ガラガラ
「よーし授業始めるぞー日直ー」
キリツキヨツケレイ
授業が始まる前の毎日行う挨拶
正直2年弱やってると適当になってしまう
「えー今日の朝のホームルームで担任の先生に
言われてると思いますが、今日はテスト返却です。
赤点を取った生徒はこの教室で追試です。
さてテスト返して行くぞー」
一人一人名前を呼ばれていく
「天音ー」「如月ー」「松野ー」etc.....
ハーイ ハイ! ウース
「健太、お前何点だったよ??
俺は86点!勉強してよかったわぁ」
「…ないんだ」
「え?なに??」
「俺…呼ばれてないんだ…」
「まじ?」
「まじ」
すると先生が
「あっ、そうだ…今回のテスト
名前記入されていない生徒がいたので
自分だと思う者は後で職員室まで来なさい」
と、先生が俺にバッチリ目を合わせて言っていた…
「どうして…」
「どうして…」
そうつぶやくと同じタイミングで
俺の斜め後ろの女の子も呟いていた
「赤点…取っちゃった…どうしよう…」
「んー取っちゃった物はしょうがないから
追試1発で合格して部活に速攻もどるしかないね」
如月と天音が2人で今後の対策を話していた
キーンコーンカーンコーン
授業終わりの予鈴がなる
キリツキヨツケレイ
アリガトウゴサイマシター
「今日もこれで終わり…
あとは帰るだけ…って帰れないんだった…」
遅刻とテストの件で職員室の後生徒指導室までも
行かなければならなかった
「弘樹ーごめん!
今日カラオケ行けねぇーわ…」
「まぁ!しょうがねーよ!
また次行こうぜ!!!俺帰るわっ!お疲れ!」
「おうまた明日なー」
と見送ってたら天音しずくの方へ向かっていった
「あっ、忘れてたあいつら付き合ってたな…」
彼女持ちはいいですね〜なんて思いながら
教室を後にし職員室に向かう…
「はぁ憂鬱…」
声に出ていたらしい…
それを聞かれていたのか後ろから声をかけられる
「川上くん!どこ行くの???」
「職員室だよ、呼ばれてんの」
「それ終わったらすぐ教室に戻ってきて!!
頼みたい事があるから!!!お願いね!!!」
と言って自転車顔負けの速度で走っていった
うん、如月だ
(説教だから何時間かかるかわからんぞ…)
なんて思いながら職員室のドアをノックした
ガラガラ
「失礼します」
「おぉ、来たか。まとめて話すから
生徒指導室行くぞ。」
「はい。」
生徒指導室に到着し、話し始める
その話は小一時間かかっていたであろう…
「はい。すみませんでした。以後気をつけます。
それでは失礼します。」
長い話がようやく終わり
ふと先程言われた事を思い出す
(あっ、俺如月に呼ばれてたんだ…)
俺は少し急ぎ足で教室へと向かった。
そこには…
見るからにどんよりしたオーラを放つ
如月がいた。
「如月…悪い遅れた…」
「川上くん…マジで遅い…
追試…多分また赤点取っちゃったよ…」
「いやそれと俺にどんな関係があるんだよ…
俺は指導されてたから後日追試だし…
そもそもお前天音に勉強教えて貰って…」
と、ふと思い出す
(あ、天音 弘樹と帰ったわ…)
「お前もしかしてノー勉?」
「うん、しずくちゃん教えてくれるって
言ってたのに帰っちゃうんだもん…
それで考えて同じ内容の追試受けるし
川上くんに教えてもらおうかなと思って…」
「同じ追試して先に受けたやつに
問題聞いたらカンニングになるだろ…
それよりそう言う事は先に話せ…
聞いてたらノートでも貸してやったのに…」
「ううう…多分赤点取っちゃったから来週の
追試まで部活禁止になっちゃうだろうし、
来週は必ず回避しなきゃ…」
如月は不安そうな顔をして俯いているが
俺には何も出来ないな…と帰ろうとすると
「川上くん…私に勉強教えてくれない…?」
「今…なんて言った?
俺に勉強を教えろと言ったかね?」
「うん。」
「嫌だ」
「なんで…?」
「バカが移る」
「えっ、酷い…」
「はぁ…冗談だよ…
その代わりしっかり勉強見てやるから
覚えろよ???」
「うん!!!ありがとう!!!川上くん!!!
今日って予定ある?無いなら勉強見てほしいなぁ…」
早速か…と思いながら軽く頷き
何処で勉強するかを聞くと…
「私の家!!!」
「なんっだとっ…」
初の女の子の家に招かれ
困惑しつつ如月の家に向かう
如月がそろそろ家だよーと声を出したから
顔をあげると…
「嘘だろ…」
そこには自分が住んでる団地が見えた…
「ここの3階!!行こっ!」
「ちょっと待て」
「ん??どうしたの??」
首を傾けこっちを見てくる
「ここ…俺の家…ここの2階…」
「えっ!?嘘っ!?」
衝撃の事実に2人ともポカーンとしていたのだった
まだまだ続きますが
諸事情により投稿できなくなります。
すみません。