GOD EATER 〜煌めく波と手向けの花〜   作:sha-yu

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暑いですね。北海道も暑いです。7月だから当たり前ですよね。

ジーナさんがタンクトップ姿を想像して、捗りますね。
ナニがとは言いませんが。


乾杯

テスターの話をするためだけにわっしを呼んだ姉ちゃんは、「もういいよ、帰って」と優しくない言葉いただき、エントランスまで来た。

 

やることないし、誰かいたらお話できるかなぁと思ったんだけど、いるのは忙しそうなヒバリさんと……

 

 

「あら、お疲れ様」

 

「ジーナさん」

 

 

わっしの教官様でした。

ジーナさんは、エントランスのソファに腰掛けていた。

 

 

「今日は非番じゃなかったかしら?」

 

「やることなくて……ジーナさんは?」

 

「仕事から帰って来たところ。他の人たちは、装甲壁の見回り中。本当、仕事熱心よね」

 

「はは、ジーナさんだってそうじゃないですか」

 

「私は綺麗な花が見れればそれでいいの。仕事に打ち込んでるわけじゃないわ」

 

「よく、その言葉を聞きますけど、綺麗な花ってなんのことですか?」

 

 

わっしと一緒だと、綺麗な花が咲くとか言ってたし、前々から気になっていた。

 

 

「知りたい?」

 

「まぁ、できれば」

 

「ふふ、まだ秘密。一人前になったら、教えてあげる」

 

 

ジーナさんはソファから立ち上がると、アナグラの出口へ向かう。

 

 

「暇なんでしょ?ちょっと、付き合ってくれない?」

 

「わっしでよければ」

 

 

とりあえず、ジーナさんとは色々話をしたくなった。

 

 

ーーーーーー

ーーーー

ーー

 

ジーナさんについて行くと、そこは外部居住区の小さな建物だった。建物の前には小さな看板があった。「BAR.duranta(バー・デュランタ)

 

バーなんて、外部居住区にあったのか。

 

 

「あなた、お酒は飲めるかしら?」

 

「それなりに」

 

「ふふ、じゃあ大丈夫ね」

 

 

ジーナさんと中へ入ると、簡素なつくりだけど雰囲気の漂うお店だった。

 

 

「おや、久しぶりですね。今日はお連れ様も?」

 

 

カウンターの向こうでグラスを拭いていたおじさんが、わっしたちに気づいて、手を止めた。

 

 

「ええ。マスター、二つお願いできるかしら?」

 

「喜んで」

 

 

ジーナさんはカウンターに座ると、おじさん……マスターに注文する。ていうか、これで注文わかるのか?

 

 

「ここ、座って」

 

 

ジーナさんが、隣の席を指差した。

言う通りに座る。

 

 

「外部居住区に、バーなんてあったんですね」

 

「極東支部に来た時に見つけてね。暇な時は来てるの。お酒は、一つしかないけどね」

 

 

一つしかない?

ああ、だから注文のとき、あれでわかったんだ。

 

 

「お待たせしました」

 

 

わっしとジーナの前に、グラスが置かれる。氷と黄金色の酒が入ったグラス。これは、ウィスキー?

 

 

「今更だけど、極東支部へようこそ。ショウゴ君」

 

「ありがとうございます」

 

 

グラスを軽く合わせる。氷の揺れる音とグラスの音が響き、二人一緒にウィスキーを口にする。

 

スッと抜けるアルコールが、喉を駆け抜ける。

 

 

「……っはぁ。結構きますね」

 

「ふふ、でも私は1番美味しいと思ってるわ。ここのお酒がね」

 

「なんとなく、わかる気がします」

 

 

ゆっくりと味わいながらウィスキーを飲む。

このご時世、お酒を飲めるのは最高の贅沢だ……って、姉ちゃん言ってたな。酔っ払いながら。

 

 

「前に、リイヤをここに連れてきたのよ」

 

「ああ……大変だったでしょう、お姉ちゃん」

 

「ええ、大声でわめき散らして、泣いて、寝て。私から出禁にしてあげたわ」

 

「はは、すごい想像できる」

 

「でも、あなたは大丈夫そうね」

 

「姉ちゃんよりは強いので」

 

 

最初の一杯を空にすると、マスターがおかわりを聞いてくれた。せっかくなので、もらうことにしよう。

 

 

「ここ、リイヤ以外に教えるのは初めてなの」

 

「え?防衛班の皆さんにも教えてないんですか?」

 

「ええ」

 

 

そう言って、ジーナさんも一杯目を飲みきる。

 

 

「特別な人にしか、教えないから」

 

 

特別な人……わっしも、特別な人に認定されたのか。あまり会ってないはずなんだけど。

でも、ジーナさんにそう言われると、うれしい。

 

 

「あなたも、ペラペラ喋っちゃダメよ?」

 

「はい。そうします」

 

 

ジーナさんに認められた嬉しさで、二杯目を流し込み三杯目を頼む。

ジーナはその光景を、笑みを浮かべながら見ていた。




お酒を飲むジーナさんは、ぶっちゃけエロいと思う。
思うよね?

因みに、初めてルビを使いました。
使えるものは使って行こうと思います。

デュランタは今後使って行く名前なので、覚えておくといいかもしれないです。
※使わないかもしれません
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