内容としましてはデモンベイン×ウルトラマンネクサス×這いよれ!ニャル子さんです。
ただし設定だけ流用が普通にあるのでそこらへんは注意してください。
学園生活と書いておきながら舞台となる学園は出てこないと言うか未定である。
ぼちぼちと赤の主従含めて再開してます。
―――御伽噺をしよう。
とおい、とおい、むかし。
はるか昔のおはなし。
最初の人間が生まれるよりも、さらに昔のかみさまの時代のおはなしです。
かみさまたちは時に争い、時に笑い、概ね平和に暮らしていました。
ですが、冥い冥い星々の向こうから、生まれてから少ししか経っていない幼い地球に、『ぐれーと・おーるど・わん』と呼ばれる悪い神様たちがやってきたのです。
悪い神様たちは海に空に大地に押し寄せて、お城を築き神殿を築き、地球を我が物にしてしまいました。
悪い神様たちは好き勝手に暴れて、地球に生きるみんなを苦しめました。
みんなみんな、泣きました。
地球も、痛い痛いと泣きました。
かみさま達は立ち向かおうとします。この星から出て行けと。勇気を共に力を尽くして。
だけど神様たちはとても強くて、誰もどうすることもできませんでした。
みんなみんな、祈ることしかできませんでした。祈られるべきかみさまも運命に祈るしかなかったのです。
だけど悪い事をしているのは神様なのです。地球のかみさまは手も足も出ません。
――ではいったい、誰に祈ればよいのでしょう?
だけど、みんなの祈りは届きました。
ある日、空が輝きました。
誰もが空を見上げました。
そして、誰もがそれを見ました。
憎しみに燃える空から、血を舐める地球に降り立った、光の巨人。
希望を忘れない人々の頭上に輝く星から降り立った、もう一人の光の巨人。
空を輝かせ、地を照らし、彼らはやってきました。
――善い神様たちが、舞い降りたのです。
善い神様は、荒れ果てた地球を見て、とても怒りました。
そして、悪い神様たちを懲らしめようと、その手に光り輝く剣を執りました。
もう一人の善い神様は諦めていないみんなに力を貸し、共に戦いました。
善い神様たちと悪い神様たちとの戦いが始まりました。
――実のところ、善い神様は、みんなが思っていたような、全知全能の神様ではありませんでした。その時不思議なことが起こす事ができても全知全能ではないのです。
『えるだー・ごっど』が『ぐれーと・おーるど・わん』を懲らしめたなんて、嘘っぱちなのです。
このお話は御伽噺ですが――御伽噺の中でも、嘘は嘘なのです。
宇宙はやっぱり悪い神様しか、いないのです。
だけど祈りは確かに届いたのです。善い神様たちに届いたのです。人々の心の中に小さな灯りが再び燈りました。
悪い神様たちは、やはり強すぎました。善い神様は、何度も何度も、傷つき、倒れました。光の神様も何度も何度も倒れて、力を失いました。
体がボロボロになって
闇に心を蝕まれて、
でも、それでも善い神様は諦めませんでした。そして諦めない限り、光の神様は善い神様を助けました。ちきゅうのみんなもそんな善い神様たちを応援しました。
何度も何度も立ち上がって、涙を堪え、歯を食いしばり、顔を上げ、剣を手に、拳を構え、何度も何度も、悪い神様たちに挑みました。
そんな善い神様たちを見て、悪い神様たちは、だんだん怖くなってきました。
ものすごく痛いはずなのに、
諦めたくてしょうがないはずなのに、
泣きたいくらい痛いはずなのに、
どうして、こいつらは、何度も何度も立ち上がれるのだろう?
悪い神様たちは次第に、善い神様たちに追い詰められるようになりました。
地球のかみさまも彼らが戦う限り、諦めませんでした。
いつか悪い神様たちは思うでしょう。
光指す世界から追い出され、時空の果て、宇宙の果ての寒い場所に閉じ込められながら、悩むでしょう。
怒りながら、求めながら、嘆きながら、眩みながら、憎みながら、妬みながら、
そして――憧れながら。
なぜ、こんなことになってしまったんだろう?
この世界には善い神様なんて居なかったはずなのに。
人々の希望、それがある限り、彼らは立ち上がります、何度でも何度でも。
「憎悪の空より来たりて――」
「決して諦めないモノ共に」
「正しき怒りを胸に――」
「絆を光に変えて」
「我等は魔を絶つ剣を執る!」
「奇跡を起こす!」
「汝、無垢なる刃――デモンベイン!」
「ネクサス!」
これは御伽噺です。
だけど、それは、世界の中心で夢見る神様ですら、宇宙の総てをお創りになった神様ですら、消し去る事の出来ません。
***
「とまあ、こんなことがあった訳ですよ!真尋さん!」
紫にも見える銀髪の女性が少年に話しかける。女性は少女と言う年の頃ながら、女として完成されすぎていた実際豊満である。そんな女性に呆れを眼差しに宿した少年は中性的顔立ちでありながらもその意志の強さが現れる目と言葉で男である事を意識させる。
「それは知ってる。というか転生前と比べて性格変わりすぎだろ、お前」
「ふふふ・・・今回の私は一味違いますよぉ?」
「へー・・・何が(棒読み」
少年の眼差しに宿るのが呆れから冷たいモノに変わって行く。それに気付かずに少女はその胸を張りながら宣言する。実際、豊満であった。
「なんたって愛に生きてますからね!」
「その結果が
少年は自分の横になっているベットの上の少女に半眼で言う。彼女は布団に包まっている少年の上に馬乗りになっているのだ。馬乗りになっている足の眩しい事、思わず目を逸らしたら、少女の胸についているリアル果実級の大きさの球体が目に入るだろう。
「その通り!ですから真尋さん、私といy」
「でぃやぁぁぁ!!」
少女の顔が少年の顔に接触しようとした瞬間、少年の右手は振りぬかれた。アッパーだ。しかもただのアッパーではないクゥトグアも馬鹿に出来ない高温に包まれた火属性が弱点な少女は空高く追放された。
「ちょ、ノアインフェルノは反則ぅぅぅぅ!!??」
少女の姿が小さくなり、その叫びもエコーと共に小さくなった。吹き飛ばした影響で壊れた部屋を“その時不思議な事が起こった”理論で修復しつつ、彼は溜息を吐く。
「・・・はあ、生まれ変わりとは言え、無限螺旋の時と性格違いすぎだろう」
彼が知る“前”の彼女との違いに再び溜息が漏れる。もう数百回目に及ぶ生まれ変りとは言え、今までとは性格が違いすぎた。
「「・・・い・・・しは・・かー?・・・」」
「あの、貧乏腹ペコ共め・・・。まったく食費ぐらい納めろよなあ」
そして、彼は同居人のロリペド野郎と古本娘に食事を作る為に自分の部屋を出る。この夫婦、かつての戦友とはいえ自分の息子と娘の同級生にたかるとはどういう精神をしているのだろうか?
このように彼はこの生におけるいつもと同じ日常を過ごす。彼はこの日常が好きだった。
かつての宿敵が心を入れ替え?て自分に纏わり付くのも。
かつての戦友が食事をたかりにくることも。
その子供たちと一緒に過ごす学園生活も。
とても好きなのだ。
少年:ウルトラマンノアの転生体。原作そのままと言うわけでは無く所謂旧神としてのウルトラマンノア。要するに星の戦士かヴァルヴォドス。ティガでも良いじゃないと思うだろうけどチートさがいまいちだったので。見た目は八坂真尋。
少女:皆大好きニコニコ隣に這いよる混沌の転生体。見た目は、MU○ENのナイアを高校生ぐらいの年代にして髪形をストレートにする。正確は見ての通りニャル子。学校のとある同級生(龍)には乳神と呼ばれていたりする。
ロリペド夫婦:魔を断つ剣。相変わらずの極貧生活で少年の家に居候している。
息子と娘:くざく。父親と母親の事は尊敬しているが普段の生活態度がアレなので日々アルバイトに勤しむ。親を反面教師として就職活動にはかなり注力している。将来の夢は退魔機関に就職する事。少年と少女の同級生。