シンフォギア 論破したいモブ   作:人見知り

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注:実在する国家とは、なんの関係もありません。

Corder 195様、誤字報告ありがとうございます。


AXV
凡人視点のAXZ


 

 

俺は、山木久也。今はキャロルの手伝いをしている。

 

「おい、それをこっちに持ってこい!」

「りょーかい!今持ってく!」

 

 


 

今奏者のみんなは、バルベルデに行っている。

 

キャロルが協会の事を供述はしてくれたが、裏取りは必要だったので、多分原作と大差ないタイミングだと思う。

 

奏者ではない未成年の俺はお留守番だ。

なお、奏さんもお留守番だが、本部でオペレーター代理だ。

 

 

 

俺がやってるキャロルの手伝いは、私物の整理だ。

長年生きてきたから聖遺物も歴史的価値のある物も多くあり、SONG所属となったため、登録しなければならなくなった物もあるはず、らしい。

 

仮にもシンフォギアの改造に携わったから聖遺物を下手に扱わないだろう、として割り当てられた。

まぁ、二人っきりで、この場にフォニックゲインは無いし、トラブルメーカー(はぐれ錬金術師、各国工作員、ガリィ、ミカ)もいないから何も起こりようは無いけど。

 

 

 


 

 

立花さん達が帰って来た。

立花さんは宿題をやってないらしくてヘルプがかかってきたけど、小日向さんが「私が教えるから大丈夫」とのこと。(怖かった。)

 

 

キャロルの私物の整理は、とりあえずひと段落した。

これで、聖遺物とその他は分けられたので、それぞれの専門家が調査するらしい。

 

自分はその他の引き渡しで終了だが、目録を見た専門家が百面相してるのを見た。

なんか凄いのがあったらしい。

 

 


 

 

そうそう、キャロルの仕事にテレポートジェムの制作があるのだけれど、何故か俺まで作らされている。

やっぱりオートスコアラーがいないし、寂しいのかな?

 

SONGとしての実地試用は、翼さんとマリアさんがバルベルデから帰る時になるそうだ。

正式使用はそれからになるらしい。

 

 

 

んっ? 着信だ。マナーモードのままだったな。

 

『お疲れ様です、山木さん。今お話しても大丈夫ですか』

「大丈夫だよ、エルフナイン。どうしたの?」

 

『マリアさん達のLiNKERの件なのですが、ウェル博士に手渡されたLiNKERのレシピで、唯一解析できてない部分があるんです。

それは、LiNKERがシンフォギアを、奏者の脳のどの領域に接続し、負荷を抑制しているか、です。

心当たりはありますか?』

 

「なんで俺に聞くのか分からないけど、予想としては愛かな?」

『愛ですか?』

 

「うん。立花さんは誰かを守ろうとしてシンフォギアになったらしいし、小日向さんも立花さんを助けたくてシンフォギアを使ったって聞いた気がする。

他の人からは余り聞いて無いけど、

それらは、困難に立ち向かう《勇気》でも、悪い奴を許せない《正義感》でもなく、大切な人を守りたいという《愛》ってやつだと思う。」

 

『大切な人を守りたいという愛…』

「長く喋っちゃったけど大丈夫だった?」

 

『はいッ!これならLiNKERができるかもしれません!ありがとうございます!』

「(うぉっ)力になれたなら良かったよ。無理はしないでね。」

『はいッ!失礼します!』

 

 

ふぅ。電話も慣れないなぁ〜。(対面の会話もそうだろ、というツッコミは無し!)

 

……あれ、たしかこの件でマリアさんの中のウェル博士に会うんじゃ……

 

説明不足なかったよね?! 言い間違いは?!

ヤベ、腹が痛くなってきた。

 

 


 

 

「はーい!緊急時に持ち出す資料はこちらにお願いします!」

 

さて、俺は一体どこにいるのでしょうか?

 

正解は、風鳴機関の暗号解読周辺です。

 

 

原作知識で全裸に全部吹っ飛ばされるのを知っていたので、「住民の退避なんて目立つ真似をすれば、何かあるとバレるのは当然」と言い張り、資料をテレポートジェムで避難できるようにするように提案した結果だ。

 

 

当然、俺みたいな若造の言い分はまともに通らず、この作業の担当は俺一人だ。

使用できるジェムも自分で作った分だけだ。

 

キャロルに練習として山程作らされたから数はそれなりにあるので問題はないが、

運び込まれる量が予想より少ない。

 

 

舐められているのか、俺には見せられないのか。

どちらにせよ、好都合だ。

失敗しても、やらなければどのみち全滅。

完全に成功したら、協力してくれれば全資料を守れた筈なのにと言い張れる。

 

(この提案には)損は無い。

吹っ飛ばされるのは確定だから、司令は怒られるんだろうな。

 

 


 


 


 

 

只今、対破壊神ヒビキ対策打ち合わせの途中ですが、GEDOUに怒鳴られています。

 

 

『国連介入を許すつもりか!その行使は反応兵器…国が燃えるぞ!』

 

何言ってんだ、コイツ

 

「平和ボケしてんじゃねえ、クソジジイ!

無制限に火器投入した程度でどうにかなるなら、あの男が執着する訳ないだろ!

それに!米国が国連の決定を守るとでも思ったか!

決議がどうなろうと反応兵器を撃つに決まってる!全戦力を回してでも撃ち落とせ!真の防人を名乗るなら守り切って見せろ!」

 

『ほぅ、国連の決議はどうでもいいと?』

 

「いや。否決してもらうのが前提だ。神の力には俺たちが全力で対応する。邪魔はしないでほしい。そうすれば、国連はこちらの味方だ。

そちらは反応兵器迎撃に全力を尽くしてくれ。さもないと、国が燃えるぞ!」

 

「ふん。吼えたな、小童めが。覚悟しておく事だ」

 

あっ、通信終わった。もう限界。

 


 

「山木君、今の発言はどういう事だ」

 

司令、顔怖いなー。

 

「言葉通りの意味でしたが、時間がありません。作戦の実行をお願いします。

あと、喉が限界みたいたので、説得は小日向さんだけの方向でよろしく。」

 

周囲の目が一気に冷たくなったけど、仕方ないじゃないか。

怒鳴りながら長文喋ったのは、前世含めて初めてだったんだから。

 

 


 

 

 

 

暫くして、立花さんが無事切り離された。

国連の決議も否決されたが、米国はやっぱり反応兵器を発射した。

あれだけ言ったことで、どうやら迎撃は出来たようだ。爆発せずに落下したらしい。

 

神の力は、立花さんが無事粉砕。

 


 

カリオストロとプレラーティの不意打ちにより、本来の姿になったアダムと錬金術師3人が交戦した。

 

原作からズレた上、この辺からは目が追いつかず、見れてはいないが、

どうやら命を燃やす前に振り払われて3人共戦闘不能になったらしい。

 

その後は原作同様、シンフォギアが交戦、サンジェルマンのスペルキャスターを借りてリビルドし、黄金錬成で勝利したらしい。

 

 

全然ついていけてなかったけど、良かった良かった。

 




19:00にも投稿します。
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