GOD EATER 〜煌めく波と手向けの花〜   作:sha-yu

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GE2のssは、このssの続編と言うことで構想中です。
第二部と言う感じで。

第一部のラストは全く考えてません←

まぁ、どうにかします。


真竜

 

「おら!!」

 

 

シユウの剣のような右の腕を、コンテナに刺さっていたバスター2本で切り落とす。ダブルチャージクラッシュ。

完全にバスターの重さに振り回されながら戦ってるけど、シユウと戦うときは、ちょうどいい気がした。

 

片腕を切り落とされたシユウは、捕食しようとわっしに背を向けるが、あれはダメだ。射程内だね、ジーナさんの。

 

発砲音。そして砕けるシユウの頭部。

 

シユウはそのまま崩れ落ちる。

 

 

「ふぅ、任務終了」

 

「お疲れ様」

 

 

シユウを撃ち抜いたジーナさんが近づいてきた。

どこにいたんだろう?ジーナさんを見つけるのは至難の技だ。

 

 

「そこまで、苦戦しなかったですね。自分の神機じゃないから、もう少し時間かかると思ってたんですが」

 

「バスター二つの重さを利用して回避し始めた時は、流石に驚いたわ」

 

「なんだかんだで、ショートブレードくらい回避できてましたからね……」

 

 

自分の体重が軽いのか、バスターが重すぎるのか。剣を振るだけで、体が持って行かれるのだ。肩抜けるかと思った……。

 

 

「ほら、コアを回収して帰りましょう?」

 

「はい、今回収してきます」

 

 

さて、お食事の時間……あれ?

 

 

「ジーナさん、シユウそこにいましたよね?」

 

「いないの?」

 

「おかしいな……コア回収してないのに」

 

 

もう消えてしまった?いや、早すぎる。なにが起きて……

 

 

『ガリッ……バキッ……』

 

 

……捕食音?他にアラガミがいた?ここにはシユウしかいなかったはず。イレギュラーか?

 

 

「ジーナさん」

 

「ええ、行きましょう」

 

 

音のする方へ向かう。わっしが先行し、ジーナさんは後ろからだ。

 

音は旧市街区の教会からしている。壁から中を覗く。

 

まず見えたのは、長い尻尾。全貌が見えてくる。鋭い爪に、牙。大きな籠手。まるで、竜のようなアラガミがシユウを捕食していた。

 

 

「なんだ、あれ……データベースでも見たことない」

 

「新種かもね。下手に戦わない方がいいわ、このまま帰りましょう」

 

「了解です」

 

 

ゆっくり後退を始める。

 

その時……

 

 

カーン

 

 

何か金属にぶつかった音。いや、もうわかってる。わっしの神機だ。しかし、わっしは慎重に後退していた。なにがぶつかった?

 

わっしの横で、石が転がっている。老朽化した教会の天井のコンクリートが落ちてきて、神機に当たったと気付いた。そして、あの竜が音に気づいたこともわかった。

 

そこからの行動は一つだった。

 

 

「ジーナさん!走って!!」

 

 

返事を聞く前に、2人で走り出した。

 

バァン!と、竜が壁をぶち抜いて追ってきている。なんてパワーだ!このままじゃ、すぐに追いつかれる。

 

 

「ジーナさん、ここはわっしが引きつけます!そのうちに、本部に連絡を」

 

「……わかったわ。すぐに戻る」

 

 

ジーナさんは冷静に物事を判断してくれている。流石だ。

 

 

「わっしが相手だ!こい!」

 

 

竜の目の前で、バスター2本を構える。竜は口と手から炎を溢れ出させる。

炎を操るアラガミか。

 

 

「でぇやあ!!」

 

 

右のバスターを竜の頭に向けて振り下ろす。しかし、竜の左腕の籠手に防がれる。だが!

 

 

「もう一本あんだよ!!」

 

 

左のバスターで切り上げる。竜は右手で顔を守り、左腕を振るってわっしを吹き飛ばした。

 

 

「っくぅ!?」

 

 

なんとか着地して、体勢を立て直す。

竜を見ると、口に炎を溜めている?

 

 

《がぁ!!》

 

 

火球が吐き出された!?咄嗟にバスター二つでガードするが、熱までガードできるわけじゃない。

わっしの周りが炎で囲まれ、高熱が肌を焼いた。

 

 

「がぁ!?あっつ!」

 

 

なんとか炎から飛び出し、竜の姿を確認する。

 

 

「なっ!?そんな」

 

 

竜は手に炎の槍を構えていた。

 

 

ーーーーーー

ーーーー

ーー

 

ショウゴ君が竜を引きつけている間に、私……ジーナは本部へ連絡をとっていた。

 

 

「こちらジーナ。本部、応答して」

 

『ジーナさん!?やっとつながりました!』

 

「大至急、救援をお願い。新種のアラガミに襲われて、ショウゴ君が引きつけてる!」

 

『すでに、第一部隊がそちらに向かっています。あと10分ほどで到着します!なんとか持ちこたえてください』

 

 

10分……ショウゴ君が耐えられるとは思わない。すぐに戻って援護しなければ。

 

バレットを調整し、ショウゴ君の元へ向かう。

 

お願い、無事でいて。

 

 

ーーーーーー

ーーーー

ーー

 

「はぁ……はぁ……」

 

 

なんとか剣の攻撃は防いだものの、片方の神機は刀身も装甲も大破。もう片方も刀身は無事だが、装甲が開かない。

 

竜は右手を少し切られただけで、他は無傷……はは、ゴッドイーターになって一ヶ月も立たないうちに、死ぬんかね。

 

竜が拳を振り下ろした瞬間。目の前が真っ暗になった。




物語は加速し始めます。

主にラブコメ方向に。

え?シリアス?牛乳注いで食べたよ?
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