ポケモン世界に転生したと思ったらイリエワニだった件   作:ミミック

1 / 12
第一話 ママとの出会いと別れ

 

 

ピキ…ピキピキ

 

バリっ

 

分厚い壁?のようなものを何とか破ると、真っ暗だった視界が開けた。

ここは何処だ?俺は友達とカラオケに居た筈だぞ…

それなのに何故俺は巨大な湖のほとりにいるんだ?

訳がわからなi

 

 

ズシン

 

 

巨大な地響きだった。

何だ⁉︎何が起きた!

 

すると、さっきの地響きを起こした張本人だろうか、何か巨大な生物が俺を跨いだのを感じた。

(俺を跨いだだと?俺は170cmはあった筈だ、どんだけでかいんだよ!)

 

いや、俺が小さくなってるのか?

そういえばやけに周りの物がでかい。雑草がまるで巨木みたいだ。

あと何故か周りに卵みたいなのが大量に…

 

うんうん考え込んでいると、視界一面に青色が広がった。

 

グルルルルル…

 

‼︎そうだ、こいつもいたんだった。

何者だ?敵か、味方か?

 

よく観察してみると、それは二足歩行のワニのような生物だった。

赤いトサカに筋骨隆々の青い体。そして巨大な口

ん?なんか見たことあるような…

 

 

あれ?これオーダイルじゃね?

 

 

てことは周りの卵は…

ピキピキピキッ

 

予想通り、殻を突き破って出てきたのはそれはそれは可愛いワニノコたちだった。

 

となると、俺も…

自分の体を観察してみる

おそらく四つん這いの体勢、基本は灰色だが、腹は淡い黄色、尻尾にかるオレンジ、黒の斑点…

 

 

あれ?俺だけ違くね?

 

なんか俺だけみんなと違う。あれ?ハブられてる?

そういえば、今オーダイルがワニノコ達を口に入れて運んでるけど、俺だけ入れてもらってない…

 

…これ不味いのでは?

 

俺は人間時代、大のワニ好きだったもんで、自分の種類くらいなら何となくわかる。

 

俺はイリエワニだ。何故か。

 

…どうしよ。

この世界は唯のワニでも生き抜ける世界なのだろうか。

いや、唯のワニじゃない。イリエワニはワニの中でも全長最大7メートル、体重は1.2トンにも及ぶ、世界最大の種で、その噛む力はなんと5309万Paにも及ぶ。

 

これは人の50倍、ライオンの10倍もの数値であり、化け物じみた力をほこっているのが分かる。

 

これらのことから考えると、この世界で生き残るのは…

 

無理無理、絶対無理

 

だって10万ボルトなんか食らったら死んじゃうもん。

無理だよ、無理無理。勝てっこないよ…ん?

 

ピーン!

そこで俺は思いついた。

 

あれ?人になら勝てんじゃね?

 

そうだ、ポケモンの世界でも、人は人、貧弱貧弱!

つまり、お手頃な餌と言える。

 

また、電気タイプ以外にならまだ勝ち目はある。虫タイプなんかは食いたくはないが、余裕で勝てるだろう。

 

よし、俺の方針は決まった。

成長するまでは虫タイプ、成長してからはトレーナーを主食に、生き抜いてやる。

 

すまんな、ここはどの地方か知らんが、生き抜くためだ。

ファン共、許せ。

 

 

こうして、俺のポケモン世界での生活は幕を開けた

 

 

 

 

 

 

 

 




感想、評価、ゲットじゃぞぉ(オーキド風味)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。