西暦2021年4月、世界は至って平和ででかい争乱もなにもない…そんな世界に数月前から奇妙な事件が起きていた。
???「なあ、ニュースみたか?」
???2「…もしかして例の神隠し?また起きたんだっけ」
いま、世界各地で忽然と人が消えるという神隠し事件が起きていた。
警察は全力で調査するも結果はなにも掴めず調査は滞っていた。
???「それで、話は変わるけどさどうする?山の探索」
???2「別に問題ないだろ?神隠しに会う訳じゃないし」
???「だよな~」
気楽に話す二人は放課後、私服に着替えて山のなかに行っていく。
???「それでこの前な、ここら辺で洞窟みたいなの見つけたんだけど…」
???2「ほんとにあったの?暗かったから見間違いとか…」
???「それはねえって!」
そして洞窟を探すこと10分ほど経過したとき彼等の皮膚に冷たい雫が落ちる。
???「ん?まじか雨かよ!」
???2「雲行きも怪しい、本格的降るかも」
そして雨の勢いが強くなっていき彼らはどこか雨宿りできるところを探そうと辺りを見渡すと先程言っていた洞窟を発見する。
???2「洞窟だ!あそこで雨宿りしよう」
???「ああ、そうだな!」
そういって洞窟に向かって駆け出していると横から同じように雨宿りしようと走っている少年一人と少女二人がいた。
そして洞窟にはいると中はかなりの広い空間が広がっておりそこにはまた別の二人の少女がいた。
???2「先客いたのか…まあ雨がやむまで待つか」
なかの手頃な岩に座り込む面々は無言の時間が過ぎていく。
???「なあ、なんか音しねえか?」
???2「音?」
友達に言われて彼は目を閉じて耳に集中していると確かに微かだが聞こえた。
???「これって…母さんが口すさんでる、子守唄だ、どうしてこんな…」
それを言い切る前に彼等の地面が謎の紋様を浮かびだし光だした。
???2「な!なんだ!?」
???「なんかやばくないか!?」
突然の事態に戸惑う彼等を他所に紋様は着実に光を強めていた。
???2「なんかわからないけど、やばい!ここから離れ…」
ここから離れようと言おうとしたが遅かった。言い切る前に紋様は輝きを放ち彼等は体が浮くような感覚に陥りそして
『うわあぁぁぁっ!』
『きゃあぁぁぁぁっ!』
そして洞窟の中が真っ白になるほどに輝きそして収まった時にはそこには誰もいなくなっていた。
次回予告
突然の出来事で謎の場所に飛ばされた彼らの前に山賊が襲いかかる。
次回、プロローグ2『異世界』