ゼロ国外追放後 第二次トウキョウ決戦前
です。具体的にいつってのはないです
かつて日本と呼ばれたこの地は今はエリア11と呼ばれている。
神聖ブリタニア帝国の領地として、本国から派遣された総督によって管理されるのだ。
僕はその総督補佐。日本人でありながらラウンズになり、支配者側となった僕のことを裏切り者と思う人は多い。でも、僕には関係なかった。僕にはなすべきことがあるのだから。
今日も僕は総督の命を受けエリア11内を奔走していた。今日はハコダテ租界だ。多忙な総督に代わり、僕はランスロットの機動力を活かして各地へと飛び回るのだ。ゼロが国外追放処分になったと言っても抵抗運動が全くなくなった訳では無い。寧ろゼロの仲間にならなかったテロリストというのはゼロよりもより卑劣な手を使う。民間人を平気で巻き込むのは当たり前だ。だから僕がいる。ランスロットの圧倒的な機動力で相手が何かをする前に捩じ伏せるのだ。
「降伏してください!今なら総督の寛大な慈悲により死刑だけは免れます!」
『ブリタニアの言うことなんか信じられるか!やっちまえ!』
グラスゴーやガンルゥ等の世代遅れのナイトメアで暴れるテロリストをランスロットのパンチで捩じ伏せる。捕らえられた彼らはきっと処刑されるのだろう。
撲殺で。
「総督、鎮圧は終わりました。これよりトウキョウ租界に帰還します。」
『待って下さいスザク。帰る前に別の任務を与えます。』
「は!なんなりとお申し付け下さい。」
こうして僕はナナリーから新たな命令を受けた。
目的地に到着し、ランスロットを着陸させる。ランスロットを降り、扉を開ける。用事を済ませたら最寄りの基地でランスロットの補給を行い、再びトウキョウ租界を目指す。
「総督、ただいま戻りました。」
「おかえりなさい。随分遅かったですね、スザク」
「申し訳ありません」
結構飛ばして来たつもりだったんだけどな…
「それで?例のものは?」
僕は鞄から頼まれていたものを取り出し、ナナリーに手渡す。
「ハコダテ租界限定のメロンプリンです。」
「ご苦労様でした。…?用がないならもう下がっていいですよ。」
「あ、よろしければこちらも」
僕は鞄から飲み物等を取り出し手渡す。
「こちらは?」
「同じくハコダテ租界限定のメロン牛乳です。飲み物も必要かと思いまして。あとはその店の人気商品などをいくつか」
「ふーん。そうですか、気が利きますね」
「いえ…それでは失礼します」
ナナリーは皇族としてしっかりと責任感を持って総督の仕事をこなしているのがよく分かる。その証拠にナナリーは最近僕をさん付けしない。きっとこれは僕が部下だからだろう、上下関係をはっきりさせるのは大事な事だからね。それに各地の限定品の食べ物を僕に買わせるのもエリア11の各地の名産品を知る事で政策などに反映するために違いない。やっぱりあのルルーシュの妹だ、僕なんかとは頭の出来が違う。
総督の部屋を出るときにミスローマイヤとすれ違った。
…。
少し悪い気もしたけれど、扉に耳を当て中の様子を伺ってみる事にした。総督補佐として総督と他の人の人間関係を調べるのも仕事のうちのはずだ。
『あっ!ローマイヤさん、ちょうどよかった。よかったらスイーツ一緒に食べませんか?』
『私などがご一緒に…よろしいのでしょうか?』
『えぇ、よろしいのです!
『ではお言葉に甘えて…あ、甘く…てでもさっぱりしてて美味しいですね』
『まぁ!そちらの味も一口いただいてもいいですか?私のも一口差し上げますので!』
『えぇ、もちろんです』
『あーん…』
『あ、はい、あーん…』
『うーん!美味しいです!』
…。
今日は…ユフィのところに行って鍛錬でもしようかな…!
「ラプラスの悪魔」さんからのリクエスト、パシリのスザクが題材のお話です。シリーズ化はしません。
ナナリーとローマイヤさんの仲が良いのも世界が筋肉で歪められたせいなんだ…!
ちょっと作者、初期の感想返しを見返してたんですけど
「流石になんかこう、鍛え抜かれた身体でできそうなことからあまり逸脱させたくはないと思ってます。」
とかほざいてますね?逸脱しまくってるな???
しかも「たまにこういう外部ネタも良いかなって」って感想返してますけど、もはや外部ネタだらけだよ()