淫妖蟲~斬~   作:白ノ兎

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取り敢えず5話分まとめてかけました!!!


9話:夜倉純の憂鬱②

「夜倉純の秘密?」

 

「多分ですが先程の話の夜倉さん以外が全滅している件でしょうね」

 

「ふーんじゃあ半殺しにして吐かせればいいじゃない、よく言うわよ?人って本当に死にそうなときは本当のことしか言わないって」

 

「何言ってるんですかこの少女!?」

 

 性格悪い以前の問題になってきましたよこいつ

 

「…それは最後の手段です」

 

「ふーん?まあいいけど…ってことは何か秘密を聞き出すプランがあるのよね?」

 

「一応あります、と言っても夜倉さんの秘密が私の予想と合っていることが前提なんですけどね」

 

「ん?なんだ嬢ちゃん夜倉のやつの秘密わかってるのかよ」

 

「確信はありませんが一番当たってると思う予想はあります、その場合私の中の夜倉さんのイメージが思いっきり変わりますが」

 

「…そんなひでえもんなのか?」

 

「ええ、かなり、気持ちはわからなくはないですが最低ですね」

 

「そんなに~?」

 

「そんなに~です」

 

「じゃあ教えて~」

 

「いいですよ、そもそもミッションにはあなたたちにも協力してもらわないといけないですし」

 

「協力?まあいいが…で?その秘密って何なんだ?」

 

「夜倉さんの秘密それは―――」

 

 

 

 

 

 

 

「お待たせしたわ」

 

その話の10分後夜倉さんが準備を終えてやって来た

 

「いえ、今来たとこです」

 

「噓でしょ!?」

 

「噓ですが?」

 

「……」

 

 その返事にジト目を向ける夜倉さん

 

「はあ…まあいいわ、確か私たちが倒せなかった妖魔の退治だったかしら?まさか貴女がいきなり出撃するとは驚きね」

 

 それもそうだ私と言えば幼少期からかなりの妖魔を一人で退治、その成績も優秀で周りからは『孤高の戦乙女』と呼ばれるくらいの退魔師なのだそんな私だが

 

「…私下っ端なので」

 

「…そうだったわね」

 

 少し悲しそうな目で自嘲気味に答えると夜倉さんも申し訳なさそうに顔をそらした

 

「え?日花下っ端だったんだ~ウケる~」

 

「ああん?下っ端ですが何か?喧嘩売ってるんでしたら高値で買いますが???」

 

「嬢ちゃんこんな少女に大人げなさすぎだろ」

 

 いやいやこの問題は私にとってかなりデリケートな問題なんですよ!?私かなり成績優秀なはずなのに問題起こしすぎたせいで相殺し成績がほぼゼロのままで同期の中で地位は一番下!さらにそのことから周りからは『永遠の(成績)ゼロ』という不名誉極まりない二つ名をもらう羽目になりましたし!」

 

「落ち着け嬢ちゃん途中から声でてるからな!?」

 

「なん…だと…!?」

 

「というか嬢ちゃんクラスが出世できないってどんだけ問題起こしてんだよ…」

 

「うぐっ!?い、色々ですよ…」

 

 どの位問題起こしたか覚えてませんが

 

「でも死ぬほど強いから翡翠も手放せず困ってるのよね」

 

「そんな手放したいくらい問題起こしてるのかよ!?」

 

 言わないでくださいよ…

 

「まあいいわ貴女が来てくれるなら今回の妖魔退治は余裕ね♪」

 

「あんま浮かれないほうがいいですよ?『こういう時は浮かれたやつから死んでいく』ってどこかのギャングも言ってましたし」

 

「ギャング!?」

 

「日花ギャングと知り合いなの?」

 

「知り合いというか一方的に知っているだけですが…」

 

 アニメですし

 

「取り敢えず行きましょう私はすぐに帰りたいので」

 

「そのセリフも強者の余裕を感じるわね」

 

「強者の余裕というかただ眠いだけに見えるが…」

 

 そんなことを言いながら私たち日花一行は目的地善仁華舎神跡地へ向かうのだった

 

 

 

 

 

 

 

~~~2時間後~~~

 

 

 

 

 

 

 

 

「ではやってきました善仁華舎神社跡地で~す☆」

 

 いえーいとぱちぱち手を鳴らすアン

 

「テンション高いですね薬でもキメて来たんですか?」

 

「なわけないでしょ!?というか私もの触れないし!?」

 

「え?そうなの?」

 

 夜倉さんがアンに聞いてきた

 

「ええ、日花と戦った時に霊力使いすぎたみたいでね?攻撃系統はほぼ全滅今じゃ物に触るのは一日10分が限界で今日の分はケータイで使っちゃったわ」

 

「え?つまりアンちゃんはもう戦力外ってこと?」

 

「安心して応援はできるわ」

 

「そうだけど…」

 

 急に不安になる夜倉さん

 

「何よ~?私の力期待してたわけ?いいじゃない日花のほうが強いんだから」

 

「というかさっきまでの私への信頼はどこへ?」

 

「いや~そうなんだけど…日花ちゃん人を守りながら戦うのの苦手って神吊から聞いたから…」

 

 目をそらす夜倉さん

 

「…夜倉さんもしかして」

 

「え?いやいや!すぐに守ってもらおうとは考えてないのよ?ただ怪我をしたときに誰か守る人は欲しいかな~って?」

 

 目をきょろきょろさせて汗を流す夜倉さんをジト目で見る

 

「夜倉さん…メンバーが全滅したことでビビってます?」

 

「あはは…そうかも…」

 

 引き攣った笑みを浮かべる夜倉さん

 

「はあ…神吊…夜倉さんを守っててください」

 

「ああ、いいけど…それだったら置いてった方がいいんじゃねえか?」

 

「ええ!?ここに!?」

 

 ちなみにここは妖魔の結界前なので思いっきり危ないです

 

「いえ、監視も仕事なので」

 

「そうだったな」

 

「ほっ」

 

 安心した様子の夜倉さん

 

「では行きますよ」

 

「おう!」

 

「頑張れ~!」

 

「ふう…よし!」

 

 そして妖魔退治&メンバー救出作戦…という皮をかぶった夜倉純の秘密を暴くための作戦が今始まる

 

 

 

 




これからも頑張るぞい!
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