GOD EATER 〜煌めく波と手向けの花〜   作:sha-yu

41 / 66
もう毎日2更新でもいい気がしてきた。

新しくタグつけたので、ご確認ください。


復帰

 

「本日付で、原隊復帰します。ご迷惑おかけしました」

 

 

二週間の療養が解かれ、防衛班のみんなの前で敬礼する。

 

 

「おう、お勤めご苦労さん。もう大丈夫だな?」

 

 

なんだかデジャヴ……。タツミさん、それ毎回言ってるのかな。

 

 

「はい。でも、しばらくはリハビリしろと言われました」

 

 

流石に二週間拘束されて、いきなり大型アラガミ討伐とか言われても、こっちから願い下げだ。

 

しばらくは小型アラガミと戯れることにする。

因みにツバキ教官命令である。

 

 

「そうか。じゃあ、しばらくは新人メニューだな」

 

「重ね重ね、迷惑かけます……」

 

「新人メニューなら、1人教官つけなきゃなぁ……」

 

 

タツミさんがニヤリと不敵な笑みを浮かべて、わっしを見る……嫌な予感が。

 

 

「タツミー、俺はジーナを推薦するぜ」

 

「え……」

 

 

シュンがニヤニヤとそんなことを……なんとなく予想はしていたけど。

 

ジーナは少し嬉しそうな顔をしてる。まぁ、わっしも嬉しいけど。

 

 

「そうだなぁ、ジーナなら問題ないだろう。なんせ2人は付き合ってるんだからな」

 

「そうそう、適任だろ?」

 

「目の前でいちゃつかれるのは、こっちも勘弁だからな」

 

 

カレルさんまでそんなことを……

まぁ、確かにいじりやすいネタだよな。

 

 

「おい、三人とも。あまり2人をからかうな」

 

「そ、そうですよ!お二人が付き合ってるのが本当だからって……」

 

 

唯一の良心はブレンダンさんとカノンだった。

 

でも、わっしもここまで言われて引き下がるわけにはいかない。

 

 

「わかりました」

 

 

そう言って、ジーナを抱き寄せた。

 

 

「ちょっ、ショウゴ!?」

 

「皆さんがそう言うなら、ジーナと行かせてもらいます。いいよね?ジーナ」

 

「わ、私は構わないけど……」

 

「じゃ、そう言うことで、早速行ってきますね」

 

 

タツミさん達は呆然としながら、わっしとジーナを見送った。

これだけはっきり言ってやれば、マシになるだろ。

 

 

 

 

「あまり、恥ずかしいことはしないでちょうだい……」

 

 

顔赤くしながら言われても、可愛いとしか思えない。

 

 

「あそこまで言われたら、言い返すしかないと思って……怒った?」

 

「怒ってないわ。それに、人目を気にしないって決めたしね」

 

 

軽くキスして来る。ジーナはキスするのが好きみたいだ。

 

理由を聞いたら、「あなたのせい」って言われたけど。

 

 

「さ、早く仕事を終わらせて、飲みに行きましょ?あなたの復帰祝い」

 

「そりゃ楽しみ。じゃ、サクッと終わらせよう」

 

 

久しぶりの仕事だ、気合い入れて行こう。

 

 

ーーーーーー

ーーーー

ーー

 

「「乾杯」」

 

 

本当に仕事をサクッと終わらせ、2人でバーに来た。

ここで飲むのも久しぶりだ。

 

 

「復帰おめでとう」

 

「ありがとう、ジーナ」

 

 

グラスのウイスキーを流し込みながら、ゆっくりとした時間を過ごす。

療養中は、ジーナと会うことだけが楽しみだったからな。

 

 

「ねぇ、ショウゴ?」

 

「ん?どうした?」

 

「ふふ、なんでもないわ。ちょっと、呼んでみただけ」

 

 

お酒を流し込みながら、ジーナは笑いかける。

今日はペースが早いようで、既に一杯目はほとんどなくなっている。

 

 

「マスター、おかわりもらえる?」

 

「はい、ただいま」

 

「早いね、飲むの」

 

「ちょっと嬉しくて。ショウゴと一緒に来れたのが」

 

「真っ正面から言われると、結構恥ずかしい……」

 

 

アルコールのせいか、なんだか顔が熱い。

ジーナも、顔が赤いが、お酒だけのせいじゃないと思う。

 

 

「ふふ、可愛い顔してる」

 

「からかわないでよ。本当に恥ずかしいんだから」

 

「私だって、恥ずかしいわよ。すぐに酔いつぶれちゃいそうなくらい」

 

 

それはわっしも同じだ。

今日はやけにアルコールの回りが早い気がする……。

 

 

ーーーーーー

ーーーー

ーー

 

ハッと目が覚めたら、そこは自室だった。

えっ?あれ?昨日、ジーナと飲んでて……その後……

 

 

「すぅ……」

 

 

……え?寝息が聞こえる……。

 

隣に誰が……

 

 

「んっ……ショウゴ。ふふ、もっと近くにきて」

 

 

上半身裸のジーナが隣にいて、すっごい甘えた声で抱きついてきた。

 

え?何が……まさか……

 

 

「酔った勢いで……やってしまった?」

 

 

復帰してすぐに、波乱の予感がした。




果たして、ショウゴはやってしまったのか。


作者はショウゴ×ジーナの薄い本を書くことになってしまうのか。

乞うご期待
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。