早朝
良二「(始発の新幹線とかいつぶりだろうか…)」
と新幹線のグリーン席に座り思う
時はすぎ
良二「ふぁぁねみぃ」
と駅郊外で欠伸をする
良二「(電話するか)」
とスマホを取り出し電話を開ける
良二「もしもし、駅に着いたよ」
綾「わかった、もうすぐで着くよ」
と言ってあると白の軽自動車が前に止まる
綾「ほら、乗って」
良二「ああ」
と車に乗る
良二「あの子たちとは?」
綾「家で合わせるか店で合わせるか悩んでるの」
良二「家で良いんじゃない?」
綾「そうよね…」
良二「はあ…片付けか…」
綾「うっ、悪かったわね…」
良二「そこの、ダイソーに寄れ」
綾「わかったわ」
と近くのダイソーによる
綾宅
良二「やっぱりな…」
と物が散乱したリビングを見て言う
綾「…」
30分後
良二「ほーら、綺麗なった」
綾「久しぶりに床見たいわ…」
良二「その発言はどうかと思うぞ」
ぶーぶー
と綾のスマホがなる
綾「仕事のかな?」
と電話を取る
綾「うん、うん、わかった、気をつけてね、バイバーイ」
と電話を切る
良二「誰から?」
綾「亜由美から、あと10分で家に着くって」
良二「拓哉は?」
綾「拓哉は多分15時頃だと思う」
良二「先に亜由美とか…和解できるかなぁ」
綾「あの子はそうでも無いのよ?」
良二「そうなのか、でも心配ではあるな、飲み物あるか?」
綾「モンエナとコーラ、どっちが良い?」
良二「来客の事を考えとけよ…コーラで」
綾「この家に来る人って、郵便ぐらいだもん」
と冷蔵庫からコーラを取り出す
と少し談笑をする
ピーンポーンと呼び鈴がなり
綾「はーい」
と出る
亜由美「ただいまー」
綾「おかえり、来客が来てるわ」
亜由美「え?誰?」
綾「行ってみなさい」
亜由美「わかってるよぉ」
とリビングのドアを開ける
亜由美「お父さん?」
良二「久しぶり、元気してた?」
亜由美「出て行ったのに、なに今更…」
綾「出て行ったわけじゃ無いよ」
亜由美「でも、拓哉が喧嘩して出て行ったって…」
綾「別に喧嘩もしてないわよ、離婚したのは良二が前線に出るって言うから私が離婚させただけ、養育費も貯金できるぐらいには送ってくれてるしね」
亜由美「でも、母さんお金に困ってるって…」
綾「あれは私の趣味の話よ、養育費は私腹を肥やすものじゃ無いのよ?」
良二「あれ?渡してるうちの1割は使っても良いって言ったと思うけど…」
綾「最初の4ヶ月ぐらいは使ってたけど罪悪感が…だから趣味は仕事で稼いだお金でやってたのよ」
良二「綾なら喜んで使うだろうなぁと思ったのに」
綾「でもその1割は全部貯金に回してるわよ」
良二「ってことは1400万ぐらいか」
亜由美「え?…お父さんいくらぐらい渡してたの?」
良二「一応100万程度は渡してるよ、どうせ手元にあっても使えなかったしな」
綾「ほんと、おかしいわよ」
亜由美「お父さんは…どんぐらい給料貰ってたの?」
良二「んー150ぐらいかな?上の人が一応家族手当で送金してくれてたから、手元には50万ちょっとしか残らないけど使わないからな」
亜由美「何の仕事だっけ…」
良二「軍人、去年退役して、今はIT関係でゆっくりやってる」
綾「へぇーIT関係なんだ」
亜由美「働いてるってことは今の生活が厳しいんじゃ…」
良二「いやぁ、働いてないとなんか嫌でね、天下り先の警備会社とかお薦めされたけど、別に同じような職に就きたいわけでも無かったからIT関係を選んだんだよ」
綾「今も鍛えてるくせに?」
良二「鍛えてるわけじゃないよ、単なる日常さ」
亜由美「てことは…私と拓哉の大学の費用はパパが出してるってこと?」
良二「だな、退職する前の時点で84000万はあったからな」
亜由美「うそ…」
良二「退役金も含め得れば大体約3億ぐらい、退職金と総理大臣特別云々ってので1億5000万貰ったからね」
亜由美「さ、3億…」
綾「驚きよねぇ…貴方達が嫌ってた人が今じゃ十分なお金持ってるなんてね」
良二「亜由美、目を見ろ、今俺のことをどう思ってる?お前の母さんを捨てた奴か?それでも母さんを裏で支えた、黒の人間か?それとも父親か?」
と訴えると亜由美は泣き出す
亜由美「ごめんなさい、ごめんなさい…」
良二「亜由美、ごめんな」
と亜由美を撫でる
と十分後
良二「泣き止んだか?」
亜由美「うん…」
綾「なら仲直りにご飯作ってよ」
良二「亜由美、あれがお前の母親だ、よく見ておけ」
と言うと亜由美はクスリと笑う
綾「なによ」
良二「単純に飯作るのめんどいだけだろ」
亜由美「拓哉はどうするの?」
良二「まあ…無理矢理にでも席につかせて話すよ」
亜由美「あの子、柔道部に入ったらしいけど…」
綾「…どうあがいても無理じゃないかしら?」
良二「さあ、どのぐらいの体格があるかにもよるかな」
綾「あの子は中学の頃から柔道だったわね、県大会で準優勝ぐらいよ、大学に入ってからはわからない」
良二「帯は?」
亜由美「確か紅白帯?になって今は73kg以下で頑張ってるみたい…」
良二「うーん…73kg以下か…体重は同じぐらいか」
亜由美「本当に?中年太りとかじゃない?」
良二「それはない」
と力瘤をすると一つの大きな山ができる
亜由美「すごっ」
綾「まだ筋肉あるもんなのね」
良二「昔よりいくらか減ったけど全然あるよ」
綾「今も使うの?」
良二「全く、ちょっと前までは実家の林業やってたから使ってたけど今は全く使わない、精神維持のためにやってるかな」
綾「10年経っても変わらずね、そういえば撃たれたところ大丈夫なの?」
亜由美「え?」
良二「撃たれた時は死んだかと思ったよ」と言いながら服を脱ぐ
綾「くっきり残るもんなのね」
弾痕が残った肩をサラリと触る
亜由美「すご…撃たれた時どんな感じだった?」
良二「んー撃たれた時は痛みは感じなかったね、10分ぐらい部下達と行動してる時に後ろの奴に出血してるって言われて初めて気づいたよ、高貫徹の7.62…まあ力が強すぎて通り過ぎたって感じだね」
綾「過貫通って奴?」
良二「だね、軍医の話だと徹甲弾だったらしく、運良く、臓器を傷つけずに通り過ぎたみたい」
綾「写真撮ってもいい?」とニコニコの笑顔で聞く
良二「いい資料扱いでっか」
綾「そんなこと言わずにさ」とスマホを取り出し写真を撮る
良二「背中の方がひどいよ?」
綾「え?」と言うと良二は背中を見せる
そこには抉られたかのような傷跡が2つある
良二「後ろから襲われてた時についた傷跡だね、セラミックの防弾ベストごとナイフでやられたんだよ」
綾「何?コマンドーみたいなことでもしたの?」
良二「半分正解かも」
綾「にしても、本当ひどい傷ね、痛むの?」
良二「特に痛まないかな」
綾「ふーん、亜由美、これが貴方のお父さんよ」
とパチンと良二の背中を平手で叩く
良二「痛まないからって叩くなよ、痛いんだよ?」
綾「痛まないって言ったじゃない」
良二「それとこれは別だろ」
綾「そうね」
良二「そういえば拓哉の事で知ってる情報ある?」
亜由美「警察官になるとか言ってたよ」
良二「警察かぁ」
綾「知人とか居るの?」
良二「まあ
綾「へぇ、あの子もそんなところ行くのかなぁ…」
良二「AGCはそう簡単になれんよ」
綾「そうなの?」
良二「あそこはSATの優秀な人でさえ通れなかったって話だし」
綾「あなたがいた隊と戦えばどっちが勝つ?」
良二「やる事は魔反対なんだけどなぁ…」
亜由美「そうなの?」
良二「俺らはゲリラコマンド、所謂破壊工作をするような奴らで相手はそれを阻止する対ゲリラコマンド、勝てるかどうかと言われれば勝てるとは思う」
綾「そうなのね…そういえば亜由美は今年卒業よね?」
亜由美「うん」
綾「就職先とかは?」
亜由美「まだまだだよ」
と話していると綾のスマホがまたなる
綾「はい、もしもし、わかったわ」
と電話を切る
綾「拓哉がもうすぐ着くって」
良二「もうすぐか」
綾「もし投げるならお手柔らかにやったてあげてね」
良二「なんで手を出される前提なの」
綾「あの子のなら怒りに任せてくるかも知れないわ…」
良二「はあ…」
綾「警官になるんなら対話する多少は能力ぐらいあるとは思うけどね」
良二「と思うことを願ってるよ」
ピーンポーン
良二「きたな」
綾「出てるくわ」
拓哉「姉ちゃんもう来てるのね」
綾「10分ぐらい前に帰ってきたよ」
リビングのドアを開ける
拓哉「誰?」
綾「まああなたのお父さんよ」
拓哉「…」
良二「久しぶり」
拓哉「ふざけんじゃねぇ!俺達を捨てて置いて、今更出てくるなんてふざけんな!」
と荷物を持ち出てゆく
綾「え?」
亜由美「拓哉!待ちなさい!」
良二「追わんくてええ」
亜由美「でも」
良二「和解するにはだいぶ時間が必要そうだな…再来週からは仕事が本格的に始まるから忙しくなるのにな…」
と言うと静音が訪れる
10分後
それを破るかの如く亜由美のスマホが鳴る
亜由美「もしもし、え?うん…わかった」
電話を切る
良二「なんだった?」
亜由美「明日13時に大学の柔道場に来てほしいって」
良二「はあ…それは流石なぁ」
綾「どうするの?」
良二「行くしかないだろ」
その後食事をし
翌日 大学 柔道場
「あれがお前の親父か?」
拓哉「クソ野郎だよ」
「お前なら勝てそうだな」
拓哉「クソ野郎に負けるわけない」
良二「ここが柔道場と」
亜由美「うん」
綾「こう言うところ初めて来たわ」
と柔道場内に入る
拓哉「クソ親父か来たか」
良二「来いと言われたからそりゃな」
拓哉「俺と柔道をしょう」
良二「柔道なんてこれぽっちもわからんが?」
拓哉「なら喧嘩と行こう」
良二「決闘法違反になるが良いのか?」
拓哉「学長に許可もらってんだよ!」
良二「そうか…」
綾「本当に力加減はしてよね」
耳打ち言う
良二「わかってる、で拓哉ルールは?」
拓哉「先に倒れたの負けだ」
良二「わかった」
柔道場の真ん中にゆく
拓哉「一撃に終わらせてやる」
と腹を一撃殴る
良二「…(思った以上に弱いな)」
拓哉「ふん、耐えるか」
拓哉「これならどうかよ」
飛んでくる拳を握り、足を引っ掛け倒す
拓哉「クソが」
と立ち上がりまた殴ろうとするがそれを握りCQCで押し倒し、腕を握る
良二「警官になりたいんだろ?ならこんな行為ことはやめて、公務員試験の過去問と柔道をやっとけ」
腕を取り顔を畳に押し付け言う
拓哉「くそ、くそ…どうして…」
良二「話は聞いてるさ、でどうする?これ以上やるか?」
拓哉「わかった…」
良二「ならよろしい」
腕握りを後ろに回し畳の外へと押し出す
良二「あ”あ”ぁ、だいぶ鈍ってたなぁ」
綾「そうかしら?」
と話していると柔道場のドアがガラガラガラと勢いよく開く
??「良二ちゃ〜ん、来てるねって聞いたでぇ??」
眼帯をつけた男が入ってくる
良二「おお、吾郎久しぶりだな」
吾郎「久しぶりやなぁ」
良二「その龍が如くの吾郎弁はやめてないんだな」
吾郎「クセになってもぉたんやぁ」
拓哉「ま、真島教授!」
吾郎「おお拓哉かぁ久しぶりやなぁ、どないしたんやぁ?」
拓哉「その、こいつと柔道を…」
吾郎「なんやぁ?やったんかぁ?どアホやなぁ」
拓哉「アホって…」
吾郎「ほんまのこと言ってるだけや、それが悪いか?」
拓哉「…」
吾郎「良二ちゃんはな、ワシの戦友なんや」
拓哉「…」
良二「まあ家を出る前は自衛隊だったけど、出て行ってすぐに変わったしなぁ、やめたと思われてたんかな」
「おい、拓哉負けてんじゃねぇぞ」
大声で聞こえる
吾郎「なんやぁ?負けて悪いんかあ?負けて学ぶそれでええやろ」
「しらねぇよ!負けてる拓哉が悪りぃんだよ!」
吾郎「なんやと?」
良二「なら降りてこいや、俺が相手してやるよ」
吾郎「あの手の輩は本気で潰してやりぃ、責任はワシが取る」
良二「借りを作りそうだな」
吾郎「ワシの方が借りを多く作っとるから気にせんでくれや」
良二「どうだかな」
と畳の上に立つ
「ふん、おっさんに負けるとは卓也も落ちたな」
良二「やるんだろ?」
「やってやるよ」
両者とも畳の上に立ち
良二「お前からどうぞ」
「おっさんが耐えれるかよ」
腹を一撃殴る
吾郎「どうや?良二ちゃん」
良二「まあ対してかなぁ…」
「は?なに言ってんだよ」
吾郎「そないこっちゃ言われてもわからんわ」
良二「要は痛くねぇってことだよ」
腕を掴み背負い投げをする
吾郎「わしもやりたいのぉ」
「クソがふざけんな!」
と前から腹部をクラッチする
良二「正直手加減って変わらん」
腕を解き、逮捕術のように押し倒し、軽く首を押さえつける
「…やめ…」
良二「ほら解放するよ、これで終わりな良いな?」
解放し、吾郎達のところに戻ろうと歩いていると
「ふざけんなこのクソ野郎が!」
後ろから走って殴り掛ろうとする
良二「終わろうって言ったよな」
走ってくる相手を避けて捕まえヘッドロックをかけ首を本格的に閉める
良二「死にたいならこのままで良いが、死にたくないなら多少は抵抗しろよ?」
「クソ、離せ、離せ」
良二「むかーしむかし、あるところに…」
「ちげぇよクソが」
良二「なんだ?まだ始まってすらいないぞ?」
吾郎「やめときや」
良二「わかってる」
と足払いをし頭を掴み地面に叩き落とす
「クソが」
と鼻血を出しなら立ち上がる
吾郎「やめや、やめ」
仲裁に入る
「何で俺がこのおっさんに…」
ガラガラガラとドアが開き
??「あら、ここで喧嘩してるって聞いて混じりにきたんだけどここであってるかしら?」
良二「イエヴァ久しぶりだな、ここには元部下が二人もいたのか…」
イエヴァ「あら、やらかしてたのは良二ちゃんか、お久しぶりね」
良二「喧嘩は…私的には両成敗になるかな」
イエヴァ「両成敗で二人共とやれって?良二に勝てる日本人が何人いるのよ」
良二「浩也とかなら勝てる自信はあんまりないね」
イエヴァ「綾さんもお久しぶりね」
綾「お久しぶりです、エリツィン・イエヴァさん」
イエヴァ「となると、亜由美ちゃんと、噂の拓哉くんね?」
拓哉「あ、あぁ」
亜由美「はい、どうして名前を?」
「クソがもっと殴らせろ!クソが!」
吾郎「そんなやっても退学になるだけや!やめときい」と相手を捕まえながら言う
「なっても良いだから殴らせてくれ!」
イエヴァ「貴方は何でそんなに彼を狙うのかしら?」
「癪に障るんだよ!」
イエヴァ「なら少し待ってちょうだい」
電話を取り出し、部屋の隅にゆく
2分後
イエヴァ「やるのね?」
「当たり前だ!」
イエヴァ「場所をボクシングのリングに移しましょう、それなら良いって学長が言ってるわ」
良二「マジかよ…」
イエヴァ「俺も見るって言ってたわ」
良二「この大学やばいな」
言いながら移動する
ボクシング リング
ザワザワと人がいる中
「青コーナー 田中
龍弥「ぶっ殺してやる!」
勢いよく服を脱ぐ
言うとリングの周りにいる人がざわつく
「赤コーナー 小林 良二」
良二「やりたかねぇ」
とYシャツ一枚で上がる
「レディー、ファイ!」
言うと
「今度こそボコしてやる」
と連続で殴りをかましてくる
良二はそれを右左と華麗に避ける
「避けてばっかじゃ勝てねぞ!」
良二「まあ…なぁ」
避けながら呟く、その後何発かよけ
良二「隙があるな」
アッパーカットを入れる
相手はふらつき、尻餅をつく
良二「流石にあっついわ」
Yシャツのボタンを外し、端に投げる
くるとリング外がざわつき始める
「その傷は…」
良二「ああ?撃たれただけだが、まだやるんだろ?こいよ」
「…」
良二「久しぶりに思う存分ぶん殴られる機会なんてそうそうないから楽しくやらなきゃなぁ」
殴りかかってくるが腹にストレートを一撃叩き込む、相手は端に倒れ込む
良二「早よ立てよ、やるんだろ?なあ、なあ?」
「うう…」
良二「正直、ここまで殴りこたえがないとは思わなかったな…ギブアップ?」
「ああ、ああ…」
良二「何になりたいか目標はあるんか?」
手を差し出す
「は…」
良二「これは
「そう…だな」
良二「もし護身術がやりたいなら、あそこにいるデカいロシア人か眼帯つけた奴に言えば教えてくれるさ、多分な」
「その背中と肩の傷は…」
良二「なあに、ただ大昔に撃たれて怪我をしただけだよ」
「撃たれたって…」
良二「ただの一兵卒の軍人さ」
吾郎「その跡、治さへんのか」
良二「たかがこの怪我のために金出すのもなんやしな」
吾郎「保健も降りるで?」
良二「まあ気が向いたら治すさ」
吾郎「わしゃ、完全に片目失明しとるんや」
良二「と言うか吾郎となんで大学にいるんだ?」
吾郎「建築学を教えにきてるんや」
良二「いつのまにか吹き飛ばす側から建てる側に立ってるのか…なにがあるかわからんな」
吾郎「なんや?知らんのか?」
良二「なにが?」
吾郎「母方の親父は建築学会の会長や、それでわしも一時期は建築を目指しとったんや」
良二「初耳だな、部隊の頭になった時には家を吹き飛ばすのが大好きなヤクザって話だったが」
吾郎「家を吹き飛ばすのは好きやが、ヤクザになった覚えはないぞ」
良二「そうだったか、イエヴァは?」
イエヴァ「私はロシア軍からロシア語教師として派遣されてるだけよ」
良二「なるほど」
綾「そういえばロシア語できるんだっけ?」
亜由美「うそ!」
良二「用語しかわからんよ」
イエヴァ「嘘は良くないわよ、十分できるでしょ?」
良二「多少は出るかもな」
吾郎「始まったのぉ…いつもの押し問答」
綾「そうですねぇ」
吾郎「お前ら飯食うたんか?」
亜由美「私は食べてないです」
拓哉「俺も食べてない」
良二「姉御、吾郎が飯奢ってくれるって」
イエヴァ「よし行こう」
吾郎「なんやお前らええわ奢ったる、その代わりな…なーんも思い浮かばへんからなしや、食おう、良い店を知ってるんや」
良二「いつものだな」
吾郎「わしも歳や、そろそろ退役を考えへんとなぁ」
良二「退役して実家で農業でもやれば?」
吾郎「それもありやな」
次回 D-day