GOD EATER 〜煌めく波と手向けの花〜   作:sha-yu

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ジーナの眼帯を外して、そこをペロペロしたい。


適合

 

わっしは今ベッドに寝かされている。そんなわっしの周りをなんか機械がグルグル回っている。何の検査だろ。さっきは血液検査とか言われて血を取られたけど。

 

 

「よし、起きていいぞ、ショウゴ」

 

「あ、はい」

 

 

ツバキ教官に言われて、体を起こす。

なにされてるのか、聞いたら教えてくれるかな?

……いや、面倒だしやめておこう。

 

 

「検査はこれで終了だ。次は適合試験を受けてもらう。ついてこい」

 

 

ツバキ教官って、ちょっと怖いな……

ヒール?のカツカツって音が、なんか怖いね、うん。

 

 

「教官」

 

 

後ろから、ツバキ教官を呼び止める声が聞こえた。

わっしが呼ばれたわけじゃないけど、反射的に振り返ってしまった。ツバキ教官も振り返ってる。

 

 

「防衛班のバイタル、持って来たわ」

 

 

綺麗な人だった。眼帯をしていて、銀髪の髪がキラキラしていて……服が大胆すぎる気がするが。

 

「ジーナか、助かる」

 

「この間の襲撃で、接触禁忌種の相手をしていたタツミ、ブレンダン、カレルはしばらく安静だそうよ」

 

「そうか……しかし、防衛班が半数とは、不安が残るな」

 

「第一部隊もいるわ。タツミ達も、一週間程度で復帰できるそうだし、なんとかするわ」

 

「ああ、頼んだぞ」

 

 

チラッと、ジーナと呼ばれたその女性がこっちを見た。

顔になんかついてるかな?

 

 

「教官、彼は?」

 

「先日の襲撃で救助された。適性が認められ、今から適合試験をするところだ」

 

「そう……」

 

 

少し笑みをこぼすジーナさんが、目の前まで近づいてきた。背は、わっしの方が少し高いかな。って、そんなこと考えてる場合じゃない。ジーナさんの顔が近づいてくる。

 

 

「適合試験、とっても痛いから泣いちゃうかもね、ショウゴ君」

 

 

耳元でボソッと言ってきた。ジーナさんはそのまま何処かへ行ってしまった。

 

怖いこと言って去らないでくださいよ……

 

 

「ショウゴ、何をしている。行くぞ」

 

「あ、はい!!」

 

 

あれ、わっしジーナさんに名乗ったっけ?

 

 

ーーーーーー

ーーーー

ーー

 

 

結論から言おう。適合試験は痛くなかった。ツバキ教官も唖然としてた。本当は激痛が走るらしい。

 

神機となんか機械が置いてある部屋に連れてかれて、寝台があったから寝ろと言われ、なんか腕を置くところがあって、そこに腕おいたら腕輪みたいなのはめられて、上から機械が腕輪を固定(?)したときはチクっとしたけど、特に痛みはなかった。

 

あ、でも神機は前より軽くなってた。なんでも、オラクル細胞がどうたらこうたらで、身体能力がアップするらしい。勉強は苦手だから、専門用語出てくるとわけわかんないや。

 

とりあえず、適合試験は無事合格らしい。今日は居住区の方に帰って、荷物を持って明日また来いとのこと。

 

姉ちゃんも帰るらしい。まだ用事があるから、エントランスで待ってろって。

久しぶりだな。姉ちゃん帰ってくるの。確か、配給で姉ちゃんが大好きなジャイアントトウモロコシが余ってたから、コーンポタージュでも作ってあげよう。

 

 

「あの、ちょっといいですか?」

 

「え?」

 

 

エントランスのソファで、今日の献立を考えていると、赤いチェックの帽子を被った、胸の谷間が下からこんにちはしてる服を着たの少女がいた。

 

なに、極東支部では際どい服が流行ってるの?

 

 

「あなた、先日の襲撃でアラガミを返り討ちにしたっていう……」

 

「ああ、多分わっしです」

 

「そうでしたか!元気そうで良かったです!あの時は、肝を冷やしましたから」

 

「と、いうと?」

 

「あなたをアナグラに連れて帰ったの私なんです。あ、名乗っていませんでしたね。第一部隊所属、アリサ・イリーニチナ・アミエーラといいます」

 

 

この人が助けてくれたのか。感謝しなくては。

 

 

「柳川ショウゴです。えっと、所属はわからないですが、明日からゴッドイーターとして配属されます。よろしくお願いします」

 

「本当ですか?一緒の部隊になるといいですね」

 

 

この娘可愛いな。なんて言うんだろ?仔犬?そんな雰囲気がする。

 

 

「でも、本当に良かったです。ゴッドイーターじゃない人が神機を使ったら、オラクル細胞に捕食されてアラガミになってしまいますから。神機握り締めて気絶してるんですもん。手遅れだと思いました」

 

「ああ、マジでヤバかったんだ……アラガミに襲われて無我夢中だったから」

 

「今回は無事よかったですけど、次からは絶対にダメですよ」

 

「はい、気をつけます。先輩」

 

「それでは、また」

 

 

アリサさんは、エレベーターに乗って行ってしまった。

助けてくれたアリサさんには、感謝してもしたりないや。

今度、夕飯でもご馳走しよう。

仕事では先輩だけど、年はこっちの方が上なんだ。人生の先輩として、振舞わなければ。

 

 

「よし!!」

 

「なに大声だしてんのよ、バカ弟が」

 

「あいで!?」

 

 

姉よ、スパナで殴るのは反則だ。下手したら死ぬぞ。

 

 

「さっさと帰るわよ。お母さんが待ってる」

 

「あい……」

 

 

タンコブできたかな……。




アリサがツンツンしてません。デレさせすぎた気がしないでもないけど、これくらいのアリサが好物です。

そして、ジーナ登場。

皆!!お待ちかねだぜ!!
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