元太とベイルのヒーローアカデミア   作:オフトゥン

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最終話ですね……最後の方は無理矢理感溢れてますが……


最終話 夕焼け小焼け

豪華な装飾が施された空間

 

魔理沙と元太はギフの触手に首を捕まれ宙に浮いている

 

ギフ「この部屋は私のお気に入りでね……場所を変えよう」

 

そういった瞬間強い紅色の光に当たりは包まれる

 

 

 

 

 

 

 

何もない空間

 

ギフ「ここなんてどうだい?……あの部屋が血で汚れるのは避けたかったんだよ」

 

元太「ギフゥ!」

 

元太は触手を掴む力を強める

 

ギフ「流石に我が孫でもこれはいかんなぁ!」

 

触手を一瞬解除すると他の触手で壁に弾き飛ばす

 

元太「ぐはぁ!……ぐぅ孫⁉どういう事だ!」

 

ギフ「あぁ話したのは霧雨くんだけだったね……ちゃんと言っておかねば……五十嵐元太…いや白波純平君…君は私の孫だ」

 

元太「ハハ……何を言ってるんだ……嘘だ…俺を騙そうとしてるんだ」

 

ギフ「残念だが事実だ」

 

元太「そんな訳な……い」バタッ

いきなり力が抜けたように倒れる元太

 

魔理沙「元太ぁ!」

 

だがゆっくりフラフラと立ち上がる元太

 

ギフ「純平なのか?いやかすかに雰囲気が違う」

 

元太?「シッ!」

 

元太はいきなり走り出す

 

 

《 ケツァルコアトルス 》

 

《next》

 

《dominate up!ケツァルコアトルス!ネオバースト》

 

背部に翼を出現させ飛翔する

 

《 ブラキオ 》

 

《next》

 

《dominate up!ブラキオ!ネオバースト》

 

背中のヘラクローを2つ銃身に変え空中を飛び回りながらの銃撃をギフに開始する

 

元太?「まだいける!」

 

《 クロコダイル 》

 

《next》

 

《dominate up!クロコダイル!ネオバースト》

 

右腕にクロコダイルの尻尾を模したドリルが装備される

 

元太?「これで最後!」

 

《 モグラ 》

 

《next》

 

《dominate up!モグラ!ネオバースト》

 

デストリームは背部に翼を装備しヘラクローが4本肩にはヘラクローが変化した銃身が2つ両腕はドリルになっている

 

元太?「効いてくれると良いが!」

 

ベルトの両側を2度押しこむ

 

《more》

 

《デストリームノヴァ》

 

翼を激しく動かしギフを吹き飛ばす

 

ギフ「な⁉」

 

その次に風の斬撃がギフを襲う

 

その拍子で魔理沙は開放され

 

元太?「魔理沙は開放できたな」

 

そしてエネルギーが充填された銃弾が銃身から発射される

 

バガーーン

 

元太?「これで!」

 

 

 

 

 

 

 

 

ギフ「危ない危ない」

 

煙の中から出てくる人影

 

ギフ「悪魔態にならなかったら危なかったよ」

 

煙の中から出てきたギフは怪人の姿になっておりゆらゆらとした謎の威圧感をだしている

 

ギフ「ふん!」

 

ギフは衝撃波を放つが人間態のときよりも威力が高くなっており元太は壁に激突する

 

元太「ぐ!」

 

激突した元太は変身が解除されベイルが元太の体からはじき出される

 

ギフ「あぁ先程まで戦っていたのは貴方でしたか……ベイル」

 

ベイル「魔理沙……元太の頼む」

 

魔理沙「その怪我でどうするんだよ!」

 

ベイル「戦うしか……無いだろう!」

 

《 ブラックアウト 》

 

クリムゾンベイルバイスタンプのトリガーを引きローラーを回転させる

 

元太「ベイル……それは駄目だ!」

 

ベイルは元太の言葉を無視し胸にクリムゾンベイルバイスタンプを押印する

 

《 クリムゾンベイル 》

 

 

 

ベイル「うおおおお!」

 

クリムゾンベイルに変身したベイルはギフに突撃するが

 

ギフ「……無謀な」

 

触手をベイルにぶつけ

 

ベイル「まだだ……まだ倒れるわけには!」

 

ギフ「その心構えは素晴らしいな」

 

ベイル「だぁ!」

 

《 トリケラ 》

 

《エナジー》

 

《ベインティングフィニッシュ》

 

トリケラトプスを模したエネルギーを纏いギフの腹部突撃する

 

 

 

元太「ベイル……お前が命はってんなら……俺も グゥ!」

 

魔理沙「元太!無理すんな!」

 

元太「けどさ……相棒が頑張ってんだぞ……やるしか無いだろ」

 

魔理沙「…………わかった……だけど私も手を貸すぜ」

 

元太「………もうお前に足向けて寝れないな」

 

元太は魔理沙の肩を借りながら立ち上がり腰にベルトを巻く

 

《 デストリームドライバー 》

 

《 ヘラクレス 》

 

contract

 

元太「……変身」

 

魔理沙がヘラクレスバイスタンプをデストリームドライバーのオーインジェクターに押印する

 

《 spirit up! 》

 

《 Slash!Sting!Spyral!Strong!仮面ライダーデストリーム

 

元太「行くぞ!魔理沙!」

 

魔理沙「おう!」

 

デストリームに変身した元太はオーインスラッシャー零を構え走り出す

 

同時に魔理沙は箒をに乗り込み飛翔する

 

元太「全部くれてやる!」

 

《 ジャッカル 》

 

ジャッカルバイスタンプをオーインスラッシャー零にセットし

 

《スタンプバイ!ジャッカル!オーイングスラッシュ》

 

オーインスラッシャー零からエネルギーが体に流れスピードが上がる

 

ギフ「これで!」

 

ギフは大量の触手を放つが

 

元太「ヘラクロー!」

 

背部のヘラクローで動きを止め

 

魔理沙「《魔符》スターダストレヴァリエ!」

 

星型の弾幕を発射し触手を破壊する

 

 

ギフ「なら衝撃波で動きを ベイル「させるかぁ!」」

 

《 キングクラブ 》

 

《エナジー》

 

《ベインティングフィニッシュ》

 

ギフを背後からキングクラブのハサミで捕らえる

 

ベイル「俺ごと殺れ!元太!魔理沙!」

 

ギフ「ベイル!貴様正気か!」

 

ベイル「成功の犠牲はただの悪魔の俺1人が消えるだけだろうが!」

 

ギフ「う、動けん!だが!」

 

元太「うわあああぁぁ!」

 

ヘラクレスバイスタンプをオーインジェクターに叩き押し

 

《Charge》

 

飛び上がる

 

《デストリームフィニッシュ!》

 

青い炎を右足に纏いギフの体を蹴り付ける

 

ギフ「ぐぅ!」

 

その時ギフの体が崩れ始める

 

元太「うおおお!」

 

 

《 シャーク 》

 

《スタンプバイ!シャーク!オーイングスラッシュ》

 

サメの牙のエネルギーと共にギフを斬る

 

ギフ「私も死ぬわけにはいかんのだぁ!」

 

元太のオーインスラッシャー零を掴みねじ切る

 

元太は後ろに飛ぶ

 

そしてその少し後ろでは

 

 

魔理沙「全魔力持ってけ!《魔砲》ファイナルスパーク!最大出力!」

 

今までの比にならないほどの範囲のビームを八卦炉から放つ

 

ギフ「ぐうぅ!」

 

体はファイナルスパークのなかで崩壊していく

 

 

魔理沙「がぁ!」

 

魔理沙の腕はファイナルスパークの最大出力を放っているせいで出血し今にも八卦炉を離してしまいそうだ

 

魔理沙「腕が!」

 

その時後ろから魔理沙の腕を支えるように手を出す元太

 

元太「魔理沙……そのまま撃てぇ!」

 

元太の顔は涙でぐちゃぐちゃだが叫ぶ

 

 

魔理沙「だあああああぁぁぁ!」

 

 

 

ギフ「道半ば……ここまでか……すまんな友よ……先に逝く」

 

ギフの体はファイナルスパークの中で塵となる

 

 

 

 

 

 

 

 

魔理沙「ハァハァ終わった……のか」

 

元太「ベイル!」

 

倒れているベイルの元へ走る元太

 

 

 

ベイル「あぁ元太か……」

 

ベイルの体はもう紅い粒子になりかけていた

 

元太「ベイルゥ!グズッお前が居なくなったら……俺は…俺は!」

 

魔理沙「ベイル!」

 

ベイル「元太……もうお前の相棒は俺じゃないみたいだ……お前にはもう繋ぐ手があるんだしな」

 

元太「繋ぐ…手?」

 

ベイル「魔理沙……元太を頼んだ……コイツは何も考えてないくせに困ってるやつ見たら直ぐ助けに行くような馬鹿だからな」

 

魔理沙「あぁ……任せてくれ」

 

ベイル「まぁこれで良いな……あばよ相棒」

 

元太「俺は…お前が居ないと」

 

ベイル「そんな事言うなよ……もう時間がなさそうだからな……気持ちよくやろうぜ」

 

元太「そうか……最後だしな……あばよ!ベイル」

 

ベイル「あぁ…あばよ」

 

最後に消えかかったベイルの手とボロボロの元太の手でハイタッチする……そしてベイルのは紅い粒子になり空に散っていく

 

 

 

プロヒーロー1「いたぞ!五十嵐くんと霧雨さんだ!」

 

プロヒーロー2「ボロボロだぞ!救護班呼べ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

こうしてギフの組織デットマンノアは壊滅された……だが死傷者は30名以上にも昇った事件として教科書にも載った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数年後

 

 

 

青年「あれからもう何年経ったんだろうな……ベイル」

 

墓石代わりであろう石の前にハムとお酒を置く青年

 

青年「待たせてるやつが居るからな……また来年来るよ……あばよ相棒」

 

歩いていった先には箒に乗った金髪の女性が居た

 

女性「遅いぞ!」

 

青年「悪い悪い……せっかくだし何か買ってく?」

 

女性「お前の昼飯代からだせよ」

 

青年「えー……まぁ良いけど……じゃあたい焼き買ってくか」

 

女性「私はカスタードも!」

 

青年「食べすぎると太るぞ」

 

女性「な!お前ぇ!」

 

2人は楽しげに話しながら街に歩いていく……その顔には過去の事件の時の様な涙は無かった

 

 

元太とベイルのヒーローアカデミア FIN

 

 

 

 

 




ご愛読ありがとうございました……こんな駄文のシリーズでしたが楽しんでもらえたら嬉しいです……それでは

追記
感想をいただけたらうp主が狂喜乱舞します

そしてまだ少し続く予定です(何時になるかは不明)

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