手違いで05′と06′を両方6日に投稿してました。
という訳で即興で話を…書く!
「どうだった?久し振りのエリア11は。…尋ね人は見つかったかい?」
ナイトオブラウンズ達が何もない時に控える部屋にて、部屋に入ってきたノネットに声を掛ける者がいた。
「どうもなにも、アタシが出るまでもないただの遺跡だったよ。それに尋ね人の方も収穫はナシさ」
「そう」
ノネットに声を掛けた女は短く答えると視線を下げ、ペラペラと紙をめくっていく。
「そうだドロテア。貴方にお土産よ。」
「うん?」
ノネットに声をかけたのはドロテア エルンスト、ナイトオブラウンズの一人であり、読書と甘味が好きな女性である。
「はいこれ、貴方が好きだと思って」
「これは…!L.L.の筋肉写真集初回限定版特別ポージングDVD付き!?一体どこでこんな…!?」
「アタシが途中で立ち寄った小さな店に売ってたのさ。」
しっかりと付録のDVDがついていることを確かめたドロテアは最早歓喜の涙を流し、ノネットにしがみついた。
「ありがとうノネット!私がL.L.を知ったのは写真集が再再販されてからなんだ。この恩は忘れん…!」
「そ、そう…そんなに喜んでくれるとは思わなかったけど、プレゼントした甲斐があったってもんだね…」
ノネットは筋肉写真集に関する事になると我を忘れてしまうドロテアに若干苦笑いを浮かべドロテアを引き剥がす。
「そう言えばアイツは見つからなかったんだけどさ、代わりに面白いやつに会ったんだ。」
「…面白い奴?」
「マーヤ ディゼルって言ってね、陛下にも劣らぬ筋肉なのさ」
「何!?まさかその写真集も!?」
「アンタ一回写真集から離れた方がいいよ…」
シャルル皇帝の筋肉写真集に魅入られてからというもの、ドロテアの狂いっぷりにはノネットはしばしば頭を悩ませていたのである。
「それにマーヤは女だからね、写真集は出さないんじゃないかな」
「…そうなのか、それは残念だ」
「モニ!陛下並みの筋肉女子モニ!?」モニニッ!
その辺な語尾を聞き、ノネットはドロテアの3倍頭を悩ませ始める。ドロテアの筋肉好きはまだ大人しい方である。何故なら彼女は見て楽しむだけだからだ。しかし、この辺な語尾…モニカ クルシェフスキーはそうではない。
「機会があったら会ってみたいモニ!」モミィ…
「…せめて一言断ってからにしなさいよ」
モニカは一度シャルル皇帝の乳首をしばこうとして、その場にいたラウンズ総出で止めに入れる事件を起こしたラウンズの問題児の一人なのだ。とは言え、ナイトオブラウンズ…そのナイトメアの実力さえあれば資格を得うる称号にはある問題があった。
モニカとドロテアという筋肉好きの問題児の他にも問題児を抱えているのだ。マイペースで何でもかんでも写真を撮る肖像権侵害行為を多発させるアーニャに、いつもナイフを舐め舐めして過剰の絶えない自称人殺しの天才ルキアーノ、現存のラウンズの過半数以上が問題児、つまり変人集団なのだ。
「…。今後ラウンズに入ってくる奴がマトモだと嬉しいんだけどね…」
ラウンズの中で最もマトモと称されるノネットは期待と不安を胸にそう、呟いた。