GOD EATER 〜煌めく波と手向けの花〜   作:sha-yu

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今更だけど、タイトルはいつもテキトーです。

タイトル書かないと、第何話ってなるのを最初知らなくてそのまま続けたから、このままでいいやって感じです。


敬語

 

我が姉の告発により、アナグラ中にわっしとジーナさんが付き合ってることが知れ渡った。

そのことでジーナさんと話し合った結果……

 

 

「もう隠す必要もないわ。人目を気にせず一緒に居れるし、いいんじゃないかしら?」

 

「そ、そうですね」

 

 

ジーナさん大胆です。まぁ、わっしもそれに賛成だ。ただでさえ、今わっしが療養中でジーナさんは仕事。会える時間が少ないんだ。人目を気にしてたら、本当に少ししか会えない。

 

と、そんな話をしていると、病室の扉が開いて看護師の人がわっしの夕食を持ってきてくれた。

 

 

「ショウゴさん、食事ですよ」

 

「ありがとうございます」

 

 

病人とは言っても、そんなに食事制限されるような状態じゃないから、わっしがいつも配給で貰っているものとあまり変わらない。

 

今日は……ジャイアントトウモロコシのポタージュに、パンか。異常にポタージュの量が多いけど、ジャイアントトウモロコシだから仕方ない。

 

 

「ジーナさんは、夕食は食べましたか?」

 

「ええ、あなたは気にせず食べて……」

 

 

ジーナさんが口ごもる。

すると、ジーナさんはパンを手にとって千切り、ポタージュの中に入れた。そしてポタージュをひとすくい。ふぅふぅ、とポタージュを冷ましたあと、わっしの口元へ……

 

 

「あーん」

 

 

やっぱりか。しかし、ここで拒否するのは彼氏として……アレだ。恥ずかしがらずに行け、わっし!

 

 

「あーんっ」

 

「ふふ、美味しい?」

 

「はい、美味しいです」

 

 

なんか看護師さんから生暖かい視線を感じたけど、付き合ってるんだからいいよね。うん、大丈夫。

 

 

「はい、あーん」

 

「あむ」

 

 

ーーーーーー

ーーーー

ーー

 

結局最後まであーんされて食べた。看護師さん、途中で壁ドンして病室出て行ったぞ……いないのかな、彼氏。

 

と、もう結構夜遅いな。ジーナさんは明日も仕事だろう。

 

 

「ジーナさん、もう夜遅いです。明日も仕事ですよね。そろそろ部屋に戻った方が」

 

「そうね……名残惜しいけど、そろそろ戻るわ。また明日来るわね」

 

 

そう言うと、ジーナさんがわっしの首に手を回してキスしてきた。最近、帰るときはいつもキスしていく。

 

 

「おやすみ、ショウゴ」

 

「おやすみなさい、ジーナさん」

 

 

むすっ、とジーナさんが不機嫌そうな顔をする。どうしたんだろう?

 

 

「ねぇ、そろそろ敬語やめない?」

 

「え?」

 

「その、付き合っているんだし、あなたがいつまでも敬語だと……」

 

 

確かにそうだ。ジーナさんも、いつの間にか君付けじゃなくなったし……じゃあ、わっしも。

 

 

「うん、ごめんジーナ」

 

「っ!?」

 

 

ジーナの顔がぼんっと赤くなる。

 

わっしも恥ずかしいんだけどな……。

 

 

「う、うん……それじゃあ、おやすみ」

 

「おやすみ」

 

 

ジーナはそそくさと退散して行った。あれかな……敬語からのタメ口の破壊力ってすごいのかな……わっしにもダメージあるから、かなり自滅技だけど。




ジーナさんマジ天使、ヤヴァイ。

もうジーナさんいればいいや。
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