平成27年外務省大東亜局第3号
外務大臣 印
外務次官 印
外務政務次官 印
外務政務次官 印
外務審議官 印
外務審議官 印
大臣官房主事 印
大臣官房総務課長 印
大東亜局長 印
稟議起案者
南亜課長 印
件名:クワ・トイネ公国訪日外交使節団の視察日程に関する件
起案 平成27年2月1日
決裁 平成 年 月 日
施行 平成 年 月 日
伺い
件名について次の案の通りに大東亜局において実施してよいか決裁を求めます。
案
クワ・トイネ公国訪日外交使節団視察日程
第一日目 2月3日
午前11時 マイハーク港より商船三井所有客船「あさひ丸」に乗船
・船内において事前案内説明実施。
・・日本国内で施行されている法律につき特に順守必要な事項
・・・小学校公民科もしくは青年学校公民科程度の内容
・・・刑法各則中殺人、窃盗などの自然犯については確認程度に留めて、法定犯や、道交法等の行政犯について講義。
・・日本国内における行動については原則団体行動とする。
・・・班行動を行うに当たっては、日本側担当者を2名は同行させること。
・・・外務省予備費より、使節団職員1人につき500円の現金を支給すること。団長は800円まで増額とする。
・・外務省予備費より、時計を購入し、配布すること。
・・防寒具使用について説明。
・・各種電子機器について説明。
第二日目 4日
起床後、船内において事前説明継続。
午後3時 高雄県高雄市高雄港着
※フリーの報道陣の取材が予想されるが、ここではシャットアウト
台湾新幹線にて台北市内へ移動(所要時間100分)
・運輸省に要請し、特別列車を配車
帝国ホテル台北にて宿泊
・歓迎レセプション施行
・・外務大臣出席。台北県知事、地方財閥総帥を予定。
・・報道陣の接触は控えめに。記者クラブを通して対応依頼済
第三日目 5日
基隆市基隆港視察
・食料船舶輸送の前提となる港湾規模の整備について説明
視察終了後台北に戻り、空路にて東京へ移動
東京羽田空港到着後、迎賓館へ移動
・歓迎レセプション施行
・・皇太子殿下台臨、皇族、王公族、内閣総理大臣以下閣僚、貴衆両院議長副議長、枢密院議長副議長顧問官、大審院長副院長、公候爵、大本営総監以下三軍総長、政党党首、財閥総帥参加
迎賓館にて宿泊
第四日目 6日
宮城にて近衛師団の閲兵
参内し、午餐会
帝國議会議事堂、霞が関省庁、東京駅見学
迎賓館にて宿泊
第五日目 7日
横浜港へ移動
横浜港見学
・食料船舶輸送の前提となる港湾規模の整備について説明
三井物産倉庫を見学
・実際に輸入された穀物について現物を視察。クワ・トイネ公国において栽培された作物との相違について確認。
迎賓館へ移動
第六日目 8日
一日休息
・自由行動に際しては、事前説明の日本側担当者の同席を要することを確認すること。
第七日目 9日
各地方の視察。東北地方。新幹線にて移動。仙台市視察。
仙台市内の伊達侯爵家にて宿泊。
第八日目 11日
各地方の視察。北海道地方。軍用機にて移動。札幌市視察。その後、釧路地域に移動して酪農業の視察。
札幌市内に戻り、徳川公爵家札幌別邸にて宿泊。
第九日目 12日
各地方の視察。樺太地方。軍用機にて移動。豊原市視察。奥端市に移動し、奥端油田視察。
豊原市内に戻り、三菱財閥別邸にて宿泊。
第十日目 13日
各地方の視察。近畿地方。軍用機にて移動。大阪市視察。神戸市に移動し、神戸港視察。
京都市に移動し、京都迎賓館にて宿泊。
第十一日目 14日
一日休息
・自由行動に際しては、事前説明の日本側担当者の同席を要することを確認すること。
第十二日目 15日
東京へ移動。東海道新幹線。
迎賓館へ到着後は、報告書とりまとめ、今後の会議のための事前準備を行うための準備期間とし、クワ・トイネ公国側の要請に応じて対応するものとする。
第十三日目 16日
第十四日目 17日
両日会議準備期間とする。
第十五日目 18日
実務者協議。
・これまでの視察結果から、日本側の要望を提出する。
・・外務省のほか、内務省、大蔵省、農務省、通商産業省、運輸省、建設省の担当者が出席予定。
第十六日目 19日
実務者協議の協定不調でなければ、半日休息
午後三時より
記者会見
※ただし、記者クラブ所属記者のみ
夕方より宮城にて晩餐会
天皇皇后両陛下主催につき、宮内省に申し入れ済み。
第十七日目 20日
成田空港へ移動。空路にて満洲帝國新京特別市に向けて移動。
使節団の日本関連報告書は、我が国にて空輸とする。
----