8時53分、菊池が乗った寝台特急「北斗星1号」は定刻通り、札幌に到着した。
さっぽろー、さっぽろー。
と、駅のアナウンスが流れた。
菊池は、駅の助役に話をした。
「すみません、あのー旭川まではどこへ行けばいいでしょうか。」
「それでしたら、今停車中の特急「スーパーホワイトアロー」に乗ってください。」
「あれですか。」
「はい。」
菊池は札幌駅から、特急「スーパーホワイトアロー3号」に乗り込んで旭川へ向かった。
「旭川行か、これに乗ればいいのね。」
ファーン!
札幌と旭川を結ぶ、特急「スーパーホワイトアロー3号」は785系と言われる特急電車である。
札幌を9時に発車し、滝川、終着旭川には10時20分に到着する。
「これ以上、私の後を付けないで。」
と、菊池は車窓を見ながら言った。
10時20分、菊池が乗った特急「スーパーホワイトアロー3号」は旭川に到着した。
「よう、さち。」
「幸助。」
「いつ、旭川に。」
「上野から夜行で。」
「そうか。」
「ええ。」
その頃、特捜班はその男がストーカーと思われる男に話を聞く事にした。
「はい、私は札幌へ行って、次の日に釧路へ行きました。」
「じゃあ、あなたは高田と言う人でしょうか。」
「いいえ、違います、私は名前は高田 健吾です。」
「それじゃ、事件当日は札幌へ行っていたんですか。」
「はい。その時に出張へ行ってその後に釧路へ行っていました。」
「そうですか。」
「武田と言っても、別ですよ。」
「そうですか。」
南と高山は、高杉に高田の事を報告した。
「何、高田は札幌と釧路へ。」
「はい、札幌へ出張へ行っていたそうです、その後に釧路へ行っていたそうです。」
「なるほど。」
「高田はシロですね。」
「再度、調べる必要がありますね。」
「ええ。」
そして、旭川で事件が起きた。
丁度、その頃岩泉は旭川に来ていた。
「あれ、何だこれ。」
「えっ、この女って。」
暫くして、岩泉が通報した北海道警察のパトカーが到着した。
「道警本部の橘です。」
「旭川署の高杉です。」
「あのー、被害者の女性は。」
「被害者は旭川出身の瀬川広子さん、27歳です。」
「ほう、それで死因は。」
「ええ、恐らく絞殺ですね。」
「絞殺か。」
「あの、何か知ってるんですか。」
「ええ、実は東京で変な男に追いかけられてるという事件が起きましてね。」
「おお、東京の事件と旭川の事件がこれを関係してるって事か。」
「はい、その事件を捜査していまして。」
「なるほど。」
と、高杉刑事が言った。
菊池は上野から寝台特急「北斗星」に乗って、札幌からは特急「スーパーホワイトアロー」に乗って旭川へ向かったが、所が旭川で第2の事件が起きた。