GOD EATER 〜煌めく波と手向けの花〜 作:sha-yu
何度見ても、GE2のジーナさんはエロかっこいい
《クワセロ、クワセロ、クワセロ》
「くっ……頭が……」
ひどい頭痛と幻聴で目が覚めた。
辺りはすでに明るくなっており、わっしが倒れていた場所が砂浜だと分かる。
「はぁ……はぁ……帰らなきゃ。アナグラに……」
とりあえず、折れた腕を固定しなければ……ゴッドイーターの治癒力が、並の人間以上に高いことは知っているけど、固定しなければ治るものも治らない。
頭痛と幻聴は続いている。集中できないけど、近くに落ちていた木で抑え、服を破って巻きつけた。
これでとりあえずは……
「っつ……ここはどこだ」
ここは今まで見てきた場所のどこにも当てはまらない場所だった。
少なくとも、任務で来たことはない。
とりあえず歩こう。何か見つかるかもしれない。
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《nazuna side》
防衛戦から一夜明けて、今日もショウゴ君の捜索が続いた。私はアリサ、コウタと旧市街まで赴いていた。
「よいっしょ!」
バスターを振り下ろし、ボルグ・カムランを両断する。
捜索とはいえ、アラガミの討伐もしなければならない。第一部隊なら、特にだ。
まぁ、アラガミを狩るのにそう時間はかからない。あとの時間は捜索に回せる。
「よし、捜索始めようか」
「了解です」
「了解。しかし、今でも信じられないよ。ショウゴがMIAなんて……」
「そうですね。それにまだ配属されて1ヶ月程だったはずです。早すぎます」
アリサとコウタは、そこそこ交流があったみたい。本気で心配してくれている。私は、ほら、無理矢理スサノオとかの禁忌種狩りに付き合わせてたから……。
「ゴッドイーターとなった以上、こういう危険とは隣り合わせなんだよ。いつ誰がなるかわからない」
「ナズナさん……」
「だから、私には仲間がいるんじゃない?助けてくれる仲間が」
我ながら臭い台詞を……。
ああ、少し恥ずかしくなって来た。
「そうですね!さ、早くショウゴさんを見つけましょう。私達もショウゴさんに助けられたんですから」
「おう!見つけたら、初恋ジュースたくさん飲ませてやろうぜ!」
「トラウマになってなければいいけどね。初恋ジュース……」
あんなことの後に飲もうなんて、私は思えない。
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《gina side》
リイヤと話して、少し気分が晴れたものの。今日は任務につく気にはなれなかった。
部屋の近くの自販機の前にあるベンチに座って、彼がいつも飲んでた初恋ジュースを手にしていた。
今思えば、このジュースのせいでショウゴ君がいなくなってしまったと言っても過言じゃない。
プルタブを開けて、甘ったるい匂いのするジュースを口にした。
「うっ……けほっけほっ」
前にも飲んだけど、ショウゴ君はよくこんなものを飲んでいたものだ。
初恋ね……思えば、今がそうかもしれない。
ショウゴ君が心配で、心配で、どうしようもない。
早く会いたい。一緒にお酒を飲んでくだらないお喋りをして、酔い潰れて、ショウゴ君におぶってもらって……そうだ、また膝枕してあげよう。きっと彼は疲れてるから。それと……
「絶対に見つけるから。ショウゴ君」
初恋ジュースを飲み干し、エントランスへ向かった。
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《sakaki side》
「ん?……いまの微弱な反応は……」
微弱すぎて一瞬しか感知できなかった。
装置の誤作動だろうか?
ヒバリ君にも聞いてみよう。
「もしもし、ヒバリ君かい?今、ごく僅かなアラガミの反応があったんだが、そちらでも感知したかい?」
『はい、今さっきこちらでも確認しました』
「ふむ……まだ誤作動の域を出ないが、調べる価値はありそうだね。すぐに部隊を編成して、向かわせてくれるかい?」
『わかりました。部隊の編成はいかがいたしましょう?』
「ヒバリ君に任せる。それでは、頼んだよ」
この微弱なアラガミ反応。これがもし彼なら……時間はあまりないかもしれない。
しかし、彼は特別な存在だ。思いもよらない事が、起きるかもしれない。
なんとなく、彼は無事に帰還すると思っている。
科学者が、勘に頼るなんて、思いも寄らないけどね。
いろいろ展開を考えているんですが、まとまっていなかったり。でも書き溜めとかしないもん!
一発勝負でいきます。