大日本帝國召喚   作:もなもろ

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元ネタは、第二次大平内閣によるハプニング解散に至る大平内閣不信任決議です。

投票ありがとうございました。意外と白黒はっきりしました。
海軍の作戦は?
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『聖戦完遂ニ向ケ帝國ノ採ルベキ外交方針ニ関スル件』(平27衆建131) / 満洲帝國新京特別市国務院国務総理大臣執務室 2675(興信27・2015)年5月14日(木)午後4時

『聖戦完遂ニ向ケ帝國ノ採ルベキ外交方針ニ関スル件』

平成二十七年衆議院建議第百三十一號

 

衆議院ハ、時局重大ナル秋ヲ迎エタル此ノ時節、 天皇陛下ノ政府及 大元帥陛下ノ統帥部ガ、其ノ輔弼輔翼ノ責任ヲ全ウシ、光輝アル帝國ノ光栄ヲ益々厚クシタル事ニ対シテ帝國臣民ヲ代表シテ感謝ノ意ヲ表ス。

 

今、帝國政府ガ平成二十七年臨時事件ノ終結ガ見エ始メタ時期ナリト判断シタルコトニ付衆議院モ亦同様ノ見解ヲ共有ス。和平ノ条件ニ付帝國政府ハ考究中ナル事モマタ了知セリ。此ノ案件ノ行方ニツイテハ、宸襟モマタ悩マシ賜ヒシコトナリト恐懼シテ拝ス。

 

衆議院ハ斯カル事態ニ対シ政府ノ大権輔弼ノ一助足ラムコトヲ欲シ、此処ニ政府ニ対シテ帝國ノ採ルベキ外交方針ニツキ議院法第五十二條ニ基キ鄙見ヲ開陳スル光栄ヲ有ス。

 

一、朗利亜王国ニ対スル基本方針

 衆議院ハ、朗利亜王国ガ、我ガ帝國ノ友邦タル鍬途稲公国及杭羅王国ニ対シ開戦シタル事実ヲ帝國政府ハ決シテ軽ンズベカラザルコトヲ忠告ス。鍬途稲公国及杭羅王国ハ 天皇陛下ガ両国ト條約ヲ締結シ、帝國ノ友邦ト認メタル国家也。畢竟朗利亜王国ハ、天皇陛下ニ逆心ヲ抱キシ逆賊ナリト判断シテモ差支アルマジキ事ハ、帝國臣民ナラバ理解ニ遠クナイコトト断言スルニ苦心ナシ。

 故ニ、衆議院ハ、朗利亜王国ニ対シテ果断ニシテ断固タル処置ヲ政府ニ対シテ希望スルモノ也。戦地ニ派遣セラレタル我ガ陸海ノ精鋭モ士気旺盛ニシテ更ナル戦果ヲ求ムル声大ナリト聞ク。銃後ノ声援モ日ニ盛シテイル。

 斯カル見地カラ帝國政府ノ採ルベキ外交策ノ一例左ノ如シ

 

一、朗利亜王国軍隊ニ対スル徹底的ナ破壊

 帝國軍隊ハ現在圧倒的ナ武力ヲ以テ朗利亜王国軍隊ヲ駆逐セリ。皇軍ノ向カウ所敵ハナク、朗利亜王国軍モ亦皇軍ニ恐レヲナシテ敗散セリ。将来、朗利亜王国政府ガ友邦ニ対シテ再ビ牙ヲムクコト無キヤウ衆議院ハ帝國軍ガ彼ラノ残存兵力ニ壊滅的ナ痛撃ヲ加フル要ヲ認ム。

 既ニ金甌無欠揺ギ無キ我ガ陸海軍ハ戦地ニアリ。帝国政府ハ、此等陸海ノ兵力ヲ最大限ニ有効ニ活用スル必要性ヲ認メ、統帥部ト協調ノ上兵力ノ行使ヲ決断スルヤウ望ム。

 

二、朗利亜王国政府ニ対スル措置

 朗利亜王国政府ノ現体制ハ、大東洋ノ平和ヲ著シク乱シ、将来ニ対シテ一大瑕瑾トナラザルニ如カズ。衆議院ハ、帝國政府ガ之ヲ排除シ、朗利亜国王陛下ニ忠勤ニシテ他国ト共存共栄ノ精神ヲ図ル責任アル政府ノ発足ニ至ルマデハ、帝國政府ノ責任ニ於テ王国政府ヲ統御スル態勢ヲ布クベキト勧告ス。

 朗利亜王国ガ、同国国王陛下ノ至高ノ権力ニ依リ統治サルベキコトハ、我ガ国ヲ始メトシテ君主国家ガ前提トシテ依拠スル根本原則ト言ワザルヲ得ズ。コノ原則ニ反シ、君主権ガ外国ノ臣民ニ依リ左右サルルガ如キ心証ヲ与フル措置ハ不適当ナリ。

 政府ハ斯カル命題ニ十分ニ注意ヲ払イ、戦後体制ヲ構築スベク考究ニ当タラレタイ。

 

三、朗利亜王国ノ戦争責任ニ関スル意見

 此ノ戦争ノ開戦責任ガ朗利亜王国ニ在ルコトハ明白デアル。故ニ、衆議院ハ、政府ニ対シテ、帝國ガ戦争ニ要シタ費用ヲ朗利亜王国ニ対シテ請求スル必要ニツイテ言及スル。先ニ、帝國議会ハ、法律ヲ以テ、戦費ヲ公債ニ依ッテ調達スルコトヲ容認セリ。公債ハ政府ノ責任ニ依リテ起債セラレタルモノナレバ、其ノ償還モ政府ノ責任ニヨッテナサルルベキモノ也。

 今、償還ニ際シテ、所得税、法人税ノ一部ヲ増税スル動キ在リトノ風説ヲ聞ク。此ノ如キ言説ハ朗利亜王国政府ノ責任ヲ帝國臣民ニ転嫁スル言説也。 天皇陛下ノミナラズ帝國臣民ニ対シテモ責任アル立場デアル政府ノ採用スベキ言説トハ思フコトヲ禁ジ得ズ。

 衆議院ハ、斯カル悪意アル風説ヲ打破シ、責任ノ主体ヲ明徴ニセムコトヲ政府ニ期待スルモノ也。

 

四、大東洋ノ平和ヲ永久堅固ノ基礎ニ置クタメノ意見

 衆議院ハ、大東洋ノ平和ヲ永久堅固ノ基礎ニ置クタメ、新東洋建設ニ邁進スベキ秋ニ当リ、国際連盟憲章及大東亜共栄圏憲章ヲ其ノ基礎トシタ国際組織ノ発足ヲ急グベキデアルト、政府ニ勧告スル。

 今次事件ノ処理ヲ我ガ国ガ主導セリシコトニ依リテ、我ガ国ガ東洋平和ノ指導的立場ニアルコトヲ周辺諸国ハ自覚セルニ至リシモノト衆議院ハ判断セリ。故ニ政府ハ、積極的ニ此ノ理念ヲ実現スルタメノ国際会議ヲ帝都ニ於テ開催シ、其ノ集団安全保障体制ノ構築ノ実現ニ邁進スベシ。

 

右衆議院建議ニ依リテ政府ノ責任ニ於テ実現サレンコトヲ希ウ。

 

平成二十七年五月  日

 

衆議院議長 従二位勲一等山崎繁

 

(提案者)

衆議院議員 広瀬渉以下十九名

衆議院議員 吉崎重五郎以下十六名

衆議院議員 在原渉以下十一名

 

衆議院事務局提出   平成二十七年五月十一日

衆議院外交委員長回付 平成二十七年五月十一日

衆議院外交委員会審議 平成二十七年五月十二日

衆議院外交委員会採決 平成二十七年五月十三日

衆議院議長回付    平成二十七年五月十三日

衆議院本会議採決   平成二十七年五月十四日

――――――

 

――――――

満洲帝國新京特別市国務院国務総理大臣執務室

 ― 満洲帝國民生部大臣 遠山重治

 

 部屋の空気が重い。この部屋の主である李陽詢国務総理大臣は、先ほどから冷ややかな視線を浮かべたままテレビを見ている。

 駐日大使館から外交部へ日本の帝國議会で不審な建議案が提出され、衆議院の外交委員会で審議されていると知らせて来たのは昨日13日午前中のことだった。明らかに踏み込んだ内容の外交姿勢の要求に驚いた森山外相が李首相に報告し、同日五相会議が開かれた。善後策を協議している最中、安茂秀外交部次長が、国務総理大臣執務室に駆け込んできて、外交委員会で同建議案が採決されたことを知らせてきた。それは、その日の午後3時50分のことだった。そして、その建議案は、既に衆議院議長に回付され、翌日の本会議の議題に載せられたとのことだった。

 そのころには、ネットニュースなどもしきりに日本帝国議会の様子を知らせており、衆議院の対外交強硬派による建議案が可決される見込みはないだろうと伝えていた。しかし、我等は駐日大使館から野党民政党の国会対策委員が与党政友会の反主流派に接触したという情報を聞いており、不審な様子が抜けきれなかった。

 そして、どうであろうか、本日の日本衆議院本会議。昨日のネットニュースのこともあったのだろうか、珍しいことにMBCが国会の様子を中継し始めた。

 その映像からは、衆議院の与党側議席、政友会の代議士が固まって座っているはずの議席の一部に空席の塊があった。明らかに様子がおかしい。政友会の桜内幹事長がしきりに議場を出入りしていた様子が映っていた。建議案に反対討論を行っている与党政友会の弁士もしきりに腕時計を見ながら明らかに議論を引き延ばして喋っていた。野党席の民政党、社会党の席に座っていた議員も落ち着かない様子でいる議員がいた。国会の名物であるヤジにも勢いがない。戸惑いの声色のヤジだった。

 

「これは・・・。」

 

 劉蔵相がため息交じりの声を漏らした。皆の視線が彼に向く。蔵相は皆の視線に驚いたのか、顔をひきつらせたかと思うと、あ、いやと小さな声を漏らした。我等もばつが悪かったのか、再びテレビ画面に視線を戻した。テレビ画面には、大臣席に座る山上首相がやや憮然とした堅い表情で議場を見ていた。

 テレビカメラは、本会議の中継がワイプされ、衆議院の院内会派の控室前に中継がつながった。与党政友会の議員の控室だ。桜内幹事長とおそらく造反した議員の一部がここで立てこもっているのだろう。わずかな声しか聞こえないが、室内では大声でしゃべりあっているのだろう。

 ふと、ベルが鳴った。我が国の国会でも使用されている議場閉鎖を知らせるベルだ。桜内幹事長を始めとした数人の議員が控室から出てきて、本会議場へ走りさっていった。ベルが鳴り、数分経つと議場が閉鎖される。採決が行われる際は、議場に入ることも出ることも許されない。

 桜内幹事長を始め数人が本会議場に走って入ってきた。桜内幹事長はひな壇に座る山上首相のそばに行き、頭を下げた。与党席の方に向かって歩いていく。それでも、本会議場の与党席の空白の塊は目立つ。議場の与党席野党席から戸惑いの小声が聞こえてくる。

 再度ベルが鳴り、衛視が議場のドアを閉鎖した。もう誰も入ることも出ることも許されない。戸惑いの声が止み、衆議院議長の発言がテレビを通して流れてくる。

 

本案に対する討論は終局しました。・・・これより評決に移ります。

本案にぃ~賛成のぉ諸君の起立を求めます。

ガタガタッ・・・

ざわざわ・・・

ガタッ・・・

ざわざわ・・・

どよどよ・・・

・・・過半数と認めます。・・・よってぇ本建議案は委員会採決の通り可決成立しました。

うああ・・・

 

 ドンッ!!

 

 李陽詢国務総理大臣が、座っていたソファーのひじ掛けに拳を振り下ろした。我等はビクッとして総理を見る。先ほどのまでの冷ややかな目をより強くした冷たい眼をしていた。

 

「山上さんめ。詰めを誤りおって・・・。」

 

 テレビ画面には、無表情の山上首相が映っていた。

 

「総理。この建議案、これまでの日本政府の方針に修正を迫るものとなります。我が国も何らかの対処を」

「ならぬ。」

 

 森山外相の言葉を遮り、李首相が一言だけ発した。部屋の空気がさらに重くなった。誰かの生唾を飲み込む音が聞こえた。

 

「劉大臣。財政部としては、この戦争で公債発行を行う予定はない。戦費は、原則として本年度の予備費から調達し、補正予算として各部で進めていた各種の事業を一時凍結してそれによって浮いた予算を使用する。更には満州鉄道特別会計、中央自動車専用道路特別会計他いくつかの特別会計の目的外使用、勘定費目の流用によって戦費を捻出した。そうですな。」

「は、はい。当初の予定では、我が国も国債発行により戦費調達を行う予定でしたが、短期決戦に終わるであろうことが、軍部の事前予測により判明しまして、それに我が国は一応産油国ですので、原油の調達も比較的容易です。戦地に派兵した軍人の数も陸軍はさすがに日本側より多いですが、海軍は空母一隻のみですので、そこまで軍人への俸給加算も少なくて済んでおりますので、今回は公債発行を行うまでもなく済むと判断しまして、」

「それでよいのです。公債を発行した場合は、その償還が必要です。相手国から賠償金が取れるわけでもない。返す宛がない借金をする必要はありません。」

 

 部屋が静まり返った。総理は、この戦争の終結を見据えて講和交渉に舵を切っていた。先週の末には山上首相と電話会談を行い、満日鍬杭の四か国の首脳が一堂に会しての講和条件案を策定する会議を行う方針で決していた。その方針が覆される可能性が出てきたのだ。そして、戦費の増大が加速する可能性が出てきた。

 

「返す宛がない国債の償還には、何が必要か。歳出を減らして歳入を増やす。それによって、国庫の余剰を償還に回すより他にないでしょう。では、その計画は。歳出削減は、我が国の事業計画をさらに凍結する必要が出てきます。我が協和会が進めていた、全国の公立小学校に対する学習用電算機増設計画、家庭用太陽光発電機配備推進事業計画、ゴビ砂漠緑化計画の三大公約に今回は手をつけることなくすみました。ですが、更なる戦費が必要となれば、これらの事業に手を付けることになるでしょうね。」

「はい。もし、歳入を増やすことなくという事であれば、その」

「増税の必要があるということですな。」

「まことに心苦しいことではありますが、特別会計からの更なる費目流用というのはさすがにこれ以上は」

「それでよいのです。そもそも簡単に費目流用を認めていては、何のための予算なのか分かりません。あれは、一回こっきりのことです。そして、それ以外で歳入の増加の必要を図るとすれば、増税しかないでしょう。国民の課税所得が一気に増えるようなことは無いでしょう。自明の理です。」

 

 劉大臣は最後まで喋ることができずに、李首相から言葉を遮られる。しかし、聞いておかねばならぬことがある。

 

「総理。総理のご発言の通り、戦費調達を新たに図ることなくという事であれば、我が国の戦地での新たな活動は難しくなります。早急に日側と意見交換が必要です。我が国はこれ以上の占領地の拡大は望まないことをはっきりさせておくべきです。」

「遠山大臣。早合点してはいけません。もともと、カルーネス軍港を占領する計画は満日共同の会議で決まっていたことです。」

「?では、総理の御懸念はどこに?」

「問題は、日本衆議院がロウリア軍の徹底的破壊に言及したことです。具体的にどうやれば徹底的破壊になるのですか。これは、すでに計画されたカルーネスの破壊にとどまらなくなることを日本衆議院は容認、いや推進しているのです。さてさて、どれだけの軍事物資を消費するのでしょうね。そして、その軍事物資は誰が準備するのですか。そう、これは際限なき消費サイクルの推進とそれによって潤う層が考え出した建議です。面倒なことだ。」

 

 なるほど。ロウリア相手に鉄砲の弾をばら撒いて、足りなくなった弾をその分を発注する。将来再度牙をむくことがないようにするためには、どれほど徹底的にやればよいというのだろうか。戦地は拡大し続け、それに伴って軍部隊の出征数も増えるだろう。そして、それは必要とされる軍事物資もさらに増えることに繋がる。企業からすれば濡れ手で粟の打ち出の小づちといったところか。

 

「総理の御懸念はよく理解しました。では、日側に通告しておくべきでは、今後の占領地の拡大は日本軍だけでやってもらうようにと。」

「そう言いたいのはやまやまだがね。そういえば、角が立つ。日本側との協調を崩す可能性がある。だが、我々の側から積極的なリアクションをするわけにはいかぬ。我々は日本側と協調する必要は認めても、追従する必要はない。日本側の方針変更にホイホイと動いては、我々の腰が軽いと舐められてしまうよ。」

 

 天を仰いだような仕草で総理が言った。

 

「敵軍は現在非常に脆い状況、我々が被害を被ることはないですが、私が気になっていますのは、開戦初期に現れたあの陸亀です。軍でも捕虜から聞き取りをしていますが、あのような脅威がまたでてこないとも限りません。戦争の拡大はそのあたりが詳細に判明するまでは避けるべきかと思います。」

 

 コチェルキン軍政部大臣が違った角度から発言した。そういえば、あの話は続報が出ていなかったなと思い、その後詳しい状況はまだわからないのかと聞いてみたが、捕虜からの聞き取り調査でもよくわからないことだった。もともと、ロデニウス大陸には生息していない種類の動物で、硬い甲羅を持つという事以外はよくわかっていない。

 

「あの陸亀ですが、今回は戦車砲で撃退出来ましたが、森の中など戦車の動きが制限されているような場所では、非常に厄介なものとなりかねません。しかも、捕虜からの情報では口から火を吐くそうです。状況によっては、我が軍にもそれなりの被害が出る虞があります。悪戯に戦線を拡大しないよう、安全策を用いるべきではないかと思います。」

「それが、あの日本陸空軍が提案した戦意低下ビラ作戦ですな。」

 

 劉財政部大臣が話を受けた。しかりと顔をしたコチェルキン軍相が話を続ける。

 

「あの作戦の実施自体にはおそらく大した危険はありません。敵のワイバーンを振り切ること、対処することは我等ならば簡単です。ですが、効果のほどまでは分かりませんが、森山外相いかがでしょうか。」

「さて、今後の外交交渉が有利に進むであろうことまでは分かります。相手の上空を抑えるというこれまでにない威圧ですからね。あ、総理。外交交渉と言えば、実は駐亜公使が、駐亜大使と接触しているという情報がアルタラスの公使館から外交部に送られてきました。なんでも、相手側から講和交渉の下準備ということも兼ねて接触してきたらしいのですが、これはバルラート共同宣言に抵触する可能性があります。ですが、現状を考えますと、早期に講和交渉を進めるチャンスでもあります。このまま接触を続けさせたいのですが、いかがでしょうか。」

 

 森山外相の言葉に李総理が目を閉じ、考えていたようだが、了承された。いつの世もどこの場でも、会議前の調整、地均しは必要だ。日本が講和問題で頼りない今我々がこの問題をリードするのも悪くないことかもしれない。

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