GOD EATER 〜煌めく波と手向けの花〜 作:sha-yu
そして、私が楽しむためにしか書いてないです。ご注意ください。
助けられて3日が経ち、体の調子も戻ってきていた。
松葉杖をつきながらなら、歩けるまでには回復している。
これで好きな時に初恋ジュースを買いに行ける。右腕のギプスはまだ取れないけど、すぐに取れるとのことだった。
そんなことを考えていたら、今日はタツミさんとブレンダンさんが病室を訪れた。
なぜか、二人ともボロボロだった。
一体何が……
「よ、よう、ショウゴ。体調はどうだ?」
「わっしよりお二人の方が心配です」
「ん、確かにそう言われてもおかしくないな。この格好は」
ブレンダンさんが自分の身なりを見て、ため息をついた。
所々、焼け焦げてるから、炎系のアラガミ?グボロの堕天種とかかな?
「一体何があったんですか……」
「いやぁ、カノンがな……」
「あ、はい。よくわかりました。もう言わなくてもいいです」
極東支部一の誤射率を誇るカノンに、2人は誤射られたのだろう。御愁傷様です。
しかし……
「わっし、討伐任務をカノンと行ったことないから、誤射されたことないですね」
「そっちの後衛は優秀だからなぁ。正直羨ましいぜ」
「なんとか誤射を少なくさせようとしてるんだが、カノンはアラガミを前にすると、性格が変わってしまってな。もう諦めかけてる……」
話には聞いていたけど、結構深刻そうだな……わっしが討伐任務に行く時は、大体ジーナさんと一緒だったし。
ジーナさんが誤射をするとこは見たことない。
さすがとでも言うべきか、なんと言うか……
そういえば、昨日ジーナさん来てたな。かなり寝ぼけてて記憶あやふやだけど、確か今日も来るって言ってような。
「ショウゴ、どうした?」
「あ、いえ……なんでもないです。ちょっと考え事を……」
「そうか。まぁ、余り頭使いすぎて熱だしてぶっ倒れるなよ。みんな、お前の復帰を待ってるからな」
「はい、早く治します」
これ以上はわっしの体調に障ると、タツミさんとブレンダンさんは早々に退散した。
多分、誤射でボロボロだからっていうのもあると思うけど……。
誰もいなくなると、途端に暇になる。寝てもいいけど……最近寝てばっかりだから、眠くない。
さて、どうするか……
ーーーーーー
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気がつくと、もう夜だった。
いつの間にか寝ていたようだ……。
ジーナさん、来るって言ってたのに……もう帰っちゃったかな……
と、その時、病室の扉が開いた。
そこにいたのは……
「ジーナさん」
「夜遅くにごめんなさい。仕事が長引いて」
「いえ、大丈夫です。実はついさっきまで寝てたんで」
「ふふ、あまり寝すぎると、かえって疲れるわよ?」
「そうかもですね」
……会話が止まってしまった。
話すこと……あるじゃないか。
「あの、ジーナさん」
思い切って言うしかない。
「この間の……話なんですけど」
「ええ……」
ジーナさんもわかっているようだ。
いつも通りに見えるジーナさん。すごいな。
「えっと、正直わっしのどこがいいのか、自分ではわかりません」
ジーナさんは黙って聞いてくれる。
「でも、そういうのは抜きにして、わっしの気持ちを聞いてくれますか?」
ジーナさんに、左手を差し出した。
「好きです。わっしでよければ、お付き合いしていただけないでしょうか」
言った、言ってしまった。
恥ずかしくて死にそうだ……心臓破裂するんじゃないか?
ジーナさんは、わっしの頭を抑えた。
顔が近づいて、唇と唇が触れ合った。
長い、口づけだった。
ジーナさんはスッと離れ、わっしを見つめた。
「これが返事で……いいかしら?」
「はい、もちろんです」
左手で、わっしから抱き寄せて。またキスをした。
「大好きよ、ショウゴ」
「わっしもです。ジーナさん」
そのあと、何度もキスをした。
姉ちゃんに見られていたのを知ったのは、極東支部に知れ渡った後だった。
エンダァァァァァァァァァ!!
その後、カノンやらナズナやらアリサやら……色んな女子に捕まったジーナは、根掘り葉掘り聞かれたとか