ミートギアス 〜筋肉のルルーシュ〜   作:ベルゼバビデブ

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この話はソシャゲ「コードギアス 反逆のルルーシュ LOST STORYS」のイベント「ナイトオブラウンズに命ずる」を元にしたお話です。

2023年の7月のイベントなのでこれを書こうと思ったタイミングもその辺だったのですが、一々アプリのシナリオ見て文章書いて…ってのが面倒になり途中で書くのやめてたんですよね。でもこの前のオマケで少しだけ書いた脳筋世界にまだまだ反応してくださる方が居たのでお盆休みですし書いてみた次第。

でも、今回は筋肉少なめ。なんで?


オマケ モニカ「待望の水着回モニ!」モニィ!

 中華連邦における黒の騎士団、中華連邦、神聖ブリタニア帝国の闘い。これに伴う情勢不安により、とある少女…ライラ・ラ・ブリタニアは香港に潜伏していることを彼女を追うV.V.とその部下達にバレることとなってしまった。

「はぁっ…はぁっ…!」

 金髪のツインテールを揺らしながらライラは走っていた。しかも追手は数機のナイトメアである。ナイトメアのパイロットは少女への脅しを兼ねて走るライラの周りにいた一般市民達をアサルトライフルで殺害していく。その行動にライラは思わず足を止め、ナイトメアに向かって叫ぶ。

「やめて!関係ない人を巻き込まないで!」

 そもそもナイトメアと人間で追いかけっこなど成立し……………。

 

 …。

 

 

 ルルーシュやスザクなどの一部は人間に含まないものとする!

 

 

 …ナイトメアと人間では追いかけっこなど成立しない。ナイトメアパイロット達の目的は最初からライラの心を折り、二度と逃げ出そうなどと考えないようにする目的もあったのだ。

 ライラにナイトメアの魔の手が向けられた瞬間、最後尾に居たナイトメアが突如銃撃を受け爆散した。

『何ッ!?』

 突然の反撃にナイトメア達が振り返るとそこには一騎のナイトメア。ライラを追っていたナイトメアはサザーランドタイプであるのに対し、新たに現れたのは月下タイプ。月下と言えばかつて黒の騎士団が用いていたナイトメアだが、このナイトメアは黒の騎士団所属ではない。黒の騎士団の月下と異なるのはカラーリングとアサルトライフルが手持ちなことである。黒の騎士団に配備された月下はルルーシュが用いた左腕が輻射波動装置の先行試作型と、藤堂専用機と四聖剣用の合計6機のみなのだが、先行試作型のルルーシュは兎も角、藤堂と四聖剣は本人達の技量として刀を扱う事を得意としている。故に彼等の扱う「藤堂流剣術」を肉体と同じ感覚でナイトメアにおいても使用するため、常に左手を空けておく必要があったのだ。これにより付けられる銃器は左腕と一体型となっている。そして、この出来事が起きている今現在時点での黒の騎士団は暁へと搭乗機を一新している。

 話が逸れたが、黒の騎士団ではない月下は続けてサザーランドへと距離を詰めると、右手に持った廻転刃刀で切付けて屠った。

『クソ…このゲッカタイプ…ミートマークの『苦労』とか言う奴か!』

 ミートマークとはエリア11で活躍した圧倒的筋肉を誇るテロリスト、ゼロに感銘を受けて立ちがった対ブリタニアのテロリスト派遣組織である。

『ライブラ、今のうちに逃げるんだ。』

「でも…!」

『必ず迎えにいく」

「…わかった」

 こうしてライラは一時的に追手から逃れることに成功した。

 

〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜〜

 

 皇帝陛下から直々にエルニドに向かえ言われた僕とジノ、それからアーニャはナイトオブラウンズだと気付かれないように私服に着替え、エルニドに向かう船に乗るために船着場を訪れていた。

「詳細は追って伝えるって…なんだろうね、今回の作戦は」

「エルニドは綺麗な海があると聞いた。楽しみ」

 うん、アーニャは相変わらず自由だね。そしてまだついても無いのに水着を取り出さないで欲しい。遊ぶ気満々じゃ無いか。

「俺達だけじゃなくてラウンズ全員に招集が掛かってるんだろ?いよいよ本格的に中華連邦かE.U.を落とすんじゃ無いか?今はまだ黒の騎士団は中華連邦を纏めきれてないんだろう?」

 ジノの発言に僕は少しだけその可能性について考えた。だが、確かにまとめきれてないとはいえ、中華連邦には今なお黒の騎士団が…いや、ゼロがいる。迂闊に手を出すのは危険だ。更にE.U.に総出で攻め込むなど、そんな隙を見せれば確実に中華連邦に居る黒の騎士団がブリタニアへと攻撃を仕掛けるだろう。…うん、やっぱりわからないな。

「案外みんなでバカンスを楽しめって命令かもしれないモニ!」モニィ!

 みんなでバカンスか、それも良さそ………………ん?

 

 モニ?

 

「えっ?モニカ!?なんでここに…!?」

「アーニャから連絡を受けて駆け付けたモニ。移動も多い方が楽しいモニ!」モニニン

 …まぁ、それもそうか。それに僕とジノに対して女性がアーニャだけと言うのは一般旅行者には中々見えない。男性2、女性2の方が仲良しグループに見えて良いだろう。…見えるよね?

「エルニド行きの船、間も無く出港します。お乗りの方は…」

 僕らはすでに船に乗り出港待ちをしていたが、どうやらようやく出港するようだ。

「すみませーん!乗ります!チケットならここに!」

 そんな声がしたのでふと声のした方を見ると、金髪でナナリーとそこまで歳が違わなそうな女の子が居た。見たところ手荷物も見当たらないし、女の子が一人で…?

「モニ〜!スザクも隅に置けないモニ」ニモニモ

「え?」

「さっきからあの女の子のこと見てる。」

「確かに可愛いけど、なんだスザクはああ言う女の子がタイプなのか?」

「ち、違うよ!女の子一人でだなんて物騒だなって…」

 僕の正直な弁明にも三人はニヤニヤとした顔で対応してきた。ぶん殴ってやろうか

 

〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜

 

 ミートマーク式の暗号メールで苦労から合流地点エルニドにて待つと連絡があった。良かった、エージェント苦労は無事みたい。…にしても視線を感じる…

「じー…」

「モニー…」モニ-…

 バレてないつもりなのか、顔半分だけ出したピンク髪の女の子と金髪の女の人がこちらをガン見してる。なんなんだろう…

「きゃっ!?」

「おっと。済まないな嬢ちゃん。船酔いで少しふらついてな」

 そんな考え事をしていると男の人がぶつかってきた。

「あぁ、いえ、驚いただけですので」

「悪いね」

 男の人はそのまま歩いて去っていくが、さっきの金髪の女の人が急に飛び出してきた。

「モニー!!この私の目は誤魔化せないモニ!!」モニィ‼︎

「なんだ!?」

 すると、女の人は手を貫手にすると男の人に思い切り手刀を叩き込み、男の人をぶっ倒してしまった。

「え、え?」

 更に女の人はガサガサと男の人の懐を弄っている。強盗…!?こんな、白昼堂々!?

「あったモニ!はいこれ、スられた財布モニ」モニーン

 女の人が取り出したのは可愛らしい財布…ん?

「あれ?私の財布!?」

 ポケットに入れていたはずの財布が無い。と言うことは…

「窃盗犯の顔、記録」

 どうやら男の人はスリで、女の人は私がスられたのに気が付いて取り返してくれたようだ。…にしてはかなり暴力的だったけど。

「おーい、船の警備員さんを呼んで来たよ」

「やあ君、驚かせて済まなかったね。恐らくこの男は一人でいる女の子なら隙があると思って狙ったんだろう。」

「あ、はい。ありがとうございます。」

 なんと言うか、キャラが濃い人達だなぁ…。でもおかげで財布は無事だったし、ちゃんとお礼を言わないと。

「あの、ありがとうございました。何かお礼を…」

「お礼?いやいやそんなのは必要ないさ。なぁモニカ?」

 金髪の男の人はそう言っているが、金髪の女の人…恐らくモニカと言う人はモニモニと唸っていた。…モニって何?

「モニィ…貴女は一人でエルニドに向かってるモニ?」モニ〜?

「え、はい。エルニドで人と落ち合う予定で…」

「…なら!お礼としてエルニドまでは私達と一緒に過ごして欲しいモニ!旅は道連れ世は情け、ここで会ったが100年目モニ!」モニ‼︎

「いや、最後のはなんか違うような…」

 でも、私のような小娘が一人で旅なんて怪しすぎる。ピンク髪の女の子は幸い私と近い年齢そうなのでこの人たちと一緒にいれば怪しまれにくいかも

「そんなのがお礼になるなら是非」

 

 だけど、この回答は安直だったとこの後の私は思い知ることになる。

 

〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜

 

 ようやくエルニドに着いた。…疲れたな、なんか、どっと…

「あの…みなさん、ありがとうございました。その、えっと、おかげで、無事…エルニドに着きました…」

 ライブラと名乗った彼女も心なしかげっそりしている。部屋の違う僕らと違って女の子ということで同部屋になった彼女は恐らくあの後も…下手したら徹夜でモニカとアーニャの相手をしていたのかもしれない。

「いやー!楽しかったモニ!」モニ‼︎

「ライブラの水着、記録」

 あー…なんか察したな…。恐らくモニカやアーニャの持ち込んだ大量の水着を着せ替え人形の様に取っ替え引っ替えさせられたに違いない。可哀想に。

「そういえばライブラはこの後人と落ち合うんだよね?」

「あ、はい。そうです、スザクさん」

 こちらを見てくるライブラの目元はよく見るとなんとなく隈になっている気がした。あー…これは多分寝てないな。

「あ、でも少し事情があって遅れると言っていたのでしばらくここで待っていようかと思います」

 うーん、寝不足の中太陽の下で待機…それは少し危険だ。睡眠不足の状態ではいつもより体力が落ちているから熱中症などのリスクがある。

「女の子一人でこんな外に待機なんて危ないモニ!私たちと一緒に来るのが良いモニ!」モニ!

 そう言うが早いかモニカはライブラに抱きついていた。

「えぇ…」

 早くも嫌がられてるよモニカ…。でも、その提案は一理はある。

「ライブラ、どうだろう。僕らも用事があるからずっといるわけじゃないけど、僕らの使うコテージなら日陰もあるだろうし、座って待てると思うんだ。」

「…そう言うことなら」

 …あれ、そういえば港からコテージまではどうやって向かえば良いんだろう?迎えとか無いのかな

「おーいスザク!迎えの車があったぞ!」

 あぁ、良かった。ちゃんとあったのか。そうそう、車輪が二つに年季の入った木材製のボディ、フレームはステンレスかな?軽くて丈夫で良いね、持ち手もしっかりしてて…

「ってこれリアカーモニ!?」モニーン⁉︎

「えっと、あの」

 誰の悪ふざけか知らないが、ライブラはこのノリについていけてないよどうしてくれるの。そもそもこれが本当に迎え(?)の車なのかすら疑問である。

「あ、ノネットの筆跡」

 アーニャの見つけた紙にはノネットさんの筆跡で『スザク!これもトレーニングだと思って全力で取り組みな!』と書いてあった。正気ですか…!?…いや、僕は『鍛え』なくちゃいけないんだ…それならこれくらい!

「みんな、早く乗るんだ」

「おう、任せたぞスザク!」「リアカーからの眺め、記録」「あの、皆さんっていつもこうなんですか…?」「なんでこうなるモニ〜!?」モニ

 

〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜

 

 オデュッセウス殿下はノネットとドロテアに向かわせた。あの二人ならば大丈夫だろう。

「ふむ、これも止められますか、流石は帝国最強の騎士」

「いや、お前の太刀筋も良くなっている。私もうかうかしていられないな。」

 ルキアーノのナイフを手刀で弾きつつ距離を取る。人殺しの天才とも言われるだけあってルキアーノのナイフ捌きは見事な物だ。皇帝陛下直々に鍛えられたエクスカリバーたる私でなければ相手をするのは中々厳しい物であるだろう。

「おや、枢木達が来たようですね。手合わせありがとうございました、ヴァルトシュタイン卿」

「うむ。これからも鍛錬を怠らず共に強くなろうぞ」

 民間船を用いてエルニドに来たためか、枢木達は私服だった。枢木にジノ、アーニャにモニカ、それと…?………!?あれはライラ様!?

「…?ヴァルトシュタイン卿、あの娘が何か…?」

 む、いかん…顔に出てしまっていたか。

「お待たせしました、ヴァルトシュタイン卿。…あ、彼女はエルニドに向かう途中でたまたま一緒になったライブラと言います。人に落ち合う予定との事で、相手方が来るまでこのコテージで保護していただきたいと…」

 …枢木、知らずにお連れしてきたのか…。だが、これはお手柄と言って良いな。

「ふむ、確かに非力な女一人で待ち合わせとは危険だな。良いですよね、ヴァルトシュタイン卿?」

 ルキアーノも気付いていない、と。まぁ…ガブリエラ様の代わりにエリア13を任されていた期間も短かったからな、仕方ないか。

「でかしたぞ枢木。恐らく今回我々ナイトオブラウンズが召集されたのはこのお方…ライラ・ラ・ブリタニア様を保護するためであろう」

「…気付いていたのですね、ビスマルク」

 やはり、か。

「モニ…つまりアーニャと私は皇女殿下に…モ,モニ…!」モニ…!

「私は無実。全部モニカが悪い」

「モニ!?」モニ⁉︎

 モニカか何やら無礼を働いたようだな…。心なしかげっそりしてるような気がするのはそのせいか…。

「立ち話もなんですのでまずはコテージ内へどうぞ」

「そうですね…なんと言うか、うん。疲れました」

 

〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜

 

 ライブラ…いや、ライラ殿下…年齢的にはナナリーと同じくらいだろう。彼女はルルーシュの殺したクロヴィス殿下の妹…であり、ブリタニアも関与するとある組織に狙われている身らしく、ブリタニアを信用していないと言っていた。攫われた上に人体実験までされていたらしい。…そういえば毒ガスだなんて偽られて女の人がカプセルに閉じ込められていたっけ。

「ふむ、ヴァルトシュタイン卿はライラ殿下を我々で保護すると言っていたが、殿下の言う通りならば保護した後にその組織に引き渡されてしまうかもしれないな」

 ブラッドリー卿の言う通りだ。それに今現在彼女がブリタニアではない他の組織の人間と落ち合う予定なのだからそれまでの一時的保護とし、皇帝陛下には1年前に死亡したと言うのは捏造で生きている事だけ報告すべきだろう。

「ルッキーの言う通りモニ〜!ライラ殿下の事は落ち合う予定の人に任せるべきモニ〜!」モニ!

「ルッキーさん、モニカさん…」

「おい待てモニカ。なんだそのあだ名はやめろ!」

 その時、オデュッセウス殿下とノネットさんとドロテアさんが入ってきた。

「やぁやぁライラ。久し振りだね」

「オデュッセウスお兄様…」

「ビスマルク、父上からはラウンズはエルニドにて英気を養えとしか伝えられていないよ。」

 つまり、ライラ殿下の事はあくまで偶然だったようだ。

「やったー!そうと決まれば水着に着替えてバカンスモニィ!!アーニャ!ライラ様!行くモニ〜!!」モニ!!

「えっちょっ」

「こうなったらモニカは止められない。諦めて」

「えぇ…」

 言うが早いか、モニカはアーニャとライラ様を連れてすっ飛んで行った。不敬罪で首が飛ばなきゃ良いけど…

「では私も水着に着替えるとするか、枢木卿…ビーチバレーで対決などどうかな」

「あ、はい。よろこんで!」

「ならば私はルキアーノと組もう。ジノ、お前は枢木と組め」

 ヴァルトシュタイン卿とブラッドリー卿が相手か、負けられないな…!

「…私達も着替えるか、ノネット」

「そうだね。せっかくのバカンスだ。楽しまないと損ってもんさ」

「はっはっは、ナイトオブラウンズが南国のビーチで水着でバカンスか、華やかで良いね」

 

〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜

 

「ドロテア」

「…」

「なぁ、ドロテア」

「…」

 無言だ。ドロテアはものすごい形相でビーチバレーに興じる男達の筋肉を睨み付けている。ダメだなこりゃ

「あの、本当に良かったんでしょうか」

「気にする事はないよライラ。父上には私から言っておくよ。…可愛い妹が元気に暮らすのが一番だからね」

 私たちはパラソルの下でドリンクを飲みながらまったりと過ごしている。ルキアーノは『私はトス上げの天才』と自称するだけあり、無理な体勢からでもかなりの精度で安定したトスを上げていた。ビスマルクの奴は『皇帝陛下直々に鍛えていただいたスパイク、受けよエクスカリバー!』などと必殺技を叫んで戦う子供のようにはしゃぎ、ジノと枢木は互いの仲の良さから来るコンビネーションで対応していた。中々見応えがあるじゃないか。ライラ様はモニカの魔の手から脱出したため、現在モニカの相手はアーニャ一人で対応している。と言ってもどう言うわけかモニカは砂浜に横になりその上に砂を覆い被せられ身動きが取れないでいるようだ。何やってんだか

 

「これで決める!行くぞジノ!!」「あぁ!任せろスザク!!」「構えろルキアーノ!来るぞ!!」「ベラルーシでの借り!返させてもらうぞ枢木!!」

 

 男四人がなんか熱くなっている。やれやれ…

「…ッ!ノネット、見ろT4だ!ナイトメアを輸送している!」

 さっきまで無言で筋肉を眺めていたドロテアが急に立ち上がり指を指す。確かにナイトメアを輸送しているようだが、見覚えのないカラーリングのサザーランドだね

「…ライラ様のお迎え…って訳じゃ無さそうだね」

 迎えかとライラ様を見てみれば震えているのがわかる。となれば攫ってたりする連中って事らしい。

「そこのアンタ!すぐに出せるナイトメアはあるかい!」

「は!我々警備隊のナイトメアならばすぐに出撃可能ですが」

「なら貸してもらうよ!せっかくのバカンスをブチ壊されたんだ。キッチリお仕置きしてやらないとね。」

「やはり迎撃か、私も同行する」

 ドロテアと私はサザーランドに乗り込む。

『モニー!アーニャ酷いモニ!!私を置いていかないで欲しいモニー!!』モニ‼︎

「ドロテア!足元に気を付けな、モニカが埋まってるからね」

『何をしてるんだあいつは…?』

 全く同感だ。

『目標以外の生死は問わないとのお達しだ!やれ!』

「させないよ!」

 ビーチバレーのポールを抜き取り、相手のサザーランドに向かって思い切り投擲してやった

『何!?』

「ドロテア!」

『わかっている』

 ドロテアは渡しておいたアサルトライフルと元々携行しているものとの2丁により敵のナイトメアを次々と撃破していく

『モニ〜!海からもナイトメアモニ!!』モニ‼︎

 未だ埋まっているモニカの声を聞き振り返ると、ポートマンⅡが浮上してきていた。サザーランドだけじゃなくて水陸両用ナイトメアまで持ってるとはね…

「こっちは任せなドロテア!」

 スタントンファを構えて突撃する。いつもは大型ランスで戦う私だが、別に獲物がなきゃ戦えないって訳じゃない。ナイトオブラウンズの名は伊達じゃないのさ!

 

〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜

 

 私の端末に連絡が届いた。『今のうちにその場を離れて合流せよ』とあるけれど、すぐそばにはオデュッセウスお兄様やお兄様を守るラウンズの人達がいる。今離れても後をつけられてしまうような…

「…ふむ、どうやらお迎えが来たようだねライラ。ここは私達に任せて行きなさい」

「え、でも」

「ナイトオブラウンズの諸君にオデュッセウス・ウ・ブリタニアとして命じる。ライラの後は決してつけないように。しっかりと私の護衛をしてくれたまえ」

「「「「「イエス・ユア・ハイネス!」」」」」

 そう言うとスザクさん達ラウンズの人達とオデュッセウスお兄様はこちらに背を向けた。

「皆さん、ありがとうございました」

「ライラ様、お元気で!」「無事合流できると良いですね!」「一緒に撮った自撮り大切にする。」「フン…」「ルキアーノ、お前泣いてるのか…?」

 私がその場から去る際に再度オデュッセウスお兄様から声がかかった。

「本当に困ったら私を頼ると良い。…頼りない兄だとは思うけど、まぁ…腹違いとはいえ、私は実の兄だからね!」

 

 こうして私は苦労と無事合流し、エルニドを後にした。

 

 

〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜

 

 苦労の奴から応援を頼まれたが、俺の手助けは不要だったようだ。プルートーンの奴らが現れたが、ラウンズがサザーランドに乗り込み直々に叩きのめしていた。プルートーンのサザーランドは見た目はサザーランドだが、OSなど内部面でカスタムがされているので通常のサザーランドよりも高性能なはずだが流石はラウンズと言ったところか。それもコクピットを直接攻撃してパイロットを殺害するのではなく無力化しただけと言うのが実力の差を知らしめていた。

 まぁ、プルートーンの奴らは情報を漏らさないために自爆したんだが…。俺は一応事後処理としてエルニドのビーチの確認をしている。直接この場に苦労が来た訳じゃないからミートマークの痕跡はないはずだが。…ん?何か聞こえるな

「モニー!!!誰か!!誰か助けて欲しいモニ!!!」モニィ!!

 …モニ…?この特徴的な変な語尾は…モニカ・クルシェフスキー…!?

 

「そ、そこに誰か居るモニ!?この砂、滅茶苦茶固められてて抜け出せ無いモニ!!助け出して欲しいモニ!!」モニ〜〜〜‼︎

 




待望の水着回なのに水着の描写は0という詐欺。

意見が対立しないため各々バカンスを楽しむラウンズ。

本作では触れてない話ですけど、モニカも一応シャルルの娘なのでライラとモニカは腹違いの姉妹…妹に抱きつく姉ですか、良いですね(尚、嫌がる妹)

…この女、本作だと腹違いの弟の乳首さすって喜んでる姉に…?ヤバい人だ…

本作では僧帽筋のオズ…じゃなかった、双貌のオズシナリオはやってませんが、一応本編の裏では起こっていると言う事になっているのでモニカとオズは面識がある(って事で良いんですよね…?)
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