その部屋には一つのテーブルとイスそのテーブルの上にはティーカップとポットが置かれており一人の少女が椅子に座っていた
「あら?もう来たのね?ふふふ♪そうね…ご褒美にお茶でもいk「てい!」ってキャー!?」
なんかしゃべってた少女に私は問答無用で斬りかかったが避けられた
「な、ななな何するのよ!?今私喋ってたでしょ!?」
「いや…隙だらけだったので…」
「いやそうだけど!?少しは空気読みなさいよ!?」
ギャーギャー言う少女とどこ吹く風の日花ちゃん
「くっ…ふふふ…最後に話し相手になってあげようと思ったのだけどそっちがその気ならもう必要ないわねいいわ、今すぐその命の灯を消し飛ばしてあげる!」
そう言うと少女の周りにナイフが螺旋状に出現した
「ふん、また食器攻撃ですか、芸がないですね」
「そうかしら?そもそも貴女達あの部屋脱出はできたみたいだけど攻略はできてないでしょ?」
「あの部屋には操っている本人がいなかったからですよ、今目の前の貴女をたたき斬れば流石に止まるでしょう?」
「そういうのを日本では捕らぬ狸の皮算用っていうらしいわね、あなたには無理よ」
「はっ!そこまで実力差を見れてないとは笑い通り越して哀れですね」
「その言葉そっくりそのまま返すわ、私の霊気に充てられてもそんな戯言を言えるなんて流石ね」
「貴女の霊気は強いですがただそれだけです、お子様がライフル持ってても殺すのは簡単でしょう?」
さっきまでのヘタレ具合が噓のように強気に煽る日花
「言ってくれるわね、じゃあ証明してあげるわ私は霊気が強いだけじゃないって」
少女がそういった瞬間少女の周りを渦巻いていたナイフが一斉に日花に刃を向ける
「ああ、そうそう一応自己紹介しておくわ私はアンジェリカ・ロビンソンちゃんと覚えといてね?貴女を殺す女の名前よ?」
「ええ、1分だけ覚えといてあげますよ、じゃあ私も自己紹介しますね桜坂日花貴女を消す女の名前です」
「そう、5秒だけ覚えといてあげるわじゃあね?」
その言葉を合図にナイフが日花に殺到した
「お?始まったか」
そんな中ドアの外ではバックに入ってたドリンクを飲むチキンな妖魔こと神吊の姿があった
「いや~しかし暇だなやっぱり一緒に中に入っとけばよかったか?」
今更ながら少し戦ってみたかった気もしてきた神吊
「いや…やっぱり無理だな嬢ちゃんの足手まといにしかならねえだろうし」
実は神吊が戦いを辞退したのは何も自分の命を優先したからだけではなく日花の戦いを邪魔しないためでもあった
「元々嬢ちゃんは一人で戦うスタイルだったしな、俺とのタッグ自体嬢ちゃんの足かせになりかねねぇ、それに嬢ちゃん優しいから俺がへましたときにかばって怪我をするかもだしな」
実際そんなことはなく神吊がピンチになっても普通に見捨てるのが日花だが何故か自分を大事にしてくれていると勘違いしている神吊、ただし邪魔になるのは正解である
「それで嬢ちゃんがやられたら本末転倒だしここは大人しくしてるのが正解だろ」
そう結論づけて神吊はあくびを漏らした
「はあ!!!」
キンッキンッキンッ!
向かってくるナイフの集団を一本も通さない面の様な斬撃で全て打ち落とす
しかしそれでもナイフはアンジェリカの元に戻っていきまた日花の元に殺到していく
「ちっ!キリがないですね…」
ナイフを打ち落とし時に躱して接近する、しかし斬撃を躱されまた距離を取られナイフの雨が降り注ぐ、さっきからそれを二桁はやっている、正直飽きてきた
「さっきの強気な発言の割にはやってることが小物ですね他に芸はないんですか?」
取り敢えず煽ってみる
「ふふふ、これが小物ならその小物の芸を攻略できない貴女は小物以下ね」
「(ギリ…)ちょっと本気を出しますか…」
そう言った瞬間日花を纏うオーラが急激に強くなる
「っ!?何なのこのオーラは…!」
「じゃあ…『消えろ』」
「くっ!」
嫌な予感を感じナイフを殺到させながら身をよじるアンジェリカ、その判断がアンジェリカを救った
ダンッッッ!!!!!!
「……な!?」
その何か巨大な鉄球が壁にぶつかったような音を聞き恐る恐る後ろを振り向くとアンジェリカは驚愕した
後ろの壁には巨大な十字の斬痕があり床にはその直線上にあったと思われるナイフの残骸が転がってたのだ
「ふう…」
「……」
その光景に声が出ないアンジェリカ
「さて…まだやりますか?」
そういって刀をこちらに向ける悪魔に向かってアンジェリカは口を開いた
「ふふふ、なるほどね…流石ここまで来れただけあるわ」
「別にそんなこと聞いてませんまだやるかと聞いてるんです」
「ええ、もちろんよ今度はとっておきを見せてあげるわ」
そう言ったアンジェリカを纏うオーラも急激に強くなる
「……」
その光景に日花は刀を構えなおす
「じゃあフィナーレを始めましょうか!」
「ええ、最高の」
その合図で両者がぶつかり合った
つぎだ!次で最後だ!!!!