ベル君がサーヴァントを召喚してしまうのは間違っているだろうか? 作:sasu
其処は綺麗な花が咲いていた。歩く所が無いと勘違いしそうなほど花が咲いていた。そんな場所に白いローブを纏った杖を持った男が居た。男は1人呟く。
──…うーん、何か面白い景色が見えないかと思ったが…ダメだね…、少し気になる子も居たには居たけど…、彼等の冒険はまだ先な気がするしねぇ…。
男は暇そうに何処かを観ている。その時男の足元から鳴き声が聞こえる。
──⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎、私の足を執拗に蹴るのをやめてくれないか?普通に痛いんだが…、え?文句言わないで外の世界でも見てろロクデナシ?酷いなぁ…
鳴き声をあげている獣に対して文句を言い合いながら、それでもそれしかする事が無いため、仕方なくまた何処かを見ようとしていると…
──…?…誰かがやってきたのかな?仕方ない…
1人と一匹で男はゆったりと歩いていく。まるでこの花畑の中何処に向かえばいいか分かっているかのように真っ直ぐに。
──しかし驚いたなぁ…此処にやってくるなんて…、どんな裏技を使ったんだろう?いや…、やってきたんじゃなくて迷ったのかな?それなら夢でも見てるのか…なら早めに追い返さないとね…
男はゆったりと呟きながら歩く。獣と男が足を止めると、其処にはキョロキョロと周りを見ている白髪の少年が居た。
──やぁ
男はゆったりと優しそうな笑顔を浮かべながら少年に声をかける。
──おやおや…そんなに怯えられると悲しいなぁ…。これでも君を元の場所に返してあげようとしてるんだよ?
男が特に悲しそうな声もあげず普通にそんな事を言うと…、少年はすぐに頭を下げて謝ってくる。
──…君は随分と純粋だなぁ…。聖剣を抜く前の我が王みたいだ…。いや…あの頃はあの頃で色々あったかな?
男がそんな事を呟いていると、少年が男に問いかける。
──私の名前かい?…ふむ…そうだなぁ…私は、…花の魔術師と言っておこう。名前は次にまた会えたら教えてあげようかな?うん…そうしよう。
男、花の魔術師は少年にそう告げる。
──さてそろそろ戻らせてあげようか……。うん?私が英雄か?…うーん…一応入るのかな?なんでそんな事を?
少年が男に問いかけると男は律儀に答える。そして男は少年の話を聞く。
──…ふむふむ…つまり君は英雄に会ってみたいんだね?…んー、君は純粋無垢だし気に入られる可能性が高いからなぁ…それに此処まで来ちゃうぐらいだし。よし、お兄さんが少し君の魔術回路に仕掛けをしておこう。いつそれが発動するかは分からないけど…いつか君の英雄に会えるといいね?
男はそう言って、少年に杖を向けて何かを呟くと少年の体から光が溢れる。
──うん?怖いのかい?大丈夫さ、それは帰還の合図だよ。ついでに仕掛けをしといたから…、あぁ…それとこの子も頼めるかい?私では少し手をやいていてね…
そう言うと男は少年に獣を投げ渡す。その時獣からすごい声が響いたが…
──大丈夫さ…。君になら任せられるよ…。⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎、君も外の世界を見るといい…。あぁ、君の道行に花の祝福がありますように。
そう言って男は少年と獣に別れを告げる。獣はずっと鳴き声ををあげて少年は呆然としながら、1人と1匹はこの花畑から消えていった…
♦︎ ♦︎ ♦︎ ♦︎ ♦︎ ♦︎ ♦︎
気付いた少年は木陰の下で目を覚ました。少年はさっきまでのは夢だったのか?と考えていると…
「フォウ!」
少年の手の中に先程
「
それは少年、ベル・クラネルの愛すべきたった1人の家族…
「お祖父ちゃん!」
ベルは笑顔のままに獣を抱えたまま声のする方向…、我が家に走っていく。
これはそんなひょんな出来事から…
頭に急に入ってきた。だから書いた。
というかタイトル詐欺になってるんだよなぁ…。
次回から本題に入るから許して、なんでもしますから!(大嘘)
因みに思いついたら書きます。