「これが例のナノマシンと製造法などを纏めた資料だ」
「おお、これが・・・。これで我がSHOCKERの理想を実現することが出来ます」
彼は、様々な闇の組織にオーバーテクノロジーで出来た兵器を提供していた。テロ組織に力を与えることでテロを誘発し、混沌を生み出すことで世界中の技術力の向上、そして英雄と呼ばれる存在を誕生させるためだ。他にも表側の世界にエコロジー技術を提供し、環境汚染を抑えることもした。だが、その与えた技術の中には核融合炉、ニュートロンジャマーなど、世界に混沌を与える技術も存在していたのだった。
「さて、次に技術を提供するのは・・・亡国機業?この世界はISも存在するのか」
商売相手のテロ組織の名前を見つけた彼は、あるパワードスーツが存在することを知った。
「この世界は人間大サイズの因子が多い・・・。IS、これにR-GUNやアストラナガンの代わりをさせるか」
彼はパワードスーツを複製人間の装備として採用しようとするが、予想だにしない問題に直面する。
「こ、これは・・・篠ノ之束のコミュ障が治っている!?しかも、他の天才科学者と名高い連中が奴の発明を認めているだと!・・・これは、いかんな」
あらゆる因子を内包する世界故か本来とは異なる流れに彼は困惑する。この流れではあくまでISは宇宙服の一種としてしか認識されず、彼がISコアを確保するのが難しくなっているのが現状だった。
「仕方が無いな・・・少し亡国機業に重点的に力を貸すか」
ISを世界に広めるため彼は、亡国機業に所属し、日本に対しテロを起こすように誘導した。その結果、白騎士事件が発生し、篠ノ之束は行方をくらました。そして、彼は世界各国がISコアを回収するのに乗じて一つだけだがISコアを確保することに成功した。その後、ISコアを解析し、オリジナルを亡国機業に譲渡し、再び別の因子に着目した。
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「陰陽玉・・・博麗神社最大の秘宝、その力は多岐にわたる、使用者を最適な健康状態にし、姿形を変化させることでも出来る。だが、その真の価値は、博麗の力によって引き出される究極の力だ」
彼は、幻想の彼方に消えた。秘宝に着目した。星すらも砕く力、それに興味が引かれたのだ。彼は博麗の力を狙う明羅に漬け込んだ。彼女を使い、分裂した陰陽玉と博麗霊夢の髪を入手させたのだ。
「約束の物を持ってきたぞ。さあ、私に力を寄越せ!」
「良いだろう」
彼はダークザギの闇のデュナミストの力を用いて明羅に闇の力を与えた。この結果、明羅は闇に飲まれることになるが、彼にとってはどうでも良いことであった。
「さて、このままでは元の状態に戻ってしまう。因果を操作し、情報を固定せねば・・・。」
分裂した陰陽玉が元に戻る前に因果から外し、統合されないように、博麗霊夢の髪の情報を固定することで博麗の力が髪から抜けないようにしたのだ。
「プロジェクトF.A.T,E・・・陰陽玉・・・『魔法』・・・博麗の力・・・インフィニットストラトス・・・戦闘機人・・・ズフィルードクリスタル・・・そして、クロスゲート・パラダイム・システム。これらを組み合わせることで新たな虚空の使者が誕生する。」
ユーゼスは、今まで手に入れた技術を用いて複製人間バルシェムの製造を開始した。
「さあ、数多の因子を束ね、私の前につれてくるが良い・・・。貴様の名前はミニス・メタルラインだ」
彼は、フラスコ状のケージの中に居る少女に話しかけた。
記憶に細工し、知識以外は持たせず、女性体にすることでヴィレッタの生存因子の効果すらも狙って、その少女は造られた。
その後、彼女はIS学園に転移される。何も知らない状態でISでありながらISではない兵器を身に纏った状態で。
こうして、この世界の因果は軋みを挙げながら変わり始めたのだった。
はい、そうゆう訳で『彼』が能動的に動いて暗躍は此処までです。
後は時が来るまでDIO様とお茶したり、アシュタロスの所に遊びにいったり、アインツベルン家にアヴァロンを譲渡したりなどしてます。
それらの結果、光を渇望する巨人の旅路第2話の冒頭の夢落ち世界に続く形になります。
この後は、イングラムの代役であるミニスちゃんが色々なキャラと友達になり、その仲間たちに敗れます。
ただし、ダークザギと同化してる彼は情報化して生き残り、予備の体に憑依、そして聖杯戦争で得たエネルギーを使って復活します。
彼がミニスちゃん達の前に再び姿を現すのは絶対運命に立ち向かう最終局面に出てきます。ようするにナシム・ガンエデンや真ラーゼフォンみたいな感じです。
彼がこのような行動に及んだのは絶対運命を乗り越える存在を見つけるため自分自身を世界の敵としたことです。
彼は地球という美しい星を愛しています。ですが、その星どころか宇宙そのものが滅びてしまうことを知ります。
そこで彼は、世界を救うために行動を開始します。ここはダークザギの意思影響でノアを差し置いて、自分こそが世界を救う存在だと思い込んでしまったのも一因です。
彼がユーゼス・ゴッツォを名乗ったことでイングラムのような存在が作った英雄が一つに集まった部隊に倒されるのは因果的に決定付けられました。
それにより絶対運命を乗り越える存在を作り出そうとした訳です。
以上が彼の目的でした。
この外伝とも呼べる短編は今のところ連載する予定はありません。ユーゼスの暗躍の細かい部分やミニスちゃんのスパロボ的行動、そして世界を救うと言った物語ですが、正直、風呂敷が広すぎて自分の手には余るので。
後、この短編の設定が本編にかかわるかどうかは未定です。