ようこそスタンド使いのいる教室へ   作:球磨川善吉

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処女作です。
拙いところ、間違いがたくさんあると思うので、温かい目で見てもらえると幸いです。
是非、アドバイスをくださいm(_ _)m
それと、高専生なので、あまり更新できないと思います……
それでは、本編へ!


物語の始まり

 

 

 

 

 

 

「こ…こ……は?」

 

 

突然だが考えてみてほしい。

目を開けると、真っ白な空間にいたなら皆はどうする?

辺りを注意深く見回す?それとも、大声で助けを呼ぶ?

 

「誰かー! いませんかーー?」

 

 

じゃあ、辺りを見回しても、真っ白な空間がずっと続いている場合や声を出しても誰も返事をしない場合はどうすればいい?

 

 

人間って、突拍子のないことに遭遇しても、意外と冷静なもんなんだな。

まあ、驚きのあまり、現実を受け止められないだけかもしれないが……

何故か、さっきから、体がフワフワしてて軽いな……

先が見えないくらい広い真っ白い空間… 体の軽さ…

もしかして、夢の中なのか…?

 

うーん……とりあえず、進んでみるか……

 

『ちょっと待って!』

 

いきなり、後ろから、可愛らしい女性の声が聞こえてきた。

驚きながらも、振り返ってみると…

そこには緑色の髪の女性が立っていた

身長は…160cmくらいだろうか…

俺よりは低いな…

 

「はい?何ですか?」

 

「私は、女神ユリシロと申します。

 貴方様には、異世界転生をしてもらいたく、この場にきてもらいました」

 

「異世界転生?

 なんで俺なんですか?」

 

 

アニメで見てて、

(俺もしたいなあ…)

なんて思ってたけど、本当にあるとは…

内心、超うれしいが…

こういう異世界転生物には、大抵、主人公が事故で死んでたりするからな……

俺はここに来る前の直前の記憶を全く覚えていない。

喜ぶのはその疑問を解決してからだ。

 

 

「実は、不幸にも貴方様は、死んでしまったのです」

 

「死因は、崩壊したビルの瓦礫の下に埋もれたことによる圧死です…」

 

マジか…

この予想は当たってほしくなかったんだけどな…

それにしても、記憶がないのは幸いだな…

ビルの瓦礫に埋もれて圧死とか想像するだけでも痛すぎる。

前世でやり残したこと…

高校入学したばっかだったんだけどなあ…

受験勉強の間、貯め込んでたアニメを消化しようとおもったのに。

人生もこれからっていうところだったのに…

 

「でも、僕以外にもビルの瓦礫の圧死で死んだり、

 ほかの原因で死んでしまう人もいますよね?何で僕なんですか?」

 

 

「それは、異世界転生は限られた人しかできないからです。

 人には、それぞれ魂の強度があり、人にはそれが知覚できません。私は

 現世の魂を死後の世界…いわゆる冥界へと中継する役割を担っています」

 

「ふーん…冥界…そんなものがあるんですね」

 

 

「肝心の貴方様を、転生させる理由は…」

 

「私が退屈だからです」

 

 

 

「は?

 

可愛いからって油断してたけど、ナニイッテンダコイツ。

 

 

「毎日、毎日、冥界へ魂を運ぶばかり……

 私は、新しいことも面白いことも何もない味気ない日々を送ってきました」

 

「そんな中、私の唯一の楽しみが、魂の記憶を盗み見ることでした…

 まあ…見れるのは、その魂が生前強く思っていたもの限定ですがね」

 

 

 

「つい最近ですかね…

 とあるライトノベルについての記憶が多くなったのは……」

 

「その本の名前は『ようこそ実力至上主義の教室へ』」

 

「貴方様も自分が好きな作品でIFの世界を想像したことがありますよね?

 私は、貴方を転生させて、この目でよう実の世界を見たいのです!」

 

 

ようこそ実力至上主義の教室へ。通称「よう実」

アニメ好きやライトノベル好きの人なら、一度は耳にしている人も多いんじゃないだろうか?

600万部以上の売り上げを誇り、小説は20巻以上続いていて、生前の頃は2期のアニメが放送される数日前だった。

小説は2年生編の7巻、生前の頃の最新刊まで全部買うほどファンだった。

その世界に俺は転生するのか? 勉強はあまり得意じゃなかったし、

高校に入る前は、少し体力に自信があったけど、今じゃ全く走ってないし……

卓越した才能もない。

お先真っ暗じゃん。そもそも、よう実の学校って、退学になることも珍しくないよな。

退学… うっ……… 頭が…

 

「よう実の世界に転生するって言っても、僕の才能じゃ、到底よう実の高度育成高校には入れませんよ」

 

「それは、心配しないでください。女神パワーで絶対に入学させてみせます!」

 

「それに、今なら、特典もお付けしますよ」

 

「どんな特典をつけてくれるんですか?」

 

「う~ん…『ジョジョ』のスタンド能力をつけると言うのはどうでしょう?」

 

スタンドか…僕がスタンドを手に入れたら、どんな能力になるんだろう?

時を止めたり、炎を纏ったり…考えただけでもワクワクする。

 

 

「是非、それでお願いします!」

 

「分かりました。では、早速転生してもらいます!」

 

 

「えっ。ちょっと心の準備が…」

 

「では、よい異世界ライフを!」

 

その瞬間、白一色だった、俺の下の地面のタイルが崩れ落ちて奈落に落ちていく。

見上げると、ユリシロが手を口に添えて、メガホンのようにしていた。

何か、伝えたいことでもあるのだろうか?

旅立つ俺に対しての、激励の言葉でもあるのだろうか?

でも、さっきそれは言ったよな?

一体何が言いたいんだ?

何かイヤナヨカンガスル。

 

「一つ、言い忘れていましたけどー!もしも、退学したらー、死んでもらいますよー!

 ただでさえ、死んだ魂を異世界に送り込むだけでー、規約違反なのにー、特典までつけたことがばれたらー、

 私、死んじゃいまーす!それとー、白熱したストーリーを見るためにー卒業にー、Aクラスになってくださーいー、用済みになったらー、覚悟しといてくださいねー!」

 

「それを、先に言えー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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