GOD EATER 〜煌めく波と手向けの花〜   作:sha-yu

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ネタ回を作りたいのですが、ネタがないっていう。

そして、アンケートというか、リクエストというか取りたいなぁと思い、突発的ではありますがこんな話はどうですか?みたいな意見をいただきたく。

もしよければ、メッセージなどいただけると嬉しいです。

このままだと高速で話が進んでしまいそうなんです。お願いします。


想って、酔って

姉の猛攻から逃げ出し、エントランスへ向かったわっし。エントランスにはジーナさんとタツミさんがいた。

 

でも、なんか様子がおかしい。

 

 

「それで、あなたは黙って見送ったっていうの?」

 

「ナズナが一緒だし、大丈夫だと思ったんだよ」

 

「怪我が治ったばかりの彼を、そんな危険な仕事に送り出すなんて……4人チームならまだしも、2人でスサノオなんて、なにがあるかわからないのに」

 

「大丈夫だって、俺からナズナに言っておいたんだから。お前が先行して、ショウゴは後衛にしろって」

 

 

おおう……もしかして、わっしのことでもめてる?それはいかんだろ……2人を止めないと。

 

 

「ジーナさん、タツミさん?なにしてるんですか?」

 

 

話を聞かなかったフリをして、2人に話しかけた。

 

タツミさんはわっしを見て「ほらな」とジーナさんに言ってみせるが、ジーナさんはタツミさんの足を踏みつけた。

 

 

「いってぇ!?」

 

「お帰り、ショウゴ君。大丈夫だった?」

 

 

何事もないように、ジーナさんが聞いてきた。

 

 

「大丈夫でしたよ。というか、なにもできなかったんで。ナズナさんって人間やめてます?」

 

「ふふ、そうかもね。でも、無事でよかった」

 

「ジーナはショウゴのことを心配しすぎなんだよ。あいつだって、もう立派に戦ってる。ジーナだってわかってるんだろ?教官ヅラは、もうやめろ」

 

 

足をさすりながら、涙目のタツミさんがそう言っている。

 

 

「わかってるわ。そんなことくらい」

 

 

ジーナさんはそれだけ言って、アナグラから出ていってしまった。

 

 

「あ、ジーナさん……」

 

「ちと、言い過ぎたかな。でも、ジーナにはあれくらい言わないと聞かないからな。初めて教官を任されたから、お前に対して責任感じてんだ。というか、あんなジーナを見たのは始めてだ。ショウゴ、お前なにかしたか?」

 

「な、なにもしてませんよ……多分」

 

「多分って……とりあえず、お前はジーナのとこに行ってやれ。そして、話し合ってこい」

 

 

足をさすりながらでなければ、タツミさんかっこいいって思えたのに。ていうか、そういう感じでヒバリさんと話せればうまく行くと思うんだけど……。

 

まぁ、そんなことは置いて……

 

 

「わかりました。ちょっと行ってきます」

 

 

アナグラの出口に向かった。

途中、ヒバリさんに上でタツミさんが死にかけてるから、助けてあげてと頼んでおいた。

 

タツミさん、ちょっとしたお礼です。

 

 

「タツミさん?大丈夫ですか?」

 

「ひ、ヒバリちゃん!?」

 

「ショウゴさんが、タツミさんが死にかけてるって……なにかあったんですか?」

 

「いや対したことじゃ……」

 

「とりあえず、医務室へ行きましょう。肩かしますから」

 

(ショウゴ、グッジョブ!!)

 

 

タツミさんが、しばらく初恋ジュースを奢ってくれたのは余談である。

 

 

ーーーーーー

ーーーー

ーー

 

ジーナさんを追ってきたが、見つからない。ジーナさんが行きそうな場所……

 

 

「あ、あそこだ……」

 

 

ちょうどその場所が見えた。「BAR.duranta(バー・デュランタ)

 

ジーナさんがいるとしたら、ここしかない。

 

ゆっくりと扉を開けると、カウンターでお酒を飲んでいるジーナさんが。って、もう4杯も飲んでる。

 

 

「ジーナさん」

 

「あら、ショウゴ君も来たのね」

 

 

隣に座り、マスターにお酒を頼む。

 

 

「さっきはみっともない姿をみせたわね」

 

 

ジーナさんが小さくそういった。みっともないなんて、わっしのことを心配してくれたのを、みっともないなんて思わない。

 

 

「そんなことないですよ」

 

「ふふ、ありがとう」

 

 

ちょうど、わっしのウイスキーが来て、一口飲む。

 

 

「でもね、タツミの言う通りなのよ。私は、いつまでもあなたを半人前扱いして教官ヅラしていた。もう、一人前のゴッドイーターなのにね」

 

「いや、まだまだですよ。他の人たちに比べたら……」

 

「謙遜するものじゃないわ。あなたの戦う姿をずっと見ていた私がいうのだから、そうなのよ」

 

 

いつの間にか空になっていたジーナさんのグラス。またウイスキーを注文するジーナさん。

 

 

「ジーナさん、飲み過ぎですよ」

 

「ふふ、今日は酔いたい気分なのよ。いいでしょ?酔い潰れたら、あなたが送ってくれるんだから」

 

 

そう言って、グイッと酒を煽るジーナさん。

いつもより、顔が赤くて、色っぽい。

 

 

「……今日だけ、ですからね」

 

「ありがとう」

 

 

ドキドキしながら、紛らわすように酒を流し込んだ。

 

 

ーーーーーー

ーーーー

ーー

 

「ほら、ジーナさん。もう外真っ暗です。起きてください」

 

 

結局、ジーナさんは7杯目で酔い潰れ、寝てしまった。

明日も仕事あるし、これ以上お店に迷惑をかけるわけにもいかない。

 

 

「すぅ……すぅ……」

 

「起きる気配なし、か……しょうがない、よっと」

 

 

ジーナさんの腕をわっしの肩に置いて、足を持っておんぶした。

 

 

「マスター、ご迷惑かけました」

 

「いえいえ、またお越しください」

 

 

ジーナさんをおぶったまま、帰路へついた。

 

 

「あ、ジーナさんの部屋わかんないや……ヒバリさんまだいたら聞いてみよう」

 

 

まだヒバリさんか、ジーナさんの部屋がわかる人がいますようにと願いつつ歩いていると、ボソッとジーナさんが何か呟いた。

 

 

「約束……一緒に……」

 

「ジーナさん?」

 

「すぅ……」

 

「寝言……はは、ジーナさんの寝言とか、レア体験かもな」

 

 

結局、アナグラにつくと姉ちゃんと鉢合わせて、誤解した姉ちゃんに拳骨一発もらい、なんとか事情を説明して、無事にジーナさんを部屋に運んだのだった。




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