なのはが青野家に来る前。ユーノとの話が終わり、魔法の練習をしようとなったときにDIOが言った。
「話は纏まったな。では、場所を移すぞ。」
「ここで魔法の練習をするんじゃないの?」
「どこに人の目があるかわからん。魔法の秘匿義務など知ったことではないが面倒は避けたい。」
「認識阻害の結界ならはれますよ。」
「この中で最もジュエルシードに対応出来るのはお前だろう。無駄な消耗は避けろ。なにあそこなら人目に付くことはありえない。」
付いてこい。と言われなのはたちが着いたのは青野家だった。
「ああ。まあ長くても二時間ほどだ。」
「じゃあそのくらいに夕飯作るよ。なのはちゃんは食べていく?食べてくなら桃子さんに電話するけど。」
「えっと…。昨日遅くに出たから今日は早く帰らないと。」
「あー、そうだね。閃君は食べていってね。」
「ありがとうございます。」
「ハヤテも喜ぶ。会いたがっていたぞ?」
「そうはいっても月に一回は会ってるじゃないですか。」
「なかなか外に出る機会がないからな。悪いがよろしく頼む。では、ナノハこっちだ。靴は持ってこいよ。」
「はい!」
閃と話している月音に二言三言話しかけるとなのはを裏に連れていった。DIOは裏庭の物置の前で立ち止まるとなのはたちに
「練習に入る前に二三話がある。…何から話したものか。…フム。少し外れるがこの話からにするか。ユーノ、貴様らの使う技術は魔法ではない。」
「えっ。どういうことですか?」
「空飛んだり、瞬間移動も出来るんでしょ?魔法じゃないの?」
「正確には言語の差といったところか。ユーノ、貴様は今翻訳魔法を使っているな。」
「はい。」
「言語の表現力の違いといったところか。地球ではリンカーコアを使用した技術などはない。それゆえその名前も存在しない。だからかは知らんが、その技術が最もそれらしい'魔法'という言葉で表現されたんだろう。」
「……それはつまり、リンカーコアによる技術以外で魔法が存在するってことですか?」
「察しがいいな。その通りだ。とは言えここではそれが主流というわけではない。そもそも技術と魔法は似て非なるものだぞ。創造性の発露が技術であるなら想像性…つまりは空想の発露が魔法だ。貴様らの技術は明らかに前者であろう?まあ、今後も魔法という呼称を使うが。」
「えっと、もしかして、僕の言う魔法のような技術をもった人が他にも居るんですか?」
「この地域では総じて異能者と呼んでいるがな。かく言う、このDIOも異能者のひとりだ。だが、異能者に協力は仰げまい。」
「なんでっ。「管理局が手を出すなと言っているからだ。」
「え?」
「知識のない現地民に対しての二次被害を防ぐため。とかなんとか言っていたが、まあ要約すると田舎者は引っ込んでいろといったところか。そう言った連絡を異能者をまとめる組織に送られている。そのため海鳴市を中心に立ち入りを禁じられているそうだ。…全く、面倒なことをしてくれる。」
「管理局って?」
「ユーノ達の世界をまとめている組織だそうだ。俺も最近そこと俺の仕事場に繋がりがあることを知ってな。胡散臭い組織らしいぞ。」
「……。」
黙るユーノを見てDIOは言う。
「別に今と状況が変わったわけではあるまい。ここの三人で封印にあたる。しばらくしていれば管理局とやたらが事態を鎮静させに来るだろう。寧ろ山での会話より状況はよくなっている。」
「……そうですね。今はとにかく管理局が来るまで被害が起きないようにしましょう。」
「そのためにもなのはには魔法とやらを使いこなしてもらわんとな。ほら中に入れ。」
「けどこの物置小さいよ?」
「いいから、とっとと入れ。」
そう言って物置の中に放り込まれたなのはとユーノだが、放り込まれた先は物置の外だった。
「「え?」」
「ここならば他人に見られる心配はない。どれだけ動き回っても、何を壊しても構わん。ただここから外に何か持ち出すことはできん。」
目の前に広がているのはさっき自分たちがいたところだ。ただ、違和感がある。先程まで聞こえていた月音たちの会話が聞こえない。月音たちだけではない。普段耳にしているはずの生活音、車の移動音、自動販売器の振動音、隣家の会話、そういったものが全く聞こえないのだ。
例えるなら、海鳴市に住む生物が全て死んだときの状況だ。なのははそんなことを考え身震いをしてDIOを見た。
「とは言え俺は、貴様らの言う魔法に関しては門外漢だ。あとはユーノに任せる。何かあれば呼べ。あまり遠くには行くなよ。」
「これがディオさんの言う魔法ですか?」
「いや、これは魔法ではない。あいつに言わせれば魔法とは因果を歪ませるものらしい。故に対価がいると。」
「タイカ?」
「あと、言い忘れていたがここのことは他言無用だ。誰にも言うなよ。」
「はい。」
「では飛ぶなり、壊すなりするといい。」
その後、なのははユーノとレイジングハートに教わりながら魔法の訓練を開始した。初日ということもあり基礎の基礎が主だがなのはの飲み込みは早いらしい。最初に座学、魔力運用の基礎を行なっていたようだがそれは十数分で終わりいまから飛行魔法の練習に入るようだ。
[マスター、魔法とは基本的に魔力を演算によって具象化し現実世界へと影響を与えます。しかし、演算は私が行います。なので確かな意思をお持ちください。]
「分かった。思えばいいんだね。じゃあ任せたよ。レイジングハート。」
[はい、これからは共に歩みましょう。]
「うん一緒に強くなろう。ジュエルシードを纏めて封印できるぐらいに。」
「じゃあ飛んでみて。万一の時は僕が受け止めるから。」
「えっ……ユーノ君が?…う、うん、ありがとう。」
その時のなのはは聖母のような笑顔だったとかなんとか。
飛行魔法の練習をすること一時間ほど。そろそろ門限が近づいてきた。
「ディオさんありがとうございます。」
「構わん。これから大変なのはナノハだ。出来ることは協力しよう。…折を見てシロウたちにも話せよ。管理局の法など理由にならん。」
「…はい。」
「説明に困ったら俺を呼べ。俺からも話そう。…では行こうか。今後も練習をしたい時には連絡をしてくれ。勝手には使うなよ。」
「ありがとう…ございます。」
魔法の練習が終わったあとなのはは八神家に訪れていた。はやてとアリシアは図書館からまだ帰ってきてないらしい。門限もあり帰ってくるのを待つこともできない。会えるかもと思っていた分残念に思っているなのはに声が掛かった。
「ほう、君が高町なのはか。はやてから話は聞いている。ルルーシュという。よろしく。」
「よろしくお願いします。えっと、アリシアちゃんのお父さん?」
「ああ、DIOの親戚でね。その縁で厄介になっている。……まだアリシアとあったことは…?」
「まだあったことないです。」
「そうか。では会ったら仲良くしてあげて欲しい。こちらに越してきてまだ間もない。友達も居なくてな。」
「はやてちゃんは?」
「姉と友達は違うだろう?」
なのはは、それを聞いて笑って答える。
「そうですね。」
ルルーシュとなのはが話している頃キッチンではDIOと月音、閃が話していた。
「そうか。受けてくれたか。では、早速明日から頼む。」
「受けた以上はやりますよ。」
「手が足りなくてな。三人では如何せん手が回らん。」
「妖関係に関しては良守とゆき…もう墨村か。墨村夫妻がいるんでそこまで神経質にならなくていいとお思いますよ。月村家のお膝下ですしね。」
「だから心配なんだろう。伝統というのは着飾るための十二単だ。いざというときに動けん。」
「それは言い過ぎなんじゃない?流石にどうにかするでしょ。」
「ツクネどうにかなってからでは遅かろう?」
「わかってるけどね。DIOもルルも心配性。閃君は仕事柄仕方ないかもしれないけどさ。…大抵がどうにかなるもんだよ。この世界に自分一人しかいないわけじゃないんだから。」
みんなの意思で、必然で世は回ってるんだから。
そう続ける月音に毒気を抜かれたのか、DIOはなのはを送っていくという
「ツクネ、ナノハを送ってくる。」
「わかった。あ、帰りに牛乳買ってきて。もうなくって。」
「ああ。では、行ってくる。」
「行ってらっしゃい。」
「お邪魔しました。」
「また、いつでも来てね。」
「はい!アリシアちゃんに会いに来ますね!」
「はやてにも会っていってあげて。」
「じゃあね、なのはちゃん。今度は一緒にご飯食べよ。」
DIO達を見送ると月音と閃は料理を再開する。
「なのはちゃん元気そうで良かったですね。」
「昨日の今日であれだけ普段通りに振る舞えるならまあ大丈夫でしょ。」
家事は大人三人による当番制で行なっている。月音が料理担当ならDIOは掃除担当でルルーシュは洗濯担当といったように。子供たちは手伝いたいものを手伝っている。アリシアはよく掃除を手伝っているし、はやては料理が好きらしい。
今でこそ五人で暮らしているが当然昔からそうだったわけではない。けれど、二人で過ごしていた頃からも月音とDIOの二人で家事をしていた。それは昔からの習慣。そこに、時々、二人以外の人が加わることがあった。例えば鍛冶屋として名を馳せた占い師、共に旅した社会不適合者とその相棒、盗むことでしか欲するものを手にできない怪盗、そして世界を知らない竜の姫。様々な人と時間を共にしてきた。そして、今はそこにはやてが加わり、更にルルーシュとアリシアが加わった。長い時を生きる二人にとって大抵は別れを伴う。勿論、今でも付き合いのあるものもいるが。
「牛乳とって。」
「あー、はい。俺は初陣の翌日、げっそりしてたけどなぁ。…とりあえずは監視?」
「……ありがと。まあ、うん。見守ってあげて。たいていはDIOがついてるからなんとかなると思うけど、万一の時は介入を。学校内にまで手が入らないから。」
「雪村に連絡しときますよ。学校に不法侵入するけど迷惑かけないから見逃してくれって。戦闘はあんま期待しないでくださいね。もも肉こんな感じで?」
「はは、うん。そこのオーブンつかちゃって。手に負えなかったら連絡してね。飛んでいくから。」
「ええ、頼りにしてます。」
「できる限りのフォローはするよ。」
「報告はディオさんに?」
「うん。それでオレにも伝わるから。」
「わかりました。」
「ありがとね。オレは隠密とか苦手だから。」
「適材適所ですよ。…けど、これっきりにして欲しいですね。」
「……急にごめんね。小学生のストーキング頼んじゃって。」
「あー、いや。そうじゃなくて。平穏に過ごせるならきっとそう過ごすべきなのに、みたいな。」
「ああ、そういう。…平穏でもなんでも、自分が選んだ結果ならそれでいいのさ。周りがなんと言おうともね。」
「そうですかね?平穏がいいと思いますけど。」
「じゃあ今から人生やり直していいからって言われたらやり直して平穏に過ごす?」
「ゴメンですね。」
「ほら。」
「いや、平穏とかどうとかより面倒で。」
「……なるほど。」
「月音さんはやり直します?」
「……いや。…やり直してもここにいるかな。」
「もしも、など考えるだけ無駄だろう。考えるべきは未来だ。」
「そうは言うけどルルーシュ、反省はすべきだよ。体力考えずにアリシアちゃんおんぶして山歩くとかさ。」
「…あの笑顔は断れまい。」
「お父さんはつらいね。」
「泣き顔も破壊力ありますしね。」
「泣かれると弱る。」
「アワアワしてるルルが目に浮かぶよ。」
「突発に弱そうですよね。」
「……。」
「体調いいなら手伝って。今日は閃君も食べてくから。」
「ああ。何をすればいい。」
「んー、シチューと焼き鳥作ってるからあとはサラダかな?」
「ご飯は炊いちゃいましたしね。」
「では、サラダを作ろう。」
「ルルーシュさんって料理できるんですか?」
「馬鹿にするな。これでも家事は一通りできる。」
「意外だよね。仕事は出来そうだけど、家事はからっきしなイメージ。」
「失礼な。」
「わかります。」
「仕事にかまけて娘に無視されるお父さん。」
「仕事が忙しくて授業参観すっぽかしたりとか。」
「…………。」
「まさか……。」
「いや!違うぞ!俺はアリシアとうまく出来ていた。そもそも結婚してからは専ら専業主夫で…。」
「専業主夫?意外ですね。」
「性には合ってた。」
「どんな奥さんだったんですか?」
「……優しい人だったよ。…こんな俺でも受け入れてくれた。」
「…閃君そろそろこげちゃうよ。」
「あ!すいません。」
「ホウ、今日は焼き鳥とシチューか。なかなかな焼き加減のようだな。センもやるではないか。」
「あ、ディオさん。おかえりなさい。ありがとうございます。」
「おかえり。」
「ああ。これ、モモコからだ。売れ残ったらしい。」
「え。シュークリーム?珍しいね。」
「気でも使われたんだろう。のほほんとしているようで聡い。さすがは武術家の嫁だ。」
「士郎さんの隠し事が下手なだけじゃない?」
「何を言う月音。士朗はあれで腹芸が得意だぞ。」
「そうなの?」
「いろいろ、無所属でやってたらしいですからね。個人で組織と渡り合うくらいには得意だと思いますよ。」
「そんなに有名なの?士郎さん。」
「現役時代を知らない俺ですら知ってるレベルですかね?あ、同期はたぶん知ってると思いますよ。」
「へー。」
「何がすごいって異能者じゃないのに裏会幹部と渡り合ったらしいんですよ。……流石に盛られてるとは思いますけど。」
余談だが、この話に盛られているところは実はない。士郎は元裏会最高幹部十二人会第七客‘不死身’の無道とやり合ったことが実際にある。やりあった原因は勘違いだったらしく二人の間にわだかまりはない。だが、それが無道の人を捨てる原因の一助となったことは否めないかもしれない。
「武と策に優れるか。星刻を思い出すな。」
「あー。あの人ね。」
「シン?」
「ルルの知り合い。」
「そのシロウの嫁だぞ?モモコもよっぽど鋭かろう。」
「確かに桃子さんに隠し事はできそうにないかな。」
「ツクネは隠し事が苦手だからな。」
「ああ、腹芸には向きそうにない。」
「顔見ればだいたいわかりますしね。」
「……そんなにわかりやすい?」
「「「割と。」」」
「…皿とってくるよ。そろそろシチューもいい頃だしね。」
「肉も焼けたしな。」
そう言って皿を取りに行くと
「「ただいまー!」」
その声に対してアクションをしたのは二人。近かった月音と今朝がた娘に心配をかけたルルーシュ。
実はルルーシュも図書館に一緒に行く約束をしていた。けれど今朝はメンタルにダメージを受けダウン。それでも付いていこうとしたのだが。アリシアの一言で家で養生することに決まった。
「パパただでさえ体力ないのに無理したらヤダ!」
ルルーシュは月音の鍛錬に付き合うことを決めた。それでも、心配されるのもいいかもと少し悩んではいたが。
「おかえり。図書館楽しかった?」
「うん!おねえちゃんがね。本読んでくれたの!」
「よかったね。アリシアちゃん。」
「おかえり二人とも。アリシア。手を洗ってきなさい。はやてタイヤを拭こうちょっと待ってくれ。」
「パパもう風邪はいいの?」
「…ああ。……覚悟は決めた。さあ、行ってきなさい。」
ほっと息をつくアリシア。気にかかってはいたのだろう。その様子を見た月音は言う。
「ルルは一緒に行ってあげたら?タイヤはオレがやるよ。」
「そうか。じゃあこれ。」
「はいはい。」
一方その頃キッチン。
「さて、なかなか心温まるBGMだが。どう思う?」
「どうって。……いいですね。」
「家庭を持ちたいとは思わんのか?細波がこぼしていたぞ。女顔してるくせに女っ気がないと。」
「へー。細波さんそんなこと言ってたんですかー。ふーん。」
「別に男色家なわけではなかろう?……別に受けに見えるとかそういうことではなく。」
「俺はいたってノーマルです!」
まさかDIOにまでその心配をされると思っていなかった閃はいっそ滔々と自分の好みのタイプでも語ってやろうかと思ったところで腰に何かがぶつかってきた。
「閃さんだー!」
「アリシアちゃん、おじゃましてます。」
「久しぶり!今日は細波おじさんいないよ?」
「別に細波さんに会いに来たわけじゃないよ。今日は月音さんに用があってね。」
「よう?」
「もう終わったから大丈夫。ご飯終わったら遊ぼうか。」
「うん!じゃあお箸並べてくる!」
そう言って駆けていくアリシアを見送るとニヤニヤしたDIOと少し目付きの鋭いルルーシュがいた。
「そうやって道端の女に手を出せばよかろうに。その顔だ何人かは引っかかる。それともなんだ。もしや「閃。まさか貴様立って間もないような幼子に欲情するような人間ではなかろうな。」
「へ?それこそ、まさかですよ。夜行でちびっこの面倒は慣れてるんです。変な勘ぐりはやめてください。」
「…ならいいが。……もしアリシアに手を出したら…。嫌な夢を見ることになるからな。」
「嫌な脅しは勘弁してください。子供には手をだしませんよ。」
「お箸並べたよ!何すればいい?」
「助けて欲しいかな。」
「???」
「準備は完了だアリシア。よくやったな。最後にツクネとハヤテを呼んでくれ。」
「分かった!」
そう言ってアリシアはリビングから顔だけだして呼んだ。
「にーさん!ねえさん!ディオおじさんが呼んでるよ!ご飯だって!」
「ディオさんがおじさんって呼ばれてるって知ったとき思わず笑っちゃいましたよ。」
「まあ、このメンツの中で一番老けて見えるからな。」
「まあ一番年齢は高いがな。さ、席に付け。飯が冷めてはかなわん。」
キッチンの皆が席に座った頃にはやてが月音に押されて入ってきた。
「全速前進ー!」
「手は洗ったか?」
「全速後退ー!」
「まったく。ツクネしっかりしてくれ。」
「けど、にーさんね。私とパパ背負って山登れるんだよ!」
「力はあっても使う能がなければ意味がない。アリシアも気をつけろ。」
「アリシアは大丈夫だ。何といっても俺の子だからな。」
「……力がつかんかもしれんな。」
「自慢ではないがアリシアは既に俺より力持ちだ。」
「ルルーシュさん……。」
「本当に自慢にならんな。」
「待たせてごめんね。」
「ご飯やー!」
「はやて。待たせたことは謝らないと。」
「わかっとるって。ごめんな?」
「いいからさっさと食うぞ。せ「せっかく炊いた飯が冷めるのは許せんもんな?」わかってるならさっさと付け。」
「はーい。月音にーさんお願い。」
「伸ばさないの。……。はいどうぞ。」
「おおきに。」
「じゃあ閃君?」
「え?俺ですか?」
「閃君も作るの手伝ってくれたからね。音頭とって。」
「閃さんが作ってくれたの!?」
「ホンマに!」
「閃君がそこのもも肉焼いてくれたんだ。美味しそうでしょ。」
「「うん!」」
「それにね、ねえさん。このあと閃さん遊んでくれるって!」
「ほんまに!」
「うん、今日は泊まっていくからね。寝るまで付き合うよ。」
「添い寝までするだと…?貴様やはり…。」
「だから違いますって!もう!それじゃあ、みなさんいいですか!
「「「「「「いただきます。」」」」」」