日本殺人ルート 列車は殺意と共に   作:新庄雄太郎

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今回は、広島の厳島神社を舞台に書いてみました。


第23話 完全犯罪の男!?記念写真の謎

二人の夫婦が、幸せを送っていた。

 

「もうすぐ、広島よ。」

 

「そうか。」

 

「ええ、私は宮島へ行きたいから。」

 

「なるほど。」

 

そして、彼女は夫と一緒に新幹線「ひかり」に乗って広島へ向かっていった。

 

「やっと、広島か。」

 

「ええ。」

 

「そうね、二人で幸せを誓おう。」

 

二人は、宮島の厳島神社へやって来た。

 

「これからも、幸せにね。」

 

「うん、雅彦さんも。」

 

「そうだな。」

 

ところが、幸せを送っていた夫婦が事件が起きることは思いもしなかった。

 

そして、翌日。

 

「えっ、昨日の夕方17時ごろに女性が殺害された。」

 

「ええ、殺されたのは泉 京子さん、27歳です。」

 

「それで、死因は。」

 

「刑事の話だと、恐らく絞殺と考えられる。」

 

「なるほど、つまり犯人は絞殺して逃げ去ったって事ね。」

 

「そうだ。」

 

「ところがな、所轄から被疑者と思われる男が連行して来たんだ。」

 

「誰なんです、被疑者って言うのは。」

 

桜井は南に言った。

 

「ああ、名前は林 雅彦さん32歳だ。」

 

「その人が犯人なの?。」

 

「それがな、彼は広島へ行っていたからその女は殺してないって言うんだ。」

 

「よし、早速所轄へ行ってきます、高山、早く行くわよ。」

 

「あっ、待ってよ桜井。」

 

高山と桜井は早速所轄の赤羽署へ向かった。

 

「なるほど、あなたは事件当日は広島の宮島へ行ってたんですね。」

 

「はい、妻の政美と一緒に新婚旅行で長崎と広島へ行っていました。」

 

「なるほど、2泊3日で新婚旅行へ行っていたんですね。」

 

「はい、これが新婚旅行の写真です。」

 

「なるほど。」

 

「確かに、長崎と広島へ確かだね。」

 

「ええ。」

 

「行きは、寝台特急「さくら」に乗って長崎へ行き、次の日に長崎から博多まで特急に乗り、新幹線に乗って広島へ行きました。」

 

「なるほど。」

 

「新婚旅行で長崎と広島へ行っていたんですね。」

 

「はい、間違いないです。」

 

早速、高山と桜井はすぐに高杉班長と南主任に報告した。

 

「そうか事件当日は、新婚旅行で長崎と広島へ行っていたそうです。」

 

「なるほど。」

 

1日目 

 

東京発16時37分 寝台特急「さくら」に乗車

 

長崎着10時53分 下車

 

長崎市内を観光

 

長崎市内のホテルで1泊

 

2日目

 

長崎発7時09分 特急「ハイパーかもめ4号」に乗車

 

博多着9時20分 下車

 

博多発9時48分 東海道・山陽新幹線「ひかり8号」に乗車

 

広島着11時03分 下車

 

原爆ドームを観光

 

広島市内のホテルで1泊

 

3日目

 

厳島神社を観光

 

広島発12時04分 東海道・山陽新幹線「ひかり12号」に乗車

 

東京着16時32分 下車

 

「アリバイ成立ですね。」

 

「ええ。」

 

「犯行は不可能ですね。」

 

「ええ。」

 

「問題は、犯人は男か女のどちらですかね。」

 

「よしっ、高山、南と桜井と一緒に広島へ行って捜査て来てくれ。」

 

「はい。」

 

「後、この女のアリバイも調べて見ます。」

 

「ああ、その女性か。」

 

「ええ。」

 

「名前は、塩見勝子30歳だ。」

 

次の日、南と高山と桜井は午前10時07分発の東海道新幹線「ひかり7号」に乗って広島へ向かった、広島に到着したのは14時38分である。

 

「確かに、広島へ来ていたのは本当みたいだね。」

 

「ええ。」

 

「原爆ドームへ行って見るか。」

 

早速、聞き込みをして見ることにした。

 

「ああ、このカップルなら先日来ていましたよ。」

 

「えっ。」

 

「本当ですか。」

 

「ええ、市内を観光した後にお好み焼き屋でビールを飲んでいたそうだよ。」

 

「よし、行って見るか。」

 

「ええ。」

 

早速、2人がよったお好み焼き屋へ向かった。

 

「おう、ここでビールとお好み焼きを頼んでいたぜ。」

 

「本当ですか。」

 

「おう、その男は中学の思い出の場所だって言ってたからな。」

 

「なるほどね。」

 

そして、高山は高杉に報告して夜の新幹線に乗って東京へ戻ることにした。

 

「そうか、アリバイ成立か。」

 

「はい、確認しました。」

 

「そうか。」

 

「ええ、確認したところ次の日に厳島神社へ行ったんだよ。」

 

「なるほど。」

 

「問題は、あの女だ。」

 

「誰なの。」

 

「浦田優美、23歳だ。」

 

「彼女は広島へ行っていたと言っているが、厳島神社は行っていないって言ってるんだ。」

 

「もし、言ったとしたら。」

 

「わかったよ、犯人が使ったトリックが。」

 

「本当なの、高山。」

 

「ああ。」

 

泉を殺害後に、新幹線に乗って広島へ

 

東京発9時35分 東海道新幹線「ひかり9号」に乗車

 

広島着14時17分 下車

 

そして、厳島神社へ行って林に会った。

 

「そうか、犯人はこれを利用したって事か。」

 

「ええ。」

 

「犯人は浦田に間違いない。」

 

「うん。」

 

翌日、南と高山と桜井は再び広島へ向かい、厳島神社へ向かった。

 

厳島神社

 

「いくら待っても、林はこないよ。」

 

「って、誰アンタは。」

 

「鉄道公安隊だ。」

 

「あなたがこの事件の犯人だってね。」

 

「くそー、何で分かったのよ。」

 

そして、桜井は浦田に手錠をかけた。

 

「許せなかったのよ、あいつがあんたを愛していたなんて。」

 

浦田は、泉が林に会っていたことが許せなかったからので、恨んでの犯行だった。

 




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犯人は悪女もおれば、男も犯人になったりするのです。
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