ミートギアス 〜筋肉のルルーシュ〜   作:ベルゼバビデブ

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 ようこそ読者!二次創作はお好きかな…?

 私はコーネリア リ ブリタニア、今日は義弟クロヴィスの仇であるゼロを誘き寄せるためにサイタマゲットーを攻める。

 ついでにユフィから聞いた特派のナイトメアとやらも見ておこう。
 …ナンバーズを戦場に出すつもりはないが、もう一方のマーヤとやらは別だ。

 では本編開始と行こうか!


STAGE06′

「サイタマゲットー壊滅作戦…ですか」

「そ、コーネリア皇女殿下が是非君にも協力してほしいってさ〜」

 ようやく平日が終わり、今日は休日…つまり仕事の日な訳で、私は特派を訪れていた。そこで見たのはいつもより念入りにボールスを調整するロイドさん。

「自分も出撃するんでしょうか?」

 すでにパイロットスーツに着替えていたスザクだったけど、ロイドさんは首を横に振る

「それがさぁ〜スザクくんって名誉ブリタニア人でしょぉ?コーネリア皇女殿下はナンバーズを区別される方だからねぇ…スザクくんはG-1近くで待機。まぁ前みたいに敵が突破してきたら話は別だねぇ。」

 ロイドさんは残念そうだ。そりゃそうだろう、ロイドさん的には気まぐれで作ったボールスなんかより傑作とも言える嚮導兵器のランスロットの方が宣伝したいに決まってる。

「そう言うワケでさぁ、マーヤくん…くれぐれも活躍してねぇ?今回の作戦で活躍してくれたら特派の予算が増えるかもしれないからさ〜!」

 予算が増える…つまり滞納している給料が支払われる…陽菜達に好きなものを買ってあげられる…!?

「私の頑張ります!」

「うんうん、そのいきだよぉ」

 

 そして開始された作戦…私への指示はなんと、『なし』。しかし、それは別に待機していろと言うわけではない。

『コーネリア皇女殿下がさ〜ぁ、マーヤくんは自由に動けってさぁ〜!もしも個別に命令がある場合は総督自ら指示をくれるって!IFFはついてるから余程なことがないと味方からは撃たれないと思うけど…気をつけてねぇ』

 自由に動け…。確かに軍としての動きはある程度統一された集団としての能力が重要だろう。そうなると私とボールスはいずれもイレギュラー。つまり臨機応変な私の判断能力を試してるって訳だ。

 暫くボールスを走らせていると、味方の動きに違和感を覚えた。するとその味方だろうか、通信が飛んでくる

『こちらサントゥキン ジョーワン!援軍を求む!テロリストに襲われている!誰か援軍を!』

「こちら特派のマーヤ ディゼル。すぐに救援に向かいます。」

『特派…?い、いやこの際誰でも良い!仲間がやられた!やばく救援を!』

 ボールスを走らせると、すでに破壊されたサザーランドが数機と、それを取り囲むIFFの外されたサザーランド達を見つけた。なんとか瓦礫の影で攻撃を凌いでいるのがサントゥキンさん達だろうか?

「出し惜しみはしない、プロトヴァリス行けぇ!」

 狙いを定め、アサルトライフルを乱射する一団のサザーランド達にプロトヴァリスを放つ。

 更に近くにいたテロリストのサザーランドにドロップキックをブチ込みライフルを奪う。奪ったライフルでトドメを刺しつつ、先にプロトヴァリスを放った方の一団を殲滅せんとアサルトライフルを乱射する。

 挟み撃ちにされていた一角を崩したため、後は正規軍人の味方がテロリストに遅れをとるはずもなく、アサルトライフルやスタントンファで反撃していた。私もアサルトライフルでの援護をすると敵の撃退に成功した。

『さっきは失礼した特派のディゼル殿。救援に感謝する。この恩は忘れぬ。それでは我々は一度退がって部体を立て直します。ディゼル殿もご武運を』

「はい、わかりました。」

 サントゥキンさん達と別れ、更にボールスを走らせていると、気絶した人を見つけた。ボールスから降りて確認してみると、顔面に肘を打ち込まれたようで顔面の骨が砕け散っているようだ。

「た…たす…け」

「すぐG-1まで連れて行きます!」

 簡単な応急処置を済ませてから男の人を担ぎ、ボールスに乗せる。男の人は重症だが、処置さえすれば死にはしないだろう

「…お、れ…の…な、ない………うば…」

「喋らないで、傷が開きます」

 しかし男の人は黙らない。

「ないと…め…う、うば、わ…」

「…ナイトメア、奪われたんですか?」

 男の人はゆっくりと頷いた。なるほど、さっきのIFFのないテロリストのナイトメアはこちらのナイトメアをどうにかして奪ったものらしい。ならば仮に味方でも気を付けなくちゃいけないかもしれない。

 一度特派まで戻り、補給を受けつつ怪我した人をセシルさんに預ける。すると私が何かを成す前に全軍撤退の放送が掛かる。これは好機だ。撤退するほど苦戦しているなら今私が残りのナイトメアを一掃すれば活躍になるに違いない!

 

 モニターで戦況を見ていると急にIFFの復帰した機体を見つけた。このタイミングで復帰なんておかしすぎる。確実に罠だ。

 ボールスで接近し、プロトヴァリスを構えると

『畜生!敵味方信号がわからないのか!?味方だぞ!!』

 そう言いながら発砲してきた。本当に味方ならそう言いならが撃ってくるはずがない。サザーランドのアサルトライフルを全て躱し、瓦礫を拾い上げて投げつけ、アサルトライフルを弾き飛ばし、その隙に距離を詰めてガントレットを展開して殴り付ける。プロトヴァリスもブレイズルミナスもエナジーを食うから出来るだけ温存したい。更にまたIFFが復活した機体が現れた。相手は私のことを舐めてるに違いない。

 流石に2機相手なので出し惜しみはせず、プロトヴァリスで一体を確実に仕留めてからサザーランドの前に躍り出る。すると、後方の瓦礫の山から瓦礫が転がってきた。

「背後に伏兵か!」

 スラッシュハーケンでその場で大きく跳躍し、正面にいた残りの敵にプロトヴァリスを撃ち込んだ後、空中でボールスの姿勢を捻り、背後の伏兵にスロウ・ヴァリスを投げ付ける。着地と同時に横っ飛びでその場を跳び退くとバズーカによる爆撃が地面を穿った。

 着弾の角度から敵の位置を予想し、瓦礫を投擲、どうやら二発目のバズーカの弾の爆発は放った本人を飲み込んだようだ。

 更にボールスを前進させようとするが、コーネリア総督から通信が入った。

『私は神聖ブリタニア帝国第二皇女コーネリア リ ブリタニアだ。そろそろ退くが良い。予測される敵の戦力はほぼ殲滅できただろう。これより先は我が親衛隊が行う。…見事な活躍だ誇って良いぞ。』

 見事な活躍と言ってくれたのでこれは予算上乗せ間違いなしだろう。そう思ってG-1に戻ると奇妙なことが起きていた。軍人がナイトメアから出てきたかと思うと、突如ダブルバイセップスをしていたのだ。…しかし凄い筋肉のキレだ。まるで腕にスタントンファでもしてるみたい。更に奇妙なのは周りのナイトメアが暴れ出したことである。そしてダブルバイセップスの主はナイトメアの間を縫うように駆け抜けて去っていく。

『特派のナイトメア!何をしている、貴様も鎮圧に協力しろ!』

「あ、はい!」

 言われるがまま暴れるサザーランドにガントレットによる殴打を見舞う。そして特派に戻りナイトメアを降りるとセシルさんが声を上げた。

「えっ!?ゼロと思わしき人物がG-1に!?」

 ゼロ!あの日の屈辱は忘れない!すぐさまG-1の近くに向かうと先ほどのムキムキな軍人が飛び出てきた。あの筋肉…まさかゼロ!?

「お前は…!」

「ゼロ!ここから先は通さない!」

 ゼロほどの筋肉を持つ男が走って出てくるということは、恐らく返り討ちにあったに違いない。あのコーネリア皇女殿下と熾烈な殴り合いを行い、ゼロは疲れているはずだ。つまり、付け入る隙はある!

「邪魔をするなッ!」

 私の拳をなんとゼロは躱さずにそのまま受け、両腕で私の胴体に拳を叩き込んで来た。

「かはッ!?」

「今は貴様とやり合ってる時間はない!」

 私が腹を押さえた一瞬の隙を見逃さず、ゼロはその場でジャンプして両脚を私の顔面に叩き込んでくる。思わず私は吹っ飛んでしまう。

「大丈夫かマーヤ!?」

 スザクに受け止められたお陰で壁には激突しなかったが、今はそれよりもゼロだ。

「私は平気、それよりゼロを!」

「ゼロ…?」

 私が向き直るとそこにゼロの姿はなかった。

 

 結論から言うと、特派の予算は少しだけ増えた。お陰で滞納されていた賃金も少しだけ振り込まれたため、陽菜達のためにお土産を購入し、施設へと向かった。

「陽菜!みんな!久しぶり!」

「マッチョお姉ちゃんだ!」相変わらず筋肉すごいや!」「脚にランドスピナーでもついてんのかい?」「今日は何買ってきてくれたの!?」

 私を取り囲むみんなに私はカバンからお土産を取り出す。

 

 そう、ご存じプロテインだ!

 

 筋肉は何よりも大切だからね。

「わーい!プロテインだ!」「お姉ちゃんありがとう!」「胸にスラッシュハーケンでもつけてんのかい?」「僕早速筋トレしてくるよ!」

 その日は時間も忘れてみんなと筋トレをしたため、家に帰る時間が遅くなってしまった。

 玄関を開けてすぐに私は汗を流しにシャワールームに向かった。シャワーを終え、リビングに向かうとクラリスさんの作ったご飯が置いてあった。

『今日は遅くなります。先に食べていてください』

 今日…は?今日も、の間違いだろうに。ボールスのデータのおかげでクラリスさんはきっと忙しいのだろう。そしてクラリスさんの作ったご飯を平らげ、筋トレをしていると、セシルさんから電話が掛かってきた。

「もしもし」

『もしもし?マーヤさん?ごめんなさいね、こんな遅くに』

「いえ、平気です」

 私は片脚空気椅子をしながら電話を続ける。

『来週末なんだけどね、ちょっと特別な依頼が入ったの』

「仕事ですか?もちろんやりますけど…特別ってどう特別なんです?」

『それが…私にも詳細はわからないの。ただ、出来るだけ旅行者のような格好をしなさいって…後水着も必要みたいね。』

 旅行者…?潜入でもするのだろうか?それに水着?最近正式競技での使用が禁止されたスラッシュ・レーサー社のものしかないけど…まぁ水着だし大丈夫だよね?とはいえ、セシルさんも聞いていないのだから考えるだけ無駄だろう。

 

 次の日も学校のない日なので特派に行くと、見知らぬ女性と出会った。

「おや、その筋肉…アンタがコーネリア…皇女殿下が言ってたマーヤって子かい?なるほどねぇ良い筋肉だ。」

「あの…あなたは?」

「あぁ、自己紹介がまだだったね。アタシはノネット エニアグラム。一応ナイトオブナインをやらせてもらってるよ」

「ノネットさん…ナイトオブナインの方でしたか、そうですか」

 …ふーん、ナイトオブナイン…ナイトオブラウンズね。…うん?ナイトオブラウンズ!?

「えっ!?帝国最強の12騎士のナイトオブラウンズですか!?」

「あっははは!だからそう言ってるじゃないか」

 驚いた…なんでこんなところにそんな偉い人が…

「これはこれはエニアグラム卿〜お久しぶりです。本日はどんな御用ですかぁ?」

「エリア11にある遺跡の先見調査があってね、ちょっと寄らせてもらったよ。」

「先見調査…ですか」

「そうさ。本調査は皇族の何方かが直接指揮をとられるけどね、皇族の方を調べる価値がなかったり危険のあるところにお連れする訳にはいかないだろう?だからアタシらみたいなラウンズが先行して調べるのさ」

 ノネットさんの発言に私は納得した。そのまま危険が有ればついでに排除しろと言うことだろう。

「それにしてもこれがランスロットかい。グロースターとは随分違うね。アタシもそろそろグロースターカスタムじゃなくてこう言うのに乗りたいもんだ。…っと、そろそろコーネリア…あー、皇女殿下、のとこにも顔を出そうと思ってるんだ。それじゃぁね」

 そう言うとノネットさんは去っていった。

「エニアグラム卿はコーネリア皇女殿下の戦闘指南役だったんだよねぇ。だからその時の癖で思わず呼び捨てになりそうになるってワケ。」

「あぁ、道理で」

 コーネリア皇女殿下と呼ぶのがぎこちなかったワケだ。なんとなく気持ちはわかる。今でもユーフェミア皇女殿下のことはユフィと呼んでしまいそうになる。多分スザクも同じだろう。




MACHO STORYSではノネットさんの出番を増やそうと言う試み。

ノネットさん、ロスストだと一人称が私とノネットさんの使い分け、コーネリアの呼び方もコーネリアと呼び捨てっぽいのですが、解釈違いなので()一人称はアタシに固定、コーネリアへの呼び方は二人きり等限定条件なら呼び捨て、他の人の目がある時は一応皇女殿下なり総督なりをつける感じで行きたいと思います。でもぎこちない。

Q.マーヤが日本人のテロリストを倒すのに躊躇がないのはおかしい。
A.陽菜達の生活のためにブリタニアに従う事を選択しており、テロという行動自体は認めていないため。テロを止めるという事については肯定的(但し虐殺までは認めてはいない)結果としてブリタニア絶対ぶっ壊すウーマンではなくなってしまったので陽菜達の生活と他の日本人を天秤にかけ陽菜達を取っています。


●本話で使用した小ネタ出典
・ジョジョの奇妙な冒険(ジョルノ ジョバーナ)

●次回予告
マーヤ「私の話聞いてた?私だって武器を持たないか弱い女子よ!」
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