ……!」

「……ありがとう、協力に感謝する」

「よせやい……」

 

 当然のことをしたまでよ、と言い残してザクタンクが爆散する。

 データリンクが途切れたけど、敵が残り一機なのはわかりきっている以上、ダインスレイヴを一発消耗させて撃破されてくれたのは素直にありがたかった。

 虎の子のダインスレイヴが敵は残り一発、そしてこっちはナイトブレードを喪失、投棄したブレードマグナムはどの道GNフィールド相手じゃ有効打にはなり得ない。

 

 そうなると、どうあの鉄壁を攻略するか。

 厄介なのは、ヴァーチェ由来のGNフィールドを突破しても、その下にはキマリスヴィダール由来のナノラミネートアーマーが控えていることだ。

 ルリナの狙撃ビームに対して相性で優っている都合、事実上俺一人であの重装甲を貫かなければならないということになるのか。

 

 ──いや、違う。

 

「アスカ、わたし、どうすれば……」

「ルリナ、持てる限りの最大火力を叩き込んでくれ」

 

 いかに堅固なGNフィールドといえど、無敵じゃない。

 と、いうより、このGBNにはゲームバランスの都合、無敵の武装なんてものはあってもらっちゃ困るし、あったとしても即座に修正される。

 GNフィールドは展開しているだけでエネルギーを食う武装だ。その上ザクタンクの砲撃やらなにやらを受け止めていたんだから、損耗していないはずがない。

 

 チャンスがあるならそこだけだ。

 あの城塞は三手で詰む。

 ただし、詰ませられなければ俺たちが負ける。わかりやすく、シンプルな駆け引きだ。

 

「わかった! わたし、アスカを信じる! いっくよー!」

『撃ってくるなら、受け止める……!』

 

 ここでトランザムを切っての回避を選択しなかったのは、相手が潔いのか自信があるのか、はたまた既にエネルギーが底をついているのかどうか。

 それはわからないけど、まず一つ目の賭けには勝った。

 アサルトモードを展開したルリナのケルディムが、最大出力まで絞り込まれた狙撃ビームと照射ビームを、ガンダム・フォルトレスへと撃ち放つ。

 

『くっ……!』

 

 相手はGNフィールドを展開している間、ダインスレイヴが放てないと、俺はそう踏んでいたけど、どうやら予想通りだったようだ。

 まずは一つ。

 ルリナが放った一斉射撃はGNフィールドを貫通こそさせられなかったけど、代わりに消滅させることには成功していた。

 

「アスカ、次は!?」

「コックピットを狙い撃ってくれ!」

「おっけー! 銃身が焼けつくまで……撃ち続けちゃうんだから!」

『でも、出力を使い果たしたのはそちらも同じ……!』

「……そうだな」

 

 確かに、全力のフルバーストから続けて狙撃ビームを放ったところで、どれだけ出力が銃身に絞り込まれていたとしても、ナノラミネートアーマーを貫通させることはできないのかもしれない。

 だとしても、だ。

 二つ。続けざまに、バレルを内部からの熱で融解させながら放たれた狙撃ビームが、ガンダム・フォルトレスのコックピットに当たる部分に直撃する。

 

『効かない……!』

 

 相手はナノラミネートアーマーとその装甲の分厚さで持ち堪えると、ゆっくりとガトリングランスを持ち上げて、最後のダインスレイヴを装填しようと試みた。

 

「……間に合え……ッ! アインフェリア!」

 

 三つ、これで間に合わなければ計画も計算も全てご破算。だからこそ全てを賭けて、俺はスラスターを全開にし、右手のバトルブレードを両手持ちして突撃の構えを取る。

 グレイズ・アインフェリアという機体はとにかく機動力に特化させている。

 特に直線加速力はシュヴァルベグレイズを取り込んだのと、背部のグレイズ用ブースターに穴を空ける形でユニバーサル・ブーストポッドを接続したことで、ガンダムタイプにも引けを取らない。

 

 それだけに、かかるGのフィードバックも相当なものがある。

 それでも歯を食いしばって、目を見開いて、俺はルリナが穿とうとしたその一点へと、さっきまで狙撃ビームが当たっていたコックピットへと、相手がダインスレイヴを構えるより僅かに早く、バトルブレードを突き立てていた。

 ナノラミネートアーマーは、ビームを拡散させる性質を持つ。確か設定上、塗料が蒸発することでビームを防いでるんだったか。

 

 理屈の方はこの際どうでもいい。

 重要なのは、狙撃ビームを受けたことで、そこに綻びができていたという事実の方だ。

 そして、僅かに「柔らかく」なっていた部分をバトルブレードで貫く。それこそが俺の立てた勝利への道筋、シナリオだった。

 

 そして、それは実現された。

 ガンダム・フォルトレスのツインアイが光を失い、頽れていく。

 突き立てていたバトルブレードを引き抜けば、血飛沫のように砕けた装甲が辺りへ舞い散る。

 

『……負けた』

「……紙一重だったけどな」

『それでも、負けは負けだ』

 

 ──グッドゲーム。

 そう小さく笑って、鉄壁の城塞は炎の華に包まれていく。

 本当に、ギリギリの勝利だった。

 

「すごい! すごいよ、アスカ! わたしたち!」

「……ああ、勝った」

「わーい! あっ、生放送してたんだった! それじゃあ今回の動画はここまで、皆、見てくれてありがとう!」

 

 ルリナが放送を切るのと同時に、気が緩んだのか安堵したのか、気付けば溜息が漏れ出ていた。

 もう戻ってくるとは思わなかった世界、もう二度と味わうことはないと思っていたギリギリの感覚。

 全てが疲労となって押し寄せてくるけど、それが嫌かと訊かれれば、首を傾げる。

 

 落とし物。探し物。鈍った感覚。抜け落ちたもの。

 俺が抱えている荷物は下ろせそうにないけど、ルリナが純粋に勝利を喜んでいるのを見ると、少しだけ肩が軽くなったような、そんな感じがする。

 どうしてかはまだわからないままでも、それだけは、確かなことだった。




城塞、陥落す

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