少年達の蒼炎の軌跡   作:ウィングゼロ

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プロローグ2『異世界』

???「おい!しっかりしろ!おい!」

 

???2「ん?ん~…ここは…」

 

???3「ようやく目が覚めたか優輝」

 

???2→優輝「…達矢?俺達…」

 

???3→達矢「それより今はお互い自己紹介が先だ、状況は回り見れば少しはわかる」

 

そう優輝の友人である達矢に言われ回りを見渡すと回りは木で生い茂り先程山の森林だと推測したがそれにしては違うような気がしていた。

 

達矢「みんな気がついたことだから自己紹介きていこう、俺は岡本達矢12歳…中1だ」

 

優輝「篠崎優輝…さっき紹介された達矢とは同年で友達だ」

 

???→一真「次は俺だな、俺は綾乃一真中学2年よろしくな!」

 

自己紹介のなか3人の男性が自己紹介が終えて次は女子の面々が自己紹介をする。

葉月「き…葉月…中学1年生です 」

 

名字を言おうとしたが口ぐもり名前だけを言う黒髪の女の子葉月

 

???「う…ひっく…お父さん…お母さん…」

 

そして一真の横でうずくまる、この中で一番幼い女の子は精神的に参っていた。

 

一真「この子は月島瑞希…俺の妹の友達なんだ、あの山ではぐれちゃってたぶんあれには巻き込まれてない」

 

???「あ~メソメソと泣かないでくださる!?」

 

泣いている瑞希をみていらついていたのか、茶髪の髪を伸ばした上品な少女が怒鳴る。

 

???2「詩音…いくらなんでも泣いてる子にそれは」

 

詩音「それはそうだけれど…」

 

達矢「まあ、喧嘩せずに…んで後は君たち二人なんだけど…」

 

詩音「西住詩音よ」

 

???2→明日香「結城明日香です」

 

達矢「これで、全員だな、それで俺達の現状なんだけど…推測だけど俺達は神隠しに巻き込まれたと思う」

 

詩音「なっ!そのようなわけが!」

 

優輝「いや確かに…ここで目を覚ます前のことを考えれば神隠しっていうのも不思議ではない」

 

達矢の推測に優輝が上乗せするように言うとみんな納得したのか黙る。

 

一真「っで神隠しって予想はしたけどこれからどうするんだ?」

 

明日香「ここは助けを待つのが一番だと思うだからここでじっとしていれば…」

 

達矢「そういってもここがどこなのかもわからないし助けだって来るかなんてわからないんだって」

 

詩音「それならケータイで…」

 

達矢「それはさっきやってみたけど、電源はつくけど電波が届いてない…圏外だ」

 

詩音「そんなはず!」

 

詩音は慌てて自分のスマフォを電源をいれて電波を見てみたが圏外なのはかわりなかった。

 

優輝「孤立無援…だな」

 

そういっている間にも日がくれそうになっていたとき複数の足音が聞こえてくる。

 

葉月「足音?」

 

みんな耳を傾けるとその足音は確実にこちらに近づいてきているのがわかった。

 

そして茂みから斧を持った山賊が数人現れる。

 

山賊「ほお、こいつはいい獲物じゃねえか」

 

山賊「これなら大儲けできそうですねアニキ」

 

詩音「な、なんなんですの?」

 

一真「明らかに物騒なこといってるぞ」

 

山賊「おい、お前ら死にたくなかったら金目のもの全部おいてきな」

 

葉月「どこの時代の台詞ですかそれ…」

 

達矢「なあ、俺達なんかのドッキリに嵌められたとかそういうのか?」

 

未だに何がどうなのかわからない優輝達、優輝達は何かの企画だと思い込む。

 

明日香「あの、何かの企画だったりするのですか?これ…」

 

山賊「なにごちゃごちゃいってんだよ!クソガキ!」

 

優輝「あぶ!」

 

山賊は訳もわかるわけがなく持っている斧を投げその軌道には優輝がおり、あたるのを察して体を反らし顔面すれすれで通っていき後ろの木に刺さる。

 

優輝「…え?」

 

優輝は自分の頬をぬぐうと手に赤い何がついておりそれがなにかなのかは直ぐに気づいた…それが自分の血だと

 

それを目にした優輝達は山賊から距離をとりそして

 

『うわあぁぁぁっ!』

 

『きゃあぁぁぁぁっ!』

 

悲鳴と共に山賊に背を向けて全力で逃走した。

 

山賊「逃がすか!おい!追いかけろ!」

 

後ろからは山賊達が優輝達に追撃を仕掛けてくる。

 

達矢「逃げんぞ!速く!」

 

そして逃走して30分位が経ち未だに生きた心地がしていない優輝達は必死に逃げているが男性の優輝達と一真に抱えられている瑞希は大丈夫だが明日香達女性陣は疲れており遅れていた。

 

明日香「はぁ…はぁ…はぁ…」

 

詩音「結城さん大丈夫?」

 

葉月「もういや…家に帰りたい…」

 

達矢「このままじゃ…」

 

精神的にも肉体的にもかなりの疲労しておりこのままでは全員がお陀仏だと誰だろうとわかっていた、そんな中優輝は何かを決めたのか手頃の石を持ち走っていた反対方向に歩き始める。

 

達矢「優輝?」

 

優輝「達矢…俺があいつらの目を引き付けるその間に逃げろ…」

 

一真「それって囮になるってことか!?血迷うなよ!」

 

優輝「でもこれじゃあ、みんな死んじまう!達矢は俺が運動神経いいって知ってるだろ?上手く撒くさ、それじゃあ頼むぜ!」

 

そういって来た方向に走りだし数分で先程の山賊を発見する。

 

優輝(いた)

 

木の陰に隠れてようすを伺い一番近くにいた山賊に先程の石を目掛けて投げた。

 

山賊「痛て!」

 

山賊「石だと!?っ!居たぞ!」

 

山賊「あのガキ!追え!捕まえて殺せ!」

 

完全に敵意を優輝一人に向かせて優輝は全力で達矢達とは別の方向に逃げ出すのであった。

 

 

 

次回予告

 

山賊の目を向かせるため囮になった優輝だが着実に追い込まれて絶体絶命の危機に同い年程の少女が優輝の前に現れる

 

序章『魔導士』

 

 

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