淫妖蟲~斬~   作:白ノ兎

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どうも~最近絶好調な私です!


7話:幽霊船アポストル号(船内戦編⑤)

 日花が斬撃を放つとアンジェリカは腕に纏ったオーラでその刃を受け止める

 

「なっ!?」

 

「流石にオーラを集中させないと受けれないみたいね…でも」

 

 そう言ってアンジェリカはもう片方の手で手刀を放つ

 

 日花は身をよじりその手刀は日花の肩を軽く切り裂く

 

「こっちは二刀流よ?貴女はどこまで持つかしら?」

 

 そしてアンジェリカ手刀を連続で放つ

 

 それを日花は躱し躱し血威で受け止め躱す

 

「あら?粘るわね?だったら…」

 

 アンジェリカはそう言って日花から距離をとり手を向ける

 

「これはどうかしら?」

 

 そしてその手から火の玉が出現し高速で日花を襲う

 

「っっ!?」

 

その火の玉を日花は血威で掻き消すが次の瞬間小さな爆発が起こり日花はその熱に炙られる

 

「痛っ!」

 

 痛みに苦悶の表情を浮かべる日花

 

 しかしアンジェリカの攻撃は止まないその火の玉を次から次へと連続で放出その装填スピードはマシンガンのようである

 

「はあああああ!!!!!」

 

 その火の玉も日花は全て斬り捨てるがその度に爆発と熱が日花を襲う

 

 日花は歯を食いしばり痛みに与えるがその体には火傷の跡が目立ち始める

 

「へえ?やるわね正直ここまで耐えるとは思わなかったわ」

 

 アンジェリカは攻撃をやめクスクス笑みを浮かべながら純粋に日花を絶賛する

 

「っ…はあ…はあ…なら頑張った賞で貴女の首をください」

 

「いやよ、でもそうね貴女よく見たら可愛いしこのまま殺すのも惜しく思っちゃった、ねえ?よければここで一緒に住まない?貴女みたいに強くて可愛い子なら私も歓迎よ?」

 

 意外、まさかの勧誘

 

「……すみませんその案には乗れません」

 

「あらどうして?」

 

「はあ…わかりませんか?」

 

「ええ、さっぱりね」

 

「飼い殺しは御免ってことですよ!」

 

 そう言って日花は刀を構える

 

「ふふふ♪断られちゃったまあいいわじゃあ死んじゃって?」

 

 火の玉がアンジェリカの周囲に出現そのまま日花に殺到する

 

「すう…」

 

 日花が呼吸を整えオーラが更に高まる

 

 そして次の瞬間

 

 タンッッ!!!

 

「……」

 

「……」

 

日花はアンジェリカの首に血威を突き付けていた

 

「ふふふ、よくあの中火炎弾に当たらずに私のところに来れたわね?」

 

「当たってますよ」

 

「え?」

 

 よく見ると日花の衣服は所々焼け焦げている

 

「貴女の所まで最短距離で来たので」

 

「貴女本当に人間?」

 

「一応」

 

「は~あ~私の負けか~もう好きにしなさい」

 

 そう言ってアンジェリカは降参のジェスチャーをする

 

「では質問です貴女はなぜ漁船を沈めていたんですか?」

 

「そんなの決まってるじゃない」

 

 そう言ってアンジェリカは微笑む

 

「お友達が欲しかったのよ、だって沢山いたほうが賑やかでいいでしょ?」

 

「…そうですか」

 

 なんとも子供らしい理由だった

 

「もう、漁船を沈めるのは無しですそしてこの幽霊船も消してください」

 

「え?」

 

「なんですか?」

 

「私は消さないの?」

 

「消されたいんですか?」

 

 それに首を振るアンジェリカ

 

「私が受けた依頼は幽霊船をどうにかしてくれです貴女を消すことじゃありません」

 

「……クスッ貴女ってすごく甘いのね」

 

「どうとでもとらえてください」

 

 そう言ってそっぽを向く日花は何処か年相応の少女のようだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「で?その子がこの幽霊船を出現させた主犯ってわけか」

 

「そうよ?で?貴方が日花の相棒ね?私はアンジェリカ・ロビンソン気軽にアンって呼びなさい」

 

「なんていうか気の強そうな嬢ちゃんだな…」

 

 私たちは幽霊船アポストル号(そんな名前らしい)の廊下を歩きながら喋っていた

 

「しかし嬢ちゃんマジでこの嬢ちゃん連れて帰るのか?」

 

「神吊、その言い方紛らわしいです」

 

「わかったよ、で?マジで連れて帰るのか?」

 

「しょうがないじゃないですか憑かれてしまったんですし」

 

 そう、実はあの後私はアンに憑かれてしまったのだ

 

「引き離そうにもアンレベルの霊を引き離すには時間かかりますし、どっちにしてもこのまま帰ることになります」

 

「えへへ~♪お世話になりま~す♪」

 

 その元凶アンはにこにこ笑っていた本人は全く悪気はなさそうだ

 

「そうかよ、まあ嬢ちゃんがいいなら俺は口出ししねえが」

 

「アンを消さない選択をしたのは私ですこれくらいなら受け入れますよ」

 

「相変わらず優しいことで」

 

「そんなことありませんよ、もし今神吊が襲い掛かってきたら斬り殺しますし」

 

「前言撤回やっぱり嬢ちゃん優しくねえわ」

 

「仲いいわね」

 

「まあ、主人とペットですから」

 

「俺、嬢ちゃんのペットだったのか…」

 

 そんな会話をしているうちに私たちは幽霊船の外に出てきた

 

「ふう…久しぶりの外の空気です」

 

「というか嬢ちゃん船酔い大丈夫なのか?」

 

「……うp…おろろろろろ」

 

「まあそうなるよな」

 

「日花大丈夫!?」

 

 こうして私の活躍により港を恐怖のどん底に引きずり込んだ幽霊船事件は幕を閉じたのであった、しかしその後マグロを釣らないといけないことに気づき約7時間かけて釣り上げるのは別の話

 

 

 

 

 

 

 




幽霊船アポストル号編やっと完結!といってもたった6話ですが…
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